とうもろこしの育て方
■■■ とうもろこしの育て方 ■■■
<野菜別栽培方法:とうもろこし>
※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。


<野菜科目> イネ科
<参考価格> 種1袋で200円弱(70粒入っていた)
<栽培適温> 25~30℃
イネ科一年草でアメリカ原産。
一般的に家庭菜園で作るとうもろこしと言えばスイートコーンになります。
他にも家畜飼料用や加工品用の品種、ポップコーン用の爆裂種なんてのもあり。
耐暑性は強いが耐寒性はかなり弱いです。
他家受粉で結実させるためたくさん育てるほど結果が良く、1本だけで育てるのは難しい。
質のいい実を収穫しようと思うとやや難易度が高い野菜になります。
でも採れたてのとうもろこしの味はまさに絶品で、自作して良かったと思えるランキングトップクラスの野菜です。

スイートコーンは実の色で大きく3種類に分けられます。
粒が黄色で昔からあるごくごく一般的な黄色種。
黄色の粒と白の粒がまだらに入るバイカラー種(上の写真)。
近年広まってきた粒が真っ白の白色種の3種類。
珍しい品種で黒いとうもろこしもありますけどね。
ねっこは粒の皮が薄く甘みもあるバイカラー種のピーターコーンを育てています。
黄色と白の粒の割合は3:1。
学生の頃に習ったメンデルの遺伝の法則ですね。

連作可能な野菜です。
ただし吸肥力が旺盛で畑の養分を使い尽くしてしまうことも。
しっかり養分管理できない場合は1年空けた方がいいかもしれません。
→ 野菜科目一覧へ

<適正pH> 5.5~7.0
2週間前に苦土石灰を普通に(目安:100g/m2)。
1週間前に元肥を多めに。
とても肥料を消費する野菜なので元肥をしっかり入れます。
鶏糞など有機肥料を元肥に使えると味にも好影響。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
風には弱いのと高さが2メートル近くなる大物野菜なので、その辺りも考慮して場所選びを。

とうもろこしは受粉する際に風で花粉を飛ばす風媒花です。
近くに他の品種が植えられていると交配してしまう(キセニア現象)ので、周りの畑の配置にも気を遣ってください。
最低でも20メートルは離したいところ。
また他家受粉なので二条植え(1畝に2列植えること)にした方が受粉しやすくなります。
二条植えできるよう広めの畝幅も確保してください。


<種蒔き時期> 3月下旬~5月下旬
<株間> 条間40cm、株間30~40cm、広めの方が良い
畑に直蒔きして育てられます。
1畝に2列植える二条植えで。
6月以降の種蒔きでも育てられますが、甘いとうもろこしには昼夜の寒暖差が必要。
熱帯夜が続く季節には味が落ち害虫も増えるので遅い種蒔きには不向きです。
早蒔きの場合は寒さに負けてしまうのでビニールトンネルによる保温が必要です。
特に遅霜には注意してください。
雑草防止と地温上昇のために黒マルチにするのも効果的。
種を蒔く時はヘソを下にすると発芽が良くなります。
少し判りにくいですが種は二等辺三角形っぽい形をしているので、その尖った側の頂点が種のヘソ。
下は発芽直後の様子。
単子葉植物なので双葉ではなく真っ直ぐ伸びてきます。

種蒔き時の注意として鳥害があります。
種を蒔いた後や発芽してくる時に鳥が種を食べてしまうのです。
そのためポット蒔きで鳥から守るか、直蒔きの場合は不織布などをかけた状態である程度の大きさまで育てます。
ポット蒔きの場合は早めの定植を。
発芽後風が強い所では仮支柱で支えてください。


肥料食い野菜の代名詞なので追肥が重要。
肥料切れさせないようしっかりと追肥してください。
1回目:草丈50cmぐらいの頃。
2回目:雌穂のひげが見え始めた頃。
甘い実に育てるにはたくさんの肥料が必要で、鶏糞などリン酸の多い有機肥料にしてやるとなお良しです。

水やりは少なめで大丈夫。
逆に過湿には弱めです。
土が乾燥してきたら水をやる程度で。
ただし実が育つ時には水分を必要とするので、雌穂にひげが出てきたら水やりを増やしてやりましょう。

・土寄せ
株がある程度大きくなったら根元に土を寄せます。
とうもろこしは風に弱いので倒れにくくする目的が一つ。
もう1つは新たな根を出すこと。
茎の根元部分を土に埋めると、そこから新しい根が出てきます。
その根が張ることで風に強くなるし、水分や養分の吸収率もアップ。

・脇芽の処理
とうもろこしはある程度育つと根元から脇芽が出てきます。
他の野菜では脇芽かきをしますが、とうもろこしの場合はこの脇芽を残してください。
脇芽が伸びることで光合成が増えて実が育ちやすくなる他、脇芽にできる雄穂の花粉によって受粉の手助けにもなります。
ただし2本あれば充分なので増えすぎるようなら減らしても可。
また脇芽から雌穂が出るようなら取り除いてください。

・支柱立て
とうもろこしは風に弱く、倒伏すると大きな被害が出ます。
風が弱ければ支柱無しでも大丈夫ですが、風が心配な畑では支柱を立てて支えてください。
一番安全なのは一株ごとに支柱立て。
難しいようなら周りをロープで囲むように支えてやるだけでも違います。


・雄穂と雌穂
害虫対策、追肥、受粉、収穫などいろんな局面で重要なのが雄穂と雌穂。
上の写真1枚目が株のてっぺんに出てくる雄穂。
ここから花粉が出ます。
上の2枚目は雌穂で葉の付け根から出てきます。
一株に数本出てきて、先から「ひげ」が出てくるのですぐに判ります。
この雌穂がとうもろこしの実となる部分。

・人工受粉
上の写真は雄穂が開花したところ。
この状態になると大量の花粉が飛びます。
手で揺らすと花粉が目で見えるほど。
雌穂にひげが出る頃と重なるので、ひげが出たら時々雄穂を揺らして花粉を飛ばしてください。
育ててる株数が多いなら、一部の雄穂を切り取って直接ひげに花粉を付ける人工授粉をやるとさらに効果的です。
受粉が不十分だと下の写真のように粒がかけた受粉不良のとうもろこしになります。

・害虫対策
とうもろこしの栽培では害虫であるアワノメイガ対策が非常に重要。
アワノメイガ対策をせずに育てると株ごと枯らされたり、実の中身を食い荒らされたりします。
中に入り込むため手による駆除も難しく、無農薬で育てるのはかなり厳しいので、雄穂が出てきた頃に上からふりかけるタイプの農薬だけでも使うことをお勧めします。
あくまで無農薬にこだわるなら減収や虫入りとうもろこしの覚悟を。
アワノメイガの親である蛾は雄穂に集まってくるので、花粉が飛ばなくなった雄穂は切り取ってください。

・除房
とうもろこしの雌穂は一株に数本出てきます。
一応全部とうもろこしにはなるのですが、そのままだと養分が分散してまともに育ちません。
そこで、ひげが出始めた頃に不要な雌穂を折り取る除房をします。
質のいい実を採りたければ一株一本、質より量だとしても最大二本までに。
ねっこは一株一本を推奨します。
虫食いなどの異常が無ければ一番上の雌穂を残して他は除去。


<収穫時期> 6月末~8月上旬
房が大きく育ちひげが焦げ茶色になったら収穫時期。
目安はひげが出てから大体22日~24日ぐらいです。
とうもろこしの収穫適期は短く3日ほどしかありません。
早すぎると未熟な状態、遅いと粒が凹んだ感じにしわができてきます。
なかなか判断が難しいですが、3週間過ぎたら先端から中を覗きつつ収穫してください。
房の根元を持って下に折れば簡単に収穫できます。


・収穫後の鮮度
とうもろこしは収穫後の鮮度低下がとても激しい野菜です。
原因は収穫後も実の中にある糖分をデンプンに変えてしまうため。
「とうもろこしは鍋に火をかけてから採りに行け」と言われるぐらいです。
そのため調理する直前に収穫するのが理想的。
市販の野菜にはできない家庭菜園ならではの強みですね。
収穫したてのとうもろこしの甘さはまさに別格。
もう市販品は食べられなくなる美味しさなので是非採りたてを味わってください。
・ひげの謎
雌穂から出てくるひげ。
あれの正体はめしべの長く伸びた物です。
あのひげ一本一本が中の一粒一粒と繋がっているんですよ。
だからひげの数を数えると中の粒の数が判ります。
受粉させる時はひげ全体に花粉が付くようにしてやらないと歯欠けになるってのが判りますね。

・ヤングコーン
除房で取り除いた小さな雌穂。
実はこれがヤングコーンとかベビーコーンとして売られているものです。
皮とひげを取って中を見るとお馴染みの姿が出てきます。
一株一本採りならヤングコーンが2~3本採れるので、こちらもしっかり味わいましょう。

・茎と葉
とうもろこしはとても肥料食いの植物。
でも吸い上げた養分は実を収穫した後の茎や葉にも残っています。
そのためとうもろこし収穫後の茎葉は廃棄したりしません。
畝に穴を掘って埋めるか、小さく刻んでそのまま畝に鋤込んでください。
分解するまで畝を空けないといけませんが、養分になりつつ土壌改良にもなります。
収穫後も無駄の無い野菜ですね。

<害虫>
アワノメイガ、アブラムシ、カラス。
とにもかくにもアワノメイガ対策。
あとはアブラムシに注意ぐらいです。
虫ではありませんが収穫間近になるとカラスに狙われるので、防鳥ネットを張ったり房にネットをかぶせたりしてガードしてください。
→ 害虫図鑑へ
<病気>
ごま葉枯病、黒穂病など。
過湿や風通しに気をつけていれば特別病気に弱いわけではありません。
※あくまでねっこ流の育て方です。
プロ農家ではないので間違ってても笑って許してね!
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<野菜別栽培方法:とうもろこし>
※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。



<参考価格> 種1袋で200円弱(70粒入っていた)
<栽培適温> 25~30℃
イネ科一年草でアメリカ原産。
一般的に家庭菜園で作るとうもろこしと言えばスイートコーンになります。
他にも家畜飼料用や加工品用の品種、ポップコーン用の爆裂種なんてのもあり。
耐暑性は強いが耐寒性はかなり弱いです。
他家受粉で結実させるためたくさん育てるほど結果が良く、1本だけで育てるのは難しい。
質のいい実を収穫しようと思うとやや難易度が高い野菜になります。
でも採れたてのとうもろこしの味はまさに絶品で、自作して良かったと思えるランキングトップクラスの野菜です。

スイートコーンは実の色で大きく3種類に分けられます。
粒が黄色で昔からあるごくごく一般的な黄色種。
黄色の粒と白の粒がまだらに入るバイカラー種(上の写真)。
近年広まってきた粒が真っ白の白色種の3種類。
珍しい品種で黒いとうもろこしもありますけどね。
ねっこは粒の皮が薄く甘みもあるバイカラー種のピーターコーンを育てています。
黄色と白の粒の割合は3:1。
学生の頃に習ったメンデルの遺伝の法則ですね。

連作可能な野菜です。
ただし吸肥力が旺盛で畑の養分を使い尽くしてしまうことも。
しっかり養分管理できない場合は1年空けた方がいいかもしれません。
→ 野菜科目一覧へ

<適正pH> 5.5~7.0
2週間前に苦土石灰を普通に(目安:100g/m2)。
1週間前に元肥を多めに。
とても肥料を消費する野菜なので元肥をしっかり入れます。
鶏糞など有機肥料を元肥に使えると味にも好影響。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
風には弱いのと高さが2メートル近くなる大物野菜なので、その辺りも考慮して場所選びを。

とうもろこしは受粉する際に風で花粉を飛ばす風媒花です。
近くに他の品種が植えられていると交配してしまう(キセニア現象)ので、周りの畑の配置にも気を遣ってください。
最低でも20メートルは離したいところ。
また他家受粉なので二条植え(1畝に2列植えること)にした方が受粉しやすくなります。
二条植えできるよう広めの畝幅も確保してください。


<種蒔き時期> 3月下旬~5月下旬
<株間> 条間40cm、株間30~40cm、広めの方が良い
畑に直蒔きして育てられます。
1畝に2列植える二条植えで。
6月以降の種蒔きでも育てられますが、甘いとうもろこしには昼夜の寒暖差が必要。
熱帯夜が続く季節には味が落ち害虫も増えるので遅い種蒔きには不向きです。
早蒔きの場合は寒さに負けてしまうのでビニールトンネルによる保温が必要です。
特に遅霜には注意してください。
雑草防止と地温上昇のために黒マルチにするのも効果的。
種を蒔く時はヘソを下にすると発芽が良くなります。
少し判りにくいですが種は二等辺三角形っぽい形をしているので、その尖った側の頂点が種のヘソ。
下は発芽直後の様子。
単子葉植物なので双葉ではなく真っ直ぐ伸びてきます。

種蒔き時の注意として鳥害があります。
種を蒔いた後や発芽してくる時に鳥が種を食べてしまうのです。
そのためポット蒔きで鳥から守るか、直蒔きの場合は不織布などをかけた状態である程度の大きさまで育てます。
ポット蒔きの場合は早めの定植を。
発芽後風が強い所では仮支柱で支えてください。


肥料食い野菜の代名詞なので追肥が重要。
肥料切れさせないようしっかりと追肥してください。
1回目:草丈50cmぐらいの頃。
2回目:雌穂のひげが見え始めた頃。
甘い実に育てるにはたくさんの肥料が必要で、鶏糞などリン酸の多い有機肥料にしてやるとなお良しです。

水やりは少なめで大丈夫。
逆に過湿には弱めです。
土が乾燥してきたら水をやる程度で。
ただし実が育つ時には水分を必要とするので、雌穂にひげが出てきたら水やりを増やしてやりましょう。

・土寄せ
株がある程度大きくなったら根元に土を寄せます。
とうもろこしは風に弱いので倒れにくくする目的が一つ。
もう1つは新たな根を出すこと。
茎の根元部分を土に埋めると、そこから新しい根が出てきます。
その根が張ることで風に強くなるし、水分や養分の吸収率もアップ。

・脇芽の処理
とうもろこしはある程度育つと根元から脇芽が出てきます。
他の野菜では脇芽かきをしますが、とうもろこしの場合はこの脇芽を残してください。
脇芽が伸びることで光合成が増えて実が育ちやすくなる他、脇芽にできる雄穂の花粉によって受粉の手助けにもなります。
ただし2本あれば充分なので増えすぎるようなら減らしても可。
また脇芽から雌穂が出るようなら取り除いてください。

・支柱立て
とうもろこしは風に弱く、倒伏すると大きな被害が出ます。
風が弱ければ支柱無しでも大丈夫ですが、風が心配な畑では支柱を立てて支えてください。
一番安全なのは一株ごとに支柱立て。
難しいようなら周りをロープで囲むように支えてやるだけでも違います。


・雄穂と雌穂
害虫対策、追肥、受粉、収穫などいろんな局面で重要なのが雄穂と雌穂。
上の写真1枚目が株のてっぺんに出てくる雄穂。
ここから花粉が出ます。
上の2枚目は雌穂で葉の付け根から出てきます。
一株に数本出てきて、先から「ひげ」が出てくるのですぐに判ります。
この雌穂がとうもろこしの実となる部分。

・人工受粉
上の写真は雄穂が開花したところ。
この状態になると大量の花粉が飛びます。
手で揺らすと花粉が目で見えるほど。
雌穂にひげが出る頃と重なるので、ひげが出たら時々雄穂を揺らして花粉を飛ばしてください。
育ててる株数が多いなら、一部の雄穂を切り取って直接ひげに花粉を付ける人工授粉をやるとさらに効果的です。
受粉が不十分だと下の写真のように粒がかけた受粉不良のとうもろこしになります。

・害虫対策
とうもろこしの栽培では害虫であるアワノメイガ対策が非常に重要。
アワノメイガ対策をせずに育てると株ごと枯らされたり、実の中身を食い荒らされたりします。
中に入り込むため手による駆除も難しく、無農薬で育てるのはかなり厳しいので、雄穂が出てきた頃に上からふりかけるタイプの農薬だけでも使うことをお勧めします。
あくまで無農薬にこだわるなら減収や虫入りとうもろこしの覚悟を。
アワノメイガの親である蛾は雄穂に集まってくるので、花粉が飛ばなくなった雄穂は切り取ってください。

・除房
とうもろこしの雌穂は一株に数本出てきます。
一応全部とうもろこしにはなるのですが、そのままだと養分が分散してまともに育ちません。
そこで、ひげが出始めた頃に不要な雌穂を折り取る除房をします。
質のいい実を採りたければ一株一本、質より量だとしても最大二本までに。
ねっこは一株一本を推奨します。
虫食いなどの異常が無ければ一番上の雌穂を残して他は除去。


<収穫時期> 6月末~8月上旬
房が大きく育ちひげが焦げ茶色になったら収穫時期。
目安はひげが出てから大体22日~24日ぐらいです。
とうもろこしの収穫適期は短く3日ほどしかありません。
早すぎると未熟な状態、遅いと粒が凹んだ感じにしわができてきます。
なかなか判断が難しいですが、3週間過ぎたら先端から中を覗きつつ収穫してください。
房の根元を持って下に折れば簡単に収穫できます。


・収穫後の鮮度
とうもろこしは収穫後の鮮度低下がとても激しい野菜です。
原因は収穫後も実の中にある糖分をデンプンに変えてしまうため。
「とうもろこしは鍋に火をかけてから採りに行け」と言われるぐらいです。
そのため調理する直前に収穫するのが理想的。
市販の野菜にはできない家庭菜園ならではの強みですね。
収穫したてのとうもろこしの甘さはまさに別格。
もう市販品は食べられなくなる美味しさなので是非採りたてを味わってください。
・ひげの謎
雌穂から出てくるひげ。
あれの正体はめしべの長く伸びた物です。
あのひげ一本一本が中の一粒一粒と繋がっているんですよ。
だからひげの数を数えると中の粒の数が判ります。
受粉させる時はひげ全体に花粉が付くようにしてやらないと歯欠けになるってのが判りますね。

・ヤングコーン
除房で取り除いた小さな雌穂。
実はこれがヤングコーンとかベビーコーンとして売られているものです。
皮とひげを取って中を見るとお馴染みの姿が出てきます。
一株一本採りならヤングコーンが2~3本採れるので、こちらもしっかり味わいましょう。

・茎と葉
とうもろこしはとても肥料食いの植物。
でも吸い上げた養分は実を収穫した後の茎や葉にも残っています。
そのためとうもろこし収穫後の茎葉は廃棄したりしません。
畝に穴を掘って埋めるか、小さく刻んでそのまま畝に鋤込んでください。
分解するまで畝を空けないといけませんが、養分になりつつ土壌改良にもなります。
収穫後も無駄の無い野菜ですね。

<害虫>
アワノメイガ、アブラムシ、カラス。
とにもかくにもアワノメイガ対策。
あとはアブラムシに注意ぐらいです。
虫ではありませんが収穫間近になるとカラスに狙われるので、防鳥ネットを張ったり房にネットをかぶせたりしてガードしてください。
→ 害虫図鑑へ
<病気>
ごま葉枯病、黒穂病など。
過湿や風通しに気をつけていれば特別病気に弱いわけではありません。
※あくまでねっこ流の育て方です。
プロ農家ではないので間違ってても笑って許してね!
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