必要な道具類
■■■ 必要な道具類 ■■■
土と種さえあれば野菜ができる!
という訳にはいかず、家庭菜園には道具や資材がいろいろと必要になります。
ホームセンターの園芸コーナーに行くとその種類の多さに驚くほど。
これは必要!って物からあると便利な物、自己満足の趣味品まで様々。
でも初期投資はできるだけ抑えたいですよね。
このコーナーでは、最初の野菜チャレンジで最低限あった方がいい物だけリストアップしてみました。
園芸コーナーに行ったら探してみてください。
しばらくすると用も無いのに園芸コーナーを見て回るようになりますけどねw
●鍬(くわ)
畑の万能道具の一つ。
土を耕したり畝(うね)を作ったり慣れればいろんな事に使えます。
耕すために耕耘機を買う予定の人でも鍬は一本あった方がいいでしょう。
深く耕すためには先の割れた備中鍬が便利だけど、とりあえず一般的な平鍬があれば大丈夫。
刃の部分が長いのはプロの農家用で、初心者は小さめの刃が使いやすいです。
一坪菜園レベルならシャベルで代用可。
●スコップ、シャベル
呼び方の違いが何で違うのかはよく判りません。
必要なのは2種類で、1つは土を掘ったりする大きなスコップ。
先の尖った剣スコと先が平らな角スコ両方あると便利だけど、一本だけで済ますなら剣スコ。
畝立てで土を上げるのは鍬だと慣れるまで難しいので、最初は大きなスコップの方がやりやすいかもです。
もう1つは苗を植えたりする時に使う小さなスコップ。
移植ゴテと言った方がいいでしょうか。
取っ手との繋ぎ目が壊れやすいのでそこが丈夫な物を探しましょう。
●軍手
畑仕事で素手作業は物理的にも衛生的にもなにかと危険。
軍手をはめましょう。
ただの軍手よりも手のひら側全面をゴムでコーティングしてある物がいいです。
トゲなどから守ってくれるし濡れた物を触る機会も多いのでこちらをお勧め。
●黒マルチ
これは必須ではないけどあった方が後々助かる品。
畑でよく畝の上にかけてある黒いビニールのことです。
地温を上げて生長を早める、乾燥を防ぐ、雨による土や肥料分の流出を防ぐ、雑草が生えるのを防ぐなど助かる効果がいろいろ。
なんと言ってもこれを使うとぐっと畑っぽく見えるのがいいですねw
●支柱
大きく育つ野菜が風で倒れるのを防ぐために使います。
ここで言う支柱とは真っ直ぐ棒状の物。
トンネル支柱やアーチ支柱はまだ必要ありません。
店に行くと緑色でイボイボのついた園芸支柱が1本100円前後で売ってます。
育てる野菜によって大きさを選んでください。
近場に竹をもらえる所があるなら細くて真っ直ぐな竹で代用も可。
背の高くならない野菜では必要ありません。
●麻紐
支柱に結びつける時に使ったり、畝を作る時の目印にしたりいろいろ。
農作業では紐の出番が多いです。
ホームセンターはもちろん100円ショップでも安く手に入ります。
タフロープでも代用は可能ですが、日光や風雨にさらされてすぐにぼろぼろになります。
もちろん麻紐でも劣化しますが、タフロープは劣化すると化学物質の繊維を畑にばらまくことになるのでNG。
畑で無くしてしまってもいずれは土に還る麻紐が望ましいです。
●ジョーロ
ジョーロ、ジョウロ、漢字だと如雨露だからジョウロが正しいんですかね?
水やりの定番。
水源が遠いと何度も往復するはめになるので容量の大きな物の方がいいです。
畑の中までホースを引っ張っているなら不要。
野菜に水をやる場合、特に背の高くなる物は葉全体にかけてしまうより根元だけにかけた方がいい場合があります。
そんな時はハス口を下に向けて使いましょう。
最初は使いませんが寒冷紗(かんれいしゃ)や不織布の上から水やりする場合もハス口を上手く利用した方が便利です。
●堆肥(たいひ)
土作りの基本となる有機物肥料。
肥料になるとともに土を野菜作りに適した肥えた土に変えてくれます。
化学肥料だけだと土がどんどん痩せて野菜作りに向かない土になってしまうので忘れずに入れましょう。
ホームセンターに行けば袋入りで売ってます。
種類がたくさんあるけど最初は牛糞堆肥を選んでおけば大丈夫。
知識が増えたら土質に合わせて他の種類も検討してみるといいですね。
買う時の注意点は「完熟堆肥」を選ぶこと。
完熟とか完全発酵とか書いてあると思います。
未熟堆肥は知識が無いと扱いが難しいので注意。
●苦土石灰(くどせっかい)
「野菜が育つまで」のコーナーで詳しく書きますが、畑の酸性度を整えるための中和剤です。
粉状と粒状の2種類があって、家庭菜園で使うなら粒状がお勧め。
粒になってて撒きやすくした物です。
粉状の方が値段は安いけど風で舞うため使い時を選ぶし、吸い込むと体に悪いので粒状を選びましょう。
消石灰(しょうせっかい)とは別物なので苦土石灰を選んでください。
どちらも中和剤ですが苦土石灰は畑に必要な微量元素も補ってくれるのでこちらを使います。
●化成肥料
化成肥料は無機質肥料の一種で、窒素・リン酸・カリの3要素を集めた物です。
ここで細かい説明しても始まらないので詳細は「野菜作りの基礎知識」のコーナーで語ります。
要するに野菜に必要な栄養分だけ固めて撒きやすくした粒状の肥料。
野菜を植える前に堆肥と合わせて栄養分を土に持たせる他、育てている途中での養分補給に使います。
袋に書いてある8-8-8とか14-14-14とかは3要素の含有比率。
難しいことは考えず最初は8-8-8の普通化成と書いてある物にしておけば間違いないです。
●その他家庭にある小物
ハサミ、カッター、ピンセット、メジャー。
紐を切ったりマルチに穴を開けたり。
ピンセットを害虫の捕殺に使います。
割り箸でもいいけど小さな虫が掴みづらいのでピンセットを一つ畑専用にした方がいいですね。
メジャーは畝幅を測ったり株間の距離を測ったり。
可能なら畑の最大幅を測れる長さのメジャーが欲しいところ。
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土と種さえあれば野菜ができる!
という訳にはいかず、家庭菜園には道具や資材がいろいろと必要になります。
ホームセンターの園芸コーナーに行くとその種類の多さに驚くほど。
これは必要!って物からあると便利な物、自己満足の趣味品まで様々。
でも初期投資はできるだけ抑えたいですよね。
このコーナーでは、最初の野菜チャレンジで最低限あった方がいい物だけリストアップしてみました。
園芸コーナーに行ったら探してみてください。
しばらくすると用も無いのに園芸コーナーを見て回るようになりますけどねw
●鍬(くわ)
畑の万能道具の一つ。
土を耕したり畝(うね)を作ったり慣れればいろんな事に使えます。
耕すために耕耘機を買う予定の人でも鍬は一本あった方がいいでしょう。
深く耕すためには先の割れた備中鍬が便利だけど、とりあえず一般的な平鍬があれば大丈夫。
刃の部分が長いのはプロの農家用で、初心者は小さめの刃が使いやすいです。
一坪菜園レベルならシャベルで代用可。
●スコップ、シャベル
呼び方の違いが何で違うのかはよく判りません。
必要なのは2種類で、1つは土を掘ったりする大きなスコップ。
先の尖った剣スコと先が平らな角スコ両方あると便利だけど、一本だけで済ますなら剣スコ。
畝立てで土を上げるのは鍬だと慣れるまで難しいので、最初は大きなスコップの方がやりやすいかもです。
もう1つは苗を植えたりする時に使う小さなスコップ。
移植ゴテと言った方がいいでしょうか。
取っ手との繋ぎ目が壊れやすいのでそこが丈夫な物を探しましょう。
●軍手
畑仕事で素手作業は物理的にも衛生的にもなにかと危険。
軍手をはめましょう。
ただの軍手よりも手のひら側全面をゴムでコーティングしてある物がいいです。
トゲなどから守ってくれるし濡れた物を触る機会も多いのでこちらをお勧め。
●黒マルチ
これは必須ではないけどあった方が後々助かる品。
畑でよく畝の上にかけてある黒いビニールのことです。
地温を上げて生長を早める、乾燥を防ぐ、雨による土や肥料分の流出を防ぐ、雑草が生えるのを防ぐなど助かる効果がいろいろ。
なんと言ってもこれを使うとぐっと畑っぽく見えるのがいいですねw
●支柱
大きく育つ野菜が風で倒れるのを防ぐために使います。
ここで言う支柱とは真っ直ぐ棒状の物。
トンネル支柱やアーチ支柱はまだ必要ありません。
店に行くと緑色でイボイボのついた園芸支柱が1本100円前後で売ってます。
育てる野菜によって大きさを選んでください。
近場に竹をもらえる所があるなら細くて真っ直ぐな竹で代用も可。
背の高くならない野菜では必要ありません。
●麻紐
支柱に結びつける時に使ったり、畝を作る時の目印にしたりいろいろ。
農作業では紐の出番が多いです。
ホームセンターはもちろん100円ショップでも安く手に入ります。
タフロープでも代用は可能ですが、日光や風雨にさらされてすぐにぼろぼろになります。
もちろん麻紐でも劣化しますが、タフロープは劣化すると化学物質の繊維を畑にばらまくことになるのでNG。
畑で無くしてしまってもいずれは土に還る麻紐が望ましいです。
●ジョーロ
ジョーロ、ジョウロ、漢字だと如雨露だからジョウロが正しいんですかね?
水やりの定番。
水源が遠いと何度も往復するはめになるので容量の大きな物の方がいいです。
畑の中までホースを引っ張っているなら不要。
野菜に水をやる場合、特に背の高くなる物は葉全体にかけてしまうより根元だけにかけた方がいい場合があります。
そんな時はハス口を下に向けて使いましょう。
最初は使いませんが寒冷紗(かんれいしゃ)や不織布の上から水やりする場合もハス口を上手く利用した方が便利です。
●堆肥(たいひ)
土作りの基本となる有機物肥料。
肥料になるとともに土を野菜作りに適した肥えた土に変えてくれます。
化学肥料だけだと土がどんどん痩せて野菜作りに向かない土になってしまうので忘れずに入れましょう。
ホームセンターに行けば袋入りで売ってます。
種類がたくさんあるけど最初は牛糞堆肥を選んでおけば大丈夫。
知識が増えたら土質に合わせて他の種類も検討してみるといいですね。
買う時の注意点は「完熟堆肥」を選ぶこと。
完熟とか完全発酵とか書いてあると思います。
未熟堆肥は知識が無いと扱いが難しいので注意。
●苦土石灰(くどせっかい)
「野菜が育つまで」のコーナーで詳しく書きますが、畑の酸性度を整えるための中和剤です。
粉状と粒状の2種類があって、家庭菜園で使うなら粒状がお勧め。
粒になってて撒きやすくした物です。
粉状の方が値段は安いけど風で舞うため使い時を選ぶし、吸い込むと体に悪いので粒状を選びましょう。
消石灰(しょうせっかい)とは別物なので苦土石灰を選んでください。
どちらも中和剤ですが苦土石灰は畑に必要な微量元素も補ってくれるのでこちらを使います。
●化成肥料
化成肥料は無機質肥料の一種で、窒素・リン酸・カリの3要素を集めた物です。
ここで細かい説明しても始まらないので詳細は「野菜作りの基礎知識」のコーナーで語ります。
要するに野菜に必要な栄養分だけ固めて撒きやすくした粒状の肥料。
野菜を植える前に堆肥と合わせて栄養分を土に持たせる他、育てている途中での養分補給に使います。
袋に書いてある8-8-8とか14-14-14とかは3要素の含有比率。
難しいことは考えず最初は8-8-8の普通化成と書いてある物にしておけば間違いないです。
●その他家庭にある小物
ハサミ、カッター、ピンセット、メジャー。
紐を切ったりマルチに穴を開けたり。
ピンセットを害虫の捕殺に使います。
割り箸でもいいけど小さな虫が掴みづらいのでピンセットを一つ畑専用にした方がいいですね。
メジャーは畝幅を測ったり株間の距離を測ったり。
可能なら畑の最大幅を測れる長さのメジャーが欲しいところ。
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