イチゴの育て方
■■■ イチゴの育て方 ■■■
<野菜別栽培方法:イチゴ>
※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。


<野菜科目> バラ科
<参考価格> 1苗150~250円前後
<栽培適温> 10~20℃
南北アメリカ大陸原産のバラ科多年草。
日本には江戸時代にオランダから伝わったとか。
子供から大人まで人気のフルーツですが園芸的には野菜に分類されます。
栽培期間が長く暑さ寒さともにある程度耐えますが、手間がかかりやや難易度の高い野菜。
5月に収穫を迎える通常の一季生りの他、春から秋まで収穫が楽しめる四季生りイチゴもあります。
品種改良も盛んで毎年多種多様な品種の苗が販売されます。
どれを育てようか迷うのも楽しみの一つ。
ねっこの畑では「おおきみ」と「宝交早生」を育てています。
おおきみはとても大きなイチゴを採れる大粒種、宝交早生は病気に強く初心者でも露地栽培できる品種。
今回は一般的な一季生りイチゴの育て方をご紹介します。

連作にやや弱い。
2年はバラ科を作っていない所で育ててください。
ただしイチゴは多年草のため、植え替えずにそのまま植えっぱなしにしても育てることができます。
その場合は連作障害は関係ありません。
2年空けるのは新たに苗を植える場合のみ。
→ 野菜科目一覧へ

<適正pH> 5.5~6.5
2週間前に苦土石灰を普通に(目安:100~150g/m2)。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
イチゴは肥料焼け(根が肥料に当たって傷んでしまうこと)しやすいので、堆肥など有機物の元肥は早めに入れ、化成肥料を使う場合は株間に入れると良いでしょう。
露地栽培はもちろん、プランターでも栽培できます。
管理しやすい分むしろプランターの方が成功しやすいかも。
実が大きく甘く多収な品種ほど病気に弱い傾向があり、品種によっては雨除け栽培が必須になります。
その点でも移動可能なプランター栽培が有利。


<定植時期> 9月下旬~10月下旬
<株間> 30cm
イチゴの実に付いている粒々が種ですが、栽培する時は後述のランナーから増やした苗を使います。
1年目は市販の苗を購入してください。
2年目以降は自分で苗を増やすことができます。
植え付け時はクラウン(葉が出てくる株元の膨らんだ所)が埋まらないよう浅植えに。
ここを埋めてしまうと上手く育ちません。
イチゴの畝には黒マルチによるマルチングをおすすめします。
栽培期間が長いため雑草を防ぐ目的の他、乾燥防止にもなります。
また病気になりやすく雨による泥はねは避けたいのでそのためにもお勧め。
イチゴの実が生った後も土汚れの無い綺麗な状態で収穫できますよ。

植え付ける際は向きに気を付ける必要があります。
市販の苗を買うと、株元から一本途中で切った蔓のような物が出ていると思います。
これは後述するランナーを切った跡で、イチゴの花=実はこのランナーの逆側に付きます。
そのため、写真のように二条植えするような場合は、実が付く側(ランナーと逆側)が通路方向へ向くように植えると収穫が楽になります。

肥料は冬前(11月末~12月頃)、春先(2月末~3月頃)、収穫前(4月中旬)の3回少なめに与えます。
肥料切れすると立派なイチゴを収穫できませんが、肥料の与えすぎは葉ばかり茂って実が付かないハメになります。
少量ずつ回数を増やして追肥を。
また肥料焼けしやすいので必ず株元から離れた位置に追肥してください。
イチゴは乾燥にも弱いです。
土が乾いたら適時水やりを。
他の野菜では水やりしない冬場でも、乾燥状態が長く続く時は昼間に水やりしてください。
冬に葉が赤くなるようなら水分が不足しています。
乾燥には弱いけど過湿もまた病気の原因となり、水にはわがままな野菜です。


・敷藁
イチゴを植え付けたら冬を越すまであまり作業はありません。
防寒のために敷藁をするぐらい。
株元を北風と霜から守れるように藁で囲ってください。
この藁は春になってイチゴの実を守るクッションにもなります。
中間地であれば敷藁だけで冬を越せますが、寒冷地の場合はビニールトンネルによる保温をした方がいいかもしれません。

・古葉処理
冬を越して春先に行う作業。
冬を越した下葉は茶色く枯れたような状態になってしまいます。
これをそのまま残すと病気の原因になるため掃除が必要。
暖かくなって新葉が4~5枚ほど出てきたら古い葉は掻き取って株元を綺麗にしましょう。

・摘花
4月上旬頃になると株元から花芽がいくつもまとまって出てきます。
花が咲いてそこにイチゴの実が生るわけですが、1株にあまり生らせすぎると小さなイチゴばかりになってしまいます。
花数が多すぎる時は細くて弱い花を摘花してください。
1株辺り10個程度にした方が質の良い実を収穫できます。
極大果の品種では元々花数が少ないため摘花は必要ありません。
秋過ぎに時期外れの花が出た場合も全て摘み取ります。

・人工受粉
これがイチゴの花。
花が咲いたら人工受粉を行います。
周りの花粉が中央のめしべに付くよう、柔らかい筆などで花の中をくるくるとなでてやるだけで構いません。
虫任せでもそれなりに実は生りますが、質の高い実を狙うなら人工受粉の一手間を加えましょう。
ちなみにミツバチは花に止まると中をぐるっと回る習性があるらしく、そのおかげで全体を綺麗に受粉できます。
↓受粉不良で変形果となったイチゴの実。



<収穫時期> 4月下旬~6月上旬
一季生り露地栽培の収穫ピークは大体5月。
開花から一ヶ月強ぐらいでしょうか。
赤く熟したらもぎ取ってその場で食べるのが春の楽しみです。
直接土やマルチに触れると傷んでしまうので、敷藁のクッションを敷いてやるのを忘れずに。

甘くて美味しいイチゴは当然人間以外も好物。
無防備な状態だとまず鳥に攻撃されます。
実が生り始めたら防鳥ネットや防鳥テープなどの鳥対策を忘れずに。
ナメクジやアリにも実を囓られるので注意が必要です。


・ランナー
4月半ば頃になると株元から上の写真のような蔓が伸びてきます。
これが「ランナー」。
この先に新しい芽ができるのでランナーを利用して次シーズンの苗を作ることができます。
ただしイチゴの収穫中にランナーを伸ばすと養分を取られて実が大きく育ちません。
収穫が終わるまでのランナーは全て取り除き、6月頃から伸ばして苗取りします。

ランナーから苗を増やしたい時は芽が付いた所にビニールポットを置いてやると管理が楽。
クリップなどでポットの土に根付く用に固定してやります。
ランナーの先にはいくつも苗ができ、最初の苗を太郎苗、以降次郎苗、三郎苗と呼びます。
太郎苗は花があまり咲かないので、次シーズンの苗として利用するのは次郎苗以降のみ。
太郎苗をカラーポット、次郎以降を黒ポットとしておくと後で混ざって混乱せずに済みます。
ランナーが枝分かれした場合は太くて強い方一本に絞りましょう。

7月から8月にかけて、太郎苗がしっかり根を張ったら親株からランナーを切り取ってしまっても構いません。
肥料を与えて水やりを続ければ切り取った太郎苗からもランナーは伸び続けます。
この苗をあまり高温に晒すと来シーズンの実生りに影響するので、ランナーを切り取ったら涼しい場所に移して管理しましょう。
ランナーを切る際は植え付け方向の目安になるよう、親株側のランナーを少し残して切り取ります。
・多年草
イチゴは多年草のためそのまま植えっぱなしでも翌年実がなります。
その場合は連作障害の心配も無し。
ただし古株では実の品質があまり良くありません。
夏場の暑さなどが響いて実が生らないこともあります。
やはり基本的には毎年苗を取って植え替える物と考えた方が良さそうです。
・四季生りイチゴ
収穫シーズンが一ヶ月強しかない一季生りと違い、長い期間収穫できる四季生りの方が良いのでは?と考える人もいることでしょう。
でも実の品質はやはり一季生りの方が上。
大きく甘いイチゴを作りたいなら一季生りを選ぶことになります。
四季生りイチゴを育てて畑の休憩時につまむって楽しみ方もありですけどねー。
ちなみに消費量が増えるクリスマスケーキに使われるイチゴは冬だけど一季生りが多いようです。
イチゴは寒さにあたると花芽を形成するため、人工的に寒さにあてて季節を狂わせています。
夏場に冷蔵庫などで冬が来たと勘違いさせ、その後ハウス内で春が来たと思わせるんですね。
年明けから始まる通常ハウス栽培物よりさらに早い手間のかかったイチゴです。

<害虫>
病気を媒介するアブラムシが付きやすいのでこまめにチェックを。
あとは実が生った後のナメクジとアリに注意が必要です。
一番被害が出るのは虫よりも鳥による食害。
→ 害虫図鑑へ
<病気>
炭そ病、うどんこ病、灰色かび病、芽枯病など。
病気には弱めの野菜です。
泥はねを防ぎ、品種によっては雨除けをして葉を濡らさないよう対策してください。
※あくまでねっこ流の育て方です。
プロ農家ではないので間違ってても笑って許してね!
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<野菜別栽培方法:イチゴ>
※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。



<参考価格> 1苗150~250円前後
<栽培適温> 10~20℃
南北アメリカ大陸原産のバラ科多年草。
日本には江戸時代にオランダから伝わったとか。
子供から大人まで人気のフルーツですが園芸的には野菜に分類されます。
栽培期間が長く暑さ寒さともにある程度耐えますが、手間がかかりやや難易度の高い野菜。
5月に収穫を迎える通常の一季生りの他、春から秋まで収穫が楽しめる四季生りイチゴもあります。
品種改良も盛んで毎年多種多様な品種の苗が販売されます。
どれを育てようか迷うのも楽しみの一つ。
ねっこの畑では「おおきみ」と「宝交早生」を育てています。
おおきみはとても大きなイチゴを採れる大粒種、宝交早生は病気に強く初心者でも露地栽培できる品種。
今回は一般的な一季生りイチゴの育て方をご紹介します。

連作にやや弱い。
2年はバラ科を作っていない所で育ててください。
ただしイチゴは多年草のため、植え替えずにそのまま植えっぱなしにしても育てることができます。
その場合は連作障害は関係ありません。
2年空けるのは新たに苗を植える場合のみ。
→ 野菜科目一覧へ

<適正pH> 5.5~6.5
2週間前に苦土石灰を普通に(目安:100~150g/m2)。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
イチゴは肥料焼け(根が肥料に当たって傷んでしまうこと)しやすいので、堆肥など有機物の元肥は早めに入れ、化成肥料を使う場合は株間に入れると良いでしょう。
露地栽培はもちろん、プランターでも栽培できます。
管理しやすい分むしろプランターの方が成功しやすいかも。
実が大きく甘く多収な品種ほど病気に弱い傾向があり、品種によっては雨除け栽培が必須になります。
その点でも移動可能なプランター栽培が有利。


<定植時期> 9月下旬~10月下旬
<株間> 30cm
イチゴの実に付いている粒々が種ですが、栽培する時は後述のランナーから増やした苗を使います。
1年目は市販の苗を購入してください。
2年目以降は自分で苗を増やすことができます。
植え付け時はクラウン(葉が出てくる株元の膨らんだ所)が埋まらないよう浅植えに。
ここを埋めてしまうと上手く育ちません。
イチゴの畝には黒マルチによるマルチングをおすすめします。
栽培期間が長いため雑草を防ぐ目的の他、乾燥防止にもなります。
また病気になりやすく雨による泥はねは避けたいのでそのためにもお勧め。
イチゴの実が生った後も土汚れの無い綺麗な状態で収穫できますよ。

植え付ける際は向きに気を付ける必要があります。
市販の苗を買うと、株元から一本途中で切った蔓のような物が出ていると思います。
これは後述するランナーを切った跡で、イチゴの花=実はこのランナーの逆側に付きます。
そのため、写真のように二条植えするような場合は、実が付く側(ランナーと逆側)が通路方向へ向くように植えると収穫が楽になります。

肥料は冬前(11月末~12月頃)、春先(2月末~3月頃)、収穫前(4月中旬)の3回少なめに与えます。
肥料切れすると立派なイチゴを収穫できませんが、肥料の与えすぎは葉ばかり茂って実が付かないハメになります。
少量ずつ回数を増やして追肥を。
また肥料焼けしやすいので必ず株元から離れた位置に追肥してください。
イチゴは乾燥にも弱いです。
土が乾いたら適時水やりを。
他の野菜では水やりしない冬場でも、乾燥状態が長く続く時は昼間に水やりしてください。
冬に葉が赤くなるようなら水分が不足しています。
乾燥には弱いけど過湿もまた病気の原因となり、水にはわがままな野菜です。


・敷藁
イチゴを植え付けたら冬を越すまであまり作業はありません。
防寒のために敷藁をするぐらい。
株元を北風と霜から守れるように藁で囲ってください。
この藁は春になってイチゴの実を守るクッションにもなります。
中間地であれば敷藁だけで冬を越せますが、寒冷地の場合はビニールトンネルによる保温をした方がいいかもしれません。

・古葉処理
冬を越して春先に行う作業。
冬を越した下葉は茶色く枯れたような状態になってしまいます。
これをそのまま残すと病気の原因になるため掃除が必要。
暖かくなって新葉が4~5枚ほど出てきたら古い葉は掻き取って株元を綺麗にしましょう。

・摘花
4月上旬頃になると株元から花芽がいくつもまとまって出てきます。
花が咲いてそこにイチゴの実が生るわけですが、1株にあまり生らせすぎると小さなイチゴばかりになってしまいます。
花数が多すぎる時は細くて弱い花を摘花してください。
1株辺り10個程度にした方が質の良い実を収穫できます。
極大果の品種では元々花数が少ないため摘花は必要ありません。
秋過ぎに時期外れの花が出た場合も全て摘み取ります。

・人工受粉
これがイチゴの花。
花が咲いたら人工受粉を行います。
周りの花粉が中央のめしべに付くよう、柔らかい筆などで花の中をくるくるとなでてやるだけで構いません。
虫任せでもそれなりに実は生りますが、質の高い実を狙うなら人工受粉の一手間を加えましょう。
ちなみにミツバチは花に止まると中をぐるっと回る習性があるらしく、そのおかげで全体を綺麗に受粉できます。
↓受粉不良で変形果となったイチゴの実。



<収穫時期> 4月下旬~6月上旬
一季生り露地栽培の収穫ピークは大体5月。
開花から一ヶ月強ぐらいでしょうか。
赤く熟したらもぎ取ってその場で食べるのが春の楽しみです。
直接土やマルチに触れると傷んでしまうので、敷藁のクッションを敷いてやるのを忘れずに。

甘くて美味しいイチゴは当然人間以外も好物。
無防備な状態だとまず鳥に攻撃されます。
実が生り始めたら防鳥ネットや防鳥テープなどの鳥対策を忘れずに。
ナメクジやアリにも実を囓られるので注意が必要です。


・ランナー
4月半ば頃になると株元から上の写真のような蔓が伸びてきます。
これが「ランナー」。
この先に新しい芽ができるのでランナーを利用して次シーズンの苗を作ることができます。
ただしイチゴの収穫中にランナーを伸ばすと養分を取られて実が大きく育ちません。
収穫が終わるまでのランナーは全て取り除き、6月頃から伸ばして苗取りします。

ランナーから苗を増やしたい時は芽が付いた所にビニールポットを置いてやると管理が楽。
クリップなどでポットの土に根付く用に固定してやります。
ランナーの先にはいくつも苗ができ、最初の苗を太郎苗、以降次郎苗、三郎苗と呼びます。
太郎苗は花があまり咲かないので、次シーズンの苗として利用するのは次郎苗以降のみ。
太郎苗をカラーポット、次郎以降を黒ポットとしておくと後で混ざって混乱せずに済みます。
ランナーが枝分かれした場合は太くて強い方一本に絞りましょう。

7月から8月にかけて、太郎苗がしっかり根を張ったら親株からランナーを切り取ってしまっても構いません。
肥料を与えて水やりを続ければ切り取った太郎苗からもランナーは伸び続けます。
この苗をあまり高温に晒すと来シーズンの実生りに影響するので、ランナーを切り取ったら涼しい場所に移して管理しましょう。
ランナーを切る際は植え付け方向の目安になるよう、親株側のランナーを少し残して切り取ります。
・多年草
イチゴは多年草のためそのまま植えっぱなしでも翌年実がなります。
その場合は連作障害の心配も無し。
ただし古株では実の品質があまり良くありません。
夏場の暑さなどが響いて実が生らないこともあります。
やはり基本的には毎年苗を取って植え替える物と考えた方が良さそうです。
・四季生りイチゴ
収穫シーズンが一ヶ月強しかない一季生りと違い、長い期間収穫できる四季生りの方が良いのでは?と考える人もいることでしょう。
でも実の品質はやはり一季生りの方が上。
大きく甘いイチゴを作りたいなら一季生りを選ぶことになります。
四季生りイチゴを育てて畑の休憩時につまむって楽しみ方もありですけどねー。
ちなみに消費量が増えるクリスマスケーキに使われるイチゴは冬だけど一季生りが多いようです。
イチゴは寒さにあたると花芽を形成するため、人工的に寒さにあてて季節を狂わせています。
夏場に冷蔵庫などで冬が来たと勘違いさせ、その後ハウス内で春が来たと思わせるんですね。
年明けから始まる通常ハウス栽培物よりさらに早い手間のかかったイチゴです。

<害虫>
病気を媒介するアブラムシが付きやすいのでこまめにチェックを。
あとは実が生った後のナメクジとアリに注意が必要です。
一番被害が出るのは虫よりも鳥による食害。
→ 害虫図鑑へ
<病気>
炭そ病、うどんこ病、灰色かび病、芽枯病など。
病気には弱めの野菜です。
泥はねを防ぎ、品種によっては雨除けをして葉を濡らさないよう対策してください。
※あくまでねっこ流の育て方です。
プロ農家ではないので間違ってても笑って許してね!
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太郎、次郎、三郎の苗の峻別方法目からうろこです。
No title
>>晴耕走雨読さん
私自身最初の頃に苗が混ざって困った経験があるんですよ。
それで今の形になりました。
あと一ヶ月もすればイチゴ植え付けの季節ですね。
私自身最初の頃に苗が混ざって困った経験があるんですよ。
それで今の形になりました。
あと一ヶ月もすればイチゴ植え付けの季節ですね。