雨に負けない畑作り(前編)

水はけの悪さに定評のある我が家の畑。
梅雨時にはさんざん泣かされました。
今は雨が降ってないので普通に畑に出られますが、秋の長雨期までに対策を立てねばなりません。
これまでも地道に対策をしてきて、今それの集大成的な工事をしています。
今日はそちらの紹介。

見取り図2009年08月

雨対策としてまずは現状をしっかり把握しないといけません。
水を逃がす道として考えられるのは東西南北の4方向と地下への全5パターン。
地下へ逃がすのが一番なのですが、うちの畑は10cmも掘ると粘土層にあたります。
ユンボを借りた際に1メートル以上掘ってみましたがずっと粘土層が続いていて、下方向へのルートは無くなりました。
また、南東西は立地的に不可。
唯一水を流せるルートは北方向の旧ぶどう畑のみです。
北方向はお隣さんが使う道路がある上、ごく軽い傾斜だけど上り方面。
工事的には一番手間がかかるルートだけど泣く泣くこっちへ水を逃がすことにしました。

畝間広さ

まず畝間を広くとってその土を寄せ高畝にします。
畝間は粘土層が表に出て水が下へ抜けないので、畝間をそのまま排水路に。
上りの北側へ水が流れるよう傾斜をつけて畝間を削っていきます。
かなり大変な作業だけどこれしか道が。・゜・(ノД`)・゜・。
一番南寄りはさすがに無理だけど、これでかなりの水が北側へ集まっていきます。
この水を道路下に埋め込んだ2本の排水路へ流します。

第1排水路

こちらが第1排水路。
地主さんが捨て置いてたU字溝を繋ぎ合わせ、上にも逆にしたU字溝をかぶせ筒状にして地面に埋め込みました。
U字溝入れるだけならそう手間じゃないけど、道路のため地面に埋める必要がありかなり苦労した記憶が蘇ります。
排水量が一番大きいので、これで畑に水が溢れるような状態を回避してます。

第2排水路

こちらは第2排水路。
5メートルの塩ビ管を第1排水路よりも深く埋めこんであります。
こちらは粘土層が底になって下へ抜けない水を、深く掘ることによってここへ水を染み出させ排水する狙いの排水路。
上りの一番きつい所を逆に傾斜付けているため、塩ビ管の逆側(水を排出する側)は1.5メートルぐらい掘りました。
ツルハシ手作業で一週間以上かかって泣きながら掘った汗と涙の結晶です。

長くなったので続きは明日へ。

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雨に負けない畑作り(後編)

見取り図2009年08月

昨日の続き、排水のお話です。
水を貯めることが命の田んぼから、水はけが命の畑へ転換するのはほんと大変。
近場の農家の方には、家庭菜園で田んぼを畑にするのは無理だからやめとけ言われましたしね(ノ∀`)
さて、昨日は第1・第2排水路によって下へ抜けずに溜まってしまう水を排出するルートを作ったと紹介しました。
しかし、これでも傾斜下にある南寄りや畑西半分は水の逃げ場がありません。
そこで現在着手中なのが中央排水溝。
9番畝の隣にどかっと排水溝を通して第2排水路へ繋ぐことにしました。

中央排水溝工事前

深めのしっかりした溝を通して、南寄りと畑西半分の水をここへ流します。
第2排水路は取水口を深めにとってあるので、この中央排水溝に傾斜をつけても第2排水路から水を流せる計算。
ツルハシとスコップで粘土層を必死に掘り、端を綺麗に整えて板で溝を形成します。
そこで出番となるのが駐車場に放置されてたコンクリ板。

コンクリ板

土手工事の業者が誤発注して余らせた物。
ユンボのリースも終わってて持ち帰れないのでサービスでくれることになりました。
2メートル×30センチのコンクリ板が全部で7枚。
1枚あたり重さ60kgぐらいでしょうか。
ぎっくり腰の恐怖と戦いながら二人がかりで運びました。
ちなみに買うと1枚3000円するそうです。
これを7枚も無料ゲットできたのはかなりラッキー。

中央排水溝途中経過

片側設置完了。
反対側は10番畝までスペースがあって圧力少ないので、コンクリ板の不足分はコンパネ(コンクリの型枠に使う木材板)で補います。
深さ30センチで溝を作り、南側ほど土を埋めて傾斜にしつつ形を整えます。

中央排水溝

そしてついに中央排水溝完成!
コンクリ板に対してコンパネ使った箇所がしょぼく見えますが、溝の形に土が固まってくれればいいのでこれで良しとしましょう。
西側は業者が荒らした後遺症で土が足りてません。
いずれ土を工面して板の高さいっぱいまで固める予定です。

コンクリ板1枚(2メートル)につき3cmの傾斜を付けました。
流水テストをすると、南側に水を貯めてもしっかり第2排水路方面へ流れてく!
あとは畝を作ったら畝間の溝をここへ繋ぐだけ。
これで南側の水たまり問題もクリアできそうです。
開墾当初から苦しめられてきた水はけ問題、これで解消なるか!?
そして試してみたい時に限って雨は降らず。
畑が乾燥しすぎてるし、水はけテストしたいから一度がっつり降ってください!

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歩いて3歩の畑

庭畝

先日ワケギを植えるために作った庭の畝です。
玄関から歩いて3歩の距離。
いわゆる一坪菜園?
上に広い畑があるのに何故庭にと思うかもしれませんが、よく使う野菜で欲しい時にさっと取って使えるのが大事なのです。
狭いし日当たりも良くないってことも考慮して、使用頻度の高いワケギとシソをここで育てることにしました。

右の畝の奥にあるのがシソ(大葉)です。
前から庭に放置されてたもので、バッタに食い荒らされて葉がほとんど無い状態だった株を畝に移植。
シソは結構丈夫なので、この状態から復帰させてみようとリハビリ中。
ついでに自生してた苗も移植しました。
シソは一度育つと種が落ちて、翌年勝手に生えてくるのです。

ペットボトルカバー

苗の方はバッタから守るために自作のカバーでガード中。
2リットルのペットボトルを切って換気用の穴を空けただけです。
市販品でこういった物もありますが、お金はかけずに節約菜園。
でも晴れた昼間だとまだ暑すぎて葉がしおれてました(´・ω・`)
空きペットボトルを貯めておいて10個ほどこのカバーを作ったけど、実戦投入はもっと涼しくなってからかなー。
夜間だけかぶせておくのもありです。

ここの土は手入れ全然してなかったのに畑の土よりもいい感じ。
適度に粘性のある砂質土壌です・・・畑の土作り頑張ってるのになんか悔しい(ノ∀`)
野菜作りに興味もったらこの辺りから始めてみてはいかがでしょうか。
これぐらいなら初期投資も安く済むし、小さくても結構野菜作りの楽しみは味わえるもんですよ。
シソとかほうれん草、小松菜とかは初心者でも手軽に作れてお勧めみたいです。
庭がなければプランターでも同じ要領でいけると思います。

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ジャガイモ問題発生

To LOVEる発生!
とか連載終了記念書き込みしてる場合じゃありません。
ジャガイモにトラブルが発生しました。

ジャガイモ畝

ジャガイモを植えた第2畝で左が北側、右が南側の現状です。
北側はそこそこ芽が出てるけど南側がかなり寂しい状態。
芽が出る早さにばらつきあるのは仕方ないとしても、いくらなんでも遅すぎるんじゃないかとネットで調べてみました。
そこで嫌な情報を仕入れて再度畑へ。
嫌な予感がしつつ種芋掘り起こしてみたら・・・やっぱり腐ってる orz

この時期のジャガイモは暑い時に植えるので、春植えに比べてかなり腐りやすいらしい。
他のブログとか呼んでみると9割腐ってたなんてこともあるみたいです。
うちは発芽成功が15/33と5割弱な感じ。
どこが天候不順?てほど快晴で35度前後の日がずーっと続いてたのでやられたみたいです。
多少暑さがやわらいでから植えた第二弾ジャガイモは発芽率10/10と100%なのでやはり暑さかな。
こっちの地方は暑さ半端じゃないんです・・・。

で、急遽第三弾ジャガイモを植えることにしました。
第一弾で勉強させてしまったことを後悔させてやるぜっ!
秋植えジャガイモの腐り対策としては、
 ・切り口にジャガイモシリカ(これ商品名かな。草木灰の発展技?)を付ける。
 ・種芋を切った後、日陰で数日間しっかり切り口を乾かす。
 ・芽出しをしっかりしてから植え付ける。
 ・深く植えすぎない。
 ・水はけを良くし、水を少なめに。
とのこと。

ジャガイモシリカ

そんなわけでジャガイモシリカを買ってきました。
ついでにタマネギとネギの種も購入。
シリカは灰色の小麦粉みたいな感じです。
これを切り口にまぶして、しっかり乾燥(キュアリングと言うらしい)待機中。
週明けぐらいに第5畝に植え付ける予定です。
予定変更になったからまた畝増やさないと。
今度は腐らせずに成功させてやる!

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ミニトマト復活祭

ミニトマト3株

瀕死の状態で人々に見捨てられてたミニトマトが復活しました。
葉が枯れてしおしおだった左2つは新しい葉が生い茂り、以前の葉を全部切り落としても元気な状態。
右の茎が折れて絶望的だった株も見事持ち直してくれました。
苗の段階で茎が折れて一部ちぎれた状態だったので、さすがに無理かと思われましたがほんとよく復活できたもんだ。
ギプスのように支えの棒をしっかりあて、上のほうを支柱に結びつけて重さをかけないようにしてたら見事退院の日を迎えました。

ミニトマト茎折れ跡

茎折れの跡が今でも残ってます。
この傷跡の幅が元の茎の太さ。
茎が太くなって新たにできた表面がしっかり緑色に戻ってます。
もうギプス無しでも自分を支えられるまで復活してます。

ミニトマト花

そして3株とも花が咲きました。
トマトのヘタになる部分がもう見えてますね。
実が成るのも時間の問題でしょう。
と言っても花が咲いてから収穫まで一ヶ月ぐらいかかるみたいですが。
実質無料の苗なのでお得感倍増。
見捨ててった人々を見返すためにも美味しい実を付けるんだ!

おまけの豆知識。
ミニトマトは最初に花が咲く(実ができる)と、その後3枚本葉が出るごとに4枚目に花が咲きます。
だから一度実が付く側が判ったら、あとはずっと同じ側に実ができるわけですね。
支柱をその反対側にしておくと収穫しやすいです。
以上他人の知識の受け売りでした。


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insect or bug

※今日は虫の画像がありますので苦手な方は回避を。

いきなり無農薬栽培に挑戦中のうちの畑。
しかも寒冷紗でトンネル栽培とかのお金がかかる育て方も回避してるので、毎日害虫と戦う日々です。
前の虫特集に続いて、今回は最近よく見る虫を写真付きで紹介。
見つけ次第、虫・即・斬の対象達です。

ヨトウムシ

ヨトウムシ(たぶん)。
いろんな種類の野菜につく畑の宿敵とも言える憎いやつです。
夜行性ですが曇りの日には昼間に出てくることも。
オクラによく卵を産み付けるのでそっちばかり注意してたら、ピーマンに大きいのが付いてました。
孵化直後の5mmぐらいの状態で食い止めてたけど厳しくなってきたかな。
かなりの勢いで葉を食い荒らすので、油断して放置してると葉が無くなってしまいます。

ハマキムシ

ハマキムシ。
うちの畑では主にオクラを狙ってきます。
写真のように葉を丸めてその中に隠れてるので見つけるのは簡単。
基本的に葉を食べますが、茎や根に穴をあけるタイプもいるらしいので注意。

黄アゲハ

アゲハ蝶。
子供が喜ぶ蝶も菜園にとっては敵でしかありません。
上の卵を毎日30個ぐらい取ってます。
しかもこれがしっかりくっつけてあって、ちょっと払ったぐらいでは取れません。
第二弾ニンジンが育ってきたらどうなることやら。
下が孵化して間もない若齢幼虫。
このサイズでも触るとオレンジの角を出してきます。

この後もジャガイモのテントウムシダマシや、キャベツ・白菜・大根などのコナガ・モンシロチョウといった有名所が控えてます。
農薬使わず、お金をかけずに虫を避けられるいい手はないものでしょうか。
そのうちコンパニオンプランツとかも試してみようかな。
農薬も寒冷紗も無かった時代、昔のお百姓さんはどうやって対抗してたんだろうか。
いいアイデアプリーズ!

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キャベツ発芽大失敗

To LOVEる発生 part2!
とか続編期待書き込みしてる場合じゃありません。
今度はキャベツとレタスの苗にトラブルが発生しました。
第二弾で種を蒔いたビニールポットが発芽せず。
キャベツは全滅、レタスも3分の2が発芽失敗してます。

原因は恐らくこれ
不織布は光を通すから大丈夫・・・のはずだったのに嘘ばっかりや!
ある程度育った後なら問題なさそうだけど、好光性の野菜を発芽させるには日光不足になるようです。
そんなわけで第一弾は全部成功したのに、第二弾の苗が無くなるはめに。
急遽追加で種を蒔きました。
収穫時期を延ばすために二週間おきに苗追加を計画してたのに(´・ω・`)
今度はある程度育つまで外で育てて、本葉が出だしたら不織布の中に入れることにします。

大根芽

一方、畑に直蒔きした大根は無事発芽。
初挑戦なので不織布のトラブルはありましたが、やはりビニールポットより畑直蒔きの方が難しいので一安心。
マルチに30cm間隔で穴を空け、一カ所に4~5粒の種を蒔いたから発芽率90%以上あるんじゃないかな。
一番少ないとこでも3つ芽が出ています。
畑の条件的に最難関と思われる大根達。
まずは順調な出だしです。


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新アビリティ左官工

左官キット

畑仕事と言えばやっぱセメントですよね!
・・・土いじりさせてください orz
今日は畑への階段を直すために左官工にクラスチェンジです。
土手工事業者が酷い手抜きで危険な階段にしたため、そこを自分で手直し。
水を混ぜるだけで使えるインスタントセメントと、100円ショップで左官ゴテ&水平器を用意しました。
最近の100円ショップはこんな物までと驚くほどの物も置いてありますね。

階段補修前

こちらが階段補修前。
一段目の高さが52cmと軽くは登れない高さなうえ、ステップ面よりも上に杭が出っ張ってて転ばせるための罠でしかありません。
おまけにステップ面が斜めになってるから階段降りようとすると足くじいてそのまま転げ落ちる可能性も。
ほんとにこれプロの業者の仕事なんかと・・・。

一番下の床面をセメントで平らにならし、その上にブロックを並べて一段目のステップを追加。
旧一段目(修正後二段目)のステップ面を杭と同じ高さにまで上げて出っ張りを排除。
斜めになってる面のコンクリを割って、平らに塗り直し。
以上3点の補修工事です。
これやらないと親や甥っ子を安心して畑へ連れていけません。

階段補修後

そして補修後。
見た目はあまり良くありませんが、機能的にはかなり改善しました。
罠の突起がない、ステップが水平って素晴らしい(ノ∀`)
セメント扱うのなんて初めてでしたが、初心者でもなんとかなるもんですね。
インスタントセメント20kgで500円ですし、これから簡単な補修工事なら自分で気軽にできそうです。
これで畑へのアクセスがさらに改善しました。
さぁ今度こそ土いじりを・・・。

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菜園計画2009秋

今期は絶望的だと思われた工事後の畑西半分。
必死の復旧作業でなんとか使える状態になってきました。
山砂が入ったことで、砕いた粘土に砂をまぶす形になって結構いい土に変化。
砕いて細かくなった土を東寄りに集めることで土不足を補って、畑として使えそうってか東半分よりもいい土になりました。
土をもってかれた北西の箇所は一層土不足に悩まされてますが。

で、ジャガイモ追加やキャベツ・レタスが予定分だけじゃ少ないなど注文が相次ぎ、今年秋の菜園計画を見直すことにしました。
追加で使用可能になった畝も取り込んで一気に12畝計画です。

見取り図20090906

西側には使用可能になった土を集めて3畝追加。
さらにネギ・タマネギなどの苗を作るために苗床スペースも準備。
この12畝に今期予定分を振り分けていきます。

<第01畝>南:キュウリ、オクラ、ニンジン  北:ピーマン4兄弟、ミニトマト
<第02畝>南:ジャガイモ  北:ジャガイモ
<第03畝>南:大根  北:大根
<第04畝>南:ニンジン  北:白菜
<第05畝>南:ジャガイモ  北:ジャガイモ
<第06畝>南:レタス  北:キャベツ
<第07畝>南:キャベツ  北:レタス
<第08畝>南:白菜  北:ほうれん草
<第09畝>南:ネギ  北:小松菜
<第10畝>南:タマネギ  北:タマネギ
<第11畝>南:タマネギ  北:タマネギ
<第12畝>南:タマネギ  北:タマネギ
<庭>シソ、ワケギ

計19種類。
保存の利くジャガイモ・タマネギを量産。
畑内で日持ちするニンジン・大根も多めに。
キャベツ・レタス・白菜は株間を大きく取らないといけないので各1畝まるごと。
ネギとタマネギについては苗床で苗を作ってから畝へ移行します。
三ヶ月前の荒れ地からは予想も付かない畑っぷり。

スペース確保したはいいけど、準備でかなり重労働になるなー。
一ヶ月前に堆肥と米糠撒き、二週間前に苦土石灰、一週間前に肥料。
その後畝を立ててマルチや不織布張り。
種を蒔いた後も草抜き、虫取り、土寄せ、追肥なんかの作業が12畝分。
野菜作りはほんと大変だっ。

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農作業マシーンズ

刈払機

我が家には2つの農作業機械と呼べる物があります。
1つは上の写真の刈払機(いわゆるエンジン草刈機)。
開墾初日からの付き合いになった大事な動力源です。
畑の草刈りはもちろん、畑へ繋がる5、600メートルはある山道をこれで保守しています。
刈払機については以前の日記でも少し説明したので割愛。
三菱2サイクルエンジンの25.6ccタイプです。

そしてもう1つが畑の主役機械とも言える耕耘機です。
家庭菜園を始めるにあたってネットでいろいろ調べた末、初期投資として絶対に必要だと家族を説得して買いました。
79,800円と安上がり菜園を目指してるうちの畑では最高値商品。
家族も購入には渋ってたのですが、今では無くてはならない必需品だと納得してくれてます。
うちのように70坪近い畑で始める人がいたら絶対買えと推す一品。
20坪ぐらいでも買った方がいいと勧めると思います。

耕耘機

我が家の愛機ホンダのF220J、通称「こまめ」です。
重粘土層の畑を耕すのはもちろん、溝を作る時の初期穴掘り、畝たて、土ごと除草などかなり酷使して頑張ってもらってます。
プロの農家が使うなら農機具の専門メーカー品がいいと思いますが、家庭菜園で使うにはホームセンターでも買えるHONDA製がいいんじゃないでしょうか。
あまり見かけない農業機械の専門店を探さなくても実物を見て選べるのは、個人の初心者にはありがたいです。
気軽に使えるガスボンベタイプまでありますしね。

耕耘機は5万円台で買える小型からプロ用の大型まで、サイズごとにかなり種類があります。
初めて耕耘機を買う時に見るべきところは重さ。
耕耘機にとって重さは正義です。
一見小型の軽いほうが扱いやすそうに見えますが、重いほうが安定してて力もいりません。
逆に軽い小型ほど振り回されやすく、慣れないと力も必要です。
しかし重い=大型でそれだけ値段も上がっていくので、予算と相談ですね。

うちのこまめはHONDA耕耘機の中では2番目(ガスボンベタイプ入れると3番目)に小型の物です。
予算の関係もありますが、普通車(ステーションワゴン)で運ぶ前提だったのでこれが上限なんですね。
一番小型の「プチ菜」は男性なら苦労せず車に積めます。
こまめは重量27kgで、車に載せるには「さて、積み込むか!」と少し気合いを入れる重量。
軽トラならともかく、普通車ならこの2機種のどちらかを選ぶことになると思います。
価格の差は2万円ぐらいなので重さのある「こまめ」がお勧め。
こまめですら軽すぎて結構跳ねて暴れるくらいです。

予算があり常時畑に置いておけるならもちろんもっと上のがお勧め。
ただ、畑を始めると耕耘機は必ず欲しくなる物です。
なのに鍵もなく簡単に運べてしまうので結構盗難被害もある模様。
畑置きっぱにするならご注意を。
あと、大型の方が安定しててパワーもありますが、畝を立てた後の作業に関しては小型の方が有利です。
狭い所でも小回りが利くし、畝と畝の間に生えた雑草を耕耘機で土ごとかき混ぜて除草なんてことも気軽にできるのは利点。
耕耘機を買う機会があったらこの辺も覚えておくと損しないと思いますよ。

畝立て器

おまけでこいつが畝立て器。
耕耘機の後ろに繋いで耕耘機で引っ張ると、土を左右にわけて畝間の溝を作ってくれるものです。
深さのある砂質土壌で使うと絶大な威力を発揮。
うちは浅くて粘土質なので本来の力はでませんが、それでもかなり畝立ての労力を減らしてくれます。
たくさん畝を作る予定なら耕耘機とセットでこちらもお勧めです。

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2日のブランク

2日ほど出張で留守にしてました。
ブログは予約投稿の自動更新にしておいたので問題なかったみたいですね。
たった2日空けたぐらいじゃ何も変わらんだろうと思ってたのですが、いくつか変化がありました。

まずキャベツの苗が急激にしおれてる(´・ω・`)
水不足で全体的にとかじゃなくて、部分的にしおれるというか枯葉のように丸まってしまいました。
第一弾のキャベツ苗で本葉が3枚ほどある状態なので苗はまだ生きてるけど、貴重な葉が結構減ってます。
丸まってない葉は全然元気なので何が悪いのかさっぱり。
やはり不織布がダメなのかなぁ?
いまいち信用ならんので苗床の不織布は撤去することに。

あとは大根の虫バトルが本格的に始まった様子。
大根は生長早くて既に本葉2、3枚なのですが、2日居ない間に一気に虫食いが始まりました。
葉に卵がたくさん付いてて、孵化したばかりの小さい青虫を20匹ほど捕殺。
キャベツ・白菜・大根などのアブラナ科は虫との戦いが全てと聞いてたけど、これはマジで大変そう。
農薬は使わない方針、寒冷紗トンネルもお金かかるのでパスとなると相当厳しい戦いになりそうです。

他はニンジン第二弾が発芽してたり、ミニトマトやパプリカに実が付き始めてたりしてました。
そして毎日欠かさずやってたので2日でも油断できないのが草取り。
畑においてもっとも厄介な草がツル草です。
とにかく広がる速度と成長スピードが半端じゃありません。
ちょっと油断するとあっという間にツル草だらけに。

ツル草浸食

これは以前に撮った写真ですが、ロープの左側が畑。
畑の外(ロープ右側)に生えてたつる草を10日ほど放置してたらごらんの有様です。
これをさらに放置すると一気に畑全面に広がっていきます。
畑の周りの山が全てこのツル草に浸食されてて、浸食が酷いところは見渡す限り一面つる草で覆われてたりします。
木があるところだけツル草が盛り上がってる状態。
ツル草は放置しすぎると手遅れになりかねないので毎日の草取りが重要です。

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無電源拡散潅水設備導入

大変恥ずかしいミスが発覚しました。
以前に庭の畝に移植したシソの苗
ペットボトルで保護したりと手厚く育ててたのに、生長してきたらシソじゃないことが判明(ノ∀`)
名前も判らない雑草を大事に育ててたとは・・・。
子葉の段階じゃ判別つかないし、本葉出ても葉の形がそっくりだったのでてっきりシソかと。
素人に小さな苗の判別は難しかです。
結局庭畝のシソは2株になって、空いたとこには余ってるワケギの種球を植える予定。
ワケギは順調に育ってます。

で、タイトルの話。
2日家を空けてたので今日はたっぷりと水やりしました。
既に苗を植えてあるとこにはシャワーに切り替えて普通に水やりしますが、まだ植えてない畝や耕してる途中の土地への水撒きが結構手間です。
梅雨明けからもう一ヶ月以上まともに雨降ってないので未使用畝にも水撒きが必要。
他の作業やってる間になんとか自動で水撒きできないものかと以前に買っておいたのがこれ。

スプリンクラー

無電源拡散潅水設備・・・すいません、ただのスプリンクラーです。
プラスチック製のしょぼい物で380円なり。
しかしこれでも意外と戦力になります。
農業用水の水圧が低いので半径2メートルぐらいしか飛びませんが、それでも作業してる間に勝手に撒いてくれるのは非常にありがたい。
ある程度放置したらホース引っ張って場所をずらしてまた放置の繰り返し。
未使用畝に乗せて使えば左右あわせて一気に3畝水撒きできるので重宝してます。
水圧がもっとあれば放水角度をランダムにするようなタイプも使えるんだけどなぁ。
雨さえ降ってくれれば問題ないんですけどね。
梅雨明け一ヶ月の総雨量がぱらぱらと一時間ほど降っただけってのはそろそろなんとかしてほしいです。

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vs青虫先生

青虫先生、もう勘弁してください・・・。
大根の青虫駆除が泣きそうに大変です。
まだ第一弾で18本分植えただけなのですが、取っても取っても青虫に葉を食われる日々。
毎日20匹は殺して、葉を一枚一枚チェックして卵も取り除いてるのに、次の日になるとまた葉を食ってる。・゜・(ノД`)・゜・。
駆除してる横で元凶のモンシロチョウがひらひら飛んでるし、思わずシャドーで蝶と格闘始める始末。
アブラナ科のvs青虫戦なめてました。

大根はまだ根を食べる野菜なのでマシな方みたい。
近所の先輩農家さんに無農薬&保護無しでキャベツ育てられるか聞いたら、「キャベツの姿残らないよ」とありがたいお言葉をいただきました。
無農薬で保護無しは現実的に考えて無理みたいなので、お金かかるけど仕方なくトンネル栽培をすることに。
まずは支柱を買ってきました。

トンネル支柱

1.5メートルのトンネル支柱50本セット。
これでもうちの畑で3列6畝分あるか無いかぐらい。
セール中でしたがそれでも一本98円。
ちょっとケチって6メートル畝を8本でカバーする予定なので、被覆資材も考えるとキャベツ白菜が全部成功してなんとかチャラってとこでしょうか。
一度買えば長く使えるので先行投資として我慢しましょう。
これに不織布をかけて1列ほど実験してみます。
うまく出来ればキャベツ・白菜・レタス(苗が育つまでは大根)の3列をトンネル栽培にする予定。

ちなみにトンネル支柱の横に写ってるのは防草シートです。
一昨日のブログ写真で布みたいのがかけてあるやつ。
光を通さないため雑草が育たなくなるシートですね。
1メートルの小さいので実験してみて成果は上々なので導入することにしました。
お隣さんが農業用水をひいてる塩ビ管周りは刈払機が使えないので、そこに敷く予定です。

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ワケギ増産計画

ワケギ生長

庭の畝に植えたワケギが順調に育ってます。
先月末に植えたのに、二週間足らずでもうこの生長っぷり。
大体10cm前後でしょうか。
20cmになったら収穫時期で、あとは取ってもすぐに伸びてきて来年5月頃までずっと食べられるみたい。
薬味は使用量が多いので助かります。

ワケギは庭の畝で育ててるので近所の人の目にもとまります。
通りがかった人と挨拶がてら話をする時によく話題に出るので、これはお裾分け用も用意しないといけないかもしれませんw
親戚分のリクエストも多そうだし、以前に買った種球はまだ余ってるので増産することにしました。

門畝

門から玄関への通路の脇。
幅50センチ×長さ1.2メートルぐらいのスペースがあるのでここもワケギ畑に変更です。
前から何か作ろうかと堆肥入れて土を作ってた所なので即植え付け。
ワケギ種球8個を植えました。
これで庭のワケギは全部で23株に。
これだけあればとりあえずは大丈夫かな?
あぁ、庭のスペースが徐々に野菜に浸食されていく・・・。

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トンネル栽培はじめました

先日購入したトンネル支柱を使ってトンネル栽培を始めました。
ターゲットはガード必須なアブラナ科のキャベツと白菜。
それに同じく葉物野菜のレタス。
あとは不織布が余ってる間だけ大根の一部。
ビニールポットで育ててたキャベツとレタスの苗を持ってきて早速チャレンジです。

トンネル敷設

まずはトンネル支柱を畝に並べていきます。
使用支柱は9ミリ径×長さ150センチの物。
本来は5、60センチ間隔で使うらしいのですが、コストが馬鹿にならないのでケチって1メートル間隔で設置してます。
間隔を長く取ってるので、被覆資材が垂れないようトンネルの最上部をロープで繋ぎます。
かける被覆資材は不織布にしました。
寒冷紗がいいけど高いので不織布で妥協することに。

トンネル完成

こちらが完成図。
なんか本格的な畑っぽく見えてきたじゃないですか!
設置する時は苗に虫が付いてないかしつこいほど確認し、不織布かける時にも虫が入らないよう注意が必要です。
虫が入ってしまうと好き放題食べられてしまうので(ノ∀`)
今回はベタ掛け用に買ってあった120センチ幅の不織布を使いましたが、高畝だと端が畝の側面に来てしまい土をうまくかけられません。
うちの畝の高さの場合は150センチ幅の不織布のが良さそうですね。

不織布トンネルの場合、光を通すので好光性の野菜でもそのまま使えます。
また水もある程度通す(半分くらいかな)ので水やりも上からそのままでok。
効果としては防虫がメインで、その他に防風(一応風通すので強風をやわらげる程度)、保温、保湿の効果も若干あるようです。
その代わりに追肥や草抜きの度にいちいち不織布をめくって作業しなければなりません。
雑草については黒マルチも併用すればいいんですけどね。
大根は黒マルチ+不織布トンネルにします。

1畝6メートルの黒マルチ+不織布トンネル代金を計算してみました。
  黒マルチ6メートル:約100円
  トンネル支柱7本:686円
  不織布7メートル:約350円
  マルチ押さえ12本:216円
と安めの物を必要分のみ切り売り計算で1352円なり。
キャベツが12~13個ぐらいしか作れないのでやはり割高ですね。
長年菜園を続ける人向けかなー。

おまけで、この記事で書いた発芽失敗はやはり不織布が原因で間違いなさそう。
トンネル栽培の不織布は農業屋(地元の農作業用品専門店)で購入したものですが、苗育てるためにテストで使った不織布は100円ショップの物。
見比べてみたら全然違う・・・農業用のは明らかに透光率が違います。
どっちも透光率90%って書いてあるのに詐欺やー。
見比べると100円ショップの方は光があまり通ってません。
やはりちゃんとした物買わないとダメですね。
勉強代はキャベツの苗全滅です(´・ω・`)

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苗床稼働開始

見取り図20090906

畑南西に用意した苗床スペースが実用段階に入りました。
まだ堆肥入れてから一ヶ月経ってないけど、あまりのんびりしてると間に合わなくなるのでまぁいいかなと。
失敗したら苗買ってこよう・・・。
ここの苗床で作るのはネギとタマネギの苗です。
どちらも家庭菜園では苗を買ってきて定植から始めるのが多い野菜みたいですね。
しかし僕の方針として、一株からたくさん収穫出来る物(キュウリ、トマト、ピーマンなど)以外は種から作ります。
今の時期だとキャベツや白菜の苗をよく売ってるけど、一株一品物を苗で買ってしまうと野菜普通に買っても大差無いんですよね。
やはり採算重視なら種から育ててなんぼです。

苗床

これが実際の苗床、北側から南を向いて撮影してます。
見取り図で第16~18番畝の南半分相当になります。
今まで畝が無く適当に歩いてた所なので、踏み込まれないようにロープで囲って苗床感アップ?
真ん中の3本ラインが入ってる畝がタマネギ用苗床です。
軽く溝を付けて3条植えにして種を蒔きました。
ここで無事苗が出来れば10月末には第10~12番畝に定植する予定です。
しかしタマネギの苗作りは結構難しいらしいのでちょっと心配。

左の畝はネギ用苗床。
こちらは9月末に種蒔き予定。
右は庭に自生してた二世苗用の畝です。
キュウリ5苗、トマト1苗を定植。
今からキュウリやトマトを植えても収穫はまず無理ですが、どこまで行けるか実験がてら植えてみました。
できれば温室にしたいんだけどなー。
菜園始めたばっかでそこまで欲張っても失敗が目に見えてるので今回は諦めましょう。

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家庭植物園はじめました

花壇

家庭菜園、家庭果樹園に続いて第三弾の家庭植物園開園です。
単に妹が花を育て始めただけなんですけどね。
第13番畝から先(苗床除く)は春まで使う予定が無いので、家に遊びに来てた妹が花壇を作ると言いだしてスペースを用意しました。
1メートル×2メートルぐらいの小さなスペースに秋蒔き可能なパンジーとラベンダーの種を蒔いたようです。
僕としては今は空きスペースだし、春になったら花ごと鋤込んで畑の肥やしにしようと考えてるのでまぁいいかなとw

しかしこのスペース、後から入れた山砂と下層の粘土を無理矢理混ぜた所なので有機物が全く入ってません。
肥料も何もないのに、耕していきなり種蒔いてたけど大丈夫なんでしょうか。
苦土石灰でpH調整もしてないし。
花は野菜ほど土作りに気を遣わなくても育つものなのかな?
ここは妹の管轄なので、のんびり眺めてようと思います。

地這キュウリ種

そしてスペースに空きがあるとつい何か作ろうとしてしまうのは悪い癖。
100円ショップで種を2つ買ってしまいました。
本気栽培時は農業屋でいい種を買ってくるけど、今回は予定外の余りスペースなので50円の安物種で。
地這キュウリとさやえんどうです。

普通のキュウリはキュウリネットを使って上に伸びていくけど、これは名前の通り地面を横に這わして育てるキュウリ。
暖地なら12月頃まで収穫できると書いてあったので買ってみました。
かなり胡散臭いですけど。
余りスペースで失敗しても損失50円だからいいや!


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大根最凶の敵

毎日アオムシと格闘してる大根。
これまでの主な敵はモンシロチョウなどの幼虫アオムシと、蜂の一種の幼虫ナノクロムシでした。
どちらも葉を穴だらけにするので被害がよく見える害虫。
毎日駆除して被害を押さえてきたのですが、ついに一番厄介な敵が出現しました。
大根の天敵とも言えるダイコンシンクイムシです。

シンクイムシ被害

上がまだ被害を受けてない大根、下がシンクイムシの発生した大根。
どちらも同じ日に種を蒔いたものです。
調べてみると、シンクイムシは葉の芯と言うか茎の部分に潜り込んで中を食い進むらしい。
すると被害にあった葉が縮こまったように枯れてしまい写真のように葉が減ります。
そして大根の一番根元の芯(成長点)を食い荒らされるとその大根苗は乙と。
大根に多大な被害を及ぼすので大根では一番警戒される虫みたいです。

表面からは見えないので発見が遅れました。
葉がやられてる苗の茎中心部を探すと出てくる出てくる・・・見つけられただけでも第一期18株中13株が既に浸食されてます。
茶色いアオムシみたいな感じ。
茎の内部に入り込んでるので発見しづらく、見つけるともう手遅れな場合も多いみたいです。
じっくり探して駆除してはみましたが、一部はもう厳しいかもしれない。
先輩農家の方に聞いてみても発生したら農薬使うしかないとか。
まだ被害の少ない苗を毎日徹底的にチェックしてもうしばらく頑張ってみます。

大根トンネル準備

もう芽が出てきた第二期大根はトンネルで親虫をシャットアウトするしかありません。
ハイマダラノメイガという蛾がシンクイムシの親なので、これが寄らないように明日にも不織布をかける予定。
発生したら大根全滅もありえるというダイコンシンクイムシ。
10月下旬を過ぎると勢力が弱まるとのことなので、それまで神経をすり減らしながら戦います。

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お米の恵み

米糠撒き

米糠がたくさん手に入ったので、畑西側の残りスペースへ米糠撒きをしました。
苗床と花壇を避けてるので変な形になってますけど。
これで今年秋の米糠撒きは全面完了です。
来年春にはミミズが増えてくれることを願って。
今まで無料米糠は競争率が高かったけど、新米の季節になって米糠の供給もぐっと増えた感じ。
入手が楽になってるので使いたい方は今がチャンスです。

新米の季節は米作りしてる人だけでなく、家庭菜園にも重要な季節です。
稲藁、米糠、籾殻など畑に有用な資材を大量入手できる季節。
稲藁は米農家の知り合いでも居ない限り無料入手は難しいかもしれませんが、籾殻は無料でいくらでも手に入ります。
JAの営農センターとかに行くと好きに持ってっていいよと制限無しでもらえるので。
ただし籾殻を貯蔵してあるタンクから、どざーっと一気に落とすため荷台のあるトラックじゃないともらえません。
うぅ、軽トラでいいから欲しいよぅ。

で、なんとか籾殻を入手して是非作りたいのが籾殻燻炭(もみがらくんたん)。
籾殻を蒸し焼きにして炭化させたものです。
生籾殻は地中で分解されるのに1年近くかかるため、そのまま畑に鋤込むと逆に害になります。
だからゴミ扱いで無料でもらえるんですね。
もちろん土作りに専念するなら生籾殻も有効ですが、スペースの限られる家庭菜園ではそうもいきません。
そこで籾殻燻炭にして使うのです。

燻炭にすると土中で発酵分解しないので、種蒔き時期など気にせずいつでも使えます。
効果は土の通気性・保水性を向上させる、作物の耐病性を高める、根腐れ防止、土をアルカリ性にするなどなどあるみたい。
また黒マルチがわりに雑草防止にも。
これを利用しない手はありません。
ただし最大の弱点は作るのに手間がかかること。
それなりの量を一回作るのに10時間とかざらみたいです。
トラックが無いので入手方法に悩んでますが、大量入手できれば燻炭作りにもチャレンジするのでその時はまた日記に書いていきます。

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大根ふるぼっこ

今日も大根のシンクイムシ駆除に勤しみました。
中心部の奥深くに潜りこんでて駆除できねー(´・ω・`)
そして、大根の世話をしてるとテントウムシの子供みたいな小さな虫がちょろちょろとして非常に邪魔。
最初は気にしてなかったけど、あまりに増えすぎたので調べてみたら正式名称はキスジノミハムシ
大根の主要害虫でした orz
これでもう大根の害虫コンプリートじゃないかってぐらいぼっこぼこにされてます。

キスジノミハムシは幼虫が地中で大根の根(収穫して食べるところ)を食害、成虫が葉を食害するとのこと。
アブラナ科を連作すると発生しやすいみたいです。
うちは今年から始めたばっかなのに。
アオムシ・ナノクロムシで葉を穴だらけにされ、シンクイムシで株ごとやられ、生き残って収穫してもキスジノミハムシで穴だらけの大根になると。
無農薬めげそう。・゜・(ノД`)・゜・。
地中の幼虫はどうにもならないので、とりあえず成虫だけでも駆除することにしました。

名前の通りノミのように小さく跳ね回るので駆除も大変。
手づかみじゃやってられないので秘密兵器ガムテデトールの出番です。
指にガムテープ巻き付けて粘着駆除。
2時間かけて300匹以上は取れたんじゃないでしょうか。
虫だらけのガムテープが気持ち悪かったけど、これで少しはましになってくれんかな・・・。
地中の幼虫をどう対処しようか悩み中です。

防草シート敷設

おまけで先日購入した防草シートを敷きました。
草相手にお金かけたくないけど、ここはお隣さんが水を引いてる塩ビ管があって刈払機が使えません。
しかし畑としてはうちの敷地なので草伸び放題にするわけにもいかず、仕方なく自腹を切って購入(´・ω・`)
特価品だったので10mで980円でした。

黒いシートで光を遮って草が伸びないようにする物です。
以前に1メートルの物を買ってテストしましたが効果は上々。
ほんとに雑草出てきません。
敷く前に一度綺麗に草刈りしないと横からはみ出してくるのでそこだけ注意。
安い物でも1メートル100円前後なので大量に使うのは厳しいですが、草刈りできないとこにピンポイントの使用ならお勧め。
農業用の黒マルチでも同じ効果はでるけど、あれは上歩くとすぐ破れちゃいます。

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籾殻大量げっと!

籾殻大量入手

ねんがんのもみがらをてにいれたぞ!

ふとしたことから短時間だけ軽トラを借りられることになりました。
となればやることは一つ、籾殻ゲットだ!
そんなわけでJAのライスセンターへひとっ走り。
借りられるのは今回限りなので籾殻満載してきました。
ガラ袋の下にあるブルーシートの中も全部籾殻です。

JAのライスセンターへ行くと籾殻を貯めてあるタンクが高い位置にあります。
営農センターでも大抵あるかな。
今の時期なら無料でもらえるので、職員の人に許可とってトラックの荷台へ一気に流し込みます。
軽トラの荷台にも十数秒あればいっぱいになりました。
粉が舞うのでマスクとゴーグル推奨。

燻炭器

籾殻が手に入ったので籾殻燻炭にすべく燻炭器も買ってきました。
安い物で2000円弱、錆びないステンレス製で3000円弱です。
長年大量生産することを考えて今回はステンレス製を選択。
写真の2つで1セット、長い筒の方を上に刺して煙突にして使います。
使い方は実際に作るときにまた紹介します。

一緒にホームセンターで売ってる燻炭を見てきたけど、2リットル200円とかぼりすぎじゃないですか!
写真のガラ袋1つで60リットルぐらいあると思います。
燻炭にして容積半分になるとしても全部燻炭にしたら何リットル分になることやら。
土壌改良材として畑全面に鋤込むし、畝の上に撒いたり育苗ポットに入れたりと大量に必要なので、とてもじゃないけど買ってたら使えませんな。
やはり自作が一番。
ただし相当時間かかるので休みの日にしか作れないのが難点です。

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籾殻燻炭製造マニュアル

天気が良かったので先日入手した籾殻を使って籾殻燻炭を作りました。
今日はその解説でも。
ホームセンターとかで手に入る簡単な燻炭器を使っての例です。

燻炭製造1

晴れた日にやるのは当然ですが、翌日も晴れ予報で風の弱い日を選びます。
一応火を扱いますし煙も出るので住宅街は避けましょう。
まず燻炭器の円錐部に入るぐらいの枯れ枝を用意します。
枝は写真よりもっと少なくてもたぶん大丈夫。
火が回りやすいように新聞紙も少々。

燻炭製造2

枯れ枝に円錐部をかぶせ、周りを籾殻で軽く覆います。
丸めた新聞紙に火を点け、円錐部の上の穴から投入。
中の新聞に燃え移るのを確認したらすかさず煙突を立てます。
かなり熱いので火傷に注意。

燻炭製造8

数分経つと籾殻の上の方、燻炭器と接している部分が焦げ、煙突から白い煙が出始めます。
焦げと煙を確認したら籾殻を作りたい分だけ投入。
円錐の中に入れた木の燃え方が悪いと、籾殻が焦げ始める前に温度が下がって煙りも弱くなります。

燻炭製造3

この写真でガラ袋7袋(420リットルぐらい)です。
煙突についている空気穴が埋まるぐらいまで山にしてもok。
煙は以降ずっと出続けます。
もし途中で煙が止まってたら失敗なのでやり直しましょう。

燻炭製造4

しばらく放置してると、籾殻の山に焦げの斑点が出来てきます。
黒い斑点が広がってきたらスコップで焦げてない籾殻と混ぜ返し。
混ぜずに放置しすぎると表面が白くなってきて炭ではなく灰になるので注意です。

燻炭製造5

火入れから3時間半経過。
だいぶ炭化が進んできました。
炭化すると容積も減ってくるので、残り時間と相談して籾殻追加投入。
さらにガラ袋5袋追加で計720リットル相当入れました。

燻炭製造6

上手に焼けました~♪
約6時間半で全面焼き上がり。
見事に真っ黒です。
中身もよくかきまわして焼き残りがなければ消火作業に入ります。

燻炭製造7

これでもかってほど念入りに水撒きして消火。
しっかり濡らしたようでも中の方は濡れずにくすぶってたりします。
完全に消火できてないと燃焼が進んで翌朝真っ白の灰になった姿を見るはめになるので、広げながらがっつりと水撒きします。
うちは農業用水の水圧が低いこともあって一時間水撒いてました。
あとは翌日しっかり乾燥させれば完成です。

720リットルの籾殻がどれくらいになったのかな。
半分と見積もっても360リットル。
ホームセンターで2リットル200円の燻炭と比べたらとんでもないお買い得度ですね。
まだあと2回分の籾殻が残ってるので、天気次第で来週と再来週に作る予定。
たくさん作ったようでも畝や苗床に撒いていったらすぐ無くなるので、次回次々回分が土に鋤込む土壌改良用、さらに籾殻入手して来年に向けた保存用を用意したいです。

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ねっこの攻撃ターン

こちらが無農薬にこだわってるのをいいことに、今まで好き放題やってくれた害虫達。
葉を食べるだけならまだしも、大根をまるごとやられて流石に怒りが有頂天状態です。
これ以上は我慢できんと今度はこちらの攻撃ターン。
自然農薬(自然殺虫液?)を作って対抗することにしました。
ほんとは唐辛子が収穫できてから焼酎漬けにするつもりだったけど、そうも言ってられないので急遽反撃に出ることに。

ネットで自然農薬を調べてみたけど、サイトによって材料も分量も作り方もばらばら。
どれが正しいのかさっぱり判りません。
唐辛子+ニンニクが良さそうな雰囲気だけ感じ取りました。
仕方ないので各方面の平均を探りつつ、お金かけずに簡単即席をモットーにオリジナルで作ってみることにしました。
名付けて「虫ども死にさらせやぁぁ汁」です。

殺虫液材料

まずは材料購入。
にんにく1個33円(3個入り98円)。
唐辛子10g60円。
以上。
あとは家にある物を使います。
空きペットボトル、ジョウゴ、濾紙がわりにキッチンペーパー、霧吹きがわりに風呂洗剤の空き容器、石鹸5グラム。
それでは、ねっこ流自然農薬の作り方教室はじまりはじまり。

1.鍋に水1.5リットルを入れ、唐辛子を適当に刻んで投入。
  5分ほど沸騰させて煮ます。
2.ニンニク1個をすりおろし、お湯が冷めたらおろしたニンニクを投入。
3.石鹸5グラムを少量の水で溶いて鍋に追加。
4.(臭いがきついので)ふたをして一昼夜漬け込みます。
5.ジョウゴにキッチンペーパーを入れ、濾しながらペットボトルへ移します。
6.あとは使いたい分だけ5倍に水で薄めて霧吹きへ。
7.朝か夕方の涼しいうちに、葉の表にも裏にもたっぷりかけましょう。

いろんなサイトの情報をごちゃ混ぜにしたオリジナルなので、効果と安全性は全く保証できません(;´-`)
自然農薬はちょっとぐらい分量違っても問題ないはずですけどね。
唐辛子の成分を抽出するなら焼酎に漬け込む方がいいけど、今回はお値打ちお手軽狙いなので使いませんでした。
あと、唐辛子は赤い物より緑から赤になりかけの状態が良いらしいです。
害虫オンパレードの大根でテストして1日おいてみたところ、大根自体には特に影響無し(あったら困る)。

アブラムシ:死んだのか逃げたのか見かけませんでした。
アオムシ:効き目いまいち?ただモンシロチョウが近寄らないのか珍しく卵を産み付けられませんでした。モンシロチョウが唐辛子を嫌う模様。
シンクイムシ:効果無し。そもそも芯の中にいるので液がかかりません。
キスジノミハムシ:死なないけど逃げていく?ニンニクの臭いを嫌うようだけど効果切れたらすぐ戻ってきそうです。

農薬のようにみな殺しではなく、徐々に効果が出てくるのが自然農薬・・・とは言うもののシンクイムシに効きそうにないのが厳しい。
大根最大の敵はこいつなのにー。
虫によってはそれなりに効果もありそうなので、野菜への影響テストも兼ねてもうしばらく続けてみます。
あとは葉だけでなく地面にもかけてみるかな。
テデトール+虫ども死にさらせやぁぁ汁で収穫まで乗り切ってみせる!

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家庭果樹園中間報告

過去にも何度か書きましたが、我が家の畑は旧ぶどう園と旧みかん畑に囲まれています。
見取り図で北側が旧ぶどう園、西の駐車場が旧みかん畑を切り開いた場所です。
どちらも十数年放置されてた場所ですが、デザート自作に向けサルベージ中。
今日はその中間報告でも。

ミカン途中経過

期待のミカンは順調です。
まだ緑色のままですが結構大きくなってきました。
普通の温州ミカンだと思うけど品種はまだ謎。
昔は一部でハッサクも作ってたみたいだけど流石にこれは違うでしょう。
木を救い出したのがかなり遅かったので味が心配だけど、とりあえず収穫はできそうです。
親戚からのリクエストでもう一本ぐらい生きてる木がないかと探してみたけど、雑草が酷くて入っていけません。
手前から見える範囲では生きてる木は無さそうなので厳しいかなー。

ぶどうの実

そしてこちらがぶどう園側。
こちらは一切手入れしてないので、畑へ繋がる通路から見える範囲です。
既にぶどうのシーズン過ぎてるけどここまでしか育ちませんでした。
ブルーベリーじゃないですよ。
ぶどうっぽい色と形にはなってるけど、粒の大きさが5ミリぐらいしかありません。
全面つる草と雑草に覆われ陽もあまり当たらないし、肥料もずっと無い状態なのでここまで出来ただけでも上出来でしょうか。
冬の間にはぶどうの木一本ぐらいは救い出して、ぶどう復活を目指します。

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先人達に学ぶ

今日は家庭菜園の先輩の畑へ見学に行ってきました。
ご近所さんですが菜園歴25年のベテランです。
僕もネットでかなり勉強してるけど、やはり現地でいろいろと話を聞くと勉強になることばかり。
みっちり3時間以上見てきました。

うちと一番違うのはやはり畝ですね。
幅広で低めのベッド畝で、1つの畝に多くの野菜を植えてます。
土地の有効利用考えるならやはり広い畝ですよね。
うちは水はけが悪いため高畝にするしかなく、狭い幅に一条植えが基本。
見比べるとなんとももったいない土地の使い方をしてます。
排水路作って少しはマシになってるし、来年は畝幅にも気を遣ってみよう。

あとは有機栽培で育ててました。
牛糞堆肥、鶏糞堆肥、オリジナルのぼかし肥、蠣殻石灰をベースに育ててるようです。
これは肥えた良い土だからこそ出来る技ですね。
伊達に25年間土作りしてません。
細かく適度な粘りけがあって、団粒構造の畑らしい良い土です。
うちの土で完全有機農法はまだ無理と言われてしまいました(ノ∀`)
土作り頑張っていずれはうちも完全有機農法にしたいところ。

チマサンチュ苗

そしてお土産にチマサンチュの苗をいただきました。
焼き肉レタスと言えばわかりやすいでしょうか。
肉撒いて食べるあれです。
種ばらまいて間引き前のをごそっと移したので、土が落ちて根がまともに出てる状態。
家に帰る頃にはかなりへたってて無理かと思われたけど、ビニールポットに植え直してリハビリ中です。
元気を取り戻せたら畑へ移植予定。
また畝立て計画練り直さないとっ。

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基本は苗作りから

苗置き場

庭の苗置き場がなんとも賑やかになってきました。
こちらはビニールポットで苗を作っている場所です。
現在苗作り中なのはキャベツ、白菜、レタス、チマサンチュの4種。
長期収穫を楽しめるよう、種蒔き時期も各種3回にわけてるので管理が大変。
これ春の苗作り期には足の踏み場も無くなりそうです。

苗作りの場でもやはり大変なのがアブラナ科。
キャベツと白菜は本葉が出た途端に虫に狙われます。
以前に安物不織布を使って失敗してるので、今は苗のカバーは何も無しなので余計に食われまくり。
ホームセンターで売ってるような綺麗なままの苗作りとか無理っすよ!
あれ絶対農薬使ってますよね。
農薬が絶対ダメってわけじゃないけど、無農薬にこだわるなら苗も自分で作らないとダメぽいです。

タマネギ発芽

そしてこちらは畑の隅にある苗床の様子。
苗床では現在タマネギとネギの苗を作ってますが、やっとタマネギが育ってきました。
現在5cmぐらい。
ちなみにネギはようやく発芽しはじめたところです。

先日先輩農家の方に聞いた話ですけど、収穫時期の早いタマネギは貯蔵性が悪いらしいです。
僕は早く収穫できるよう3月下旬から収穫可能な極早生のスーパーリニアという品種を選んだのですが、この辺のは8月頃までしか保存きかないとか。
吊して翌年まで保存したいなら中生~晩生を選ばないとダメみたい。
極早生と中晩生の2種類育てて、3月から収穫→6月に追加収穫→翌年まで保存狙いでタマネギ計画練り直そうかなー。

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激辛ししとう量産中?

写真無しの余談。
ししとう食べてるとたまに辛いのに当たることありますよね?
うちではピーマン4兄弟(ピーマン、唐辛子、ししとう、パプリカ)を育ててて、ししとうが収穫期なので炒めて醤油と生姜で食べてます。
で、当たりが多いなと思いつつ今日も食べてたのですが・・・見事に当たりました。
超辛いししとう。
今まで食べた当たり(外れのが正しい?w)ししとうの中でもトップクラスの辛さ。
水で舌を冷やしても残りの食事は味が全然わかりませんでした。

どうやったら辛いししとうを見分けられるか調べてみたのですが、どうやら見分け方は無い模様。
プロの農家の方でも食べてみるまで判らないとか。
まさに天然ロシアンルーレット食です。
ただ当たりやすい外れやすいはあるようで、季節の他に栽培中の水の管理や夜の気温で影響受けたりするようです。
あとは分解してみて種が多いと辛いって記事もあったけど、これは食べられなくなるので意味ないですね。

その中で一番気になった記事が一つ。
ししとうはナス科で唐辛子の一種(ピーマン4兄弟は正確には唐辛子4兄弟なのです)。
連作の管理がしやすいよう全部並べて植えてたのですが、ししとうは非常に交配しやすいらしいです。
だから唐辛子が近くにあると交配して辛いししとうが出来やすいんだとか。
うちはししとうの隣りに唐辛子です orz
今年のししとうは非常に危険なロシアンルーレットになりそう。
来年からは気をつけて植えよう(ノ∀`)

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二世苗の実力やいかに

キュウリ自生

キュウリの苗は作りやすいと言うけどほんとですね。
シソとワケギが植えてある畝にまた二世苗が自生してきました。
様子見でほっておいたらここまで大きく生長。
さすがに周りのシソやワケギに影響出そうなのでビニールポットへ移しました。
葉色も良く元気な苗なので、先に苗床の実験畝へと移したキュウリと入れ替え予定。
9月末定植キュウリがどこまで伸びるか。
これも楽しみの一つです。
畑見に来た人からは「何故今からキュウリ?」と必ずツッコミ入りますけど。

畑の方はシンクイムシで瀕死の大根以外は順調に生長中。
苗床の苗も育った物から順次定植してるので、空き畝も減ってきました。
収穫が間近で楽しみなのはミニトマトかな。
店で見捨てられ売れ残ってたあれです。

ミニトマト緑

今では3株とも1メートルほどに生長し、花もたくさん咲いてます。
最初の花が咲いてた所では実もしっかり育ってました。
大きさ的にはもう収穫レベルに達してるので、あとは赤く色付いて完熟するのを待つのみです。
時期はずれで植えたのでどこまで収穫できるか判らないけど、つまんでその場で食べられる家庭菜園ならではの楽しみ方を早くしてみたいなー。

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秋の種蒔きラッシュ

本日もまた種蒔き祭り。
秋の畑は忙しいです。
小松菜、ほうれん草、地這キュウリの種を蒔き、苗がある程度育ったチマサンチュ、キャベツ、白菜、レタスを定植しました。
地這キュウリは種の袋に10月も種蒔き時期と書いてあったので実験蒔き。
温室での話とか読めない文字で書いてあったら詐欺です。

サンチュ定植

こちらはチマサンチュの定植畝。
チマサンチュと地這キュウリは黒マルチにしました。
マルチ敷いてから穴あけして、土をほじくり定植してたので汚れてますけど。
チマサンチュは黒マルチにするとよく育つと書いてあったからそうしたけど、どう考えても暑すぎですよね。
こっちの地方はいまだに30度超えたりするし、暑さで苗がやられそうで心配です。
ほうれん草はそのまま放置、小松菜はアブラナ科なので不織布をかけてやります。

東半分全景

畑東半分の風景、9月下旬バージョン。
自分で言うのもなんですが、すっかり畑の景色になりました。
タマネギやネギなんかは西半分へ植えるので、東半分は育成中の苗定植を残すだけ。
今後の変化は秋野菜が育って緑が増えてくるぐらいかな。
11月に入ると収穫ラッシュが始まるのでまた様変わりしそうです。

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何度でも蘇るさ!なナス

僕が土地を借りて畑を始めるよりも前、まだ野菜作りに全く興味なかった頃に母親が庭へナスの苗を植えてました。
道具も知識も何も無かった頃に軽い気持ちで植えた物です。
当時は庭の植物にも全然手を加えてなかったので知らない間に収穫時を過ぎてたのですが、そのまま放置してあった株から秋ナスが出てきました。
ナスは夏採りした後にそのまま残しておくと(枝払いとかしないとダメみたい)、秋になってまた実が生るんですね。
そんなわけでこのナスも僕の管轄となりました。

秋ナス手入れ

まず余分な枝と葉を払い、支柱を立て直します。
新しく立てた支柱からひもを出して枝を補助。
ナスは枝が下向きに下がると生長が止まってしまうので、支柱を立てたりひもで吊したりして上向きになるよう支えてやるんですね。
あとは肥料や燻炭を撒いて中耕(土の表面をほぐしてやわらかくすること)すれば手入れ完了。

秋ナス

生り始めた秋ナスの実。
一度収穫が終わって放置されてたのにまた出てくるのは不思議な物ですね。
まだ6、7cmぐらいと小さいけど、周りにも実がつき始めたのが7個ほどあります。
ナスはよく食べるのでもっと増えてほしいなー。
これビニールで保温して残したら来年また生るとかないですかね?w

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 ↑New!! 2013,10,22
  ・白菜
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■野菜作りの基礎知識
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  ・野菜科目一覧

■目指せ節約菜園
  ・米の副産物
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  ・ペットボトル風車
  ・ペットボトル活用
  ・ストチュウ(自然農薬)
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■小ネタ
  ・モグラ対策
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  ・タマネギの縛り方

家庭菜園の本
うちの畑も6ページにわたって紹介されてます。

家庭菜園マニュアル春夏編。初心者の最初の一冊に。

家庭菜園マニュアル秋冬編。春夏編とセットでどうぞ。
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チャレンジ野菜・果樹 2013
― 全53種類予定 ―

[一年野菜]
  イチゴ
  枝豆
  オクラ
  かぼちゃ
  キャベツ
  キュウリ
  ゴボウ
  小松菜
  さつまいも
  里芋
  さやえんどう
  ししとう
  シソ
  生姜
  正月菜
  スイカ
  スナップえんどう
  ジャガイモ
  ソラマメ
  大根
  タマネギ
  チンゲンサイ
  唐辛子
  とうもろこし
  トマト
  ナス
  ニンジン
  ニンニク
  ネギ
  白菜
  パプリカ
  ピーマン
  ブロッコリー
  ほうれん草
  水菜
  ミニトマト
  メロン
  山芋
  レタス
  ワケギ
[多年野菜]
  アスパラガス
  椎茸
  なめこ
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