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ビニールマルチ

■■■ ビニールマルチ ■■■

<ビニールマルチの解説と使い方>

第二菜園マルチ張り

畑を眺めているとよく見かけるのが農業資材のビニールマルチ。
黒いビニールで畝を覆ってあるあれです。
ビニールマルチには野菜を育てる上で助かる様々な効果があり、これを上手く使うことで手間を大幅に減らしたり生育を良くしたりすることができます。
よく見かける黒以外にも白、銀、白黒、透明など目的によって種類も豊富。
今回はこのビニールマルチについて解説してみます。

ちなみにマルチングというのは土の表面を覆うことを指します。
ビニールマルチに限らず、紙だったり稲藁や籾殻で表面を覆うのもマルチング。
落ち葉や刈草でもマルチングになります。
今回取り上げるのはビニールマルチになりますが、ゴミが出ず使用後はそのまま畑に鋤込むことができる有機物のマルチングも便利ですよ。
↓はミョウガの乾燥防止に籾殻のマルチングをしてある例。

ミョウガ開花ラッシュ

●ビニールマルチの効果
プロに限らず家庭菜園でも出番の多いビニールマルチ。
値段も比較的安価で入手も容易なため活用しない手はありません。
まずはビニールマルチを使うことによりどんな効果が出るのかを挙げてみましょう。
個人的な一押しの効果は「断然畑っぽく見える」ですけどw

1.雑草防止
恐らくこれが最大のメリット。
光を遮断するため、植え穴を開けた所以外は雑草が生えてきません。
畝を側面まですっぽり覆うようにすれば夏場の草抜きで泣かなくてすみます。
しっかり遮光する黒マルチが一番効果大。
光をそのまま通してしまう透明マルチでは雑草防止効果はありません。

2.乾燥防止
土の表面を覆うため蒸発を防ぐ乾燥防止の効果。
水やりの回数を減らせます。
夏場の水やりを減らせるのはありがたいですね。
冬なら水やりほとんど不要になります。

3.地温調整
種類を選ぶことで地温を調整できます。
春先や冬場など地温を上げたい時は透明マルチで地温アップ。
逆に光を反射する銀マルチなら地温を若干下げることができます。
黒が一番地温を上げると思われがちですが、マルチ表面が熱くなるだけで地温上昇効果は透明マルチの方が上。

4.泥はね防止
野菜が病気になる原因の一つに泥はねがあります。
雨で畝表面の土が跳ね、葉に付くことで病気が発生します。
マルチをしてあれば土が雨に叩かれないため泥はねの心配がありません。

5.土や肥料の流出防止
せっかく高畝を綺麗に整えても雨が何度も降るうちに土が流れてしまいます。
またこの時に肥料分も流されてしまうためせっかく撒いた肥料が無駄に。
マルチで土を守ることで土と肥料の流出防止になります。
栽培終了まで綺麗な形のまま畝の維持が可能。

6.畝表面の保護
土の流出防止とかぶる部分もありますが、今度は土表面の話題。
細かく耕してふかふかの畝を作っても、雨に叩かれるうちに表面が固くなってしまいます。
マルチで雨を防ぐことでいつまでも柔らかい状態で維持が可能。
マルチ栽培終了後に畝を耕してみると土が良くなってることに気付くと思います。

●ビニールマルチのデメリット
メリットの多いビニールマルチですが当然デメリットもあります。
メリットとデメリットを天秤にかけて使用するかどうか検討を。
デメリットあっても使った方が便利ですけどね。

1.コストアップ
マルチを買う分当然お金がかかります。
95cm幅の50メートル黒マルチで700円ぐらいでしょうか。
僕が使用してる135cm幅200メートル黒マルチで2000円弱。
メーター10円程度ですが多用するとそれなりの金額に。

2.作業性の悪化
マルチで畝を覆ってしまうため、栽培開始してから行う作業の邪魔になります。
主に土寄せ、追肥、水やりの3つ。
特に土寄せが困難になるため土寄せの多い野菜には不向きです。
土が表に出ていないため追肥や水やりも工夫が必要。
↓うちでは支柱で穴を開けジョウゴを使って追肥しています。

黒マルチ肥料2

3.高温障害
上手く使えば地温を調整できるマルチですが、夏場は高温障害が出やすいです。
真夏の暑い時にビニールですっぽり覆ってしまうわけだから、地温が上がりすぎて根に悪影響が出てしまうんですね。
一番使用率が高いであろう黒マルチは熱くて表面触れなくなるほど。
でも夏場の雑草抑えるために黒マルチは使いたい。
そんな時はマルチの上に稲藁を敷いてやりましょう。

敷藁

4.過乾燥
水分の蒸発を抑え乾燥防止になるビニールマルチ。
しかし一度乾燥してしまうと水の入る場所が少ないため逆に過乾燥になってしまいます。
畝間通路に大量の水を流し込んだり、マルチにところどころ雨水の入る穴を開けたりして対処が必要。

5.処分に困る
使用後は当然ゴミがでます。
少量ならともかく、畑全体に使うようになると結構な量に。
また耕耘機で引っかけたりして破れると、分解されずいつまでも土の中に残ることになります。
畝間通路の除草耕耘したりする時は要注意。

●ビニールマルチの種類
ビニールマルチは用途によっていろんな種類があります。
選ぶ時に考慮するのはサイズ、色、穴の有無でしょうか。
センターラインが付いてると便利とかおまけ的な要素はとりあえず置いておきます。

[サイズ]
特殊な用途を除き、一般的なビニールマルチの厚さは大抵0.02mmです。
長さは自分の畑の広さを考慮して使いそうな分あれば良し。
重要なのは幅ですね。
手軽に入手できる幅は95cm、135cm、150cm、180cmぐらいになります。
畝幅はもちろんですが、畝をすっぽり覆いたいなら畝両側面の高さと土に埋め込む裾の分も計算して余裕のあるサイズにしましょう。

[色]
黒、白、透明、銀、白黒(表と裏で色が違う)などがあります。
僕は見たことなくて効果判りませんが緑もあるみたい。
効果によって色を選択することになります。
とりあえず最初は黒を使って、さらに使い分けをするようになったら他の色を選べばいいと思います。
色別の主な効果は以下の通り(複数の効果があるのでこの色じゃないとダメって意味ではありません)。

黒:雑草防止
白:地温抑制
透明:地温上昇
銀:防虫
白黒:白マルチの効果に黒マルチの遮光性を追加

[穴の有無]
マルチは通常穴は開いておらず、下の写真のようなマルチ穴開け器で穴を開けて使います。
しかし数が多いと結構な手間。
そこで野菜に合わせて最初から穴の開いているマルチが売られています。
10cm間隔でたくさん開いてる物から、大物野菜用に株間を広く取ってあるものまで様々。
タマネギのように大量に穴を開けて使う野菜は穴開きマルチを使うと手間が省けます。

マルチ穴開け器

●ビニールマルチの張り方
ビニールマルチの張り方を紹介します。
と言ってもあくまでねっこが実践してる張り方。
プロ農家では機械で張ってしまうし、手間かけたくない人は適当に引っ張ってマルチ押さえで止めるだけって人もいます。
マルチングの効果を維持さえできればいいので、手間と仕上がりのバランスを取って自分なりにアレンジしてみてください。

マルチ張り1

1工程目。
まずは土の準備。
マルチを張ると耕せなくなるので、深耕して堆肥など有機物を鋤込み。
期間を空けて石灰と肥料の鋤込みも終わらせておきます。

マルチ張り2

2工程目。
畝幅と畝間通路を考えつつ畝の形を整えます。
ここが一番疲れる作業。
僕は神経質なため、きっちり畝ができてないと野菜植える気にならないのです(ノ∀`)
スコップで側面の土を畝に上げ、大雑把に形を作ったら足で側面を踏み固めていきます。
鍬で削りながら綺麗に形を整えてトンボで上面をならしたら出来上がり。

マルチ張り3

3工程目。
すぐにマルチを張ると土が沈んでゆるゆるになってしまうため、2工程のあと数日置いて土が自然に沈むのを待ちます。
その後畝の上面を板などで軽く叩いて平らにします。
2工程の状態だとところどころ土の塊が出っ張ってて、そこだけビニールが伸びたり破れたりしてしまうため。
軽く叩いて出っ張りを埋め込むわけです。
細かいことを気にしなければ飛ばしてもいい作業。

マルチ張り4

4工程目。
畝の周りにマルチの裾を埋め込む溝を掘ります。
軽く溝ができればok。
掘った土は横に残しておきます。

マルチ張り5

5工程目。
いよいよマルチの出番(写真は畝が違うけど気にせずに)。
角にマルチ押さえを刺して仮止めしておきます。

マルチ張り6

6工程目。
そのまま引っ張ってマルチ張り。
マルチの筒の中に園芸支柱を通しておくと引っ張りやすいです。
終点側もマルチ押さえで仮止めして、上にばたつき防止の重しを適当に載せておきます。

マルチ張り7

あとはマルチの裾を掘った溝に埋め込めば完成。
片足でマルチの裾を踏み、マルチをピンと張った状態のまま鍬で土をかける感じで。
これで綺麗にマルチが張れます。
ただきっちり張ったつもりでも風でばたつくので、重しは載せたままの方がいいです。

ちなみに黒マルチは熱で結構伸びます。
綺麗にぴしっと張りたいなら裾を埋めるのは晴れた昼間がおすすめ。
陽の当たらない涼しい時間に張ると、綺麗に張ったつもりでも昼間ゆるんできます。

マルチ張り

どうしても重しになる資材が無い時は土をかけておきます。
プロ農家ではこれをよく見ますね。
でも当然泥跳ねで病気になるリスクも増えるので、できれば他の重しにしたいところ。



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肥料

■■■ 肥料 ■■■

<肥料について>

野菜が育つ上で無くてはならないのが肥料。
養分が無ければいい野菜は作れません。
最近では○○の肥料といった感じで野菜別の専用肥料もありますが、割高だし少量多品種の家庭菜園にはやはり不向き。
自分で適切に扱えるよう肥料の知識を持っておくに越したことはありません。
というわけで今回は養分を補給する肥料のあれこれ。

●肥料の三要素
植物が吸収できる養分のうち最も重要な成分は3種類あります。
窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)の3つで、これらは肥料の三要素と呼ばれています。
化成肥料を買うと袋に8-8-8などの数字が書いてありますよね?
あれは三要素の含有率が示してあるもので、8-8-8なら三要素がバランスよく含まれた肥料、10-5-6なら窒素をメインに補給する肥料ってことになります。
この三要素の働きを理解し、野菜の状態に応じて適切に補給するのがレベルアップした野菜作りへの第一歩。
まずはこの三要素について説明していきましょう。



[窒素]
葉や茎を作るのに必要な栄養成分。
キャベツ、小松菜、ほうれん草など葉物野菜で重要になります。
窒素が不足すると葉の色が薄くなったり黄色くなったりして生育が悪くなります。
逆に過剰になると葉ばかりが茂って実が付かなくなる「蔓ボケ」状態になったり、病気に対して弱くなることも。
害虫も付きやすくなります。
特に豆類や蔓物野菜では窒素を控えめに。

[リン酸]
花や実に働く栄養成分。
ナス、トマト、ピーマンなど果菜類で重要になり、味も良くなると言われます。
リン酸が不足すると花の数が減り実付きが悪くなる他、根も弱くなってしまいます。
リン酸過剰の症状はあまり出にくいですが、やりすぎれば逆に収量が減ることも。
実をたくさん付けたくてもやりすぎは良くないですね。

[カリ]
漢字で書くと加里。
根の発育を促進する栄養成分で病気にも強くなります。
ジャガイモ、大根など根菜類で主力となる栄養素。
不足すると根の状態が悪くなり根菜類の収量も減ります。
過剰になっても根の状態が悪くなり、養分や水分を上手く吸収できなくなることも。

[その他の栄養素]
野菜作りで注意すべきは上の三要素ですが、野菜が生育する上では他にも必要な成分はあります。
カルシウム、マグネシウム、マンガン、ホウ素、硫黄などなど。
カルシウムとマグネシウムは三要素に続いて重要な成分ですが、これは酸度調整を兼ねて苦土石灰を撒くことで補充できるのであまり気にすることはありません。
石灰の主成分がカルシウムで、苦土とはマグネシウムのこと。
それ以外の微量元素補充はプロの領域。
家庭菜園レベルで調整する機会はほとんど無いです。

●有機肥料と無機肥料
最近流行りの有機農法。
この有機農法ってのはいくつか栽培方法に縛りがあり、その中の一つに有機肥料を使わなければいけないってのがあります。
対して一般的によく使われる化成肥料は無機肥料。
この有機肥料と無機肥料の違いや種類を紹介します。

[有機肥料]
自然界で作られた有機物を材料とした肥料のこと。
土の中で分解されて効果が出るのでゆっくりと効き元肥に適する。
肥料分を補充するだけでなく、土作りや野菜の味にも良い効果が出ます。
材料となる素材が様々なので種類もたくさんあり。

 ・堆肥 : 有機物を発酵分解させた物で材料や効果成分は様々
 ・家畜糞 : 牛、鶏、豚、馬などの糞を乾燥処理した物
 ・米糠 : 米を精米した時に出る粉、ぬか床の元
 ・草木灰 : 草木を燃やした灰、窒素を押さえてカリ分補給
 ・魚粉 : 魚を乾燥させて粉状にした物
 ・骨粉 : 動物の骨を粉状にした物、超遅効性だが長期効果
 ・油かす : 菜種や大豆の絞りかす、窒素が豊富
 ・バットグアノ : コウモリの糞が堆積した物、リン酸が豊富 
 ・腐葉土 : 落ち葉が分解された物、栄養成分は少ない

[無機肥料]
必要な栄養素を化学的に合成した肥料。
化学肥料とも呼ばれます。
字面から悪いイメージを持たれがちですが、元は天然由来の材料。
窒素は空気中の窒素、リン酸は鉱石、カリは岩塩から作られています。

狙った栄養素を素早く補充でき使い勝手も良好。
ただし無機肥料だけで野菜を作り続けると土が痩せていきます。
1種類の栄養素だけを含んだ単肥と複数の栄養素を含んだ複合肥料がある。
よく使われる化成肥料とは複合肥料の一種。
一般的な粒状・粉状の化成肥料の他、液肥や葉面散布剤なんてのもあります。

家庭菜園で化成肥料を使う場合は8-8-8の普通化成が一般的だと思います。
これは窒素・リン酸・カリがそれぞれ8%ずつ、計24%の栄養成分が入っているという意味。
そして14-14-14など三要素の合計比率が30%以上の物は高度化成と呼ばれます。
普通化成より値段は高いですが散布量が少なく済むので、割安で保管場所の節約にもなります。
ただし散布量をしっかり管理しないと肥料が効きすぎてしまうため扱いには注意が必要です。



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連作障害

■■■ 連作障害 ■■■

<連作障害とは?>

畑の中でも同じ場所、同じ土で何年も同じ野菜を作り続けると品質が極端に落ちたり病気になったりします。
これが「連作障害」。
菜園計画を立てる時に一番注意しなければいけない項目です。
連作障害が起きる原因としては、

1.前年度の病害虫が土の中に残り同じ野菜に付く。
2.野菜によって必要な栄養バランスが違うので、同じ養分ばかり使ってバランスが悪くなる。
3.根から分泌される成分の濃度が一定以上高まると生育に影響を与える。

などがあります。
また野菜によって連作障害に強い・弱いもあります。
野菜の連作障害耐性と対策法を知ることで回避できる問題なので、菜園計画を立てる時には必ずチェックしましょう。

1つ注意したいのは、連作障害は野菜科目で分類されます。
トマトを作った次の年もトマトを作るのはもちろん連作障害でアウト。
しかしトマトの次にナスを作るのもアウトです。
これはトマトもナスも同じナス科野菜だから。
連作障害を考える時は野菜科目に注意してください。
ただし同じ科目でも多少の強い弱いはあります。

●連作障害対策
どうすれば連作障害を回避できるのか。
基本的な対策から力業までいくつか対策法を紹介。

[輪作]
連作障害対策の基本中の基本。
同じ畝で同じ野菜を作らないことです。
1番畝でナスを作ったら、翌年は2番畝で作るなど毎年位置をずらしていくだけ。
一番簡単で確実な対処法です。
ある程度の広さがあれば毎年ローテーションすることで解決できるけど、狭い畑や同じ野菜を大量に作る時は他の対策を考えないといけません。

[土の入れ替え]
同じ土で作ることがダメなので、土そのものを入れ替えてやる方法。
プランターなどではこれが一番いいでしょう。
露地栽培でも客土してやればいいけど、現実的にはなかなか難しいですね。
そんな時は天地返し。
深い位置と浅い位置の土を入れ替えてやることである程度は連作障害を軽減できます。

[接ぎ木苗]
種からの栽培では難しいですが、苗から育てる野菜なら接ぎ木苗を使う手もあります。
接ぎ木苗とは他の野菜の根を土台として、その上に育てたい野菜の苗を繋いだ物。
自根苗より割高にはなりますが連作障害をある程度回避できます。
根が別の植物なので連作障害を回避できるわけですが、泥はねで葉に土が付いてしまうことによる病気などは回避できません。

[土壌消毒]
土そのものを消毒する方法。
いろいろな手法があるがコストのかかるプロ農家向けが多く、家庭菜園ではせいぜい太陽熱か水を利用するぐらいしかできません。
太陽熱は夏場にビニールなどをかぶせて熱で消毒する方法。
水は田んぼのように一度水に浸からせて病害虫を殺してしまう方法です。

[その他]
連作障害対策としての効果は微妙でもやらないよりはマシなこと。
堆肥や腐葉土などの有機物を入れる土壌改良をして少しでも土を良い状態に持っていく。
微生物の力で病害虫の発生を抑えます。
あとは複数の野菜を混作するなどして成分の偏りを減らすのもいいみたいです。
コンパニオンプランツなどもありですね。

●連作障害耐性
野菜別の連作障害耐性一覧。
一度作ったら何年連作期間を空ければいいかの表です。
大雑把な分類なのであくまで連作に強い・弱いの目安程度にどうぞ。
連作可能な野菜でもある程度経ったら他の野菜に切り替えた方が良い結果が出ます。

[4~5年以上連作禁止]
ジャガイモ以外のナス科全般(ナス・ピーマン・ししとう・トマト・唐辛子など)
マメ科全般(さやえんどう・落花生・ソラマメなど)
スイカ
メロン
ゴボウ

[3~4年は連作禁止]
里芋
山芋
キュウリ
生姜

[2年は連作禁止]
アブラナ科の結球系(キャベツ、白菜、ブロッコリー、カリフラワーなど)
ジャガイモ
レタス
オクラ

[1年は連作禁止]
アブラナ科の非結球系・根菜系(小松菜・水菜・大根・カブなど)
ほうれん草
カボチャ

[連作可能]
ユリ科全般(ネギ・タマネギ・ニンニク・ワケギなど)
ニンジン
さつまいも
とうもろこし
シソ

[植えっぱなしなら問題無し]
アスパラガス
イチゴ
ミョウガ
ニラ



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野菜科目一覧

■■■ 野菜科目一覧 ■■■

<野菜の科目別分類>

連作障害を考える時に重要なのが野菜の科目。
目的の野菜がどの野菜の仲間なのか知ることが必要になります。
連作障害の対策をしていれば自然と覚えてくるものですが、初めての野菜で判らないことも多いはず。
ゴボウがキク科だなんて見た目からは予想つかないですよね。

そんなわけで有名所からマイナー野菜まで野菜の科目別一覧表を作ってみました。
菜園計画を立てる際の参考にしてください。
どこまで野菜に含めるべきか悩む物もあるので、「これ野菜か?」って細かいツッコミはご勘弁を。
間違ってる所見つけたらご連絡ください。

●野菜の科目一覧表
[アオイ科]
・家庭菜園ではほぼオクラ専門のアオイ科。
オクラ、マロー

[アカザ科]
・ほうれん草が代表格アカザ科。
ほうれん草、オカヒジキ、スイスチャード(フダンソウ)、ビート

[アブラナ科]
・害虫被害に遭いやすいアブラナ科、とても種類が多いです。
キャベツ、白菜、大根、カブ、小松菜、からし菜、水菜(キョウナ)、ミブナ、高菜、野沢菜、芽キャベツ、ラディッシュ、カイワレ大根、ワサビ、ブロッコリー、カリフラワー、チンゲンサイ、ケール、コールラビ、タアサイ、コウサイタイ、ルッコラ(ロケット)、クレソン

[イネ科]
・穀物扱いの多いイネ科。
トウモロコシ(ヤングコーン)

[ウリ科]
・蔓物野菜の多いウリ科。
キュウリ、スイカ、メロン、カボチャ、ズッキーニ、マクワウリ、ゴーヤ(ニガウリ、ツルレイシ)、トウガン、シロウリ、ハヤトウリ、ヘチマ

[キク科]
・野菜科目に悩む野菜が多いキク科。
レタス、春菊、サラダ菜、ヤーコン、チマサンチュ、フキ、ゴボウ、エンダイブ、アーティチョーク、トレビス、チコリー、キクイモ

[ゴマ科]
・小さくても立派な野菜のゴマ科。
ゴマ

[サトイモ科]
・そのまんま里芋が主力のサトイモ科。
里芋(タロイモ)、こんにゃく芋

[シソ科]
・東西のハーブが中心シソ科。
シソ、ミント、セージ、バジル、ローズマリー、レモンバーム、タイム、チョロギ

[シナノキ科]
・栄養満点モロヘイヤのシナノキ科。
モロヘイヤ

[ショウガ科]
・薬代わりにも使われるショウガ科。
生姜、ミョウガ、ウコン

[スイレン科]
・ハスの地下茎レンコンのスイレン科。
レンコン

[セリ科]
・アゲハの大好物セリ科。
ニンジン、パセリ、ミツバ、セロリ、セリ、アシタバ

[ツルムラサキ科]
・文字通りのツルムラサキ科。
ツルムラサキ

[ナス科]
・連作禁止期間の長いナス科。
ナス、ピーマン、パプリカ、ししとう、唐辛子、トマト、ミニトマト、ジャガイモ(ばれいしょ)、ハバネロ

[バラ科]
・花だけでなく野菜もありますバラ科。
イチゴ、サラダバーネット

[ヒルガオ科]
・さつまいもが代表格ヒルガオ科。
さつまいも(かんしょ)、エンサイ(空芯菜)

[マメ科]
・文字通り豆類のマメ科。
枝豆、落花生、エンドウ(さやえんどう、スナップえんどう、グリーンピース)、ソラマメ、大豆、黒豆、もやし、インゲン、ササゲ、アピオス、四角豆、ナタマメ

[ヤマノイモ科]
・山芋類全般のヤマノイモ科。
山芋類(自然薯、長芋、ねばり芋、つくね芋、銀杏芋など)

[ユリ科]
・香味野菜の多いユリ科、球根を形成する物が多い。
タマネギ、ネギ、ワケギ、アサツキ、ニンニク、ニラ、ラッキョウ、エシャロット、チャイブ、アスパラガス

●逆引き一覧表
野菜名からの逆引き一覧。
ある程度別名でも探せるようにしてみました。
<ア>
アサツキ:ユリ科
アシタバ:セリ科
アスパラガス:ユリ科
アピオス:マメ科
アーティチョーク:キク科
イチゴ:バラ科
銀杏芋:ヤマノイモ科
インゲン:マメ科
ウコン:ショウガ科
エシャロット:ユリ科
枝豆:マメ科
エンサイ:ヒルガオ科
エンダイブ:キク科
エンドウ:マメ科
オカヒジキ:アカザ科
オクラ:アオイ科
<カ>
カイワレ大根:アブラナ科
カブ:アブラナ科
カボチャ:ウリ科
からし菜:アブラナ科
カリフラワー:アブラナ科
かんしょ:ヒルガオ科
キクイモ:キク科
キャベツ:アブラナ科
キュウリ:ウリ科
キョウナ:アブラナ科
空芯菜:ヒルガオ科
グリーンピース:マメ科
クレソン:アブラナ科
黒豆:マメ科
ケール:アブラナ科
コウサイタイ:アブラナ科
ゴボウ:キク科
ゴマ:ゴマ科
小松菜:アブラナ科
ゴーヤ:ウリ科
コールラビ:アブラナ科
こんにゃく芋:サトイモ科
<サ>
ササゲ:マメ科
さつまいも:ヒルガオ科
里芋:サトイモ科
さやえんどう:マメ科
サラダ菜:キク科
サラダバーネット:バラ科
四角豆:マメ科
ししとう:ナス科
シソ:シソ科
自然薯:ヤマノイモ科
ジャガイモ:ナス科
春菊:キク科
生姜:ショウガ科
シロウリ:ウリ科
スイカ:ウリ科
スイスチャード:アカザ科
ズッキーニ:ウリ科
スナップえんどう:マメ科
セリ:セリ科
セロリ:セリ科
セージ:シソ科
ソラマメ:マメ科
<タ>
タアサイ:アブラナ科
大根:アブラナ科
大豆:マメ科
タイム:シソ科
高菜:アブラナ科
タマネギ:ユリ科
タロイモ:サトイモ科
チコリー:キク科
チマサンチュ:キク科
チャイブ:ユリ科
チョロギ:シソ科
チンゲンサイ:アブラナ科
つくね芋:ヤマノイモ科
ツルムラサキ:ツルムラサキ科
ツルレイシ:ウリ科
唐辛子:ナス科
トウガン:ウリ科
トウモロコシ:イネ科
トマト:ナス科
トレビス:キク科
<ナ>
長芋:ヤマノイモ科
ナス:ナス科
ナタマメ:マメ科
ニガウリ:ウリ科
ニラ:ユリ科
ニンジン:セリ科
ニンニク:ユリ科
ネギ:ユリ科
ねばり芋:ヤマノイモ科
野沢菜:アブラナ科
<ハ>
白菜:アブラナ科
バジル:シソ科
パセリ:セリ科
ハバネロ:ナス科
パプリカ:ナス科
ハヤトウリ:ウリ科
ばれいしょ:ナス科
ビート:アカザ科
ピーマン:ナス科
フキ:キク科
フダンソウ:アカザ科
ブロッコリー:アブラナ科
ヘチマ:ウリ科
ほうれん草:アカザ科
<マ>
マクワウリ:ウリ科
マロー:アオイ科
水菜:アブラナ科
ミツバ:セリ科
ミニトマト:ナス科
ミブナ:アブラナ科
ミョウガ:ショウガ科
ミント:シソ科
芽キャベツ:アブラナ科
メロン:ウリ科
もやし:マメ科
モロヘイヤ:シナノキ科
<ヤ>
山芋:ヤマノイモ科
ヤングコーン:イネ科
ヤーコン:キク科
<ラ>
落花生:マメ科
ラッキョウ:ユリ科
ラディッシュ:アブラナ科
ルッコラ:アブラナ科
レタス:キク科
レモンバーム:シソ科
レンコン:スイレン科
ロケット:アブラナ科
ローズマリー:シソ科
<ワ>
ワケギ:ユリ科
ワサビ:アブラナ科


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酸性度

■■■ 酸性度 ■■■

<土の酸性度>

子供の頃に学校で習った酸性やアルカリ性の話を覚えてますでしょうか?
ph(ペーハー)ってやつでph数値が低いほど酸性、高いほどアルカリ性に近いってあれです。
ちなみにph7.0が中性。
畑の土にも酸性度があり、野菜が育つにはph6.0~6.5ぐらいの酸性度が一番適していて(野菜によって適正なphは異なる)、あまり酸性度が違っていると上手く育ちません。
土の酸度調整は土作りの重要な要素の一つ。

●酸度の判定
自分の畑の土がどれくらいの酸度なのか知るためには酸度測定器具を用います。



土を水に溶かして試験紙で測定するタイプ、試験液を使うタイプ、電極を差し込んで測定するタイプなどがあり、おすすめは電極を使うタイプ。
酸度計を土に差し込むだけで測定できるので気軽に測定できます。
安い物で3000円ぐらいから。
試験液タイプは安いのですが測定の仕方にコツがいるので、慣れないと正しく測定できないかもしれません。

酸度計2

一坪菜園などの小さな菜園で、わざわざ酸度計を買うのはもったいない・・・って時は適当でもなんとかなるかも?
だいたい1㎡辺り100~200グラムぐらいの苦土石灰を撒いておけば無事育つ場合が多いです。
ただし強い酸性やアルカリ性を好む野菜では失敗しやすいので、野菜によっては石灰の量を多め少なめに調整して、あとは経験則で昨年よりも増やすか減らすかって感じに調整していくしかないと思います。
近所に酸度計を持ってる人がいたら最初だけ測定してもらって目安だけでも知りたいところですね。

また、生えている雑草によってある程度判断することもできます。
スギナ・オオバコ・ヨモギなどは酸性の土を好む雑草。
これらを見かけたら多めに石灰を撒いてやる必要があります。
スギナは根も非常に強く根絶が難しいので畑で見かけたりしたら大騒ぎ。
アルカリを好む雑草は何でしょうね?
日本の土で何もせずにアルカリ性ってのはあまり無いのでこっちは心配しなくていいかも。

●石灰の種類
雨が多い日本では何もしないと土が酸性に傾いているので、中和して適正値に近付ける必要があります。
ではどのようにして土の酸性度を調整するのか。
野菜作りでは石灰を使います。
強い酸性になっている土を石灰のアルカリ成分で中和して目標のphに近付けます。

家庭菜園で土の酸度調整として使う石灰は主に3種類。
ホームセンターや園芸店で手に入ります。
家庭菜園で使うなら扱いやすく必要な成分を1つで補える苦土石灰がおすすめ。
有機栽培にこだわる人、いつも種蒔き前に石灰撒き忘れに気付く人は有機石灰。
また、石灰には粒状と粉状の2種類あります(有機石灰は粉状しか無いかも?)。
値段は粉状の方が安いのですが、風が強い日は使えず吸い込むと体にも良くないので粒状の物をお勧めします。

[消石灰]
酸度の調整に特化した菜園用石灰で中和力は3種類の中で一番強い。
少量でph調整ができ速効性だが、野菜に障害が出やすいので種蒔き前にしっかり期間を空ける必要がある。

[苦土石灰]
苦土とはマグネシウムのこと。
酸度の調整をしつつ、野菜作りに必要な微量元素も補ってくれる。
種蒔き前に数日空けた方が良い。

[有機石灰]
かき殻石灰や貝石灰と書いてあるかもしれません。
貝殻などをつぶして粉末にした物。
野菜への影響が少なく種蒔き前日でも使えるのが特徴、ただし値段高めで遅効性。

●酸性に強い野菜、弱い野菜
家庭菜園でよく作られる野菜の中で特に酸性に強い・弱いと思われる物を挙げてみました。
酸性に弱い野菜は石灰を多く、強い野菜は前年度の状況次第では石灰無しで調整します。
特に強い弱いの無い野菜ならph6.0合わせで。
酸度計が無くても前年に問題無ければ1㎡辺り100~150gの苦土石灰を撒けば維持できるんじゃないかなと思います。

[酸性に弱い] 適正ph:6.0~7.0
ほうれん草、枝豆、えんどう豆、ニンジン、アスパラガス、タマネギ、ネギ、ニンニク
[酸性に強い] 適正ph:5.0~6.0
ジャガイモ、さつまいも、山芋、里芋、スイカ

酸度調整の基本は苦土石灰を撒くってことは判ったと思いますが、問題は土がアルカリ性だった場合ですね。
これは石灰のように簡単に調整できる資材がありません。
雨で酸性に傾くまでじっと待つか、ピートモスなどの酸性の強い資材を混ぜるかぐらい?
元に戻すのが大変なので石灰の撒きすぎには注意しましょう。



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接ぎ木苗

■■■ 接ぎ木苗 ■■■

<接木苗について>

園芸店で苗を選ぶ時に「接ぎ木苗」と「自根苗」の2種類あるのを見かけると思います。
自根苗はごく普通に種を蒔いて育てた苗。
それに対して接ぎ木苗は少し特殊な作り方をした苗になります。
今回はこの接ぎ木苗について紹介したいと思います。

接ぎ木苗

●接ぎ木苗のメリット、デメリット
接ぎ木苗は他の植物の苗に目的の野菜苗を繋ぎ合わせた物です。
写真はスイカの接ぎ木苗ですが、双葉が2組4枚出てるの判りますでしょうか?
下の大きい双葉が台木となるカボチャ部分、上が穂木のスイカ。
カボチャの子葉から上を切り、その上にスイカの苗を繋ぎ合わせてあります。

こうするとカボチャの根でスイカが育つことになり、これが接ぎ木苗3つのメリットに繋がります。
1つ目は違う野菜を使っているので連作障害を軽減できること。
2つ目は病気に強い台木を使うことで特に土壌病害のリスクを減らせること。
3つ目は台木の耐寒性や根張りの良さにより育ちが良くなること。

逆にデメリットとしては自根苗の3倍近くする値段でしょうか。
あとは接ぎ木は手間がかかるため苗の自作が難しくなるってことも。
台木の選択を間違えると悪影響が出る場合もあるようです。
要するにお金かけてもいいなら接ぎ木苗の方が簡単に育てられるってことですね。

接ぎ木苗台芽

●接ぎ木苗の注意点
接ぎ木苗を使う場合は注意点が2点あります。
1つは台芽。
2枚目の写真もスイカの接ぎ木苗ですが、これは台木のカボチャから新しい葉が出てきています。
これが台芽で、これはしっかり取り除かないといけません。
台木の方が強いため、台芽を残したままにしておくとそちらに養分が取られてしまいます。

もう1点は定植深さ。
台木の根だけでなく接いだ部分から穂木の根も出てきます。
あまり深く植えすぎると穂木の根が土に付いて育ってしまい、そうなると台木ではなく穂木の根で育つので接ぎ木の意味がありません。
接ぎ木苗を使う時は深植えしないように注意しましょう。

あんどん1

●あんどん囲い
接ぎ木苗を購入するのはほとんどが夏野菜苗。
そして夏野菜苗を植える時に活躍するのが「あんどん囲い」とか「あんどん仕立て」とか呼ばれる仕立て方。
ついでにこのあんどんについても解説しておきます。
あんどん仕立てと言っても蔓性植物を育てる円柱状の支柱のことではないですよ。
写真のようにビニールの袋で苗を守ってやるあんどんです。

4月から5月頃には畑でよく見かける姿です。
夏野菜苗にとって4月はまだ朝晩の寒さが厳しいので、こうすることで保温しつつ弱い苗を風からも守ってやります。
5月中旬ぐらいに暖かくなってから植え付けるなら不要なんですけどね。
またウリ科野菜苗については保温と防風以外に防虫の効果もあり。
ウリ科の宿敵ウリハムシは横に飛べても真下には上手く飛べないので、あんどんに入り込みにくく被害をかなり減らしてくれます。

あんどん2

あんどんの中の様子。
中身はスイカの苗です。
こんな感じに四隅に棒を立てて、上下を切った袋をかぶせるだけ。
育ち方を考えても、ウリ科はナス科野菜よりも大きめの袋を使ったほうがいいです。
このために肥料などの丈夫で大きい袋を残しておくのが一番いいけど、無ければゴミ袋とかでも構いません。



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■■■ 土 ■■■

<土について>

野菜を作る上で最も重要な要素は土です。
同じように育てても土の良し悪しで収量・品質その他に大きな差が出ます。
野菜作りを成功させるためには土を理解することが一番の近道。
そこで今回は土についてのあれこれ。

●土質
土質は土の粒子の状態により
  砂壌土(すなじょうど) > 壌土(じょうど) > 植壌土(しょくじょうど)
に分類され、粒子の大きいさらさらと砂っぽいのが砂壌土、粒子が細かく粘土っぽいのが植壌土です。
野菜作りに最も適しているのは壌土で、握ると固まるけど押せば崩れる絶妙な土具合で野菜全般に応用可能。
家庭菜園の土作りで目指したいのはこの壌土の状態です。
それぞれの特徴は以下の通り。

砂壌土:保水性・保肥性が悪い、排水性・通気性が良い。
    水やりが多く必要、雨・水やりで養分が流されやすい。
植壌土:保水性・保肥性が良い、排水性・通気性が悪い。
    根腐れしやすい、雨が降るとぬかるんでぐちゃぐちゃ。
壌土:砂壌土と植壌土の中間の性質で、周りの人がうらやむ土w

壌土を目指すには土壌改良資材を入れて土質を改善するのが近道。
堆肥、パーライト、籾殻燻炭、腐葉土、鹿沼土、ピートモスなどなど用途に応じていろんな種類の物がホームセンターで売ってます。
また、野菜によっては砂壌土を好んだり植壌土を好む物があるので、逆の発想で土質にあった野菜を選ぶってのも手ですね。

[砂壌土向きの野菜]
 ジャガイモ、ニンジン、さつまいも、生姜など
[植壌土向きの野菜]
 ニンニク、タマネギ、里芋など

●土の構造
誰が見ても野菜に良さそうだなーと思うふかふかの土ってありますよね。
あれは土の構造が「団粒構造」(だんりゅうこうぞう)になってる土です。
土ってのは高い倍率で見ていくと、岩石や鉱物などの小さな粒子で構成されてます。
この粒子が微生物の出す粘着性のある物質などで団子状に固まり、それが集まることで土を形成しています。

この時の団子が小さく、団子同士が密集するため土の中に隙間が無いのが「単粒構造」(たんりゅうこうぞう)。
団子が大きく団子と団子の間に隙間を保たれるのが団粒構造です。
土の中に隙間があるため排水性や通気性が良く、しかも肥料持ちの良いふかふかの団粒構造。
土作りではこの団粒構造を目指したいところです。

ではそんな団粒構造の土にするにはどうしたらいいのか?
微生物や腐植(有機物が分解された物)によって団粒が作られるので、それを補ってやればいい。
つまり堆肥や腐葉土を入れてやればいいんですね。
堆肥が土作りの基本と言われるのはこのためです。
ちなみにせっかく団粒構造の土になっても雨降り直後などに耕耘機をかけてしまうと単粒化してしまいます。

●良い土の条件
壌土、団粒構造が良いという土の基本が判った所でもう少し細かい条件を見てみましょう。
畑の土として好まれる条件は、
 ・保水性が良い
 ・排水性が良い
 ・通気性が良い
 ・保肥性が良い
 ・肥えている
 ・柔らかい
 ・有用微生物が豊富
 ・酸度が適当
 ・清潔

って感じでしょうか。
こんな条件の良い土があったら分けてほしいものです。

保水性、保肥性、肥えているの条件は判りやすいですね。
充分な肥料分があり、野菜に必要な水と肥料をしっかり蓄えることができる土。
根が生育するためには空気も必要なので通気性も重要。
また根がずっと水に浸かった状態では根腐れをおこしてしまうので排水性も必要です。
柔らかい土の方が根が張りやすく、病気の原因菌や害虫がいない清潔な土の方が良いのも当然。
そして有用微生物が豊富ってことは団粒化を促進し有機物の分解も進むのでこれも大事。
酸度については「酸性度」のコーナーで詳しく語ります。

ここで疑問に思う人がいるかもしれない点が保水性と排水性。
良い土ってのは保水性と排水性がいい土だってことはよく耳にすると思いますが、このセットにされた2つの要素はどう両立するんでしょう?
僕も最初の頃これに首をかしげてました。
答えは上に書いた団粒構造にあるんですね。
団粒構造化することで土に隙間ができて排水性が良くなり、かつ団子の中で水分をしっかり保持するってこと。
素晴らしき哉、団粒構造。

●土作り
では実際土作りはどうしたらいいのか。
家庭菜園でもできることを簡単にまとめると以下の通り。

1.まずは予算と相談で土壌改良資材を入れる。
特に堆肥は野菜を作る季節の前に毎回。
2年以上野菜を作る予定が無い土地なら生の籾殻を大量に鋤込むのもお勧めです。
生籾殻は分解に時間がかかりその間は野菜の根に良くないので、すぐに野菜を作る予定の土地へはお勧めできません。

土作り燻炭

うちの畑では牛糞堆肥・籾殻堆肥・米糠・籾殻燻炭・腐葉土の5種類を春作と秋作前の毎年2回投入しています。
春は全面に、秋は春秋通年栽培している以外の畝単位で。
籾殻堆肥・籾殻燻炭・腐葉土は自作。
牛糞堆肥は近場の牛舎から貰える時に無料で、米糠はコイン精米機を回って集めてます。
頑張ればお金かけなくても対処は可能!

2.よく耕す。
土の塊が出来ないよう細かく深く耕す。
深い所まで酸素を送り込んでやりましょう。
耕すタイミングは土に適度な水分があり乾きすぎず湿りすぎずの状態。
雨が降った直後の耕耘は団粒構造を壊してしまうので厳禁です。

天地返し2

3.天地返しをする。
土を深く掘り起こし上の方の土と下の方の土を入れ替えること。
野菜を作ることが少ない冬場に行います。
掘った土は塊のまま放置で構いません。
寒さで凍ってそれが溶ける時にぼろぼろと崩れて細かくなっていきます。
目に見えて土がほぐれていくので観察してると楽しいです。
土をほぐすとともに寒さで土の中の病害虫も死んでくれます。

4.ミミズを増やす。
ミミズは良い土のバロメーター。
ミミズの分泌物によって土が団粒化されるし、土の中を掘り進むので通気性が良くなり土も柔らかくなります。
ミミズを増やしたかったら米糠をたまに鋤込んでやってください。

ただし最初からミミズが逃げ出すような土ではダメですけどね。
多少なりともミミズがいるなら米糠をたまに撒いておくと、1年後にはミミズが増えてるのを実感できると思います。
ミミズは雌雄同体の生き物で最低2匹はいないと効果ありません。
多少いる状態で米糠を撒いておけば、春に卵からかえった赤ちゃんミミズをたくさん見られると思います。

5.野菜を作る。
そのために土作り調べてるんだろうがこら!と思うかもしれませんが、土が悪くても野菜を作ってください。
条件の悪い土でも野菜を作っていれば自然と畑の土に近付いてきます。
個人的にはジャガイモをお勧め。
騙されたと思って上の4項目を守りつつ1年野菜を作ってみてください。
きっと土の変化を実感できると思います。

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害虫図鑑

■■■ 害虫図鑑 ■■■

<野菜作りで出会う害虫達>

野菜作りをする上で避けては通れないのが害虫対策。
比較的害虫に強い野菜もありますが、何も対策をしないとまともに収穫できない野菜も多いです。
対策をするためにはまず敵を知ること。

このコーナーでは家庭菜園でよく出会う害虫達を写真付きで紹介していきます。
名前が判れば対策法を探すこともできるので図鑑として役立ててください。
五十音順になっていて、要注意度は家庭菜園における駆除の優先度です。
(★:緊急性低め ~ ★★★:必ず対策が必要)。



アオバハゴロモ

●アオバハゴロモ  <要注意度:★>
野菜や花など種類を問わず発生する害虫。
写真はアオバハゴロモの幼虫で、白い綿に混じって見分け辛いですが中央付近に一匹います。
この幼虫が出す白い綿状の分泌物が野菜の茎などに付着しているのをよく見かけます。
白い綿を取り除こうとすると綿の一部が飛んでくる(これが幼虫本体)ので驚くことも。
吸汁性の害虫ですが実害はあまり無く、大量発生しなければ放置してても問題ありません。



アオムシ

モンシロチョウの卵

●アオムシ  <要注意度:★★>
チョウの幼虫の中でも毛がなく緑色の個体を指しますが、家庭菜園で一般的なのはモンシロチョウの幼虫。
主にアブラナ科の野菜を狙ってきます。

モンシロチョウがアブラナ科野菜の周りを飛んでいたら要注意。
葉の裏に楕円形の小さな卵を一粒ずつ産み付けています(写真2枚目)。
葉の葉脈のみを残して食い荒らすので、寒冷紗など卵を産み付けられないようにする対策が重要。
↓はキャベツの中でぬくぬくと生き延び蛹化したアオムシ。

アオムシ蛹



アザミウマ

●アザミウマ  <要注意度:★>
作物を吸汁して組織を傷つける害虫。
体長1mm以下と非常に小さく肉眼では見え辛い。
家庭菜園では写真のネギアザミウマをよく見かけます。
被害を受けた箇所は葉の表面が白くなってくるので、そこで初めてアザミウマにやられてると気付きます。



アゲハ

●アゲハ  <要注意度:★★>
アゲハチョウの幼虫。
ニンジンやパセリなどの葉を好んで食べます。
食欲旺盛で放置するとすぐに葉が丸坊主に。
キアゲハが一番多く、葉に黄色い粒が付いていたら卵なので要注意です。
駆除の際に触るとオレンジ色の触角を出して臭いで威嚇してきます。



アブラムシと脱皮殻

●アブラムシ  <要注意度:★>
害虫の基本とも言うべきアブラムシ。
葉の裏側に大量に発生します。
最初は少ない数が飛来してきてそこから単為生殖で一気に増殖。
アブラムシと共存するアリが集まってくるので、株にアリが登ってるのを見かけたらご注意を。
ちなみにアブラムシと一緒に写ってる白い細かいのはアブラムシが脱皮した抜け殻です。

葉が弱ったりしますが野菜自体を直接食害することは少ないです。
しかし数々の病気を媒介するので放置すると大変なことに。
農薬なら多くの薬が対応してる他、ストチューや牛乳スプレーなどの自然農薬対応、天敵であるテントウムシ利用など対処法もいろいろあります。
↓の黒いアブラムシはワタアブラムシ。

アブラムシ



アメリカミズアブ幼虫

●アメリカミズアブ  <要注意度:★>
成虫は蜂に似た姿ですがハエの仲間で人を刺したりはしません。
畑で関わるのは写真の幼虫で、堆肥場やコンポストなど生ゴミがある場所に大量発生します。
直接の被害はありませんが、大きめのウジ虫がたくさん沸くため非常に気持ち悪い。
冬にはいなくなるものの、夏場堆肥場を開けたらこれが大量にいたりすると泣きたくなります。
生ゴミの分解能力はミミズ以上のため悪いことばかりではないのですがやはり不快害虫。



アワダチソウグンバイ

●アワダチソウグンバイ  <要注意度:★>
キク科野菜やサツマイモに発生する3mmほどの小さな害虫。
作物を吸汁して組織を傷つけるため葉が白くかすれてきます。
名前の由来は羽根の形が相撲の行司が持つ軍配に似ていることから。
北米からの侵入害虫で近年生息域が拡大してるとか。
名前の通り本来はセイタカアワダチソウに付いていた害虫が野菜を食害するようになったようです。



アワノメイガ食害

●アワノメイガ  <要注意度:★★★>
とうもろこしの主要害虫にして最大の敵。
とうもろこしの栽培はこのアワノメイガをどう対処するかどうかで決まります。
駆除をしていないと実の中に入り食い荒らす他、茎の中も食い進むので株ごと枯れる場合もあります。
虫の痕跡を見つけた時には既に入り込まれてることも多く、無農薬では対処が難しい害虫。
苗を保温しての早採り栽培ならアワノメイガの発生時期前に収穫することも一応可能。



イモキバガ

●イモキバガ  <要注意度:★>
さつまいもの葉を食べる害虫でイモコガと呼ばれる場合も。
写真のように糸を吐いて葉を二つ折りにしてその中に居座ります。
中から薄皮一枚残して葉の表面だけを食べる器用なやつ。
被害葉は目立つが葉の増えるペースの方が速いため実害は少ない。



●イモコガ  →イモキバガへ



イラガ

●イラガ  <要注意度:★>
野菜ではなく果樹に多い害虫。
葉の裏に数匹集まってたりします。
葉を食い荒らされてたらゴム手袋などでしっかりガードしてから調査と駆除を。
トゲに毒があるため素手で触ると激痛が走り、数日赤く腫れてかゆみが続きます。
痛みが強いため電気虫と呼ばれたり、地方によって多数の呼び名があります。



●ウスカワマイマイ  →カタツムリへ



ウリハムシ

●ウリハムシ  <要注意度:★★>
キュウリ、カボチャ、スイカなどウリ科野菜の主要害虫。
大量に飛んできては葉を食い荒らす他、実の表面を囓ることも。
追い払ってもすぐにまた飛んで戻ってきます。
特に小さい苗の頃には葉を全て囓られ枯らされることも多々あり。
また株元に卵を産み付け、幼虫が根に対しても加害します。



ウワバ

●ウワバ  <要注意度:★>
ヨトウムシやアオムシなどと間違えやすい害虫。
葉物野菜なども食べるため被害は出るが、多発しないので厄介度は低め。
ヨトウムシとの違いはヨトウムシが後ろ足4対に対してウワバは2対のみ。
またシャクトリ状に歩くためアオムシとも判別できます。
↓はウリ科野菜に付くウリキンウワバ。

ウリキンウワバ



ウスカワマイマイ

●カタツムリ  <要注意度:★>
みなさんご存じカタツムリ。
種類が多いので一纏めでカタツムリとして扱います。
子供が喜ぶカタツムリも野菜を食害する種類があり畑では立派な害虫。
白菜やレタスなど葉物中心に食害します。
上の写真はウスカワマイマイ。
育っても直径2cm前後の小さいカタツムリで、畑の害虫としてのカタツムリでは一番よく見かける種類だと思います。



●カブラハバチ  →ナノクロムシへ



●カブラヤガ  →ネキリムシへ



テッポウムシ

●カミキリムシ  <要注意度:★★>
畑で問題となるのはカミキリムシの幼虫で、果樹に大きな被害を与えます。
幼虫が幹の中を食い進み、場合によっては木そのものを枯らせてしまうことも。
うちの畑ではハッサク・みかんなど柑橘類の天敵です。
幼虫の状態ではテッポウムシとも呼ばれていて、木の幹に丸い穴が空いていたら侵入された可能性あり。
成虫を見かけたら卵を産み付けられないよう駆除し、幹に穴が空いてないか確認しましょう。
↓はご存じカミキリムシ成虫。

カミキリムシ



カメムシ

●カメムシ  <要注意度:★>
非常に種類の多いカメムシ。
大きさや色・形も様々です。
「カメムシ」ってのはカメムシ科の総称で正式名称がカメムシって虫はいません。
触るときつい臭いを出すことでも有名ですね。
オクラや枝豆など一部の野菜の実を吸汁して被害を与える他、果樹の実に大きな被害を与えます。
↓はフタスジハリカメムシの卵

フタスジハリカメムシの卵



キスジノミハムシ

●キスジノミハムシ  <要注意度:★★>
アブラナ科を狙ってくる難防除害虫。
体長2mmほどで寒冷紗を抜けてくる上、人が近付くと飛び跳ねて逃げるので捕殺も困難。
しかも世代交代が早く油断すると大量発生します。
家庭菜園用の農薬では対象になっている物もあまり無く対策が大変。
成虫は葉を囓るので小松菜や水菜に大打撃となる他、幼虫は地中で大根やカブを囓って傷だらけにします。



ホソチビオオキノコムシ

●キノコムシ  <要注意度:★>
椎茸やヒラタケなど茸類を食害する甲虫の総称。
色や模様違いなど種類は多いが、ほとんどは5mm前後の小さな虫です。
成虫が茸を囓る他、幼虫のウジ虫も内部を食い荒らしてすかすかにしてしまいます。
上の写真はホソチビオオキノコムシ。
体長4mm程度でオレンジの頭部が特徴です。



クワゴマダラヒトリ

●クワゴマダラヒトリ  <要注意度:★★>
基本的には果樹の新芽や葉を食い荒らす害虫。
しかし果樹に留まらず、そこらに生えている雑木から野菜まで物を問わず被害を与えます。
野菜へは移動してきた単独で見かけることが多いですが、果樹では卵を産み付けられて大量発生する場合もあるので注意が必要。
いかにも危険そうな毛虫だけど毒はありません。



コオロギ

●コオロギ  <要注意度:★>
雑食性のコオロギ。
バッタを食べるという点では益虫だが苗を囓るのでやはり害虫。
敷藁をしているとその下に集まりやすいです。
子供の頃は平気で捕まえてたけど今はどうも苦手です。



コガネムシ

コガネムシ幼虫

●コガネムシ  <要注意度:★★>
1枚目は成虫、2枚目は幼虫。
成虫はオクラや枝豆の葉を囓るけど被害は比較的少なめ。
問題は幼虫で根に大きなダメージを与えます。
植えた苗の外見は特に問題無いのにぐったりしてる時は一度掘り起こしてみてください。
コガネムシの幼虫が根を囓って養分や水分を吸収できなくなっている可能性が高いです。
またさつまいもを食害して穴だらけにすることも。



コナガ

●コナガ  <要注意度:★★>
プロ農家でも防除に苦労するらしい難防除害虫。
写真は成虫で1cm弱と小さな蛾です(後ろの寒冷紗の目が1mm)。
野菜に被害を与えるのは幼虫で、5mmほどの小さなアオムシがアブラナ科野菜の葉を薄皮だけ残して食害。
触ると激しく動き回ったり糸を吐いてぶら下がったりします。
世代交代がとても早く、一度発生してしまうと大量発生に繋がります。



コメツキムシ幼虫

●コメツキムシ  <要注意度:★>
写真はコメツキムシの幼虫。
表面を殻に覆われたミミズのような姿をしています。
この幼虫が地中で根菜類を食い荒らして被害を出します。
幼虫の段階での別名はハリガネムシ。
ただしコメツキムシとは違う別の生物でハリガネムシという名前のものもいるのでややこしい。



マメシンクイガ2

マメシンクイガ1

●シロイチモジマダラメイガ  <要注意度:★★>
枝豆などのさやに2枚目の写真のように小さな穴を開け中へ侵入する害虫。
侵入後は豆を食い荒らします。
体色が緑から紫がシロイチモジマダラメイガ、乳白から赤味を帯びているのがマメシンクイガ。
一度中に入られると駆除できないため、穴が開いてるさやは処分するはめに。
穴に気付かず茹でて食べてしまうと・・・うわぁ(´Д`;
豆類で最も面倒な害虫です。



●シンクイムシ  →ハイマダラノメイガへ



セスジスズメ

●セスジスズメ  <要注意度:★>
スズメガの一種の幼虫。
真っ黒な芋虫です。
里芋の主要害虫で、食欲旺盛なため成長すると9cm近くなる大物。
色が判りやすいのですぐ見つかりますが放置すると里芋の葉が無くなります。



ダイコンサルハムシ

●ダイコンサルハムシ  <要注意度:★>
名前に大根と付いてますが、大根だけでなくアブラナ科全般を食害する害虫。
夏の終わりから秋頃に発生します。
写真では黒く見えるけど光の具合で青~紺色に見える甲虫。
農薬以外では地道に捕殺するしかなく大発生しやすい害虫です。
雑草があると越冬して翌年も発生するため、発生した場合は畑周りの雑草管理を念入りに。



タバコガ

●タバコガ  <要注意度:★★>
トマトやピーマンなどの実に大きな穴をあけ中を食い荒らします。
中身を食べ終わるとまた次の実へとどんどん移動していくので、特にトマトでは早めに駆除したい害虫。
ヨトウムシに似てるけどよく見ると細かい毛が生えているので見分けがつきます。
同じ仲間で親となる蛾の違いによりタバコガとオオタバコガの2種類あり。
タバコガは主にナス科を、オオタバコガはナス科以外にもウリ科やキク科など広範囲に荒らします。



●テッポウムシ  →カミキリムシへ



●テントウムシダマシ  →ニジュウヤホシテントウへ



トビムシ

●トビムシ  <要注意度:★>
野菜ではなく椎茸に付く害虫。
傘裏のひだひだ内に見える小さな黒点がトビムシです。
とても小さく肉眼ではゴミか何かと勘違いしやすい。
露地の原木栽培では避けては通れない害虫です。
放置すると椎茸を食害されますが、早めに収穫してトントンと叩き落としてやると大部分は落ちます。



ナカジロシタバ

●ナカジロシタバ  <要注意度:★>
さつまいも、エンサイなどヒルガオ科の葉を食害する害虫。
5本ほどある黄色の縦線が特徴です。
葉を穴だらけにするが被害が目立つようになるのは幼虫が育った9月頃から。
ヒルガオ科は生長が早く9月過ぎには充分葉を増やしている場合が多いため、大量発生しなければそれほど問題にはなりません。



ナシケンモン

●ナシケンモン  <要注意度:★>
ヤガ科の蛾の幼虫。
基本は樹木の葉を食べますが野菜にも付くことがあります。
褐色型の他に黒色型もあり。
うちの畑ではイチゴとシソでたまに見かけます。
頭部後ろの猫背が特徴。



ナノクロムシ

●ナノクロムシ  <要注意度:★>
アブラナ科の葉を食害する真っ黒な芋虫。
見た目からナノクロムシと呼ばれていますが、正しくはカブラハバチの幼虫です。
体長1~2cmほどと小さめだけど緑の葉に黒い虫なのでとても判りやすい。
葉に張り付いて食事をしてますが、触ると体を丸めてぽろっと落ちます。
捕殺する時はしっかり捕らえないと地面に落ちて見失ってしまうことも。



ナメクジ

●ナメクジ  <要注意度:★>
カタツムリが進化したナメクジ。
主に夜間に活動し野菜の葉や新芽を食べてしまいます。
イチゴとかは特に注意したい害虫。
黒マルチをしてあると這った跡が白く残るのでナメクジが原因だと判ります。
多発する所では結構な被害が出るようですが、うちの畑はカエルがとても多いせいかナメクジ被害はほとんどありません。



ニジュウヤホシテントウ

●ニジュウヤホシテントウ  <要注意度:★>
28個の斑点があるテントウムシ、別名テントウムシダマシ。
ナナホシテントウがアブラムシを食べる益虫なのに対して、このニジュウヤホシテントウは野菜の葉を食べる害虫です。
ナスやジャガイモなどナス科野菜が標的。
↓は幼虫で昔服に付けて遊んだオナモミのような姿です。
この幼虫がたくさん出てくると被害が酷くなるので、成虫を見かけたら早めに対策を。

ニジュウヤホシテントウ幼虫



ネギコガ蛹

●ネギコガ  <要注意度:★>
写真はネギコガの蛹。
ネギコガを見かけるのは大抵この蛹の状態です。
蛹の後ろのネギ側面が白くなってるの判るでしょうか?
ネギコガの幼虫はネギ内部へ入り込み、このように内側から表皮だけを残して食害します。
その後表に出てきて蛹へ。
名前の通り狙われるのはネギ属の野菜のみです。



ネキリムシ

●ネキリムシ  <要注意度:★★★>
一匹当たりの被害度ではトップクラスの害虫で、カブラヤガなどヤガ類の幼虫。
夜間に行動し、苗の根元を囓って丸ごとダメにしてしまいます。
朝畑を見て根元から千切れてる苗があったらネキリムシの仕業。
被害を受けた翌朝ならその場所を掘ると土の中から出てきます。
次々と苗を倒していくので被害が出た時には確実に見つけ出したい害虫。
株が大きく育ち根元が太くなるとネキリムシが居ても被害は受けなくなります。



シンクイムシ

●ハイマダラノメイガ  <要注意度:★★★>
シンクイムシは俗称で正式名称はハイマダラノメイガ(の幼虫)。
大根や白菜などアブラナ科の一部を狙ってきます。
特に大根で被害が多発。
葉の茎部分に侵入し、株元の芯の部分(成長点)へ食い進むのがシンクイムシの名の由来。
侵入された所から先の葉は枯れてしまい、成長点を食べられると株ごとやられます。
芯の奥に居るので駆除し辛いのに被害はかなり大きいので厄介度は高め。



オンブバッタ

●バッタ  <要注意度:★>
こまかい分類はやめてバッタ類まとめて。
野菜の葉を食害します。
イナゴの大発生なんて起きたら全滅コースですよね。
家庭菜園だと被害を一番受けやすいのは写真のオンブバッタ。
発芽して間もない苗全般を攻撃する他、シソの葉によく付いてます。



●ハマキムシ  →ワタノメイガへ



ハモグリバエ

●ハモグリバエ  <要注意度:★>
成虫のハエは野菜を食害することはありません。
加害するのは幼虫のウジ虫。
葉の中に入り込み蛇行しながら葉を食い進みます。
食い進んだ白い食害痕が筆で書き殴ったように見えるので別名「絵描き虫」とも呼ばれています。
マメ科、ナス科、ウリ科など多くの野菜で被害が見られるが、野菜の生育に致命的なダメージを与えることは少ない。



ヒメエグリバ

●ヒメエグリバ  <要注意度:★>
雑草の合間などでたまに見かける黒い芋虫。
幼虫の食性はアオツヅラフジで、野菜に影響を与えたりはしません。
しかし成虫になると葡萄、梨、桃など果樹の実を吸汁して被害を与えます。
成虫の蛾は羽根部分が枯葉を模した立体的な形になってるのが特徴的。



フタスジヒメハムシ

●フタスジヒメハムシ  <要注意度:★>
体長4mmほどで背中の2本のラインが特徴。
大豆や小豆など豆類の葉やさやを食害します。
葉の食害で致命的なダメージを受けることは少ないが、さやを囓られると変色し品質が落ちることに。
また幼虫は地中でマメ科特有の根粒部分を食害します。



フタトガリコヤガ

●フタトガリコヤガ  <要注意度:★>
ハマキムシと共にオクラでよく見かける害虫。
葉の裏に隠れたりせず普通に葉の上に居たりします。
多発はしないので厄介度は低め。
葉を見回って見かけたら捕殺で間に合います。



ベニフキノメイガ

●ベニフキノメイガ  <要注意度:★★>
シソやバジルなどシソ科の葉を好んで食い荒らす害虫。
食い荒らされた新芽辺りが蜘蛛の糸で綴られたようになっていたらこいつの仕業です。
写真はまだ小さいので判りにくいけど、背中のライン横には黒い斑点が並んでます。
シソの株が小さいうちに放置すると成長点を全てダメにされることもあり。
動きがかなり素早いので、捕まえる時は近付いたら一気に仕留めてください。



●ホソチビオオキノコムシ  →キノコムシへ



●マメシンクイガ  →シロイチモジマダラメイガへ



メンダカスズメ

●メンガタスズメ  <要注意度:★>
不自然なほど鮮やかな色の芋虫。
スズメガの仲間のためサイズもとても大きく10cm近くになります。
触覚と側面の模様が特徴的。
色・大きさ・模様と三拍子揃ってるので、野菜の手入れ中にいきなり発見するとかなり驚きます。
主にナス科野菜の葉を食害。

上の緑色の個体をよく見かけますが、黄色型や褐色型もいます。
下の写真は黄色型。
種類が違うのではなく生育環境の違いで色が変わるんだとか。
初めて見るとどっちが頭か判りにくいけど、角がある方が尻尾側です。

メンガタスズメ黄色型



ハスモンヨトウ

シロイチモジヨトウ

●ヨトウムシ  <要注意度:★★>
野菜作りをする上で誰もが敵対するであろうヨトウムシ。
ヨトウムシってのは総称で、ハスモンヨトウ・ヨトウガ・シロイチモジヨトウなど複数います。
1枚目がハスモンヨトウ、2枚目がシロイチモジヨトウ(シロシタヨトウかも?ちょっと自信無い)。
後ろ足は4対で、頭の後ろに黒い大きめの斑点があるのがハスモンヨトウ、無いのがヨトウガ。
シロイチモジヨトウは緑色の個体が多いです。

夜盗虫の名前の通り、夜間に出てきていろんな野菜の葉を食い荒らします。
大量発生しやすく特に結球野菜では大きな被害が出ます。
下の1枚目がヨトウムシの卵。
場合によってはもっとたくさん産み付けて孵化すると大量のヨトウムシが沸きます。
下の2枚目は蛹で冬に耕すとよく出てきます。

ヨトウムシの卵

ヨトウムシの蛹



ヨモギエダシャク

●ヨモギエダシャク  <要注意度:★>
ニンジンなどでよく見かける害虫。
葉を食害します。
茎や枝に似ているのでぱっと見だと見落としがち。
名前の通り歩くときはシャクトリ状に歩きます。



ハマキムシ

●ワタノメイガ  <要注意度:★>
オクラでよく見かける害虫、通称ハマキムシ。
写真のように葉を丸めて中に隠れてるのですぐ見つかります。
見つけたら虫を捕殺し、次の被害を見つけられるよう丸まった葉は除去しておくのがいいでしょう。
ハマキムシ類の中には葉を丸めるのではなく折りたたむタイプもあり。



写真撮影待ちリスト
・コナジラミ
・ハダニ





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