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イチゴの育て方

■■■ イチゴの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:イチゴ>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_イチゴ

ロゴ_野菜紹介
アイコン_イチゴ <野菜科目> バラ科
 <参考価格> 1苗150~250円前後
 <栽培適温> 10~20℃

南北アメリカ大陸原産のバラ科多年草。
日本には江戸時代にオランダから伝わったとか。
子供から大人まで人気のフルーツですが園芸的には野菜に分類されます。
栽培期間が長く暑さ寒さともにある程度耐えますが、手間がかかりやや難易度の高い野菜。
5月に収穫を迎える通常の一季生りの他、春から秋まで収穫が楽しめる四季生りイチゴもあります。

品種改良も盛んで毎年多種多様な品種の苗が販売されます。
どれを育てようか迷うのも楽しみの一つ。
ねっこの畑では「おおきみ」と「宝交早生」を育てています。
おおきみはとても大きなイチゴを採れる大粒種、宝交早生は病気に強く初心者でも露地栽培できる品種。
今回は一般的な一季生りイチゴの育て方をご紹介します。

ロゴ_連作障害
連作にやや弱い。
2年はバラ科を作っていない所で育ててください。
ただしイチゴは多年草のため、植え替えずにそのまま植えっぱなしにしても育てることができます。
その場合は連作障害は関係ありません。
2年空けるのは新たに苗を植える場合のみ。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 5.5~6.5
2週間前に苦土石灰を普通に(目安:100~150g/m2)。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
イチゴは肥料焼け(根が肥料に当たって傷んでしまうこと)しやすいので、堆肥など有機物の元肥は早めに入れ、化成肥料を使う場合は株間に入れると良いでしょう。

露地栽培はもちろん、プランターでも栽培できます。
管理しやすい分むしろプランターの方が成功しやすいかも。
実が大きく甘く多収な品種ほど病気に弱い傾向があり、品種によっては雨除け栽培が必須になります。
その点でも移動可能なプランター栽培が有利。

ロゴ_種蒔き・定植

コンテンツ_イチゴ1

<定植時期> 9月下旬~10月下旬
<株間> 30cm
イチゴの実に付いている粒々が種ですが、栽培する時は後述のランナーから増やした苗を使います。
1年目は市販の苗を購入してください。
2年目以降は自分で苗を増やすことができます。
植え付け時はクラウン(葉が出てくる株元の膨らんだ所)が埋まらないよう浅植えに。
ここを埋めてしまうと上手く育ちません。

イチゴの畝には黒マルチによるマルチングをおすすめします。
栽培期間が長いため雑草を防ぐ目的の他、乾燥防止にもなります。
また病気になりやすく雨による泥はねは避けたいのでそのためにもお勧め。
イチゴの実が生った後も土汚れの無い綺麗な状態で収穫できますよ。

イチゴ定植1

植え付ける際は向きに気を付ける必要があります。
市販の苗を買うと、株元から一本途中で切った蔓のような物が出ていると思います。
これは後述するランナーを切った跡で、イチゴの花=実はこのランナーの逆側に付きます。
そのため、写真のように二条植えするような場合は、実が付く側(ランナーと逆側)が通路方向へ向くように植えると収穫が楽になります。

ロゴ_追肥・水やり
肥料は冬前(11月末~12月頃)、春先(2月末~3月頃)、収穫前(4月中旬)の3回少なめに与えます。
肥料切れすると立派なイチゴを収穫できませんが、肥料の与えすぎは葉ばかり茂って実が付かないハメになります。
少量ずつ回数を増やして追肥を。
また肥料焼けしやすいので必ず株元から離れた位置に追肥してください。

イチゴは乾燥にも弱いです。
土が乾いたら適時水やりを。
他の野菜では水やりしない冬場でも、乾燥状態が長く続く時は昼間に水やりしてください。
冬に葉が赤くなるようなら水分が不足しています。
乾燥には弱いけど過湿もまた病気の原因となり、水にはわがままな野菜です。

ロゴ_栽培管理

イチゴ敷藁

・敷藁
イチゴを植え付けたら冬を越すまであまり作業はありません。
防寒のために敷藁をするぐらい。
株元を北風と霜から守れるように藁で囲ってください。
この藁は春になってイチゴの実を守るクッションにもなります。
中間地であれば敷藁だけで冬を越せますが、寒冷地の場合はビニールトンネルによる保温をした方がいいかもしれません。

コンテンツ_イチゴ7

・古葉処理
冬を越して春先に行う作業。
冬を越した下葉は茶色く枯れたような状態になってしまいます。
これをそのまま残すと病気の原因になるため掃除が必要。
暖かくなって新葉が4~5枚ほど出てきたら古い葉は掻き取って株元を綺麗にしましょう。

コンテンツ_イチゴ6

・摘花
4月上旬頃になると株元から花芽がいくつもまとまって出てきます。
花が咲いてそこにイチゴの実が生るわけですが、1株にあまり生らせすぎると小さなイチゴばかりになってしまいます。
花数が多すぎる時は細くて弱い花を摘花してください。
1株辺り10個程度にした方が質の良い実を収穫できます。
極大果の品種では元々花数が少ないため摘花は必要ありません。
秋過ぎに時期外れの花が出た場合も全て摘み取ります。

イチゴ人工受粉

・人工受粉
これがイチゴの花。
花が咲いたら人工受粉を行います。
周りの花粉が中央のめしべに付くよう、柔らかい筆などで花の中をくるくるとなでてやるだけで構いません。
虫任せでもそれなりに実は生りますが、質の高い実を狙うなら人工受粉の一手間を加えましょう。
ちなみにミツバチは花に止まると中をぐるっと回る習性があるらしく、そのおかげで全体を綺麗に受粉できます。
↓受粉不良で変形果となったイチゴの実。

イチゴ受粉不良

ロゴ_収穫

春収穫イチゴ

<収穫時期> 4月下旬~6月上旬
一季生り露地栽培の収穫ピークは大体5月。
開花から一ヶ月強ぐらいでしょうか。
赤く熟したらもぎ取ってその場で食べるのが春の楽しみです。
直接土やマルチに触れると傷んでしまうので、敷藁のクッションを敷いてやるのを忘れずに。

コンテンツ_イチゴ4

甘くて美味しいイチゴは当然人間以外も好物。
無防備な状態だとまず鳥に攻撃されます。
実が生り始めたら防鳥ネットや防鳥テープなどの鳥対策を忘れずに。
ナメクジやアリにも実を囓られるので注意が必要です。

ロゴ_その他

イチゴランナー

・ランナー
4月半ば頃になると株元から上の写真のような蔓が伸びてきます。
これが「ランナー」。
この先に新しい芽ができるのでランナーを利用して次シーズンの苗を作ることができます。
ただしイチゴの収穫中にランナーを伸ばすと養分を取られて実が大きく育ちません。
収穫が終わるまでのランナーは全て取り除き、6月頃から伸ばして苗取りします。

コンテンツ_イチゴ3

ランナーから苗を増やしたい時は芽が付いた所にビニールポットを置いてやると管理が楽。
クリップなどでポットの土に根付く用に固定してやります。
ランナーの先にはいくつも苗ができ、最初の苗を太郎苗、以降次郎苗、三郎苗と呼びます。
太郎苗は花があまり咲かないので、次シーズンの苗として利用するのは次郎苗以降のみ。
太郎苗をカラーポット、次郎以降を黒ポットとしておくと後で混ざって混乱せずに済みます。
ランナーが枝分かれした場合は太くて強い方一本に絞りましょう。

コンテンツ_イチゴ2

7月から8月にかけて、太郎苗がしっかり根を張ったら親株からランナーを切り取ってしまっても構いません。
肥料を与えて水やりを続ければ切り取った太郎苗からもランナーは伸び続けます。
この苗をあまり高温に晒すと来シーズンの実生りに影響するので、ランナーを切り取ったら涼しい場所に移して管理しましょう。
ランナーを切る際は植え付け方向の目安になるよう、親株側のランナーを少し残して切り取ります。

・多年草
イチゴは多年草のためそのまま植えっぱなしでも翌年実がなります。
その場合は連作障害の心配も無し。
ただし古株では実の品質があまり良くありません。
夏場の暑さなどが響いて実が生らないこともあります。
やはり基本的には毎年苗を取って植え替える物と考えた方が良さそうです。

・四季生りイチゴ
収穫シーズンが一ヶ月強しかない一季生りと違い、長い期間収穫できる四季生りの方が良いのでは?と考える人もいることでしょう。
でも実の品質はやはり一季生りの方が上。
大きく甘いイチゴを作りたいなら一季生りを選ぶことになります。
四季生りイチゴを育てて畑の休憩時につまむって楽しみ方もありですけどねー。

ちなみに消費量が増えるクリスマスケーキに使われるイチゴは冬だけど一季生りが多いようです。
イチゴは寒さにあたると花芽を形成するため、人工的に寒さにあてて季節を狂わせています。
夏場に冷蔵庫などで冬が来たと勘違いさせ、その後ハウス内で春が来たと思わせるんですね。
年明けから始まる通常ハウス栽培物よりさらに早い手間のかかったイチゴです。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
病気を媒介するアブラムシが付きやすいのでこまめにチェックを。
あとは実が生った後のナメクジとアリに注意が必要です。
一番被害が出るのは虫よりも鳥による食害。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
炭そ病、うどんこ病、灰色かび病、芽枯病など。
病気には弱めの野菜です。
泥はねを防ぎ、品種によっては雨除けをして葉を濡らさないよう対策してください。

※あくまでねっこ流の育て方です。
プロ農家ではないので間違ってても笑って許してね!



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テーマ : 家庭菜園
ジャンル : 趣味・実用

アスパラガスの育て方

■■■ アスパラガスの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:アスパラガス>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_アスパラガス

ロゴ_野菜紹介
アイコン_アスパラガス <野菜科目> ユリ科
 <参考価格> 2年根株1株200円前後
 <栽培適温> 15~25℃

分類体系によりユリ科またはクサスギカズラ科に分類される南ヨーロッパ原産の宿根草。
春に芽吹き秋過ぎには枯れてしまうが、地中で生き続け翌年また芽が出てきます。
他の野菜と違い、上手く育てれば10年ほど付き合うことになる息の長い野菜。
通常の緑の他、白や紫のアスパラが出回っています。
観賞用もありますがここで育てるのはもちろん食用のアスパラガス。

アスパラ収穫

ロゴ_連作障害
一度栽培を始めると10年近く植えっぱなしにする野菜です。
植えっぱなしの間はもちろん連作障害を気にする必要は無し。
注意したいのは植え替えする場合で、アスパラを同じ場所に植え替えると上手く育ちません。
アスパラガスは自家中毒を起こす毒素(アレロパシー物質と呼ぶらしいです)を出すらしく、同じ場所にアスパラガスを植えるとその毒素にやられてしまうんだとか。
ユリ科の跡地に植えるのは問題ありませんが、アスパラガスの跡地に植え替えするのは避けましょう。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り

アスパラ畝作り3

<適正pH> 6.0~7.5
2週間前に苦土石灰を多めに(目安:200~300g/m2)。
アスパラは地中深くまで根が伸びます。
できれば80cmぐらい深く掘り起こし、土を耕すと同時に有機肥料と石灰を混ぜながら埋め戻してください。
酸性を嫌う野菜なので石灰を忘れずに。

元肥には堆肥や米糠など有機肥料を深い位置から浅い位置まで万遍なく入れます。
10年掘り起こすことは無いのでしっかり有機肥料を入れておきましょう。
過湿を嫌うため陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
根が相当広がるのでプランターや鉢で育てる場合は大きめの物を用意しないと難しいです。

ロゴ_種蒔き・定植

アスパラ苗

<定植時期> 2月下旬~3月下旬
<株間> 40~60cm
種から育てることもできますが収穫が始まるのは3年目からでとても時間がかかります。
上の写真のような根株が売られているのでそれを購入して植えた方がいいでしょう。
種蒔きでも根株定植でも時期は3月頃。

2年目の根株は比較的安いが収穫開始は翌年、3年目の根株ならその年から収穫できるけど1株1000円近くします。
予算と相談になりますが個人的には2年根株から育てるのをお勧めします。
種蒔きから2年目、または2年目株を植えた年にも細いアスパラが出てきますが、これはぐっと我慢して収穫せずそのまま伸ばしてください。
2年目はしっかり光合成させて根を育てないと3年目からの収穫ができません。

アスパラ定植中

根が地中深く伸びるため、あらかじめ深い穴を掘って土をほぐしておきます。
植え付けは写真のように根がストレスなく広がるように置き、根元部分が畝表面から5cm下になる深さに植えます。
アスパラは根が重要な野菜なので切らないように要注意。
過湿に弱いので覆土5cmで畝が少し高くなるよう調整して植えてください。
4月上旬ぐらいから地上に芽が出てきます。

ロゴ_追肥・水やり
追肥は年3回。
冬の萌芽前(2月~3月)、春収穫後(6月)、秋収穫後(9月)に株元から離れた位置へ追肥します。
冬場の肥料は堆肥など有機肥料の方が良いでしょう。
土が酸性に傾いている時は冬の追肥時に石灰も撒いて表面を軽く混ぜます。

水やりは土が乾燥したらやる程度に。
夏場は乾燥防止に敷藁などをして水やり回数を減らします。
乾燥もダメだが過湿に弱く水分が多いと根腐れを起こすので水のやりすぎにはご注意を。
冬場は休眠中のため水は必要ありません。

ロゴ_栽培管理

アスパラ支柱

・支柱立て
アスパラの茎葉は2メートル近い高さになります。
その割に茎が細く風の強い場所では倒されてしまいます。
そのため支柱を組んで支えられるようにしてください。
茎が何本も出てくるので横方向にも支柱を入れて広く受けられるようにした方がいいでしょう。
10年の付き合いになるので長持ちする物を。

太ったアスパラ

・敷藁
春の収穫が終わったら株元に敷藁をします。
乾燥防止、地温抑制、雑草抑制の効果があるので夏場は是非欲しいところ。
秋収穫が終わるまでそのままにしておきます。
アスパラは藁で全面覆われていてもちゃんと芽が伸びてくるので安心。

アスパラ立茎

・立茎栽培
アスパラの収穫は4月上旬頃に始まり、普通に収穫を続けると6月中頃に終わってしまいます。
しかし栽培方法を工夫することで7月から9月頃まで収穫期間を延ばすことも可能。
それが立茎栽培(りっけいさいばい)になります。
長く楽しめるので家庭菜園ではこの育て方をお勧めします。

4月から春収穫が始まったら出てくる新芽は全て収穫します。
5月上旬になったら春収穫を終わり、1株辺り4~5本ほどそのまま伸ばしてください。
この伸ばした茎葉で光合成させることにより、夏からまた株を育てつつ収穫することができます。
立茎開始すると一時的に新芽が出なくなりますが7月になるとまた出てくるので、立茎した茎葉は残したまま新芽を9月半ば頃まで全て収穫。
以降は収穫を止めて来年に向けた養分を蓄えさせます。

ロゴ_収穫

アスパラ生長

<収穫時期> 4月上旬~5月上旬、7月上旬~9月中旬
立茎栽培の項目で解説した通り、春収穫と夏収穫に分かれます。
立茎させず収穫を続けてしまうと芽が出なくなり、翌年の収穫にも影響が出るのでご注意を。
3年目から収穫できますが、年数が短いうちは早めに収穫を切り上げて根の生長を促した方が良いでしょう。

収穫適期は新芽の長さが20cmぐらいの頃。
根元から刈り取ります。
生長が早く1日経つと伸びすぎてしまうのでこまめに収穫してください。
長くなると固くなってしまいます。
また収穫後の鮮度低下が著しいので早めに調理を。

アスパラ収穫

ロゴ_その他
・白と紫
通常の緑の他に白と紫のアスパラが出回っています。
実はホワイトアスパラとグリーンアスパラは全く同じ物。
グリーンアスパラを遮光して軟白栽培した物がホワイトアスパラです。
一方の紫アスパラは別の品種でアブラナ科という話をよく聞くのですが詳しくは判りません。
プロの方教えてください。

アスパラの実

・雌雄異体
野菜には珍しくアスパラには雄と雌があります。
雄株の方が芽の数が多く栽培には有利。
しかし根株を見ても雄と雌の区別は付きません。
雌株は育つと上の写真のような実が付くのでそこでやっと雌株だと気付きます。
ねっこの畑では5株中1株が雌株でした。

アスパラ株焼き1

・株焼き
冬になるとアスパラの地上部は枯れてしまいます。
この枯葉には病原菌や害虫の卵などが残っているので、全体が黄色くなったら根元から刈り取ってしまいます。
株元に敷いたりせず畝の外へ出してください。
落ちた葉も片付けて株元を綺麗にしましょう。

アスパラ株焼き2

刈り取って掃除をしたら、数日空けて株元を乾燥させ株焼きをします。
残っている株元とその周りをバーナーで焼く作業。
こうすることで残った病原菌を殺します。
株元は5cmほど覆土してあるはずなので、地上に見えている茎部分が白い灰になるまで焼いても大丈夫。
草焼きバーナーがあれば株元だけでなく畝表面も焼きましょう。
ねっこは持っていないのでカセットボンベに付ける簡易バーナーを使用しています。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
ヨトウムシ、ヨモギエダシャク、ジュウシホシクビナガハムシなど。
比較的害虫に強く、多発しなければあまり気にする必要はありません。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
茎枯病、褐斑病、斑点病、紫紋羽病など。
発生しやすく気を付けたいのは茎枯病です。

コンテンツ_アスパラ1

・茎枯病
地際近くの茎に写真のような病班ができ茎を枯らしてしまう病気。
他の茎や株へと伝染するので、感染茎を見つけたらすぐに切り取って焼却してください。
10年栽培を続けるためにも病気が発生するようなら農薬の使用や雨除けも検討した方がいいでしょう。
茎枯病が発生した際には冬場の株焼きを畝全体念入りにしてください。

※あくまでねっこ流の育て方です。
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生姜の育て方

■■■ 生姜の育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:生姜>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_生姜

ロゴ_野菜紹介
アイコン_生姜 <野菜科目> ショウガ科
 <参考価格> 国産種1kgで小生姜900円~大生姜1500円前後
 <栽培適温> 20~30℃

インドなどアジア南部原産のショウガ科野菜。
本来多年草だが日本では冬の寒さを越えられないため栽培は一年草扱いです。
独特の辛みには抗菌作用があり、毒消しや臭みを消すなど料理の脇役的な使われ方が多い。
また体を温める効果があると言われ、民間療法の薬代わりやダイエットなどの機能食品としても使われています。
日本で一般的に利用されるようになったのは江戸時代からのようです。

品種は大まかに分けると大生姜、中生姜、小生姜と大きさで3種類に分けられます。
それぞれの特徴は以下の通り。
ねっこの畑では小生姜と大生姜を育てています。
小生姜の場合1株あたり500gぐらい、大生姜だと1kg以上が収量の目安。

大生姜:晩生で1株あたりの収穫量がとても多いが辛みは弱め
中生姜:中生で漬け物や加工品用途が多い
小生姜:早生で収穫量は少なめだが辛みが強い

ロゴ_連作障害
連作にかなり弱い。
3年はショウガ科を作っていない所で育ててください。
生姜・ミョウガ・ウコンなどがショウガ科です。
また科目は違いますがジャガイモと生姜は相性がかなり悪いようです。
ジャガイモの後作に生姜を作ったり、ジャガイモの茎葉を生姜栽培予定地に鋤込むことは避けてください。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 6.0~6.5
2週間前に苦土石灰をやや多めに(目安:150~200g/m2)。
1週間前に元肥をやや多めに。
ある程度耐陰性があるため半日陰(午前中陽が当たらないけど午後は当たるような場所)でも栽培可能です。
むしろ真夏に陽当たりが良すぎる所は苦手。
暑さには強いが強光には注意してください。
また湿った土を好む野菜です。
乾燥にかなり弱いので夏場の水やりは多めに。

ロゴ_種蒔き・定植
<定植時期> 5月下旬~6月上旬
<株間> 密植もできるが収量を増やすなら25cmぐらい
1年目は種生姜を購入して植え付けます。
4月に入ると園芸店やホームセンターに出回り始めるので、1株50g~80gぐらいの計算で種生姜を購入してください。
種生姜1kgで1000円弱と結構高め。
種生姜はそのまま畑へ植えても育ちますが、芽が出るまでかなりの時間がかかり、途中で腐ってしまう種生姜も増えます。
そのため手間をかけても確実に育てたいなら芽出しをしてからの植え付けをお勧めします。

芽出しは一般的に畑の空き地を利用して行います。
種生姜を植えてビニールトンネルなどで保温しながら育てるのですが、家庭菜園ではスペースに余裕が無いことも多いかと思います。
そこで以下では室内で芽出しする方法を紹介します。
室内芽出し、畑芽出し、芽出しせず直植えと自分の好みに合わせて選んでください。

生姜芽出し1

・生姜の室内芽出し法(小生姜の例)
まず購入した種生姜を一片が50g~80gぐらいになるよう切り分けます。
全部の種生姜に芽が数個残るように。
数に余裕があれば大きめの方が育ちがいいですが、小さな欠片でも芽さえあれば萌芽します。
切り分けたら断面を乾かすため2日ほど陰干ししてください。

生姜芽出し2

衣装ケースに籾殻と園芸土を1:1ぐらいで適当に混ぜたブレンド土を入れます。
籾殻を混ぜるのは持ち運びできるよう軽量化のため・・・と言いつつ園芸土をケチるため。
土を軽く湿らせてから種生姜を並べていきます。
あまり詰めすぎると取り出すときに根が絡んでちょっと大変に。

種生姜は芽が出てる方を上にしてください。
芽の方向が判らない物は横にしておけばたぶん大丈夫。
種生姜の上面からさらに5cmほどブレンド土をかけて室内の陽の当たる場所に置いておきます。

生姜定植1

種生姜の下まで土が乾燥してきたら軽く水撒きする程度で、芽が出るまで水分はあまり必要ありません。
暖かい所で約一ヶ月。
続々と芽が伸び始めます。
芽が見えてきたら植え付け可ですが寒さに弱いため、ゴールデンウィークを過ぎて充分暖かくなってから植え付けてください。

生姜定植2

芽出しが終わって取り出した生姜の苗。
根元には根がしっかり生えてます。
種生姜を詰めて並べると根が絡まって大変ですが、切らないよう慎重に取り出してください。
これを株間25cmぐらいで植え付けていきます。

生姜定植3

定植深さは小生姜の場合で種生姜上端から5cmが目安。
大生姜ならもう少し深めにします。
黒マルチにすると保温と乾燥防止・雑草防止になっていいのですが、土寄せが必要だしどんどん芽が広がってすぐ取り外すことになるので無しでもいいでしょう。
植え付けたらたっぷりと水やりをします。

ロゴ_追肥・水やり
追肥は定植後1ヶ月置きに3回ほど行います。
新生姜が育ってくると根元が露出してくるので、追肥の度にしっかりと土寄せしてください。
水やりは多めに。
乾燥に弱い野菜なので、特に真夏の水やりには注意が必要です。
敷藁などの乾燥防止処理も必須。
どんどん芽が広がってくるので黒マルチにした場合はその都度穴を広げてください。

生姜初期生育

ロゴ_栽培管理

生姜生長

・敷藁
とても乾燥に弱いので、夏前には乾燥防止のために敷藁をしてください。
夏場の地温抑制のためにも必須です。
どうしても稲藁が手に入らなければ刈草を使うなど何かしらの対策を。
↓収穫前にはこんなに葉が生い茂ります。

生姜テスト収穫1

ロゴ_収穫

生姜収穫1

<収穫時期> 10月上旬~11月下旬
根生姜の収穫時期は10月上旬頃から。
11月下旬ぐらいまでそのまま畑に残して欲しい時に収穫できます。
寒さに弱いので霜が降りる前には収穫を終えてください。
葉を掴んで株ごと引き抜きます。

生姜収穫2

収穫した生姜の様子。
下に付いてるのが春に植えた種生姜です。
種生姜の上に付いてるのが新生姜。
上にできた新生姜がどんどん横へ広がって増えていきます。

生姜収穫5

種生姜と新生姜の比較。
左が種生姜で右が新生姜。
実はこの種生姜も食べられるんですよ。
ひね生姜とか古根生姜と呼ばれ、辛みが強くすり下ろして薬味として使います。
新生姜は爽やかな辛みで採りたては水気が多いです。

ロゴ_その他

葉生姜収穫

・葉生姜の収穫
7月中旬~8月中旬頃にかけて増えてきた葉を一本ずつ引き抜くと、根元に育ち始めたばかりの小さな新生姜が付いています。
この育ちきってない生姜を食べるのが葉生姜。
葉生姜と言っても葉を食べるわけではありません。
引き抜くのは結構難しいので、葉生姜が欲しい時は専用に育てて株ごと抜くのが確実です。

はじかみ

特に早採りの葉生姜は筆生姜や矢生姜とも呼ばれます。
綺麗な紅色で「はじかみ」として売られているのは葉生姜を甘酢浸けにした物(上の写真)。
さっと湯通しして酢・砂糖・塩を混ぜた物に漬け込めば家庭でも作ることができます。
焼き魚の添え物としてもお勧め。

生姜収穫6

・保存方法
冬前に掘りあげた生姜は春まで保存して翌年の種生姜として使えます。
しかし保存が難しい部類の野菜。
温度が安定して13℃前後、適切な湿度を維持し呼吸できる環境が必要になります。
温度が高いと萌芽してしまい、低いと腐る。
水気が多いとカビが生え、足りないと干からびる何とも面倒な野菜です。

プロ農家では専用の保管庫を用意してるようで、条件さえ合えば春以降も長期の保存が可能。
家庭菜園では難しいため深い穴を掘って土中保存するのが一般的なようです。
ただ保存失敗が多々あるようで。
ねっこの場合は発泡スチロールの箱に籾殻と園芸土のブレンド土を入れ、ごく軽く湿らせてから生姜を埋めて寒くなりすぎない室内保存しています。
それでも温度と湿度管理を間違うと失敗するので気を遣います。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
ヨトウムシ、ネコブセンチュウ、アワノメイガなど。
連作しなければ比較的害虫に強い野菜です。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
根茎腐敗病、紋枯病、立枯病、ウイルス病など。
やや病気に弱め。
乾燥を嫌うので水やりは重要だが、過湿もダメで水はけに注意してください。
水分に関して結構わがままな野菜です。

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椎茸の育て方

■■■ 椎茸の育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:椎茸>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_椎茸

ロゴ_野菜紹介
アイコン_椎茸 <野菜科目> 茸類
 <参考価格> 種駒100個300円前後
 <栽培適温> 5~15℃

正確には菌類なので野菜とは違いますが、スーパーでは野菜と同じ扱いされてる茸。
家庭で栽培可能なので家庭菜園向け野菜の一つとして紹介します。
スーパーで買う椎茸とは別格の本物の味を楽しめるので是非挑戦してみてください。

育て方は主に「原木栽培」と「菌床栽培」の2種類あり、ここで紹介するのは本格的な椎茸を楽しめる原木栽培です。
山の中で丸太を並べてある一般的なイメージの育て方。
ほだ木1本辺りの収量は1シーズンで10個前後と少なめなので、干し椎茸にして保存まで考えるのであれば多めに必要です。

ロゴ_連作障害

ほだ木取り2

土を使って育てる野菜とは違うので連作障害の概念はありません。
「ほだ木」と呼ばれる木の幹や枝を90cm程度の長さに切った原木を使います。
椎茸に向いているのはクヌギやコナラ等どんぐりの木で直径10~20cmがベスト。
近くに伐採できる木が無く自力入手が難しければホームセンターで購入することもできます。
1本400~500円ほど。
ほだ木の寿命は直径により変わり、細い物で収穫開始から2年、太い物で5年保つ物もあります。

自分で木を切り出す場合は時期にも注意が必要。
秋に葉が落ちて以降、冬の間に伐採し一ヶ月ほど置いてからほだ木にします。
ちなみに切り倒した木をほだ木として切る作業を「玉切り」と言います。
椎茸菌は水分量35%程度のほだ木が理想で、生木の状態だと活着しません。
玉切り後1~2週間ほど日陰に置いて(直射日光厳禁)、木口にひび割れが出る頃に植菌しましょう。

ロゴ_土作り
前述の通り土は必要無いので土作りは不要。
代わりに栽培できる場所を用意する必要があります。
理想はある程度開けた山の中、適度に風が通りジメジメとはしてないが草などが生えて適度な湿度を保っている場所。
雨が当たり、直射日光は当たらないが木漏れ日が当たるぐらいの明るめの環境です。

椎茸本伏せ

木陰が用意できなければ人工的に環境を作ってやることでも栽培可能です。
ねっこの畑では遮光ネットで小部屋を作って育てています。
雑草を嫌って防草シートを敷いてあるため乾燥気味になるのが弱点ですが。
陽射しと湿度に気を付ければ家の影やマンションのベランダなどで育てることも可能。
1年を通じて直射日光だけは当てないようにしてください。

ロゴ_種蒔き・定植

椎茸種菌

<植菌時期> 1月下旬~3月中旬
<間隔> 下の図を参照
水分量を調整したほだ木が用意できたらいよいよ椎茸菌を打ち込む植菌作業です。
1月から遅くとも3月後半までには終わらせてください。
秋過ぎから園芸店やホームセンターで椎茸菌を付けた種駒が売り出されます。
おがくずを使ったタイプもありますが最初は種駒タイプがいいでしょう。

椎茸植菌位置

種駒を植える位置は図の通り。
厳密な数値ではなく大体の目安でこんな感じにぐるっと一周打ってあれば大丈夫です。
もっと数を減らしてもそうそう失敗することは無いですよ。
椎茸菌は図の横方向には伸びやすいけど縦方向にはあまり伸びません。
そのため列間は4~5cm程度と短くするのがポイントです。
節がある部分には追加で打っておくとさらに良いかも。

種駒を打つ際にはまず電動ドリルで図の位置に穴を開けます。
電動ドリル(またはインパクトドライバー)を持ってない方でもホームセンターに行けば300円ぐらいでレンタルしてると思います。
種駒の直径はメーカーによって異なるので注意してください。
ねっこが使っている8.5mmの他、9.2mmの物もよく見かけます。

椎茸ビット

ドリルは種駒指定の径さえ合っていれば通常の木工用ドリルで構いませんが、上のような椎茸植菌用のビットも一緒に売られています。
これを使うと深さも種駒に適した一定の深さに揃うのでお勧め。
種駒と同じ深さではなく少し深めにするのがポイントです。

椎茸植菌1

穴を開けたら種駒を打ち込みます。
尖った形の方を下にして木槌で打ち込み。
この時も種駒に直射日光が当たらないように注意してください。

ほだ木植菌3

打ち込む深さは駒の断面とほだ木の表面が同じ高さになる所まで。
浅くて出っ張るのも、深くて窪んでしまうのもあまり良くありません。
種駒を適切に打ち込んだ時に内部に少し空間ができる深さが理想です。
打ち込む際に種駒表面の白い菌が剥がれてしまうこともありますが気にせずガシガシ打ち込んでいきましょう。

植菌台

おまけでこれはねっこが使っている植菌台。
そこらで伐採した枝を組み合わせて作りました。
ほだ木の数が増えると結構な作業量で腰も痛くなります。
植菌台を作って台の上でほだ木を回転させながら作業すると効率上がりますよ。

ロゴ_追肥・水やり
茸はほだ木自体を養分として育つので肥料は必要ありません。
重要なのは水分管理だけ。
時期により必要な水分量は異なってきます。
まず最初、菌打ちした直後のほだ木には多湿な環境が必要になります。
そこで行うのが「仮伏せ」。

ほだ木植菌4

ほだ木の乾燥を防ぎ椎茸菌を活着させるための作業です。
植菌後すぐ、4月中旬頃まで仮伏せをしてください。
直接土に付かないよう下にブロックなどを挟んでほだ木を重ねておきます。
断面に土が付くと雑菌が広がってしまうので注意。
ほだ木を並べたらしっかり水を撒き、遮光ネットをかけて日除けと乾燥防止をします。
寒い時期ならビニールで保温しますがある程度空気は通るように。

椎茸植菌3

数日置きに水撒きし、4月中旬頃暖かくなってきたら仮伏せ終了。
種駒を打ったところに白く菌が広がっているはずです。
仮伏せばどんなに遅くとも梅雨前には終了して次項の「本伏せ」をしてください。
暖かくなって過湿状態が続くと害菌が蔓延します。

ロゴ_栽培管理

椎茸本伏せ

・本伏せ
仮伏せが終わったらいよいよ本伏せ。
写真のようにほだ木を立て掛けます。
プロの場合はほだ木の状態に合わせて何段階か間の作業もあるようですが、家庭菜園ならいきなりこの状態にしちゃって問題ありません。
乾燥気味のところは角度を小さく、過湿気味のところは角度を大きくして立て掛けます。

条件は最初に述べたように、適度に通風があり直射日光が当たらず木漏れ日程度の明るさの場所。
基本雨任せだが、収穫が始まる2年目の秋までは乾燥するようなら数日置きに散水します。
暑さにも弱いため夏場はできるだけ涼しくなる場所で。

ほだ木発菌

・天地返し
本伏せ期間中、3ヶ月に1度の割合で天地返しをします。
ほだ木の上下と表裏をひっくり返す作業。
こうすることで椎茸菌が全体に万遍なく広がるようにします。
天地返しをした際にほだ木断面が白くなっていることがあります(上の写真)。
これは椎茸菌が木口まで出てきた証拠で栽培が順調に進んでいる証。

椎茸浸水

・浸水
収穫シーズンが近付いたら行う作業。
ほだ木を水に一晩浸けて内部まで水をしっかりと吸わせます。
浸水せずに雨任せでも椎茸は出てきますが収量アップには浸水が効果的。
大きい桶が無ければ下のような枠を作ってブルーシートを敷くと簡易桶にできます。
浸水後も散水を増やして湿度を高めにします。

ほだ木浸水枠1

ロゴ_収穫

椎茸収穫

<収穫時期> 3月と11月頃
椎茸の発生は2回夏を越した秋からで植菌後2年弱かかります。
時間かかって待ち遠しいけどぐっと我慢しましょう。
基本は春と秋の2回収穫だが品種によって変わります。
一度発生が始まればほだ木が朽ちるまで春と秋の毎シーズン収穫できます。

秋の場合で最低気温が10℃を下回るようになる頃から発生。
適度な気温と湿度が揃うと一気に育つので、特に雨の降った後に発生が増えます。
傘が開いて椎茸の形になってきた物から順次収穫しましょう。
収穫時、傘裏のひだ部分に触れると傷むのが早まるのでご注意を。

椎茸収穫

椎茸は刺激を受けるとたくさん発生すると言われています。
山に雷が落ちると椎茸が豊作になるという話もそのためでしょうか?
データを取った訳ではないので真偽のほどは判りませんが、収穫期にほだ木を転がしたりハンマーで叩いたりして刺激を与えるのも一つの手ですね。
ねっこも毎回ゴムハンマーで叩くようにしています。
↓芽が出始めたところ。

椎茸発芽

椎茸は収穫するタイミングにより呼び名が変わります。
傘が開ききらず丸みがある状態を「冬菇(どんこ)」と言い、肉厚な歯ごたえを楽しめます。
傘が開ききった物は「香信(こうしん)」と呼ばれ、スライスして使いやすく干し椎茸にも向いています。
冬菇と香信の中間の物は「香茹(こうこ)」。
傘の開き具合の差だけですが、椎茸的には香信が完熟した状態とのこと。

椎茸収穫

傘の開き具合以外にもう1つ、見た目で区別されることもあります。
上の写真は普通に育った椎茸。
湿度と温度が充分にあり早めに育つとこうなります。
そして下が「花どんこ」と呼ばれる椎茸。
乾燥気味にゆっくり育つと傘にひび割れの模様が入ります。
同じ品種の物ですが花どんこの方が高級品として扱われるようです。

椎茸花どんこ

ロゴ_その他

椎茸干し

・干し椎茸
収穫した椎茸は水分が多く、生椎茸の状態だとあまり日持ちしません。
そこで長期保存するためには干し椎茸にするのがお勧め。
ざるに並べてひたすら天日干しし、カチカチになるまで乾燥させたら乾燥剤と一緒に瓶などで保存するだけです。
椎茸を収穫できる期間は短いので有効活用してください。

市販品は機械乾燥されてますが家庭では一週間ぐらいかけて天日乾燥しかありません。
冬場なら夜間はファンヒーターの前に置いたりとか。
肉厚で大きいどんこ椎茸は乾燥しにくいため、あらかじめスライスするのも手。
暖かい時期の物は虫が入ったり卵を産み付けられていたりして保存中にやられてしまうこともありますのでご注意を。
秋採りの終わり際、または春採りの早めの物がおすすめです。

ひらたけ本伏せ4

・原木栽培法あれこれ
今回紹介した栽培法は90~100cmぐらいのほだ木を使う普通原木栽培法です。
この他にもいくつか育て方があり、上の写真は太い丸太を20cmほどに切った短木栽培法。
断面から発生させることをメインとしてヒラタケなどに向いています。
切り倒した何メートルもある木をそのまま使う長木栽培法や、切り株を使って育てる伐根栽培法などもあり。

椎茸キット途中5

・菌床栽培
原木栽培に対してもう1つの育て方が菌床栽培。
おかくずなどを固めて人工的に作ったブロックや瓶などから茸を発生させる育て方です。
スーパーで安く売っている生椎茸はほとんどが菌床栽培物。
管理しやすく短期間で大量生産が可能ですが、やはり味・香り・歯ごたえ共に原木栽培にはかないません。
最近はホームセンターで菌床栽培キットも売られているので(上の写真)、原木栽培するスペースを確保できない方はこちらを試してみてはいかがでしょうか。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
注意したいのはナメクジ、トビムシ、キノコムシ。
小さな甲虫であるキノコムシとナメクジによる食害が多いです。
→ 害虫図鑑へ

<害菌>
野菜では病気ですが椎茸の場合は害菌。
椎茸菌以外の菌がほだ木に蔓延し椎茸の発生を阻害します。
環境が悪いと様々な種類の害菌が発生し、中には椎茸菌を完全に駆逐してしまう物もあります。

クロコブタケ

・クロコブタケ
伐採が遅れた木や、植菌前のほだ木乾燥が充分でなく生木に近い状態だと発生しやすい。
このほだ木は3月中旬に伐採された木を急遽いただいた物なので乾燥時間を充分に取れませんでした。
硬質ゴムのように固く黒いコブが発生する。
椎茸菌を殺したりはしないが、椎茸菌の広がりを阻害する害菌。

スエヒロタケ

・スエヒロタケ
5mm~1cm程度の小さな白い茸がびっしりと生える害菌。
陽当たりが強く乾燥した環境で発生。
スエヒロタケが見えたら影を増やして散水し、椎茸菌が早く広がる環境を作ること。

※あくまでねっこ流の育て方です。
プロ農家ではないので間違ってても笑って許してね!




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白菜の育て方

■■■ 白菜の育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:白菜>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_白菜

ロゴ_野菜紹介
アイコン_白菜 <野菜科目> アブラナ科
 <参考価格> 種1袋400円前後
 <栽培適温> 15~20℃

アブラナ科一年草で中国原産。
鍋の季節に大活躍の野菜です。
一般的な白菜の他、細長く伸びるタケノコ白菜、小玉のミニ白菜、60日で収穫できる白菜、春から育てる白菜など用途によって品種はさまざま。
ねっこの畑ではごくごく一般的な「金将二号」を育てています。

暑さには弱く夏の終わりから冬にかけてが栽培適期。
代わりに寒さには強めで、畑で冬を越して春前まで長く食べられます。
春にはとう立ちしてしまうが、それも菜の花として食用可。
種蒔き適期が短い、害虫被害に遭いやすい、一株あたりの使用スペースが広いなど家庭菜園では少しだけ難易度が高いかもしれません。

ロゴ_連作障害
連作にやや弱い。
2年はアブラナ科を作っていない所で育ててください。
アブラナ科はキャベツ、大根、白菜、ブロッコリー、カブ、カリフラワー、小松菜、水菜、チンゲンサイなどなどかなり種類が多いです。
連作すると病気と害虫の被害が酷くなります。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 6.0~7.0
2週間前に苦土石灰を普通に(目安:100~150g/m2)。
1週間前に元肥を普通に。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
かなり広めの株間を必要とするので、栽培株数から畝長さを逆算しましょう。

ロゴ_種蒔き・定植

白菜種

<種蒔き時期> 8月下旬~9月中旬
<株間> 35~45cm前後
白菜は暑さに弱いため夏の終わりが近付いてから種蒔きをします。
しかし結球するには一定数以上の葉数が必要で、冬になる前にある程度の大きさまで育たないと結球してくれません。
そのため種蒔き時期が結構シビアで適期の幅は一ヶ月ぐらい。
地域に合わせて種蒔き時期を守ることが重要になります。
8月下旬~9月中旬は中部地方の暖地合わせなので、関東地方なら1~2週間早くなると思います。

白菜苗

直蒔きでも育てられますが、とても害虫に狙われやすく暑さ対策もした方が良いため、ポット蒔きをして手元で育苗した方がいいでしょう。
室内で育てるか寒冷紗をかけるなどして発芽直後から害虫対策を徹底してください。
本葉が4枚ぐらいになったら畑へ定植。
大きめのポットを使っているなら、もう少し葉数を増やしてから定植するとなお安心です。
早蒔きの定植時はまだ夏の暑さが残っている頃なので、暑すぎるようなら日除けをして対策を。
遅蒔きの場合は黒マルチをして初期の生育を促します。

白菜定植1

ロゴ_追肥・水やり
追肥は定植後1ヶ月頃に1回。
追肥があまり遅れたり肥料過剰になると保存性が落ちます。
葉色が薄く栄養不足だと感じたら窒素主体の肥料を追加してみてください。
水やりは普通に土が乾いてきたらやる程度で。

秋野菜途中経過白菜

ロゴ_栽培管理

白菜定植2

・害虫対策
白菜は害虫に弱いアブラナ科野菜の中でも特に虫に狙われやすい野菜です。
何も対策せずに無農薬栽培をすることは、よほど虫食いだらけでも我慢できなければほぼ不可。
農薬に頼らないなら最低限寒冷紗を掛けっぱなしにしてください。
初期の葉は外葉となるので多少虫に食われても収穫はできます。
寒冷紗でガードしつつ、虫食いを見かけたらその都度手で駆除してください。

結球が始まると内部の虫捕りができなくなります。
ヨトウムシが内部に侵入するとお手上げで、中身を食われまくった挙げ句に糞だらけの白菜を収穫するはめに。
そのため結球が始まったら最低限の農薬を使うことをお勧めします。
収量が減っても無農薬にこだわるか、最低限の農薬使用で減農薬白菜を収穫するかは好み次第。
うちでは遅植え以外は減農薬を選択しています。

結球が始まるまではできるだけ無農薬で対応しますが、シンクイムシの侵入を許した時は別。
手では駆除しきれないことが多く被害も甚大なので早急に対応してください。
葉が部分的に萎れてきたら要注意です。
初期なら萎れ始めた葉の途中に、進行すると株の中心部分にシンクイムシがみつかります。
そのまま放置すると成長点をやられ生育不可に。
↓は対策をせず無農薬栽培した結果スケルトンになった白菜。

ハクサイ虫食い

ロゴ_収穫

白菜収穫

<収穫時期> 11月中旬~2月下旬
11月中旬頃から収穫が始まります。
しっかりと結球したら、軽く押さえてみて中身が詰まっていれば収穫可。
早すぎるとしっかり育っているように見えても中身がスカスカなので注意が必要です。
株元を包丁ですぱっと切って収穫。
もし結球に失敗してしまっても内側の葉を食べることは可能です。
または結球失敗していたら春まで放置して菜の花を採るって手も。

ロゴ_その他

白菜縛り

・冬越し保存
収穫した白菜は新聞紙にくるんで冷暗所に置いておけば収穫後でもそれなりに日保ちします。
でもせっかく家庭菜園で自作しているんだから冬越し保存しましょう。
白菜は畑にそのまま残しておけば翌年3月近くまで保存できます。
ただし寒さに強いとは言っても真冬の寒さで葉が傷むため、簡単な防寒対策だけ必要。
上の写真のように外葉をまとめて縛ってあげてください。
これで寒冷地でなければ冬越しして好きな時に収穫できます。
多めに育てて鍋の季節も安泰。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
アブラムシ、ヨトウムシ、シンクイムシ、アオムシ、コナガ、キスジノミハムシ、ナノクロムシなどなど。
アブラナ科野菜を狙う害虫群の格好の的です。
特にシンクイムシは被害が大きいので注意してください。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
軟腐病、白斑病、黒斑病、根こぶ病、黄化病、ベト病など。
少しだけ病気に弱い部類。
一番重要なのは連作をしないことです。
また病気とは違いますが生育障害で芯腐れやゴマ症が出ることもあります。

※あくまでねっこ流の育て方です。
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山芋の育て方

■■■ 山芋の育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:山芋>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_山芋

ロゴ_野菜紹介
アイコン_山芋 <野菜科目> ヤマノイモ科
 <参考価格> 種芋1個150円前後
 <栽培適温> 25~30℃

ヤマノイモ科の蔓性多年草だが、栽培する場合は冬に収穫してしまうため一年草扱い。
中国原産の栽培種と日本原産の自生種がある。
暑さには強いが冬になると地上部は枯れてしまいます。
品種によっては地中で1メートル以上伸び、1本掘り起こすのに数時間要することも。
収穫が大変な他、長く伸びる蔓の処理も必要なため家庭菜園では難易度が高い部類。
基本的には種芋1本から山芋1本が収穫できます。

まずややこしい山芋の定義について大雑把に説明してみましょう。
「山芋」ってのはヤマノイモ科の総称で山芋って名前の品種はありません。
そして長芋や自然薯とかは山芋の品種名。
長芋は中国原産の栽培用品種で、自然薯は日本原産の自生種です。
つまり長芋も山芋で自然薯も山芋。
この他に銀杏芋、ねばり芋、伊勢芋、大和芋などもみんな山芋になります。
と勝手に解釈してますが間違ってたらご指摘お願いします。

面倒なのが形で分類して呼ばれることもある点。
長く伸びるタイプを長芋、扇形になるのを銀杏芋、丸形をつくね芋と呼ばれたりもします。
また自然薯のことをヤマノイモと呼ぶ人もいます。
これがさらに地方ごとに名前が入れ替わったりしてややこしくなってるんですね。
とりあえず山芋ってのはヤマノイモ類まとめての呼び名だって事だけ覚えておけばいいかと思います。

山芋は掘り出すのがとても大変なため、扇形や丸形の山芋だと収穫が楽になります。
しかし山芋で一番一般的なのは自然薯や長芋などの細長いタイプ。
このページではこの細長いタイプの山芋栽培について説明していきます。
ただし自然薯は本来自生種で、ホームセンターなどでも種芋があまり売られていません。
そのためねっこの畑では細長いタイプの「ねばり芋」を栽培しています。
品種は違いますが自然薯や長芋でも育て方は同じ。

山芋の葉

↑は山芋の葉。
ハートの形をしているのが特徴です。
山で自然薯を探す時はこのハートの葉が目印。
この葉が生えている根元を深く掘ると自然薯が出てきます。
しかし秋過ぎには枯れて葉が落ちてしまうので、秋までに見つけて目印を付けておかないと見失ってしまいます。

ロゴ_連作障害
連作にかなり弱いです。
3年はヤマノイモ科を作っていない所で育ててください。
家庭菜園でのヤマノイモ科は山芋類だけなので、山芋の連作にだけ気をつければok。
パイプ栽培でパイプ内の土だけ入れ替えるって裏技もありますが連作しないのが無難。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 6.0~6.5
1ヶ月前に苦土石灰を少なめに(目安:50g/m2)。
1ヶ月前までに元肥として有機肥料(堆肥)を少なめに。
山芋に苦土石灰はあまり良くないようです。
少なめにしてかなり早いうちに土に馴染ませておきましょう。
肥料も化成肥料は使わず堆肥のみとします。
できるだけ早めに入れて耕しておいてください。

早い段階で石灰と肥料を入れたらとにかく深く深く掘り起こします。
1メートル以上掘り起こして土を柔らかくし、石などを取り除いてください。
ただこれはとても労力がかかるので、下で説明する波板栽培がお勧めです。
注意点として自然薯の場合は苦土石灰も肥料も入れないようです。
自然薯は他の栽培用品種と違い本来自生してるものなので、自然の山に近い環境にするってことですね。

・波板栽培
山芋はとにかく深く掘って土作りをすることが重要。
しかし相当な重労働で、収穫の際にはもっと大変になります。
これが嫌で山芋栽培を辞めてしまう人も少なくないはず。
そんな時には波板栽培がお勧めです。

波板栽培法2

波板栽培は山芋収穫時の労力を劇的に減らす画期的な方法。
図のようにあらかじめ波板を地中に埋めておきます。
その上に種芋を植えると、蔓は上に伸び新芋が下へ伸びていきます。
本来はそのまま地中1メートル以上伸びていくのですが、途中で波板にぶつかるためそこから横へ曲がり斜めに伸びていきます。
これにより波板の深さまで掘るだけで長いタイプの山芋が収穫できるってわけです。

深く土作りする必要がなく収穫も波板の深さまで掘るだけでok。
しかもこの方法なら粘土層などで深く掘れない畑でも山芋を作ることができます。
波板を埋めると書いていますが畝を高めに作ればもっと穴を掘る労力を軽減できます。
ねっこの畑は山の斜面になっているので、波板を埋めるのがさらに楽に。
ちなみにただの板でなく波板を使うのは、波板の溝に沿って芋がまっすぐ育ちやすいからです。
少ない労力で綺麗な山芋を狙えるので是非挑戦してみてください。

波板

実際に波板を埋める様子を紹介。
まず波板を用意します。
長さは品種に合わせて調整してください。
ねばり芋なら4尺(1200mm)サイズがいいかな。
長芋や自然薯ならもう少し長いのを。

横幅は市販の波板を縦に2分割しました。
この幅で波板1枚に2~3個の種芋を置けます。
種芋1個につき最低溝3つ確保できれば大丈夫でしょう。
あまり数を詰めると溝からはみ出して失敗します。
波板の種類は塩ビ製でも大丈夫ですが、ポリカーボネイト製やガラス繊維入りの丈夫な物にするとなお安心。

案内棒

そしてもう1つ、「案内棒」を用意します。
竹串なり適当な枝なり25~30cm程度の棒を種芋の数だけ用意します。
そこに先端から15cmと20cmの位置に目印を付けてください。
これは種芋定植高さと畝高さの目印。
種芋を植える位置にあらかじめ棒を刺し、先端が波板に当たるようにしておきます。
そうすると15cmの目印が種芋の高さ、20cmの目印が畝の高さに。

波板埋め

いざ波板埋めへ。
波板の端から20cmほど下がったところが種芋の定植位置です。
ここが大体畝の上面から20cmぐらいの深さになるまで掘って埋めてください。
深さが足りなかったら畝を高くして調整可。
傾きは20度ぐらいでしょうか、ある程度傾いてれば適当で構いません。

波板に土をかぶせる前に波板先端から20cmの位置に案内棒を立てておきます。
20cmのスペースを確保するのは新芋が真下に来るとは限らないから。
波板から外れて失敗しないよう、ある程度新芋を受ける位置に余裕を持たせるためです。
波板を埋めてもその位置が判るようにするのが案内棒の役目。
複数波板を埋める場合は60~80cmぐらい間隔を空けて同じ傾きで埋めていきます。
最後に土をかぶせて案内棒の15cm目印まで畝を作れば準備完了。

ロゴ_種蒔き・定植

ねばり芋種芋

<定植時期> 4月下旬~5月中旬
<株間> 波板間隔60~80cm前後
1年目は種芋を購入します。
1個150円前後とやや高めですが、2年目からは自作の種芋を使えるのでぐっと我慢。
2月上旬頃から園芸店やホームセンターに出回り始めます。
人気品種は売り切れて追加が無いことも多いので早めに購入しておきましょう。
種芋を購入したら芽出しを行います。

ねばり芋萌芽

種芋は段ボールに籾殻を詰めその中に軽く埋めておいてください。
写真は表に出てますが籾殻の中に埋めます。
そして室内の暖かい所に置いておくだけでok。
先端から芽が伸び始めます。
芽が出始めたら軽く霧吹きして籾殻を少しだけ湿らせてやるといいかもしれません。
寒さには弱いのでご注意を。

ねばり芋芽出し完了

一ヶ月ぐらいで芽がかなり伸びてきます。
定植の適期は4月下旬頃、葉桜の頃が目安です。
寒さに弱いので早植えは禁物。
定植時期まで待っていると蔓が伸びすぎる場合もありますが、折れないように誘引だけしておいてやれば長く伸びても大丈夫です。
蔓の根元からは根も伸び始めます。

ねばり芋定植1

そしていよいよ定植。
案内棒の15cm目印に種芋の先端(発芽点)を合わせて横に寝かせます。
この時種芋のお尻側は波板の斜面が下がる側に置いてください。

ねばり芋定植2

種芋を並べたら種芋からさらに5cm覆土します。
案内棒の20cm目印まで埋めればokってこと。
覆土したら畝の形を整えます。
この時芽が長く伸びてる場合は上に出しておいてください。

ねばり芋定植3

次に黒マルチ張り。
保温と雨が大量に入るのを防ぐために黒マルチをします。
山芋は過湿を嫌うので雨を防げるよう幅が広めのマルチで。
マルチを張り、案内棒の付近に切れ目ができるよう穴開けして芽を外に出します。
まだ芽が地表まで伸びてない場合は、上手くマルチから出られるようにこまめに様子見してください。
切れ目を入れておけば勝手に出てきますが、あまり大きく切りすぎると雨が入りすぎてしまいます。

最後に長く伸びる蔓が巻き付けるように支柱を立てます。
蔓の長さが3メートル以上になるのでそれに対応できる長さの物を。
うちの場合は金網棚が上にあるので、竹を登った後は金網棚を伝って横へ伸ばしています。
支柱を立てる位置は案内棒から少し上に離れた位置。
ただし案内棒を立てる時に波板に余裕をもたせた20cm以内にしてください。
波板の余裕分より上に支柱を立てると2枚目の波板で伸びる新芋にあたってしまいます。
既に芽が長い時は支柱に巻き付くよう誘引してやります。

ロゴ_追肥・水やり
追肥は梅雨が明けた頃に1回、畝の脇に有機肥料を軽く撒きます。
深く鋤込まず表面を混ぜる程度でok。
水やりはあまり必要ありません。
夏に乾燥しすぎたらやる程度で基本雨任せ。
逆に過湿には弱いです。

ロゴ_栽培管理

山芋天井到達

・誘引
蔓が伸びると自然に支柱へ絡みついて登っていきます。
しかし強風で巻き付きが外れる場合もあるので、蔓が外へ垂れてるようだったら誘引してください。
特に芽の伸び始めは風に振り回されないよう早めに誘引してやる必要があります。
蔓が垂れ下がったまま育つと後述のムカゴがたくさん採れますが、ムカゴに養分を取られて新芋の育ちが悪くなります。

ねばり芋途中経過

・敷藁
6月に入り黒マルチの表面が熱くなってきたら必ず敷藁をしてください。
マルチは収穫までずっと張ったままにしますが、そのままだと地温が上がりすぎてしまうので敷藁で地温を抑制。
少し厚めにしっかりと敷藁をします。
自然の山では落ち葉が地面を覆っているのでそれを再現する感じですね。

ロゴ_収穫

山芋収穫1

<収穫時期> 11月中旬~3月
11月になると寒さで葉が枯れてきます。
葉が完全に枯れて1週間ほどしてからが収穫時期。
以降3月頃まで収穫が続きます。
畝に稲藁とビニールをかけて保温しておけばそのまま土中保存が可能なので、波板単位で必要な時に掘り出して楽しみましょう。

山芋収穫2

マルチを外し掘り進めると干からびた根のような物が出てきます。
これは4月に植えた種芋。
養分をしっかり吸われて干からびてます。
畝の表面から種芋までが5cm、さらに種芋から15cm下に波板をセットしてあるので、山芋まであと10~15cm掘ることになります。

山芋収穫4

さらに土をどけて全体像が見えてきたところ。
この写真で波板栽培の実際の姿が見えてきますね。
種芋の先端から上に蔓が伸び、下へ新芋が伸びています。
通常はそのまま地中深くに伸びていくのですが、途中で波板に当たるのでそこで斜めに曲がります。
後は波板に沿って横方向へ伸びたのがこの状態。
このおかげで1本掘るのに数時間かかる超重労働の山芋掘りから解放されました。

山芋収穫7

山芋を折らないよう慎重に収穫して1枚目の波板が姿を現しました。
1枚目の波板は20cmほどかぶせた土をどかさないといけないので、波板無し栽培より遥かに楽とは言ってもある程度労力がかかります。
しかし波板栽培の本領発揮は2枚目から。
短い間隔で波板を並べてあるので、1枚目の波板をどかせばすぐ2枚目の山芋が出てくるのです。

山芋収穫8

収穫できた立派なねばり芋。
ねばり芋の標準サイズは50~60cmと言われていますが、これは85cmのサイズが採れました。
家庭菜園でも波板栽培なら市販品に負けない山芋が収穫可能!
上手く育てば長めになるので1200mmの波板にしておいて正解だったようです。
長芋や自然薯ならもっと長くなりますね。

ロゴ_その他
・保存方法
前述の通り掘り起こさず埋めたままにしておけば3月近くまでそのまま保存できます。
また収穫した後でも洗わずに新聞紙にくるんで冷暗所に置いておけばある程度の期間保存可能。
ただし折れてしまった場合は切り口から傷んでくるので早めに食べましょう。
春以降でもおがくずに詰めて温度と湿度を管理できれば保存可能ですが、一般家庭ではなかなか難しいですね。
どうしても春以降残したい場合はすり下ろして冷凍するのも一つの手です。

山芋収穫10

・種芋
1年目は種芋を購入しましたが2年目からは自作の種芋が使えます。
自分で種芋を用意する方法は2つ。
1つは後述のムカゴから種芋を育てる方法。
もう1つは収穫した山芋の一部を種芋にする方法です。

山芋を収穫して食べる時、蔓があった方の先端を15~20cmほど切って残しておきます。
春まで上手く保存できればこれが来年の種芋になるのです!
種芋1本から新芋が1本育ち、その新芋から1本の種芋が取れるので、栽培失敗しなければ追加投資無しに毎年作れるお得野菜です。
実は先端に限らず他の部位も切って種芋にすることができるのですが、萌芽させるのに先端よりも難易度が上がるため先端を残すのが一番。
食用に使いにくい部分ですしね。

種芋の保存方法は断面にジャガイモシリカや草木灰を付けて2日ほど日陰で乾かします。
あとは籾殻を詰めた段ボールに埋めて寒くなりすぎない室内で保存。
呼吸できるように蓋は開けたままでタオルを軽くかけておきます。
水気は一切無しで籾殻のみ。
切り口がある分だけ保存難易度が上がるけど、上手く保存できれば来年の種芋代が浮きます。

ムカゴ

・ムカゴ
蔓が大きく育つと葉の根元に小さな芋のような物が出来てきます。
これがムカゴ。
漢字で書くと「零余子」で判りやすく言えば山芋の種です。
冬になると自然に地面に落ち、そこから根が伸びて2~3年後に山芋になります。

ムカゴを育てれば自分で種芋を作ることができますが、ムカゴから育てると2~3年かかります。
購入した種芋や切った種芋を使えば栽培期間は1年。
そのためムカゴは育てず食べてしまう場合が多いです。
塩茹でにしたりムカゴご飯にしたり。
新芋の収穫より一足早い山芋の楽しみ方です。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
ヤマノイモコガ、ネコブセンチュウ、アブラムシなどがいますが害虫被害は少ない野菜です。
連作を避け、葉をよほど食害されない限りは特に対策は不要。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
葉渋病、炭そ病など。
炭そ病には注意したいが、特別病気に弱いわけではありません。

※あくまでねっこ流の育て方です。
プロ農家ではないので間違ってても笑って許してね!



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キャベツの育て方

■■■ キャベツの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:キャベツ>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_キャベツ

ロゴ_野菜紹介
アイコン_キャベツ <野菜科目> アブラナ科
 <参考価格> 種1袋で400円前後
 <栽培適温> 15~20℃

アブラナ科一年草でヨーロッパ原産。
結球野菜の代表格です。
漢字で甘藍(かんらん)と書いてあるのもキャベツのこと。
寒さに強いが暑さは苦手です。
大きく結球するキャベツが一般的だが、結球しない品種もある。

ロゴ_連作障害
連作に弱い。
2年はアブラナ科を作っていない所で育ててください。
アブラナ科はキャベツ、白菜、大根、ブロッコリー、カリフラワー、カブ、小松菜、水菜、チンゲンサイなどなど種類が多いのでご注意を。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 6.0~7.0
2週間前に苦土石灰をやや多めに(目安:150~200g/m2)。
1週間前に元肥を普通に。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
1株あたりの必要スペースが大きいので株数と相談して場所決めを。

ロゴ_種蒔き・定植

キャベツ種

<種蒔き時期> 春蒔き:3月頭~3月下旬  夏蒔き:7月下旬~8月末  秋蒔き:10月上旬~11月上旬
<株間> 40~45cm前後
栽培時期の幅が広いです。
春蒔き夏採り、夏蒔き秋冬採り、秋蒔き翌年春採りが可能。
ただし季節に合った品種を選ぶことが重要になります。
秋蒔き翌年春採りの場合は、冬を越す前に苗が大きく育ってしまうと春にとう立ちするので種蒔き時期に注意。
ポット蒔き(ねっこの場合はセルトレイ蒔きしています)で苗を育ててから畑に植え付けます。

キャベツ発芽

夏蒔き以外では黒マルチにすると保温と泥はね防止になって生育が良くなります。
支柱は不要ですが葉数がある程度増えるまでは弱いので仮支柱を立てるのもあり。
また定植したらすぐに寒冷紗をかけてください。
害虫被害に遭いやすいアブラナ科野菜なので害虫対策が必要になります。
暑さに弱いため夏蒔きの場合は暑さ対策も。

キャベツ定植

ロゴ_追肥・水やり
追肥は栽培期間の中頃に1回。
秋蒔きの場合は春まで追肥をせず越冬時に育ちすぎないようにします。
追肥の時に合わせて土寄せも行います。
水やりは普通に土が乾いたらやる程度で。

秋野菜途中経過キャベツ

ロゴ_栽培管理

キャベツ鳥害

・鳥害注意
見落とされがちですがキャベツは鳥に狙われます。
特に冬から初春にかけて鳥の餌が少ない時期。
せっかく結球したキャベツに上から穴を開けられることも。
冬の害虫がいない時期でも寒冷紗や不織布をかけておきましょう。

ロゴ_収穫

キャベツ収穫

<収穫時期> 春蒔き:6月上旬~6月下旬  夏蒔き:11月上旬~12月下旬  秋蒔き:翌年3月下旬~5月上旬(品種によります)
しっかりと結球して玉が大きくなったら収穫時。
軽く押さえてみて中身が詰まっているのを確認してください。
根元を包丁で切り、外葉は捨てて玉の部分を収穫します。
収穫が遅れると葉が硬くなるだけでなく、玉が割れてしまうこともあります。

ロゴ_その他

芽キャベツ

・芽キャベツ
キャベツの変種に芽キャベツがあります。
同じキャベツと名前が付いていますが形態にかなりの差があり。
芽キャベツはブロッコリーのように茎が伸び、茎から出る葉の根元に小さなキャベツが50個近く生ります。
シチューなどが主な用途。
子キャベツが並んでる姿はとても面白いです。
観賞用に1株育ててみてはどうでしょうか?

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
アブラムシ、コナガ、アオムシ、ナノクロムシ、ヨトウムシ、キスジノミハムシなどアブラナ科全般を狙う害虫群が付きます。
害虫対策をしないとすぐに葉がぼろぼろにされます。
寒冷紗等の害虫対策をしてください。
結球後に内部に侵入されると対処が大変。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
黒腐病、ベト病、灰色かび病、黒斑病、軟腐病、根こぶ病、萎黄病など。
土壌の病原菌が元で葉が腐るタイプの病気が多いです。
連作を避け雨による泥はねに注意してください。

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さやえんどうの育て方

■■■ さやえんどうの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:さやえんどう>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_さやえんどう

ロゴ_野菜紹介
アイコン_さやえんどう <野菜科目> マメ科
 <参考価格> 種1袋200円前後
 <栽培適温> 15~20℃

マメ科一年草で地中海原産。
冬越しして育てる蔓性の野菜です。
冬越しするとは言っても耐寒性はそこまで強くなく防寒措置が必須。
耐暑性はとても弱いです。

さやえんどうはエンドウ豆の一種で、豆が小さいうちに若いさやを食べる物。
その他に大きく育った豆部分を食べる実えんどう(グリーンピース)と、さやと豆の両方を食べるスナップえんどうが有ります。
また、2メートルほどに育つ通常の蔓有り種の他、背丈を低く抑えられる蔓無し種も有り。
以下の説明は蔓有りさやえんどうを紹介していますが、収穫タイミングが違うだけで実えんどうやスナップえんどうも育て方は同じです。
↓蔓有り種はぐんぐん伸びます。

コンテンツ_さやえんどう1

ロゴ_連作障害
連作にとても弱い。
4~5年はマメ科を作っていない所で育ててください。
枝豆、落花生、ソラマメ、大豆、黒豆、インゲン、ササゲなどがマメ科です。
また前作で窒素肥料を大量に入れた場所は避けた方がいいでしょう。
土を入れ替えてのプランター栽培も可。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 6.0~7.0
2週間前に苦土石灰を多めに(目安:200~300g/m2)。
1週間前に元肥を少なめに(化成肥料目安:30g/m2)。
マメ科野菜は酸性土に弱いので石灰は多めに。
またマメ科野菜は自分で窒素を作り出すことができるため窒素肥料は控えめにします。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。

ロゴ_種蒔き・定植

コンテンツ_さやえんどう3

<種蒔き時期> 10月中旬~11月上旬
<株間> 20~30cm
種蒔き時期は10月後半から11月上旬頃にかけて。
冬越し時に適切なサイズに育つようタイミングを計ります。
早蒔きして越冬前に大きく育ちすぎると寒さで枯れ、遅蒔きして越冬時に小さすぎると霜で浮いてしまいます。
地域の気候に合わせて調整してください。

さやえんどう

覆土は2~3cmとやや深めの位置に4粒ほど埋めます。
普通に1箇所1本で育てるなら3粒でもいいでしょう。
ねっこの場合は1箇所に2本育てるので4~5粒蒔きしています。
さやえんどうは親蔓や子蔓にたくさん生り、孫蔓以降は数が減ります。
そのため2本立ちで親蔓と子蔓だけ残し孫蔓は摘心するやり方。
摘心せず1本だけで放置気味に育てても充分収穫できますけどね。

さやえんどう定植

ある程度育ってきたら2本または1本だけ残して他は間引きます。
写真のサイズぐらいが冬越しには適当でしょうか?
あまり大きくなりすぎないようにご注意を。
冬の間は大きさが変わらないので、風で折れないよう仮支柱を立てて支えてやります。

ロゴ_追肥・水やり
追肥は冬を越えた2月末頃と収穫が始まる頃に窒素を控えて少なめにします。
マメ科野菜は根に根粒という部分があり、ここで窒素を作り出すことができます。
下の写真でこぶ状になってるのが根粒。
そのため追肥でさらに窒素を与えると葉ばかりが茂って実が育ちません。
追肥をする場合はリン酸とカリ主体で窒素は控えめにしてください。
草木灰が効果的。

根粒

発芽後の水やりは基本雨任せであまり必要ありません。
冬の間はビニールトンネルにしていたりよほど乾燥してる時以外はほぼ不要。
花が咲いて豆が出来始めたら水やりを再開してください。
↓がさやえんどうの花。
ほとんどの品種が白か赤紫の花です。

さやえんどうの花

ロゴ_栽培管理

コンテンツ_さやえんどう5

・防寒対策
冬越しする野菜の割に寒さは苦手気味で、霜や雪に遭うと枯れてしまう場合があります。
そのため霜が降り始める頃には防寒対策をしてください。
上はビニールトンネルにしたもの。
これなら寒さ対策はバッチリですが春になるまでネットを張れません。
下は藁囲いと呼ばれる物でネットを張った状態でも霜や北風から守れるけど強風には弱め。

さやえんどう鳥よけテープ

・鳥対策
えんどう豆は鳥との戦いにもなります。
種蒔きしたばかりの種を食べられ、冬場は苗を坊主にされ、春になると実を食べられの三重苦。
ヒヨドリは葉も食べてしまうので実が生ってなくても安心しないでください。
防鳥ネットや防鳥テープなどで鳥除け対策を。

さやえんどうネット張り

・ネット張り
冬を越し3月頃になると急激に生長を始めます。
巻きひげを絡ませて2メートル近くまで育つので、春先になったらネットを張りましょう。
写真のように1枚張るだけでも構いませんが、たまに外に伸びる蔓があるので誘引が必要。
畝を囲うようにネットを張ると手間がかかりません。
ネットではなく細かい枝を残した竹や笹を刺して、枝に巻きひげを絡ませることで代用も可。

ロゴ_収穫

コンテンツ_さやえんどう4

<収穫時期> 4月中旬~6月中旬
収穫は4月中旬頃から随時。
蔓を伸ばしながら次々と花を咲かせ、6月中旬頃まで絶え間なく収穫できます。
さやえんどうは豆が目立ち始める前に早めに収穫しましょう。
見落として収穫が遅れた場合は、そのまま豆が膨らむまで置いてグリーンピースにすることもできます。

コンテンツ_さやえんどう2

下の写真はさやえんどうとスナップえんどうの比較。
右がさやえんどう、左がスナップえんどう。
さやと中の実を丸ごと食べるスナップえんどうは最初からさやが膨らんだ状態で育ってきます。
蔓が混ざってしまっても厚みで見分けられます。
ちなみに「スナックえんどう」と言うのは商品名で、「スナップえんどう」が品種の正しい名称です。

スナップえんどう

ロゴ_その他
・豆苗
豆苗(とうみょう)として売られている物も元はさやえんどう。
えんどう豆をモヤシ状に密集して育てた幼苗が豆苗です。
要するにエンドウスプラウト。
スナップえんどうの種でも作れるが、一番適しているのはさやえんどうなんだとか。
これがほんとのマメ知識!?

・春蒔き
さやえんどうは冬の寒さで花芽を分化させます。
しっかり寒さに当てないと花が咲かず収量が減るので秋蒔きが一般的。
一応春蒔きの品種もありますが、やはり秋蒔きした物と比べ株に勢いが無く収量も少ないです。
追加で蒔いて収穫時期を後ろにずらす目的ならありですけどね。
秋蒔きの種を1月下旬に室内ポット蒔きして育てたこともありますが寂しい収穫量でした。
種の袋に春秋両対応と書いてある物でも、多収を狙うならやはり秋蒔きしましょう。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
アブラムシとハモグリバエが主な害虫。
ハモグリバエは葉の内部に潜り込んで食い進むため食害痕が目立つが実害は少なめ。
多発でもしなければ神経質になる必要はありません。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
うどんこ病、立枯病など。
家庭菜園では葉が白くなってしまううどんこ病にかかりやすいです。
抵抗性品種を選ぶのも一つの手。

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ブロッコリーの育て方

■■■ ブロッコリーの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:ブロッコリー>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_ブロッコリー

ロゴ_野菜紹介
アイコン_ブロッコリー <野菜科目> アブラナ科
 <参考価格> 種1袋で250円前後
 <栽培適温> 15~20℃

アブラナ科一年草で地中海沿岸部原産。
頭にできる大きな蕾だけを収穫する「頂花蕾型」と、頂花蕾の後に一口サイズのブロッコリーが複数採れる「頂花蕾側花蕾兼用型」がある。
兼用型の方が収穫を長く楽しめるのでお勧めです。
ねっこの畑では兼用種の「緑嶺」を育てています。
出回るようになって間もない「スティックセニョール」はブロッコリーを品種改良した物で茎ブロッコリーと呼ばれています。

ロゴ_連作障害
連作にやや弱い。
1年はアブラナ科を作っていない所で育ててください。
アブラナ科はキャベツ、白菜、大根、ブロッコリー、カリフラワー、カブ、小松菜、水菜、チンゲンサイなどなど種類が多いのでご注意を。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 6.0~7.0
2週間前に苦土石灰を普通に(目安:100~150g/m2)。
1週間前に元肥をやや少なめに。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
1株あたりの必要スペースが大きいので株数と相談して場所決めを。

ロゴ_種蒔き・定植

ブロッコリー種

<種蒔き時期> 春蒔き:1月下旬~2月中旬  秋蒔き:7月下旬~9月頭
<株間> 40~50cm前後
本来の種蒔き時期は7月下旬~9月頭の夏秋蒔きです。
品種によっては冬春蒔きも可能。
ただし涼しい気候を好むので春蒔きの場合は収穫期間がかなり短くなってしまいます。
夏秋蒔きでは暑すぎる時期、冬春蒔きでは寒すぎる時期に種蒔きすることになるので、ポット蒔きをして手元で温度管理しながら苗を育てます。
1苗70円前後で購入できるので株数が少ないなら苗購入でもいいでしょう。

ブロッコリー発芽

適度に育ったら畑へ定植。
春蒔きの場合は黒マルチで保温します。
また定植したらすぐに寒冷紗をかけてください。
害虫被害に遭いやすいアブラナ科野菜なので害虫対策が必要になります。
暑さに弱いため夏蒔きの場合は暑さ対策も。

ブロッコリー定植

ロゴ_追肥・水やり
追肥は定植1ヶ月後に1回。
追肥の際には株が倒れないよう土寄せもしておきます。
頂花蕾側花蕾兼用型の場合は、頂花蕾を収穫する時にも軽く追肥すると側花蕾の収量が増えます。
水やりは普通に土が乾いたらやる程度で。
頂花蕾が見え始めたら少し水やりを増やします。
ただし過湿にはやや弱いので注意してください。

ロゴ_栽培管理

秋野菜途中経過ブロッコリー

・支柱立て
ブロッコリーは生長すると60cmぐらいの高さになります。
茎も太くなるので自立可能ですが、強風の心配がある場所では支柱を立てた方がいいでしょう。
株元から少し離れた位置に支柱を立ててください。
あまり近すぎると頂花蕾が育つ時に邪魔になります。
また、茎がどんどん太くなっていくので生長に合わせて何度か縛り直す必要があります。
↓は収穫終盤の茎。

ブロッコリー茎

ロゴ_収穫

ブロッコリー収穫

<収穫時期> 春蒔き:5月上旬~6月上旬  秋蒔き:11月中旬~翌年3月上旬
頂花蕾の大きさが12cm前後になったら収穫時。
頂花蕾の根元からばっさり切り取ります。
あまり収穫が遅れると花が咲いてしまうため収穫時期に要注意。
その後は側花蕾が次々に伸びてくるので、一口サイズになったらその都度こまめに収穫します。
真冬は収穫が止まりますが春になるとまた側花蕾が出だします。
鮮度の低下が早いので収穫後は早めに食べてください。
↓は頂花蕾収穫後に出てきた側花蕾。

ブロッコリー側花蕾

ロゴ_その他
・カリフラワーとの違い
ブロッコリーとよく似てるのがカリフラワー。
この2つの違いは何でしょう?
どちらもキャベツの仲間で元々同じ野菜の色違いと扱われていたようです。
キャベツが品種改良されてブロッコリーが生まれ、ブロッコリーの突然変異でカリフラワーが生まれたんだとか。
歴史的にはブロッコリーがお姉さんですね。

生長の仕方で区別すると蕾が出来てから茎が伸びるのがブロッコリー、茎が伸びてから蕾が出来るのがカリフラワーと区別できるようです。
市場で見かけるのは白いカリフラワーがほとんどですがオレンジや紫の物もあります。
上記の通り近縁種なのでカリフラワーも育て方は同じ。
ただしカリフラワーでは側花蕾は収穫できません。

ブロッコリー変色

・紫ブロッコリー
通常緑色しているブロッコリーですが冬場になると紫色の物が出てきます。
これは寒さにあたったため。
低温になるとアントシアニンが表面に出てきて変色するようです。
食べても問題無く味も変わりません。
というか茹でれば緑色に戻ります。

ブロッコリー鳥害

・鳥害注意
冬が過ぎて春が近付くと鳥にも狙われるようになります。
頂花蕾や側花蕾が食べられることはあまりありませんが、葉を食べられてしまいます。
鳥害が出たら寒冷紗や不織布で覆ってガードしましょう。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
アブラムシ、コナガ、アオムシ、ナノクロムシ、ヨトウムシ、キスジノミハムシなどアブラナ科全般を狙う害虫群が付きます。
害虫対策をしないとすぐに葉がぼろぼろにされます。
寒冷紗等の害虫対策をしてください。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
軟腐病、べと病、黒斑細菌病など。
過湿に気をつけて雨による泥はねを防止します。

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トマトの育て方

■■■ トマトの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:トマト>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_トマト

ロゴ_野菜紹介
アイコン_トマト <野菜科目> ナス科
 <参考価格> 1苗100円前後
 <栽培適温> 20~30℃

ナス科一年草で南米アンデス山脈原産。
夏野菜の代表格で家庭菜園でも人気の高い野菜です。
サイズ別に大玉トマト・中玉トマト・ミニトマト・マイクロトマトと分類され、品種も非常に豊富。
色も赤に限らず、オレンジや黄色、はては黒トマトなんて物もあります。
↓は鈴生りになったミニトマト。

鈴生りミニトマト

病害虫に弱くやや栽培難易度の高い野菜(大玉の話、ミニトマトは簡単)です。
しかし畑で完熟収穫したトマトは甘さが違い、生活習慣病予防にも効果があるとされるリコピンも増えるので、是非自作に挑戦してほしい野菜。
大玉とミニとでは栽培方法も若干変わってきます。
ここでは一般的な大玉トマトの育て方をご紹介。

ロゴ_連作障害
連作にとても弱い。
4年はナス科を作っていない所で育ててください。
ナス科はナス、トマト、ジャガイモ、ピーマンなど家庭菜園の人気野菜が多く、連作禁止期間も長いので場所選びに一番苦しめられます。
連作の管理にはくれぐれもご注意を。
どうしても場所が無い時は接ぎ木苗で連作障害を軽減しましょう。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 5.5~7.0
2週間前に苦土石灰をやや多めに(目安:150g/m2)。
1週間前に元肥を少なめに。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
美味しいトマトを作るには水の管理が重要になるので、特に水はけの良さを重視。
肥料は窒素分を抑えて少なめにします。

ロゴ_種蒔き・定植

コンテンツトマト苗

<定植時期> 4月中旬~5月下旬
<株間> 40~50cm前後
種から育てることもできますが、ある程度保温育苗が必要で少し難易度高め。
品種も豊富でいろいろ育てたくなるので、量産するのでなければ苗の購入をお勧めします。
時期をずらして植え付けをする場合、最初の購入株から苗を増やすこともできます。
ねっこがよく育てるのはタキイ種苗の「桃太郎」シリーズとサカタのタネの「麗夏」。

植え付けの適期は最初の花が咲き始める頃。
この時、花の咲いてる向きが重要になります。
トマトの花は同じ方向に出てくる性質があるので、トマトの実も同じ側に揃います。
そのため特に二条植えするような場合は、収穫しやすくなるよう通路側に花を向けて植えるようにしてください。
苗を植え付けたら仮支柱を立て「あんどん」で保温と風除けをします(下の写真)。

あんどん1

ロゴ_追肥・水やり

株が育って以降の水やりはあまり必要ありません。
トマトの株自体は水を好みますが美味しいトマトを作るには水分を減らす方がいいので、収穫が近付いた頃からは土がかなり乾いた時だけにします。
また濡れると病気になりやすいため葉や株元には水をかけないようにします。
黒マルチで乾燥を抑えつつ泥はねも防ぐのがベスト。

トマト雨除け1

水やりと同様に葉にあたる雨も大敵。
そのため雨除けのトンネルを用意してやるのがトマト栽培成功の近道。
アーチ支柱とビニールのセットなども市販されているので雨除け栽培することをお勧めします。
赤くなった実を雨にあてると裂果してしまうため、これを防ぐ意味でも雨除け必須。



追肥は株の状態を見て判断します。
特に大玉トマトは窒素過多に敏感で、追肥を間違えると茎葉ばかりが茂って失敗するので要注意。
下の写真のように葉先が軽く垂れるぐらいが正常な範囲(少し肥料多いかな?)。
茎が太く葉先が内側に丸まってしまうのは肥料過多の状態です。
逆に茎が細く葉色も薄く、葉先が斜め上へひょろひょろ伸びるようだと肥料不足状態。

トマト栄養判断

また養分のバランスが崩れると葉に異常が出ることもあります。
下の方の葉で葉脈間が黄色くなるようならマグネシウム欠乏かカリウム過剰(下の写真)。
葉の縁から黄色くなってくるようならカリウム欠乏など。
病気との区別も付きにくく難しいところではありますが葉の観察は大事です。

トマト葉異常

ロゴ_栽培管理

トマト脇芽

・脇芽かき
大玉トマトは主枝だけ育てる一本仕立てが一般的。
そのため葉の根元から出てくる脇芽(上の写真矢印の箇所)は全て摘み取ります。
小さいうちなら根元を曲げるだけでポキッと簡単に取ることが可能。
ハサミを使う場合は他の株から病気を移さないよう注意してください。
摘み取りは傷口が早く乾くよう、晴れた日の午前中がお勧め。

コンテンツトマト花

・受粉
トマトは放置してても受粉しやすい野菜ですが、成功率を上げるには受粉の手助けをしてやりましょう。
と言っても花が咲いたらトントンと叩いて振動を与えてやるだけです。
毎日こまめに叩いてやればまず大丈夫。
さらに確実にしたい場合はトマトトーンというホルモン剤のスプレーを使う手もあります。
トマトトーンは二度掛けしたり成長点にかけたりすると生育障害を引き起こすので使用方法にはご注意を。

トマト摘心

・摘心
トマトはそのまま伸ばすと3メートル近い高さまで育っていきます。
しかし高くなるほど実の生育状態が悪くなり管理もし辛いため、適当な高さで摘心してやりましょう。
狙った花房の上に2~3枚葉を残して摘心します。
雨除けトンネルがあるなら雨除けの天井に到達したら摘心でいいかと。

最初は第6花房ぐらいまでで摘心すると失敗もなく育てやすいかと思います。
でもできればもっと長く収穫したいですよね。
そんな時の裏技が茎下ろし。
収穫の終わった花房の下葉を全て落とし、茎をとぐろを巻くように地面に降ろして強制的に高さを低くしてやる方法です。
こうすると高さを押さえられるので長く収穫できますが、失敗すると茎が折れて大惨事になる諸刃の剣。

ロゴ_収穫

トマト収穫

<収穫時期> 6月下旬~8月末
赤く完熟した実から順次収穫していきます。
実が生ってから赤くなるまで一ヶ月近くかかるので、まだかまだかとやきもきしますがじっと我慢。
色づきを良くするためには陽当たりも重要なため、実が大きくなってきたら影になる葉は切り落として陽当たりと風通しを確保しましょう。
大玉の場合1花房あたりの収穫目安は5個。
それ以上実が付いている場合は早い段階で摘果します。

ロゴ_その他

トマト挿し苗2

・挿し苗
脇芽かきで摘み取った脇芽。
これを植えることで新たな挿し苗にすることができます。
最初に育てた株から挿し苗を作れば、苗代もかからず栽培時期をずらした長期収穫も狙えて一石二鳥。
作り方も簡単なので是非チャレンジしてください。

通常脇芽は小さなうちにすぐ摘み取りますが、挿し苗にする場合は10cm程度まで育ててから摘み取ります。
余り大きくしすぎると根が出る前に枯れてしまうので要注意。
脇芽を取ったら根元をカッターナイフで斜めにスパッと切り落とします。
あとは切り口をつぶさないよう注意しながらビニールポットなどに植えるだけ。
乾燥しないよう半日陰で水やりして育てれば、一ヶ月ぐらいで新たな苗として使えます。

コンテンツトマト気根

・気根
トマトを栽培していると茎に白いぶつぶつが出てきて驚くことがあります。
これは「気根」という根の一種。
見た目は悪いですがそのまま放置しても害はありません。
ただし気根が出るということは根の状態が良くない場合が多いので、地温や水はけなど栽培環境の見直しが必要です。
また茎下ろしなどで気根が土に付くと自根苗と同じ状態になり、接ぎ木苗の意味が無くなります。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
タバコガ、ハモグリバエ、アブラムシ、テントウムシダマシなど。
タバコガによる被害が大きいので見つけ次第対策が必要。
→ 害虫図鑑へ

コンテンツトマトタバコガ被害

・タバコガ
タバコガの幼虫が実に穴を開け中を食い荒らします。
ミニトマトならともかく、大玉トマトでようやく赤くなってきた実に入られると大ダメージ。
中身を食べ終わると次の実へとどんどん移動していくので、被害を見つけたら確実に対処したい害虫です。
基本は穴をみかけたら実ごと捕殺ですが、多発するようなら農薬で対処しないと青い実も含めて全滅する場合も。
実の中に入り込まれると農薬も届かないので早め早めの対策が必要です。

<病気>
疫病、青枯病、モザイク病、うどんこ病、炭そ病、萎ちょう病、軟腐病などなど。
病気に弱く、一度かかると株ごとダメになって周りにも広がる厄介な病気が多いです。
風通し、水はけ、陽当たり、泥はね、雨除け、窒素過多など環境に充分注意してください。
発病株を見つけたら実が生っていても思い切って株を処分する勇気も必要。
青枯病などを広めてしまうと数年土に菌が残って栽培不可になってしまいます。
↓疫病が発生したトマトの茎。

トマト疫病3

また家庭菜園でよく起こるトマトのトラブルに尻腐れがあります。
実の一部が褐色に凹んで腐ってくる病気(下の写真)。
原因はカルシウム不足か窒素過多です。
一度症状が出た実は再生不可ですが、カルシウム不足が改善されれば以降の実はまた収穫できるようになります。
カルシウムである石灰を追加し、吸収できるよう根周りの環境改善を。

トマト尻腐れ

※あくまでねっこ流の育て方です。
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スイカの育て方

■■■ スイカの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:スイカ>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_スイカ

ロゴ_野菜紹介
アイコン_スイカ <野菜科目> ウリ科
 <参考価格> 接ぎ木苗1苗220円前後
 <栽培適温> 25~30℃

ウリ科一年草で南アフリカ原産。
夏の風物詩的なデザートで、果物と言いたいところですが園芸的には野菜に分類されます。
もちろん暑さに強く寒さは苦手。
甘く美味しいだけでなく、利尿作用があり腎臓にも良いとされる野菜です。

小玉の品種が比較的育てやすく収量も多いが、やはり大玉スイカを育てて日本の夏を満喫したいところ。
ねっこは大玉スイカの「紅大」がお気に入りです。
果肉の黄色いスイカや種無しスイカ、黒皮などの変わり種もあり。
たまにニュースなどで出る四角スイカは品種ではなく容器に入れて強制的に四角く育てた物です。
↓空中栽培で育った大玉スイカ。

スイカ収穫前

ロゴ_連作障害
連作にとても弱い。
4年はウリ科を作っていない所で育ててください。
キュウリ、メロン、カボチャ、ズッキーニなどがウリ科です。
ただしスイカは接ぎ木苗が基本なので、接ぎ木苗を選べばある程度連作障害を軽減できます。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 5.5~6.5
2週間前に苦土石灰を普通に(目安:100g/m2)。
1週間前に元肥を少なめに。
ウリ科で蔓ボケしてしまうため窒素を抑えて肥料は少なめに。
過湿をかなり嫌うので水はけも重要です。

スイカの蔓

蔓を伸ばし1株でかなりの面積を占有します。
1株の生育途中でも上のような状態。
また日照時間も必要なので広く水はけも良く陽当たりのいい場所選びをしてください。
空中栽培ならスペースの節約も可能です。
場所を取り実も大きく育つためプランター栽培は基本的に不可ですが、小玉スイカをループ仕立てにしてプランター栽培するベテランもいるとか。

ロゴ_種蒔き・定植

コンテンツスイカ苗

<定植時期> 4月中旬~5月中旬
<株間> 100cm+蔓を伸ばすスペースが必要
種から育てることもできますがスイカは接ぎ木苗で育てた方が無難です。
自作で接ぎ木苗を作るのは大変なので苗を購入した方がいいでしょう。
市販されているスイカ苗も大半が接ぎ木苗です。
植える前に泥はねしないよう黒マルチも欲しいところ。

コンテンツスイカあんどん

水はけが良くなるよう高めの畝に浅植えします。
この時、接ぎ木部分まで土をかぶせてしまわないように注意。
植え付けが終わったらすぐ「あんどん」にして保温と防風をしてください。
寒さに弱い他、あんどんにすることで天敵のウリハムシから苗を守ることができます。
スイカは生長が早いので大きめの袋であんどんにするといいでしょう。

ロゴ_追肥・水やり

水やりはよほど乾燥した時以外は基本雨まかせ。
黒マルチにしてあれば乾燥も防げます。
追肥はタイミングが重要で、狙った数の実が着果してある程度育つまでは追肥をしません。
着果前に追肥をしてしまうと蔓ばかりが伸びて上手く着果しなくなります。
根がかなり伸びているので、追肥は株元ではなく蔓が伸びた先に施してください。

ロゴ_栽培管理

スイカの子蔓

・三本仕立て
スイカの整枝方法はいろいろあると思いますが、ここではねっこ流の整枝を紹介します。
親蔓は5~6節で摘心し、伸びてきた子蔓のうち元気の良い3本だけを育てます。
子蔓が伸び始めたら蔓を伸ばすスペースには敷藁をして土に触れないようにしてください。
ある程度育つと今度は孫蔓が伸びてくるので、孫蔓は全て葉を1枚残して摘心。
しっかり整枝して管理しないと孫蔓が伸び出した後はごちゃごちゃになって大変なことになります。
完全放置でも育つことは育つんですけどね。

コンテンツスイカ割り箸

・誘引
しっかりと管理するためには適切な誘引が必要。
子蔓3本を同じ方向へ並行して伸ばしてやると管理が楽です。
3日に1度は先端を誘引して、その際は割り箸をクロスさせるように止めると風に振り回されず目印にもなって安心。
先端以外は巻き蔓が敷藁に絡みつくので大丈夫です。

スイカ受粉1

・人工受粉
狙った位置への着果確率を上げるには人工受粉が必要です。
特に梅雨時はなかなか自然受粉してくれません。
雌花は花の下に小さなスイカが付いている(上の写真)ので、雄花の花びらを取り除き中の花粉を雌花の柱頭にこすりつけます。
子蔓の16~20節辺りが着果位置の目安だけど多少遅れても問題ありません。
受粉は朝9時頃までに終わらせないと受粉能力が落ちるので注意。

実の数は1蔓に1個、子蔓3本なので1株に3個とします。
質より量重視ならもっと増やせますが、大きくて甘いスイカを狙うなら1株3個までが無難。
小玉ならもう少し増やしてもいいかと。
余分に受粉させておいて、実の生長が確実になったら1蔓1個に絞るといいでしょう。
着果させた子蔓は着果後15節ぐらいさらに伸ばしてから摘心しています。

スイカ玉直し

・玉直し
実の直径が15cmぐらいになったら行っておきたいのが玉直し。
蔓を折らないよう注意しつつ実の上下をひっくり返す作業です。
スイカの皮は陽に当たらないと緑色にならないため万遍なく陽に当てて色付きを良くします。
1度やれば色付くけど心配なら後日もう1回。
この際に新しい藁や発泡剤のクッションなどを実の下に敷いて腐り防止の枕にしてやります。
空中栽培は玉直しの必要無し。

ロゴ_収穫

スイカ収穫1

<収穫時期> 7月下旬~8月下旬
収穫は受粉から40~45日前後が目安。
素人ではスイカの完熟時を見分けるのが難しいので、人工受粉した際には下の写真のように日付のタグを付けるようにしましょう。
葉に隠れて見落とさないよう棒を立てておくのもお勧めです。
小玉スイカの場合は25日前後だと思いますが品種別に要確認。

スイカ着果

人工受粉した場合やおおよその受粉日が判ってる場合は問題ありませんが、困るのは自然受粉して見落としていた時。
こうなると経験に頼った完熟判断をするしかありません。
目安としては、実の付いた節にある巻き蔓が枯れている、ツヤが鈍くなるなど。
プロがよく行う音での判断は、指の腹で叩いてみてポンポンといい音がすると完熟、高い硬めの音は未熟、ボンボンと鈍い音は熟れすぎ・・・ですが慣れないとなかなか難しいです。
↓収穫時を迎えた実の巻き蔓。

スイカ収穫2

ロゴ_その他

接ぎ木苗台芽

・台芽
接ぎ木苗を使う時に注意したいのが台芽。
台木(接いだ下の部分)から出てくる芽のことです。
スイカの台木にはユウガオやカボチャがよく使われていて、この台芽を放置すると肝心のスイカが上手く育ちません。
苗を植えてしばらくは株元の葉をよく確認してください。

コンテンツスイカ空中栽培

・空中栽培
スイカは通常地這いで育てる物。
しかし工夫次第では写真のように空中栽培もできます。
メリットは省スペース、敷藁の節約、実の見落としが無いなど。
畑見学に来た人の注目の的にもなりますw
夏の陽射しに弱い野菜を空中スイカの下で育てれば一石二鳥。
しかし誘引が面倒だったり実を1個1個ネットで支えたりと手間が増えるのが難点です。

・種無しスイカ
一昔前に流行った種無しスイカ。
普通のスイカより実の品質が劣り、手間かかる割に需要が低いので最近ではあまり見かけませんが、取り扱い品種の多い園芸店などでは種無しスイカの苗も購入できます。
興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに種無しスイカを育てる場合、普通の種有りスイカも一緒に育てその花粉を受粉させる必要があります。
種無しスイカ1株のみで作ることはできません。

昔テレビだか本だかで見た知識で簡単に説明すると、スイカの染色体数は2n(2の倍数)。
通常は2nと2nが交配して2nのスイカができます。
しかし薬品処理で染色体数を倍加させて4nのスイカを作り、これを普通のスイカと交配させると2nと4nの交配で3nのスイカになります。
染色体数が奇数だと生殖細胞が正常に働かず種が作られないため種なしスイカになるってことだったと思います。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
ウリハムシ、アブラムシ、ハダニなど。
初期のウリハムシが最大の敵。
孫蔓が伸び出す頃になれば多少ウリハムシが飛び交っていても耐えられます。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
炭そ病、つる枯病、うどんこ病、モザイク病、つる割病など。
やや病気に弱め。
植え付けシーズン的にどうしても梅雨を越すことになるので、過湿による病気に注意が必要です。
↓炭そ病にかかったスイカの葉。

コンテンツスイカ炭そ病

※あくまでねっこ流の育て方です。
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ニンニクの育て方

■■■ ニンニクの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:ニンニク>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_ニンニク

ロゴ_野菜紹介
アイコン_ニンニク <野菜科目> ユリ科
 <参考価格> 国産種球1球150~200円前後
 <栽培適温> 15~20℃

ユリ科の球根植物で中央アジア原産。
スタミナ野菜の代名詞です。
冷涼な気候を好み、寒さにはとても強いが暑さは苦手。
ねっこの畑では国産ブランドでもある「福地ホワイト六片」と「ジャンボニンニク」を育てています。
↓寒さに強く雪に埋もれてもへっちゃら。

コンテンツ_ニンニク1

ロゴ_連作障害
連作可能な野菜ではありますが、土壌病害の心配があるため可能なら1年空けた方がいいでしょう。
1年ユリ科を作っていない所で育ててください。
ネギ、ワケギ、アサツキ、タマネギ、ニラ、ラッキョウなどがユリ科です。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 6.0~7.5
2週間前に苦土石灰を多めに(目安:200~300g/m2)。
1週間前に元肥を普通に(化成肥料目安:100g/m2)。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。。
苦土石灰をしっかり撒いて酸度調整は念入りに。
栽培期間が長いので黒マルチの使用をお勧めします。
プランター栽培も可。

ロゴ_種蒔き・定植

ニンニク種

<種蒔き時期> 9月下旬~10月下旬
<株間> 15~20cm前後
種ではなくニンニクの球をばらして出てくる鱗片(上の写真)を植え付けます。
鱗片の数は普通の品種で1球辺り6~8個ほど。
栽培が全て上手く行っても6倍と考えると、食用の他に翌年の種分としてそれなりの数を植えないといけません。
種球をばらす際、根元の固い根が付いていた部分は取れてしまっても大丈夫です。
皮も付いたままでok。

ニンニク植え付け

植える際は根と反対側の尖っている方を上に向けて植え付けます。
株間は15cmほど。
ジャンボニンニクなら少し広めにしましょう。
覆土は7~8cmほどと少し深めに植えます。
地上に芽が出るまでは天候にもよりますが大体10日ほど。

ニンニク萌芽

ロゴ_追肥・水やり
元肥をしっかり入れてあれば追肥は3月上旬頃の1回のみ。
冬場は肥料不要で、春以降は肥料が足りてないと感じたら液肥を追加するぐらいです。
水やりは土が乾燥したらやる程度に。
乾燥も過湿も嫌いますので水分調整には注意を。
冬の間は水やり必要ありません。
↓春にはこんなに立派な姿に。

ニンニク生長

ロゴ_栽培管理

ニンニク2本立ち

・2本立ち処理
ニンニクがある程度育ってくると1箇所から2本芽が出てることに気付く場合があります。
そのまま育てると大きな球にならないので、細くて小さい方を間引いて1本にします。
間引く時は土を押さえて根元から引き抜く感じに。
切ってしまうと何度でも伸びてきます。

ニンニクの芽

・ニンニクの芽
春になると上の写真のように頂点に一本花芽が出てきます。
これが炒め物などに使われるニンニクの芽。
市販されているニンニクの芽はほとんどが中国産なので、国産ニンニクの芽を食べられるのは栽培してる人の特権です。
ある程度伸びたら切り取って料理に使いましょう。
取らずに放置すると花が咲きますが肝心のニンニクが太らなくなってしまいます。

ニンニクの芽2

ロゴ_収穫

コンテンツニンニク収穫

<収穫時期> 6月上旬~6月下旬
6月に入り下葉が何枚か黄色くなってきたら収穫時。
茎の根元部分をしっかり掴んで引き抜きます。
あまり収穫が遅れると球が割れてしまうのでご注意を。
収穫は晴れて土の乾いた日を選びましょう。
収穫後は1日ほどそのまま乾燥させ、その後に根と茎部分を切り落とします。
土で汚れていますが茎を切った後に皮を1枚めくると綺麗な白いニンニクになりますよ。

干し物ネット

生ニンニクとしてすぐ使用するならそのまま台所へ。
それ以外は風通しの良い日陰で一ヶ月ほどしっかり乾燥させましょう。
よく乾かさないと保存中にカビが生えてきます。
乾燥処理が終わったら新聞紙にくるんで冷蔵庫のチルド室で保存します。
網袋に入れて吊していても保存できますが、中の鱗片まで乾燥しすぎる場合があるので冷蔵庫保存がおすすめ。

ちなみに育てている品種は「福地ホワイト六片」ですが、これは品種名であって鱗片が必ず6片になるわけではありません。
自分も最初は勘違いしていました。
6片より多かったり少なかったりする物もよくあります。

ロゴ_その他

ジャンボニンニク

・ジャンボニンニク
とても大きなニンニクで「無臭ニンニク」や「エレファントガーリック」としても売られているジャンボニンニク。
ニンニクと名乗っていますが実は普通のニンニクとは別の種になります。
正しくはリーキ(西洋ネギ)の仲間。
見た目は大きくなったニンニクそのものですけどねー。
臭いが弱く味もマイルドなためニンニクが苦手な人でも食べやすいです。

・ムカゴ
ニンニク収穫する際、茎の中ほど(ジャンボニンニクの場合は球の外側、根の近く)に小さなニンニクのような物ができることがあります。
これはニンニクのムカゴ。
ニンニクの種みたいなものです。
上の写真で左に写っている小さいのがジャンボニンニクのムカゴの一片。
このムカゴを植えることでもニンニクを育てられますが、大きなニンニクを収穫するまで2年かかってしまいます。

ニンニク醤油2

・ニンニク醤油
6月に収穫したニンニクは干したり冷蔵庫で保存できるけど、家庭での保存は10月頃になると芽が出てきてしまうことが多いです。
長期保存したい場合は醤油漬けやオイル浸けがお勧め。
我が家ではニンニク醤油にして長期保存しています。
鱗片の皮を剥き醤油と一緒に瓶に入れて冷蔵庫へ入れておくだけ。
調味料として重宝する他、二ヶ月ぐらい経てば醤油漬けニンニクとして鱗片も食べられます。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
ネギコガ、ネギアザミウマ、アブラムシなど。
比較的害虫には強い野菜です。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
さび病、春腐病、モザイク病、葉枯病など。
家庭菜園ではさび病をよく見かけます。
過湿にならないよう水分調整をしてください。
モザイク病はアブラムシが媒介するので防除を。

コンテンツ_ニンニク2

・さび病
葉に褐色のサビに似た病斑が出る病気。
過湿な状況で発生し、窒素過多になると多発しやすいです。
ネギ、ニラ、タマネギ、ラッキョウなどユリ科野菜に多く発生するが、例えばネギとニラでは菌の系統が違い、ネギのサビ病はタマネギに感染するがニラには感染しないんだとか。

ニンニク収穫期

・春腐病
春になって暖かくなると症状が出てくる細菌性の病気。
暖かく過湿な状況で発生します。
茎葉がぐったりしてふにゃふにゃと柔らかく枯れてきます。
こうなるとせっかく太り始めた種球も腐って収穫不可に。
感染するので見つけ次第抜き取りましょう。

※あくまでねっこ流の育て方です。
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ニンジンの育て方

■■■ ニンジンの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:ニンジン>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_ニンジン

ロゴ_野菜紹介
アイコン_ニンジン <野菜科目> セリ科
 <参考価格> ペレット種1袋300粒入りで350円前後
 <栽培適温> 15~25℃

セリ科一年草で中央アジア~アフガニスタン原産。
カロテン豊富な緑黄色野菜です。
オレンジ色の五寸ニンジンが一般的だが、プランター向きのミニニンジンからゴボウのように長いニンジンもあり。
色も黄・赤・白・黒・紫などカラーバリエーションが豊富です。

暑さ寒さともにそこそこ耐えるので、品種を選べば種蒔き時期の幅は広め。
ねっこの畑では春に「向陽二号」、秋に「甘美人」を育てています。
栽培に関しては発芽にコツが必要で、その後も間引きなど適切に行う必要があるため難易度がやや高め。
立派なニンジンを育てられるようになったら家庭菜園初心者から脱出だと思います。

ロゴ_連作障害
連作可能です。
ただしネコブセンチュウの被害が甚大な野菜。
センチュウ被害が出るようなら場所を移動しましょう。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 5.5~7.0
2週間前に苦土石灰をやや多めに(目安:150~200g/m2)。
1週間前に元肥を普通に。
やや酸性に弱い野菜です。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
土の中で野菜が育つ根菜類のため、又根の原因となる石や土の塊が無いようよく耕し、根腐れしないよう高めの畝にします。
↓は粘土層で生長できなかったニンジン。

短ニンジン

ロゴ_種蒔き・定植
<種蒔き時期> 春蒔き:3月頭~3月下旬  夏秋蒔き:7月下旬~9月上旬
<株間> 10cm
根がとてもデリケートな野菜のため苗の移植はできません。
種を畑に直蒔きします。
一番育てやすいのは秋蒔きで、品種ととう立ちに注意すれば春蒔きも可。
ビニールハウスやトンネルにして温度を確保できるなら冬蒔きも可能です。
ちなみにニンジンの種の寿命は短いので古い種だと上手く発芽してくれません。
暑さ対策ができれば穴開きマルチ栽培も可。

秋ニンジン1

ニンジンは発芽させるのにコツが必要で、種蒔きにも注意点が多いです。
まずニンジンの種は発芽率が悪いため、一晩水に浸けてから蒔きます。
その上で1箇所の種を少し多めにして厚蒔きに。
ただし後述のペレット種子を使えば1箇所3粒ずつぐらいでもok。
発芽した苗同士を競わせる必要があるため多めに発芽するようにしてください。

ニンジン種蒔き2

そして種を蒔く時の覆土はごく薄く。
好光性のため深く植えると発芽しません。
ペレット種子なら土に埋め込むだけで覆土無しでも。
また、発芽するまで乾燥もNGのためこまめな水撒きが必要です。
上の写真のように不織布を使うと、光を通しつつ乾燥を防げるのでお勧め。

ニンジン発芽

これが発芽したニンジンの苗。
発芽が遅く暖かい時期で1週間~10日ほど、寒い時期だと20日近くかかります。
それまで乾燥しないように注意し、雨が降る場合は種が流されないよう対策も必要です。
雨対策にも不織布がお勧め。
ただし発芽が始まったらすぐに不織布を片付ける必要があります。

ロゴ_追肥・水やり
追肥は基本2回。
本葉5枚ぐらいで1本立ちに間引く時に1回目。
種蒔きから2ヶ月ぐらいで2回目を目安にしています。
カリ分主体で肥切れしないようにするのがポイントですが、2回目の追肥は少なめにします。
水やりは発芽するまでは毎日、発芽後は徐々に減らしていきますが乾燥には弱めなので土の状態に注意してください。
ただし過湿だと今度は根腐れの原因になったりカビが生えたりします。

ロゴ_栽培管理

ニンジン追肥

・間引き
ニンジンは苗同士が競い合うことで生育が促進されます。
そのため間引きのタイミングが重要。
すぐに1本立ちにせず、ある程度競わせてから間引く方がよく育ちます。
本葉2枚ぐらいで混み合ってるところを間引き。
本葉5~6枚ぐらいまで育ったら1箇所1本立ちにしましょう。
↓で本葉4枚前後、もうすぐ1本立ちにするタイミング。

ニンジン本葉6枚

・除草
ニンジンは発芽するまでに二週間前後かかり、さらに初期生育も遅く本葉が広がるまでにはかなり時間がかかります。
その間注意しないといけないのが雑草。
ニンジンよりも雑草の方が生育が早いため、除草せずに放置すると雑草に負けて育たなくなってしまいます。
苗がある程度以上大きくなるまではこまめに除草をしてください。
↓収穫前になると葉がこんなに生い茂ります。

ニンジン収穫時期

・土寄せ
ニンジンは直根性の野菜で、まっすぐ伸びた1本の根が太ってニンジンになります。
つまり葉として地上に出てる根元部分のすぐ下。
ここが肥大しはじめると土がひび割れて露出してしまいます。
陽に当たらないようこまめに土寄せしてやりましょう。

また、本葉2~3枚の頃になると風で葉が煽られます。
しかし幼苗期は根元がとても弱く、振り回されると千切れてしまうことも。
強風の心配がある時は早めの土寄せで補強してください。
ただし葉の根元部分まで埋めてしまうと生育が止まるので土のかけすぎには注意。

ニンジン試し掘り

ロゴ_収穫

ニンジン収穫

<収穫時期> 春蒔き:5月下旬~6月下旬  秋蒔き:10月下旬~2月下旬
品種にもよりますが生育期間は100~120日ぐらいでしょうか。
時期が来たら根元の土をどけて確認してみてください。
しっかり根が太ってるようなら収穫時。
畑に植えたままで長持ちする品種もありますが、収穫が遅れると裂根(根の一部が裂けて割れてしまう状態)の原因になります。
特に春蒔きの場合は早めの収穫をしましょう。

ニンジン収穫

ロゴ_その他

ニンジンペレット種子

・ペレット種子
ニンジンの種はとても細かく扱いが面倒です。
特に水に浸した後は種同士が引っ付いて大変。
そこで登場するのがペレット種子で、種の周りをコーティングして蒔きやすくした物です。
値段は上がりますが裸の種よりも扱いやすく、また発芽率も高くなります。
一晩水に浸す必要もないので家庭菜園ならこちらがお勧め。
あらかじめ株間の間隔でテープに種を貼り付けてあり、そのテープを畑に引くだけで種蒔きが完了するシーダーテープなんて物もあります。

ニンジン収穫4

・長期保存
せっかくニンジンをたくさん収穫しても、そのまま放置するとすぐしわしわになってしまいます。
でも涼しい季節なら長期保存も可能。
夏秋蒔きで冬に収穫するなら籾殻を使って家庭でも保存できます。

まず葉を根元から切り落とし、段ボールに籾殻を詰めてニンジン同士がくっつかないよう立てて並べ、上からも籾殻をかぶせて全部埋めてしまいます。
あとは冷暗所で保管するだけ。
呼吸ができるよう蓋を少し開けておくのがポイントです。
↓12月収穫で3月末まで保存できましたが芽が出てしまいました。

ニンジンとう立ち

・とう立ち
春蒔きや冬蒔きで注意が必要なのがとう立ち。
とう立ちして花が咲くと、ニンジンが固くなり食用には向かなくなります。
一番の対策はとう立ちの遅い春蒔き用の品種を選ぶこと。
あとは適期栽培と早めの収穫を心掛ければとう立ちを回避できると思います。

ニンジン収穫2

↑はおまけの1枚。
なんと1本のニンジンから葉が2束出ています。
普通は1本の太い直根がニンジンになるので、当然葉と根は1組。
葉の根元の真下にニンジンが育つはずです。
一体どうやって育ったのか、いまだに謎のニンジンでした。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
アゲハチョウの幼虫、ヨトウムシ、ネコブセンチュウ。
一番の敵はキアゲハの幼虫。
油断して放置すると葉を食べ尽くされてしまいます。
葉に黄色く丸い粒が付いていたらキアゲハの卵なので、孵化する前に取っておきましょう。
そして発生率は低いが出始めると怖いのがネコブセンチュウ。
一度発生すると根絶が難しいので要注意です。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
黒葉枯病、うどんこ病、モザイク病、黄化病など。
肥料切れと乾燥・過湿に注意してください。

※あくまでねっこ流の育て方です。
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ほうれん草の育て方

■■■ ほうれん草の育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:ほうれん草>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_ほうれん草

ロゴ_野菜紹介
アイコン_ほうれん草 <野菜科目> アカザ科
 <参考価格> 種1袋250円前後
 <栽培適温> 15~20℃

アカザ科一年草で西アジアコーカサス地方原産。
ビタミンやミネラル豊富な緑黄色野菜です。
冷涼な気候を好み、寒さには強いが暑さは苦手。
そのため夏場を避けて春蒔きか秋蒔きで育てます。
比較的育てやすい野菜とよく言われますが、個人的には上手く育てるのが難しい部類の野菜だと思ってます。
最初は順調でも生育後半から問題が起きやすいのがほうれん草。

ほうれん草種

品種は大きく分けると日本種と西洋種に分かれます。
それぞれ特徴があり、日本種は写真右のように種が角張って一部トゲがあります。
葉もぎざぎざの切れ込みが入り、とう立ちが早いので秋蒔き向き。
逆に西洋種は種が丸くなっています(写真左)。
葉も丸みを帯びていて、とう立ちが遅いので春蒔きならこちらが有利。

この他には日本種と西洋種を掛け合わせた交配種もあります。
ねっこの畑では「強力オーライ」と「サンライトほうれん草」を育てています。
暑さに弱くとう立ちもしやすいので一番育てやすいのは秋蒔き。
寒さにあてた方が味も良くなるため、初めての挑戦なら秋蒔きからチャレンジしましょう。

ロゴ_連作障害
連作に少し弱い。
1年はアカザ科を作っていない所で育ててください。
ほうれん草、オカヒジキ、スイスチャードなどがアカザ科です。
一般的な野菜ではほうれん草だけ注意すれば大丈夫ですね。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 6.0~7.5
2週間前に苦土石灰をかなり多めに(目安:200~300g/m2)。
1週間前に元肥を普通に。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
野菜の中でもトップクラスで酸性土に弱い野菜です。
苦土石灰をしっかり撒いて酸度調整は念入りに。

ロゴ_種蒔き・定植

ほうれん草種蒔き2

<種蒔き時期> 春蒔き:2月下旬~4月中旬  秋蒔き:8月下旬~11月上旬
<株間> 5~10cm前後
すじ蒔きで畑に直接種を蒔き、生長に合わせて間引いて株間5~10cmぐらいに調整していきます。
通常の種を使う場合は一晩水に浸けてから種蒔きを。
また気温が高い時期に種蒔きする時は、浸水後にキッチンペーパーなどに種を移して冷蔵庫で1~2日芽出しをしてください。
白い芽が出始めてから芽を折らないように気をつけて種蒔きします。

ほうれん草マルチ栽培

土にすじ蒔きする他、黒マルチを利用する手もあります。
穴あきマルチを使えば除草や間引きの手間が大幅に減らせます。
春や秋の雑草に埋もれやすい時期にお勧め。
発芽が上手く揃わない時は後述のネーキッド種子を使うと発芽させやすく初心者向きです。
↓発芽したほうれん草。

ほうれん草発芽

ロゴ_追肥・水やり

ほうれん草生長

追肥は生育を見て間引きが終わった頃に1回のみ。
条間に化成肥料を撒きます。
種をばら蒔きして化成肥料を使うのが難しい場合は定期的に液肥でも可。
水やりは土が乾いたらやる程度で。
葉を濡らして過湿になると「ベト病」が発生しやすくなります。
ただし種蒔きから発芽までは乾燥させないようこまめな水やりを。

ロゴ_栽培管理

レタスビニールトンネル

・寒さ対策
寒さに強い野菜ではありますが真冬の寒さではさすがに生育が鈍ります。
冬場も育てたい時はビニールトンネルにして保温してやりましょう。
ただし換気には注意してください。
低温時に換気できず過湿になると「ベト病」がすぐに発生してしまいます。

コンテンツほうれん草1

・葉の黄変
ほうれん草の栽培は間引き後はあまり手間がかかりません。
水やりをしていれば育ってくれます。
冬なら害虫の心配も無し。
しかし葉が黄色くなってくるトラブルがしばしば。
これがほうれん草の難易度は高めだと僕が思う理由です。

葉の茎部分が折れてたとかを除き、考えられる原因は3つ。
1つは肥料不足。
これは黄色くなると言うよりは葉色が薄くなってくるので、追肥をすれば解消されます。
2つ目はベト病や萎凋病などの病気。
家庭菜園で多いベト病は葉の表面をよく見れば判別可能です。

そして3つ目が土の酸性度です。
順調に育っているように見えても土が酸性に傾いていると途中から葉が黄色く変色してきます。
一度黄色くなってしまった葉は修復不可。
この失敗を防ぐためにも種蒔き前の酸度調整には気をつけてください。

ロゴ_収穫

ほうれん草収穫

<収穫時期> 春蒔き:4月下旬~6月上旬  秋蒔き:10月上旬~2月下旬
収穫は草丈20cmを越えたぐらいから随時。
季節にもよりますが大体種蒔き後1~2ヶ月経った頃になります。
隣の株と葉が絡まっていて折れやすいので注意しながら収穫してください。
上の写真は葉が丸みを帯びる西洋種ほうれん草です。

ロゴ_その他
・ネーキッド種子
ほうれん草の種は固い殻に包まれていて、これが発芽の難易度を上げています。
そこで出てきたのがネーキッド種子。
あらかじめ外の殻を取り除いてある種です。
値段は若干上がりますが、発芽が早く適期なら種蒔き2日後には発芽してきます。
発芽も揃って生育のばらつきも減るので初心者には特にお勧め。

ほうれん草とう立ち

・とう立ち
秋蒔きでは問題無いが春蒔きで問題となるのがとう立ち。
上の写真のように花芽が出てきてしまうことです。
ほうれん草は日長に反応してとう立ちします。
そのため春蒔きほうれん草ではとう立ち対策が重要。
西洋種の方がとう立ちが遅いため、春蒔きする時は西洋種の品種を選びましょう。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
ヨトウムシ、アブラムシ、タネバエなど。
ヨトウムシに卵を産み付けられると虫食い葉が一気に増えます。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
ベト病、モザイク病、炭そ病、萎凋病など。
特にベト病が発生しやすいので注意が必要。
モザイク病はアブラムシが媒介します。

ほうれん草べと病

・ベト病
葉が黄変し、裏側から灰色のカビが生えてくる病気。
低温時の過湿が原因で発病します。
発病株を放置すると周りに広がるため、見つけ次第株ごと引き抜いて焼却してください。
対策は風通しをよくして過湿にしないこと。
またベト病耐性のある品種を選ぶことが有効です。

※あくまでねっこ流の育て方です。
プロ農家ではないので間違ってても笑って許してね!



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タマネギの育て方

■■■ タマネギの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:タマネギ>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_タマネギ

ロゴ_野菜紹介
アイコン_タマネギ <野菜科目> ユリ科
 <参考価格> 種1袋(苗250本分ぐらい?)で400円前後
 <栽培適温> 15~20℃

ユリ科の球根植物で中央アジア原産。
庭先に吊して干してあるのをよく見かける長期保存野菜の代表格です。
栽培期間と保存期間のトレードオフで極早生から晩生まで種類が豊富。
早生は早くから採れるけど保存期間短め、晩生は収穫が遅いけど保存期間長め。
品種を選べば6月に収穫して翌年3月までの長期保存も可能です。
たくさん育てて長期供給を狙いたい野菜。

耐寒性は強く冬越しで栽培するが耐暑性は弱いです。
夏が涼しい寒冷地なら春蒔きして秋収穫することも可能。
少し変わった物で、種や苗でなく球根の状態で植え付けるホームタマネギなんて物もあります。
ねっこの畑では早い時期から収穫できる極早生種と長期保存用の晩生種の2種類育てています。
↓寒さに強いので雪にだって負けません。

雪タマネギ

ロゴ_連作障害
連作に少しだけ弱い。
連作しても害は出にくいですが、病気の心配があるためできれば1年空けた方がいいでしょう。
1年ユリ科を作っていない所で育ててください。
ネギ、ワケギ、アサツキ、ニンニク、ニラ、ラッキョウなどがユリ科です。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 6.0~7.0
2週間前に苦土石灰を多めに(目安:200g/m2)。
1週間前に元肥を普通に。
酸性を嫌う野菜なので酸性度に注意します。
元肥にはタネバエ被害の原因となる鶏糞や未熟な堆肥は避けた方がいいでしょう。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
少量ならプランターでも育てられます。

ロゴ_種蒔き・定植

タマネギ種

<種蒔き時期> 9月中旬~10月頭
<株間> 10~15cm
冬を迎える前に苗を育てなければいけませんが、苗が育ちすぎると春にとう立ちします。
そのため種蒔き時期がかなりシビア。
品種ごとの種蒔き時期をしっかりと守ってください。
ねっこの地域の場合は極早生種で9月中旬、晩生種で9月末頃に種蒔きしています。
種の寿命が短いので古い種は使わないように。

タマネギ発芽

タマネギは苗床で種蒔きをし、苗を育ててから本畝に移植するのが一般的。
畑の空きスペースで1cm間隔程度に種を蒔いていきます。
発芽までは土を乾燥させないように。
苗が育ってきたら順次間引きし株間4cmぐらいで苗を育てます。
苗の長さが20~25cmぐらいになったら植え時。
根を切らないよう苗を掘り起こし本畝に定植します。

タマネギ定植2

ねっこの畑での定植時期は極早生が11月上旬~中旬、晩生で11月下旬。
育苗期間55日が目安です。
掘り起こした苗を選別し、大きすぎたり小さすぎたりする苗は使わないようにします。
小さいと定植後に苗が溶けやすく、大きいととう立ちの原因になるので適切なサイズのみ使いましょう。
株間は10~15cmぐらい。
畝幅に合わせて条数を増やし、たくさん植えちゃいましょう。

タマネギ定植3

植える時は棒で穴をあけ、できるだけ根が奥に行くように苗を突き刺すだけ。
土で根元を押さえれば完了です。
あまり深植えすると生長が止まってしまうので、白い部分が埋まる程度にしましょう。
植え付けが終わったら水撒きもします。
植えてしばらくは苗がぐったり倒れてますが、根付けば復活してきます。
また、大きめの苗を使う時は葉を短くカットすると植え痛みを軽減できます(↓の写真)。

タマネギ定植2

どうしても苗床が用意できないとか、苗の移植が面倒って人は畝に直蒔きも一応可。
間引いて1本立ちにすれば苗を定植した状態になりますが、苗の大きさを揃えられないので苗床で育てて移植する方をお勧めします。
また秋になると園芸店やホームセンターでタマネギ苗が売られています。
苗作りは結構手間なので、それを買って植え付けると楽をできます。
苗100本で大体700~800円前後。

ロゴ_追肥・水やり
追肥は2回が基本です。
保存用の晩生種なら1月上旬と2月末の2回。
タマネギは遅くまで肥料が残っていると貯蔵性が落ち、保存しても夏場に腐るようになります。
そのため特に長期保存する晩生種では2回目の追肥時期を厳守するようにしてください。
3月後半以降の追肥は厳禁。

追肥の量も、多いと大きな玉に育ちますが大玉ほど腐りやすくなります。
保存用は追肥量に注意し、収穫後は大きな玉から使うようにしましょう。
苗が根付いて以降の水やりは少なめに。
雨が降らず土が乾燥したら水撒きする程度で大丈夫です。
↓冬を越して春になると急激に葉が生長してきます。

タマネギ葉生長

ロゴ_栽培管理

マルチ穴開け

・黒マルチ
タマネギの栽培でお勧めしたいのが黒マルチ。
タマネギ用に最初から穴の空いたマルチも売っています。
マルチ無しでももちろん育ちますが、黒マルチを使用した方が断然育てやすくなります。
冬を越すため保温目的が1つ目、乾燥防止で冬場水撒きがほとんどいらなくなるのが2つ目。

そして栽培期間が長いので雑草を押さえるのが3つ目の目的。
マルチ無しで春を迎えるとタマネギの葉と雑草が入り乱れ、除草も満足にできず泣きたくなるので黒マルチを使いましょう!
マルチしててもタマネギを植えた穴から雑草が大量に伸びてきます。
これは我慢して草抜きするしかないですね。
籾殻燻炭が大量にあれば、下の写真のように燻炭マルチを併用するとさらに楽になります。

籾殻燻炭マルチ

ロゴ_収穫

タマネギ収穫間近

<収穫時期> 極早生3月下旬~晩生6月上旬
収穫の早い品種で3月下旬頃から収穫が始まります。
保存用の晩生になると6月に入ってから。
収穫適期はタマネギの様子で判ります。
上の写真はもうタマネギができてるように見えるけど収穫はもう少し先。

タマネギ葉倒れ

このように葉が根元からぐったり倒れたら収穫合図です。
全体の7割以上倒れてきたら収穫してもいい頃かな。
収穫日の前後数日晴れが続く日を選んで収穫します。
全部倒れるまで待ってると遅すぎるのでご注意を。
収穫後は畑でそのまま2日ほど乾燥させます。

二期タマネギ収穫

ロゴ_その他

吊しタマネギ

・長期保存
収穫後2~3日畑で乾燥させたタマネギは吊して保存するのが一般的。
保存可能な期間は品種ごとに決まっているので種の袋裏などを参照してください。
陽があたらない・雨があたらない・風通しの良い涼しい場所が条件。
うちでは駐車場の屋根裏に鉄パイプを通して吊しています。
保存期間が短いなら箱に入れて涼しい日陰に置いておくだけでも可。

タマネギ吊し1

・タマネギの縛り方
吊しタマネギの縛り方は別ページで紹介しています。
そちらを参考にしてください。
→ タマネギの縛り方へ

タマネギとう立ち

・とう立ち
タマネギは苗がある程度以上に育ってから低温にあたると春にとう立ちしてしまいます。
上の写真で茎の真ん中にちょろっと出てるのがそれ。
種蒔き時期を守り大苗を使わないようにするのはこの対策のためです。
とう立ちすると花芽がこのままさらに長く伸びていき、やがて丸い玉状の花(の集合体)が咲きます。
芯ができて固くなるのでとう立ちは避けたいところですが、極早生種などは種蒔き時期が早いためある程度仕方のないことかもしれません。
晩生種でとう立ちするようなら育て方の見直しを。

ホームタマネギ2

・ホームタマネギ
上の写真はホームタマネギの球根。
このように球根の状態で売られていて、夏に植えて冬や早春に収穫できる変わり種のタマネギです。
オニオンセットと呼ばれることも。
正体は春に苗をある程度育て玉が肥大し始めた頃に掘り起こした物なんですけどね。
冬に新タマを楽しめるのが売りの商品です。

ホームタマネギ定植2

植え方は簡単。
尖ってる頭の方を上にして先端が少し地上に見えるぐらいに植えるだけです。
あとは水を撒けば数日で葉が伸びてきます。
しかしこのホームタマネギ、結構栽培が難しいタマネギだったりします。

ホームタマネギ発芽

タマネギは本来春の日長と温度上昇に反応して玉の肥大が始まります。
しかしホームタマネギは日が短くなっていく時期に玉を太らせないといけないので条件がシビア。
植え付けが少しずれただけで収穫日が大きく変わり、狙った時期になかなか収穫できません。
早植えをするため玉割れやとう立ちの危険性も高く栽培難易度が高い野菜。
どうしても冬に新タマが欲しいのでなければ通常のタマネギ栽培をお勧めします。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
タネバエ、ヨトウムシ、ネギアザミウマ、ネギハモグリバエ、アブラムシなど。
苗が育たずぐったりと枯れてしまう場合は、地中でタネバエの幼虫にやられている可能性があります。
引き抜いてみて小さなウジ虫が付いていたら苗の回復は見込めません。
臭いの強い有機肥料に集まるので、未熟堆肥や鶏糞の使用を避けてください。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
サビ病、ベト病、軟腐病、乾腐病、白色疫病など。
条件が悪いと病気の発生が増えてくる野菜です。
肥料のやりすぎと高温・多湿に気をつけてください。

タマネギ二股

・玉割れ
写真のようにタマネギの茎が2つに分かれてしまうと、玉の部分も2つの歪な玉が引っ付いた状態になってしまいます。
これが玉割れ。
早蒔きや大きすぎる苗を植えると起きやすく、特にホームタマネギで出やすい生育障害。
見た目は1つの玉に見えるが内部で分球を起こしている場合もあります。
早蒔きと窒素肥料の効き過ぎに注意しましょう。

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枝豆の育て方

■■■ 枝豆の育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:枝豆>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_枝豆

ロゴ_野菜紹介
アイコン_枝豆 <野菜科目> マメ科
 <参考価格> 種1袋150円前後(60粒入っていた)
 <栽培適温> 20~25℃

マメ科一年草で中国原産。
世のお父さん達の友。
正体は大豆の未成熟な状態で収穫した物です。
だから適期に収穫せず放置すると豆が硬くなり大豆になってしまう。

収穫期の遅い茶豆や黒豆の枝豆もあるが、今回は夏場ビールのお供として収穫する早生系品種について解説しています。
早生白鳥や奥原早生など。
比較的作りやすい野菜ではあるけど、暑さにも寒さにもあまり強くないので適期栽培が重要。
1株あたりの収穫量は200g前後と少なめです。

ロゴ_連作障害
連作に弱いマメ科野菜。
最低3年はマメ科を作っていない畝で育ててください。
マメ科は枝豆、さやえんどう、インゲン、ソラマメ、落花生など。
また前作で窒素肥料を大量に入れた場所は避けた方がいいでしょう。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 6.0~7.0
2週間前に苦土石灰を多めに(目安:200g/m2)。
畑として使っている土地なら元肥は堆肥のみでも可。
マメ科は酸性土を嫌う傾向にあるので苦土石灰を増やし、窒素を控えるようにします。
痩せ地で化成肥料を追加するとしても少なめに。
生育には日光が重要な野菜なので陽当たりのいい場所を選んでください。

ロゴ_種蒔き・定植

枝豆種

<種蒔き時期> 4月上旬~6月中旬
<株間> 30cm前後。20cm(密植)~40cm(余裕があれば)
寒さに弱いので早蒔きは気温に気をつけます。
直蒔きで育てますが、寒さが心配な時はポット蒔きで育苗してから植え付けでも可。
種を蒔く際はヘソの部分を下向きに埋めてください。

数日で下の写真のように発芽してきます。
発芽までにあまり水をやりすぎると豆が腐ってしまうのでご注意を。
かなり大きな豆のような状態で発芽してきて、土を激しく持ち上げてくる姿は見物。
豆に見える部分は2つに分かれて子葉になります。

枝豆発芽

種蒔き時の注意として鳥害があります。
種を蒔いた後や発芽してくる時に鳥が種を食べてしまうのです。
そのためポット蒔きで鳥から守るか、直蒔きの場合は不織布などをかけた状態である程度の大きさまで育てます。
支柱は無くても育ちますが風が心配な時は定植後に仮支柱で支えてください。
ちなみに豆が割れたように付いているのが子葉、その上に2枚出てくる葉は本葉ではなく初生葉と呼びます。
本葉は3枚で1組の葉。

枝豆定植

ロゴ_追肥・水やり
花が咲き出した頃に追肥します。
マメ科野菜は根に根粒という部分があり、ここで窒素を作り出すことができます。
下の写真でこぶ状になってるのが根粒。
そのため追肥でさらに窒素を与えると葉ばかりが茂って実が育ちません。
追肥をする場合はリン酸とカリ主体で窒素は控えめにしてください。
草木灰が効果的。

根粒

水やりは土が乾いたら適度に。
過湿でも過乾でも悪影響が出ます。
花が咲いて豆が出来始める時には水分を必要とするので、この時期にはやや多めに水やりして乾燥に気をつける。
↓が枝豆の花。
小さく見落としやすいです。

枝豆の花

ロゴ_栽培管理

枝豆摘心

・摘心
本葉が5~6枚ぐらいになったら摘心をします。
上の写真で黄色は初生葉。
脇芽が出て判り辛いですが赤いのが本葉の葉柄(茎と葉を繋ぐところ)部分です。
本葉が5枚出てるので青いところで摘心します。
こうすると脇芽が伸びて実の収穫量が増えます。
↓さやが出来始めたところ。

枝豆実付き

ロゴ_収穫

枝豆収穫1

<収穫時期> 6月下旬~8月下旬
さやがよくふくらみ、指でつまむと中から豆が飛び出すようになったら収穫適期。
株ごと引き抜いてからさやを収穫します。
適期を過ぎると豆が硬くなるので注意。
1株200g前後とあまり収穫量が多くなく、1株では1食に足りないかもしれません。
余裕があれば少し多めに育てておいた方がいいですね。

ロゴ_その他
・収穫後の甘み
枝豆は収穫後の品質低下が激しい野菜です。
収穫後も実の中にある糖分を消費いくので、時間が経つほど甘みが減ってしまいます。
朝収穫してできればその日のうちに、遅くとも翌日には調理して食べましょう。
流通している枝豆とは違う、採りたてで本当の枝豆の味を楽しんでください。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
カメムシ、ヨトウムシ、シロイチモジマダラメイガ、コガネムシ。
ヨトウムシやコガネムシ成虫による葉の食害は多発しなければそれほど問題無し。
厄介なのはカメムシとシロイチモジマダラメイガ(マメシンクイガの場合も)。
カメムシはさやを吸汁して実の生長を止めてしまいます。
そしてシロイチモジマダラメイガは下の写真のように小さな穴を開けてさや内に侵入、豆を食い荒らします。
収穫時期が遅いほど被害が多くなる傾向あり。
→ 害虫図鑑へ

マメシンクイガ1

<病気>
ベト病やモザイク病など。
特別病気に弱いわけではないので、アブラムシ対策や風通しに注意しておけば病気よりも害虫対策を重視。

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とうもろこしの育て方

■■■ とうもろこしの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:とうもろこし>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_とうもろこし

ロゴ_野菜紹介
アイコン_とうもろこし <野菜科目> イネ科
 <参考価格> 種1袋で200円弱(70粒入っていた)
 <栽培適温> 25~30℃

イネ科一年草でアメリカ原産。
一般的に家庭菜園で作るとうもろこしと言えばスイートコーンになります。
他にも家畜飼料用や加工品用の品種、ポップコーン用の爆裂種なんてのもあり。
耐暑性は強いが耐寒性はかなり弱いです。

他家受粉で結実させるためたくさん育てるほど結果が良く、1本だけで育てるのは難しい。
質のいい実を収穫しようと思うとやや難易度が高い野菜になります。
でも採れたてのとうもろこしの味はまさに絶品で、自作して良かったと思えるランキングトップクラスの野菜です。

とうもろこし収穫4

スイートコーンは実の色で大きく3種類に分けられます。
粒が黄色で昔からあるごくごく一般的な黄色種。
黄色の粒と白の粒がまだらに入るバイカラー種(上の写真)。
近年広まってきた粒が真っ白の白色種の3種類。

珍しい品種で黒いとうもろこしもありますけどね。
ねっこは粒の皮が薄く甘みもあるバイカラー種のピーターコーンを育てています。
黄色と白の粒の割合は3:1。
学生の頃に習ったメンデルの遺伝の法則ですね。

ロゴ_連作障害
連作可能な野菜です。
ただし吸肥力が旺盛で畑の養分を使い尽くしてしまうことも。
しっかり養分管理できない場合は1年空けた方がいいかもしれません。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 5.5~7.0
2週間前に苦土石灰を普通に(目安:100g/m2)。
1週間前に元肥を多めに。
とても肥料を消費する野菜なので元肥をしっかり入れます。
鶏糞など有機肥料を元肥に使えると味にも好影響。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
風には弱いのと高さが2メートル近くなる大物野菜なので、その辺りも考慮して場所選びを。

とうもろこし順調1

とうもろこしは受粉する際に風で花粉を飛ばす風媒花です。
近くに他の品種が植えられていると交配してしまう(キセニア現象)ので、周りの畑の配置にも気を遣ってください。
最低でも20メートルは離したいところ。
また他家受粉なので二条植え(1畝に2列植えること)にした方が受粉しやすくなります。
二条植えできるよう広めの畝幅も確保してください。

ロゴ_種蒔き・定植

とうもろこし種

<種蒔き時期> 3月下旬~5月下旬
<株間> 条間40cm、株間30~40cm、広めの方が良い
畑に直蒔きして育てられます。
1畝に2列植える二条植えで。
6月以降の種蒔きでも育てられますが、甘いとうもろこしには昼夜の寒暖差が必要。
熱帯夜が続く季節には味が落ち害虫も増えるので遅い種蒔きには不向きです。

早蒔きの場合は寒さに負けてしまうのでビニールトンネルによる保温が必要です。
特に遅霜には注意してください。
雑草防止と地温上昇のために黒マルチにするのも効果的。

種を蒔く時はヘソを下にすると発芽が良くなります。
少し判りにくいですが種は二等辺三角形っぽい形をしているので、その尖った側の頂点が種のヘソ。
下は発芽直後の様子。
単子葉植物なので双葉ではなく真っ直ぐ伸びてきます。

とうもろこし発芽

種蒔き時の注意として鳥害があります。
種を蒔いた後や発芽してくる時に鳥が種を食べてしまうのです。
そのためポット蒔きで鳥から守るか、直蒔きの場合は不織布などをかけた状態である程度の大きさまで育てます。
ポット蒔きの場合は早めの定植を。
発芽後風が強い所では仮支柱で支えてください。

とうもろこし定植

ロゴ_追肥・水やり
肥料食い野菜の代名詞なので追肥が重要。
肥料切れさせないようしっかりと追肥してください。
1回目:草丈50cmぐらいの頃。
2回目:雌穂のひげが見え始めた頃。
甘い実に育てるにはたくさんの肥料が必要で、鶏糞などリン酸の多い有機肥料にしてやるとなお良しです。

とうもろこし追肥時期

水やりは少なめで大丈夫。
逆に過湿には弱めです。
土が乾燥してきたら水をやる程度で。
ただし実が育つ時には水分を必要とするので、雌穂にひげが出てきたら水やりを増やしてやりましょう。

ロゴ_栽培管理
・土寄せ
株がある程度大きくなったら根元に土を寄せます。
とうもろこしは風に弱いので倒れにくくする目的が一つ。
もう1つは新たな根を出すこと。
茎の根元部分を土に埋めると、そこから新しい根が出てきます。
その根が張ることで風に強くなるし、水分や養分の吸収率もアップ。

とうもろこし脇芽

・脇芽の処理
とうもろこしはある程度育つと根元から脇芽が出てきます。
他の野菜では脇芽かきをしますが、とうもろこしの場合はこの脇芽を残してください。
脇芽が伸びることで光合成が増えて実が育ちやすくなる他、脇芽にできる雄穂の花粉によって受粉の手助けにもなります。
ただし2本あれば充分なので増えすぎるようなら減らしても可。
また脇芽から雌穂が出るようなら取り除いてください。

とうもろこし支柱立て

・支柱立て
とうもろこしは風に弱く、倒伏すると大きな被害が出ます。
風が弱ければ支柱無しでも大丈夫ですが、風が心配な畑では支柱を立てて支えてください。
一番安全なのは一株ごとに支柱立て。
難しいようなら周りをロープで囲むように支えてやるだけでも違います。

とうもろこし順調2

とうもろこし順調3

・雄穂と雌穂
害虫対策、追肥、受粉、収穫などいろんな局面で重要なのが雄穂と雌穂。
上の写真1枚目が株のてっぺんに出てくる雄穂。
ここから花粉が出ます。
上の2枚目は雌穂で葉の付け根から出てきます。
一株に数本出てきて、先から「ひげ」が出てくるのですぐに判ります。
この雌穂がとうもろこしの実となる部分。

とうもろこし開花

・人工受粉
上の写真は雄穂が開花したところ。
この状態になると大量の花粉が飛びます。
手で揺らすと花粉が目で見えるほど。

雌穂にひげが出る頃と重なるので、ひげが出たら時々雄穂を揺らして花粉を飛ばしてください。
育ててる株数が多いなら、一部の雄穂を切り取って直接ひげに花粉を付ける人工授粉をやるとさらに効果的です。
受粉が不十分だと下の写真のように粒がかけた受粉不良のとうもろこしになります。

とうもろこし受粉不良

・害虫対策
とうもろこしの栽培では害虫であるアワノメイガ対策が非常に重要。
アワノメイガ対策をせずに育てると株ごと枯らされたり、実の中身を食い荒らされたりします。
中に入り込むため手による駆除も難しく、無農薬で育てるのはかなり厳しいので、雄穂が出てきた頃に上からふりかけるタイプの農薬だけでも使うことをお勧めします。
あくまで無農薬にこだわるなら減収や虫入りとうもろこしの覚悟を。
アワノメイガの親である蛾は雄穂に集まってくるので、花粉が飛ばなくなった雄穂は切り取ってください。



とうもろこし二番生り

・除房
とうもろこしの雌穂は一株に数本出てきます。
一応全部とうもろこしにはなるのですが、そのままだと養分が分散してまともに育ちません。
そこで、ひげが出始めた頃に不要な雌穂を折り取る除房をします。
質のいい実を採りたければ一株一本、質より量だとしても最大二本までに。
ねっこは一株一本を推奨します。
虫食いなどの異常が無ければ一番上の雌穂を残して他は除去。

ロゴ_収穫

とうもろこし収穫2

<収穫時期> 6月末~8月上旬
房が大きく育ちひげが焦げ茶色になったら収穫時期。
目安はひげが出てから大体22日~24日ぐらいです。
とうもろこしの収穫適期は短く3日ほどしかありません。
早すぎると未熟な状態、遅いと粒が凹んだ感じにしわができてきます。
なかなか判断が難しいですが、3週間過ぎたら先端から中を覗きつつ収穫してください。
房の根元を持って下に折れば簡単に収穫できます。

とうもろこし収穫

ロゴ_その他
・収穫後の鮮度
とうもろこしは収穫後の鮮度低下がとても激しい野菜です。
原因は収穫後も実の中にある糖分をデンプンに変えてしまうため。
「とうもろこしは鍋に火をかけてから採りに行け」と言われるぐらいです。
そのため調理する直前に収穫するのが理想的。
市販の野菜にはできない家庭菜園ならではの強みですね。
収穫したてのとうもろこしの甘さはまさに別格。
もう市販品は食べられなくなる美味しさなので是非採りたてを味わってください。

・ひげの謎
雌穂から出てくるひげ。
あれの正体はめしべの長く伸びた物です。
あのひげ一本一本が中の一粒一粒と繋がっているんですよ。
だからひげの数を数えると中の粒の数が判ります。
受粉させる時はひげ全体に花粉が付くようにしてやらないと歯欠けになるってのが判りますね。

ヤングコーン

・ヤングコーン
除房で取り除いた小さな雌穂。
実はこれがヤングコーンとかベビーコーンとして売られているものです。
皮とひげを取って中を見るとお馴染みの姿が出てきます。
一株一本採りならヤングコーンが2~3本採れるので、こちらもしっかり味わいましょう。

とうもろこし茎

・茎と葉
とうもろこしはとても肥料食いの植物。
でも吸い上げた養分は実を収穫した後の茎や葉にも残っています。
そのためとうもろこし収穫後の茎葉は廃棄したりしません。
畝に穴を掘って埋めるか、小さく刻んでそのまま畝に鋤込んでください。
分解するまで畝を空けないといけませんが、養分になりつつ土壌改良にもなります。
収穫後も無駄の無い野菜ですね。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
アワノメイガ、アブラムシ、カラス。
とにもかくにもアワノメイガ対策。
あとはアブラムシに注意ぐらいです。
虫ではありませんが収穫間近になるとカラスに狙われるので、防鳥ネットを張ったり房にネットをかぶせたりしてガードしてください。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
ごま葉枯病、黒穂病など。
過湿や風通しに気をつけていれば特別病気に弱いわけではありません。

※あくまでねっこ流の育て方です。
プロ農家ではないので間違ってても笑って許してね!



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オクラの育て方

■■■ オクラの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:オクラ>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_オクラ

ロゴ_野菜紹介
アイコン_オクラ <野菜科目> アオイ科
 <参考価格> 種1袋150円前後(40粒入っていた)
 <栽培適温> 20~30℃

野菜では珍しいアオイ科一年草でアフリカ原産。
栄養満点のねばねば夏野菜です。
緑色で断面が五角形のオクラが有名ですが、断面の丸いオクラや赤いオクラもあり。
実ではなく花を食べる花オクラなんてのもあります。
夏野菜のため暑さにはとても強く寒さには弱いです。
我が家では普通の五角オクラを栽培中。
一株あたり20~30本ほど収穫できます。

ロゴ_連作障害
連作にはやや弱い。
2年ほど期間を空けてください。
ただアオイ科の野菜で一般的な物はオクラしかないので、オクラを連続で育てないようにだけ注意すれば問題なし。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 6.0~6.5
2週間前に苦土石灰を普通に(目安:100~150g/m2)。
1週間前に元肥をやや少なめに。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
特に陽当たりが重要な野菜です。
寒さに弱いため黒マルチにして地温を上げるとなお良し。
2メートル近い高さに育つので頭上に障害物がある所は注意が必要です。

ロゴ_種蒔き・定植

オクラ種

<種蒔き時期> 4月中旬~5月中旬
<株間> 40cm~50cmぐらい
寒さが緩んでからの種蒔きになります。
皮が固いので一晩水に浸けてから種蒔きすると発芽率が上がります。
根が真っ直ぐ伸びる直根性のため畑へ直接種蒔きを。

一箇所3~4粒ぐらい蒔いて苗が育ってきたら一本立ちにしてください。
収穫終盤は2メートル近く育つため長い支柱が必要になりますが、根が弱く後からの支柱立ては注意が必要。
安全策を取るなら先に支柱を立ててから種蒔きするといいでしょう。

オクラ種蒔き

園芸店に行くとオクラのポット苗が売られています。
これを定植しても育てられますが注意点が1つ。
店では発芽失敗時の予備として複数種を蒔くため、1ポットに2本以上苗が育っている場合が多いです。
これをケチって根鉢を崩し2つに分けることはしないでください。
オクラの根は非常にデリケートなためこれをやると両方枯れてしまいます。
間引く時も抜いたりはせず根元からハサミで切るようにしてください。
↓は発芽後の様子。

オクラ発芽

ロゴ_追肥・水やり
実が生り始めたら3週間に1回ペースで収穫終了まで追肥を続けます。
肥料を多めに必要とする野菜なので肥料切れに注意。
水やりは土が乾いたらやる程度で。
ただし発芽までは毎日水やりしてください。
夏場は乾燥防止と地温抑制を兼ねて敷藁をすると生育が良くなります。

オクラ切れ込み葉

オクラは栄養状態により葉の形が変わってきます。
葉が広く適度に切れ込みがあるのが健康な状態(写真左)、葉が細く切れ込みが深くなったら栄養不足(写真右)、切れ込みがあまり無く丸っぽい葉になったら肥料過多のサイン・・・だと思ってたのですが逆だと言う人もいます。
どっちなんでしょうね?
正しく検証できた方いたら教えてください。
ただし生育後半で背が高くなってくると追肥をしても細い葉になりがちです。

ロゴ_栽培管理

オクラ生長

・アブラムシ対策
オクラはアブラムシにとても狙われやすい野菜です。
苗が育ってくると葉の裏にびっしりアブラムシが付き出すので要対策。
放置すると葉が萎縮してきます。
オクラは梅雨を過ぎた頃から急激に生育が早くなり心配も減りますが、初期は生育が遅く葉をやられると大ダメージ。
反射剤としてアルミホイルを敷いたりストチューをかけたり、アブラムシ対策を徹底してください。

オクラの花

・オクラの花
6月末ぐらいになると花が咲き始めます。
オクラの花はとても綺麗で観賞用にも使えそうなほど。
しかし開花期間がとても短く、朝に咲いて昼には萎れてしまいます。
葉柄(茎と葉を繋ぐ部分)の根元から、葉1枚につき花が1つ咲きそこにオクラの実ができます(下の写真参照)。
実が育ってくるとつぼみは勝手に落ちますが、落ちずに残ってしまう場合は取り除いてください。

オクラの実

・摘葉
オクラの実が8cmぐらいになったらハサミで切って収穫します。
この時、実を収穫した下にある葉も1枚だけ残して一緒に切り落としてください。
収穫2個目からは1つ収穫するごとに葉を1枚落とすことになります。
こうすることで上の方の葉と実に養分を集中させていきます。
ただ、収穫後半で樹勢が弱るようなら数枚残してください。
葉が無くなった茎部分を支柱に縛り付けて倒伏防止も忘れずに。

ロゴ_収穫

オクラ収穫

<収穫時期> 7月上旬~10月下旬
7月に入るといよいよ収穫が始まります。
花が咲いた所から伸びてくるオクラの実を8cmほどになったら収穫してください。
大きくなりすぎると硬くなってしまうので早めの収穫が必要。
夏場は生長がとても早く1日経つと育ちすぎてしまうことも。
最盛期は朝晩2回の収穫が必要になってきます。
↓収穫終盤には株も2メートル近いサイズに。

オクラ収穫終盤

ロゴ_その他

オクライボ果

・イボ果
収穫を続けていくとオクラの実にブツブツのイボが付くことがあります。
これは病気ではなく生育障害の一種。
原因は日光不足、肥料不足、低温、過湿過乾などさまざま。
イボ果が出てきたら摘葉で陽当たりの改善をして追肥をしてみてください。
見た目は悪いですが食べても問題はありません。
またカメムシに汁を吸われると急激に曲がった実になってしまいます。

・かぶれ注意
オクラの実や葉はかゆみやかぶれを引き起こします。
派手に触らなければ素手の作業でもさほど影響はありませんが、肌が弱い人は手袋をして作業してください。
ハサミで切った断面に出る液体もかゆみの元。

根オクラ

・オクラの根
↑は収穫終了後のオクラの根。
小さな大根のように太い根が一本伸びてるのが判るでしょうか。
根がこんな感じに真っ直ぐ育つのが直根性野菜です。
メインの根が一本だけなのでとてもデリケートで、この根を傷つけると枯れてしまいます。
直根性野菜は出来るだけポット蒔きではなく直蒔きにし、くれぐれも根を傷つけないよう注意してください。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
アブラムシ、ハマキムシ、フタトガリコヤガ、カメムシ、コガネムシ。
初期からアブラムシの防除を徹底。
ハマキムシ、フタトガリコヤガ、コガネムシ成虫は葉を食害します。
見回ればすぐ見つかるので見つけ次第捕殺で間に合うかと。
カメムシのみ実に被害を与えるので注意が必要です。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
病気にはかなり強いです。

※あくまでねっこ流の育て方です。
プロ農家ではないので間違ってても笑って許してね!



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小松菜の育て方

■■■ 小松菜の育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:小松菜>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_小松菜

ロゴ_野菜紹介
アイコン_小松菜 <野菜科目> アブラナ科
 <参考価格> 種たくさんの1袋で150円前後
 <栽培適温> 15~25℃

アブラナ科一年草で日本原産。
ツケナ類の代表格野菜です。
ツケナとは非結球アブラナ科葉菜類の総称で、小松菜の他に野沢菜・からし菜・水菜・高菜など複数あり。
種が安く1袋で大量に作れる上、栽培も簡単で初心者にもお勧め。
栄養価も高く家計の強い味方です。

正月菜として売られているのも小松菜の一種。
餅菜とも呼ばれています。
こちらの地方では正月の雑煮にかかせない野菜。
雑煮向けなので普通の小松菜よりも寒さに強く冬栽培に特化したようです。
我が家では春~秋が小松菜、冬は正月菜と切り替えて栽培しています。

ロゴ_連作障害
本来は連作可能な野菜です。
ただアブラナ科の連作は害虫被害が出やすいので可能なら1年空けた方がいいでしょう。
場所が無くどうしても連作する場合は病害虫対策を早めに。
前作で病気が出た場合は連作禁止です。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 5.5~6.5
2週間前に苦土石灰を普通に(目安:100~150g/m2)。
1週間前に元肥を普通に。
元肥のみで追肥を行わないので、堆肥を少し多めに入れておくといいかもしれません。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
栽培期間が短く1株あたりの必要スペースも少ないので、専用畝でなくても他の野菜用畝の空いたスペースや間作でも可。
プランターでも作れますよ。

ロゴ_種蒔き・定植

小松菜種

<種蒔き時期> 春蒔き:3月中旬~5月中旬 秋蒔き:8月下旬~11月中旬
<株間> すじ蒔き(種を一列にぱらぱらと蒔いていく)
環境次第で1年中栽培可能な野菜ですが、夏は害虫被害が酷いため避けた方が無難。
春蒔きもとう立ちの危険があるため、秋蒔きが一番育てやすく初挑戦にもお勧めです。
味も秋蒔きして寒さに当てた方が美味しくなります。

株間は後から調整し、1cmに1粒ぐらいの間隔で適当にぱらぱらとすじ蒔きをします。
小松菜は発芽率が高いのであまり厚く蒔くとあとの間引き作業が大変。
発芽も早く3日もすれば芽が見えてきます。
耐寒性は強いが真冬の一番寒い時期だけはある程度対策した方がいいでしょう。

ロゴ_追肥・水やり
栽培期間が短いため元肥をしっかり入れてあれば追肥は必要ありません。
葉色が悪く養分が足りてないなと感じたら液肥を与える程度で。
発芽までは毎日水やりをし、以降は土の表面が乾いたら水やりします。
やや乾燥に弱く水分が不足すると品質が落ちるので乾燥しすぎには注意。
ただしできるだけ葉に水がかからないよう条間に水を撒きましょう。

ロゴ_栽培管理

小松菜間引き

・間引き
発芽して双葉が開いたら1回目の間引き。
厚蒔きになって混み合いすぎてる所を間引きます。
混み合ったまま間引かずに育てると徒長(必要以上に長くひょろひょろと育ってしまうこと)して弱くなります。
本葉がある程度育ったら2回目の間引きで株間を8~10cmぐらいにします。
除草も兼ねて条間を中耕し、苗が倒れないよう軽く土寄せすれば後は手間いらず。
間引いた小さな小松菜も食べられますよ。

小松菜寒冷紗

・害虫対策
栽培が容易で手間いらずですが、害虫対策だけは必須。
害虫に狙われやすいアブラナ科なので、真冬を除いて常に害虫が付くと思ってください。
寒冷紗をかけて卵を産み付けられないようにするのが効果的。
春から秋の暖かい時期に被害が多発するので、その時期は早めに収穫して被害を減らしましょう。
時期によっては発芽直後から狙われます。
↓は発芽してすぐキスジノミハムシの攻撃を受け始めた小松菜。

小松菜キスジノミハムシ食害

ロゴ_収穫

小松菜収穫開始

<収穫時期> 種蒔き後30~60日ぐらい
上の写真サイズぐらいからもう収穫ok。
混み合った所の間引きも兼ねて収穫してください。
一番の食べ頃は草丈20~25cmぐらい。

夏で30日、春や秋で45日、冬で60日ちょっともすれば下の写真サイズまで育ちます。
あまり大きく育てすぎると葉が硬くなるので早めの収穫を。
一番美味しいのは秋から冬にかけてで、寒さにあてた方が美味しくなります。
餅菜を正月合わせで収穫したい時は、10月末に種蒔きすると雑煮の季節に合わせられます(品種や地方により差はあるので注意)。

小松菜収穫

ロゴ_その他
・とう立ち
秋蒔きは問題無いですが春蒔きで問題となるのが「とう立ち」。
下の写真のように花芽が出てきてしまうことです。
とう立ちしてしまうと花に養分が取られ硬い茎も出来るので収穫には向かなくなります。
暖かくなって陽が延びてきたら、とう立ち前に早めの収穫を心掛けてください。
逆に花芽を育てて菜の花として収穫することも可能です。
おひたし、天ぷらなどで食用可。

小松菜とう立ち

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
アオムシ、ヨトウムシ、アブラムシ、キスジノミハムシ、ナノクロムシ、コナガなど。
アブラナ科を狙ってくる害虫達のターゲットです。
特に高温期ほど被害拡大。
葉を穴だらけにされるので注意してください。
葉に穴が開いても見た目が悪いだけで食べる分には問題ないですけどね。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
白さび病、ベト病など。
家庭菜園では白さび病をよく見かけます。

小松菜白さび病

・白さび病
アブラナ科の野菜群で見かける病気で、家庭菜園では小松菜に発症しやすいです。
葉の裏に白いカビが広がります。
過湿状態で発生しやすく、放置すると被害は全体に広がりカブや白菜にまで感染する恐れも。
大根だけに発生するタイプの白さび病もあります。

農薬を使わない対策では、間引きをし風通しを良くして過湿を防ぐしかありません。
水やりの際にはできるだけ葉に水がかからないようにします。
発症初期ならカビの生えた部分を取り除いて食べられますが、拡大防止のためにも引き抜いて焼却処分した方がいいでしょう。
白さび病が出た畝ではしばらくアブラナ科の栽培を避けてください。

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ワケギの育て方

■■■ ワケギの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:ワケギ>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_ワケギ

ロゴ_野菜紹介
アイコン_ワケギ <野菜科目> ユリ科
 <参考価格> 種球100gで200円前後
 <栽培適温> 15~25℃

薬味や和え物などに使われる細ネギに似たユリ科野菜で、ネギとタマネギの交雑種です。
多年草の中でも生育に適さない時期だけ枯れてしまう宿根草に分類されます。
夏の暑い時期が休眠期間。
種球で増やすため、一度種球を購入すれば以降はお金をかけず育てることが可。
栽培も容易で初心者にもお勧めの野菜です。

似た野菜にアサツキがあります。
見た目も育て方もほぼ同じ。
交配の元となった野菜と原産地に違いがあるようですが、地域によっては生育状態で呼び分けたりしてて違いがよく判りません。
耐寒性の違いにより育てられてる地域も分けられている模様。
主に南・西日本がワケギ、北・東日本でアサツキが栽培されています。

ロゴ_連作障害
多年草ではあるけど春に種球を掘り出して夏過ぎに植え直すので植えっぱなしにはしません。
連作障害はほとんどありませんが、病気対策のためにも可能なら連作期間を1年空けた方がいいでしょう。
ユリ科野菜を1年作っていない場所に植えてください。
栽培期間中何度も収穫でき、家庭菜園での使用量ならプランターで夏に土を入れ替えながらでもいいかもしれません。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 6.0~7.0
2週間前に苦土石灰をやや多めに(目安:150~200g/m2)。
1週間前に元肥をやや少なめに。
水はけの良い場所を選んでください。
日陰耐性が多少あり半日陰でも栽培可能です。

ロゴ_種蒔き・定植

ワケギ種球

<定植時期> 8月下旬~9月中旬
<株間> 15~25cm
種球を植え付けて育てるため1年目は種球を購入してください。
8月下旬~9月中旬頃、暑さのピークを過ぎてきたら株間15~25cm程度で植え付けます。
種球は3球ずつに分けて薄皮を軽く剥き、先端の枯れている部分を少し切り落とします。
根が残っている時は分球したそれぞれに根をある程度残す感じで。
切った先端が少し地表に出るぐらいの深さに植え付けたら軽く水やりします。

ワケギ定植2

ロゴ_追肥・水やり
何度も収穫する野菜なので、追肥はお礼肥えとして収穫後に与えます。
毎収穫後に液肥を与えるのが肥効も早くて効果的ですが、株間に化成肥料でも構いません。
化成肥料で追肥する場合は頻度を少なめに。
水やりの頻度も少なめで良く、土がかなり乾燥してきたら与える程度で大丈夫です。
↓は芽が出てきた様子。

ワケギ発芽

ロゴ_栽培管理
・土寄せ
定植後ある程度育ってきたら軽く土寄せをします。
栽培をしていくうちに分球したり土が流れたりで種球が出てくるため、種球が表に見えてきたら定期的に土寄せを。
常に分けつ点が埋まらない程度に土寄せされた状態が理想です。
土寄せをしないと葉が倒れたり品質低下の原因にも。

ロゴ_収穫

ワケギ収穫

<収穫時期> 9月中旬~5月上旬
定植後数週間して草丈20cmを越えるぐらいに育ったら収穫開始。
株元2~3cmほど残して上の葉部分を収穫してください。
以降お礼肥えを繰り返せば翌年5月まで収穫可。
最初のうちは葉も細く数も少ないけど徐々に増えていきます。
地域によっては冬の寒さで地上部が枯れてしまいますが、春になればまた伸びてきます。

ロゴ_その他

ワケギ掘り起こし

・種球掘り起こし
5月中旬を過ぎて暑くなってくると生育が衰え休眠期間に入ります。
そこで行うのが種球の掘り起こし。
葉を収穫後種球を掘り起こして表面を乾燥させます。
最初3球だった種球も5月には上の写真のように分球しまくり。
これをまた8月下旬に植え付けるために保存します。

ワケギ保存中

根は残したまま土を掘り起こし、そのままネットに入れて吊し保存。
雨の当たらない風通しの良い日陰で保存してください。
休眠期間中の水分は厳禁です。
保存した直後は写真のように少し葉が伸びてきますがそのままで構いません。
8月下旬になったらまた3球ずつに分けて植え付けるので毎年量が増えていきます。
余ったらご近所さんにお裾分けでも。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
ヨトウムシ、アザミウマ、ネギコガなど。
ネギとほぼ同じ害虫が付きます。
春先から被害が増えてきますので捕殺などの対応を。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
ベト病・さび病ぐらいでしょうか。
病気には比較的強い部類の野菜です。

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キュウリの育て方

■■■ キュウリの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:キュウリ>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_キュウリ

ロゴ_野菜紹介
アイコン_キュウリ <野菜科目> ウリ科
 <参考価格> 「夏すずみ」の種17粒入りで500円前後
 <栽培適温> 18~28℃

ウリ科のつる性一年草でインド原産。
家庭菜園でも人気上位の野菜です。
夏野菜だが耐暑性はやや弱く暖地真夏の暑さでは弱り気味。
ちょっと意外ですね。
耐寒性はとても弱いです。
期間を分けることで長期収穫ができ、育て方次第で1株あたり40本ぐらい採ることもできます。
ただし水やりと収穫の都合上、週末しか畑に行けないような人には育てるのが難しいかもしれません。

種類を大きく分けると蔓を支柱やネットに絡ませる立ち性と、蔓を地面に這わせる地這い性に分かれます。
立ち性は省スペースで育てられ収量も多いけど支柱とネットが必要。
地這い性は支柱がいらないけど地面を蔓が這うので広いスペースが必要。
家庭菜園ではスペースを有効活用させつつ収量も多い立ち性がお勧め。
ねっこは病気耐性もある立ち性の「夏すずみ」を選んでいます。
以降は節なり立ち性キュウリを前提としての解説になります。

ロゴ_連作障害
連作に弱いため3年ほどウリ科畝を避けたいところ。
ウリ科はキュウリ・カボチャ・メロン・スイカ・ズッキーニ・ゴーヤなど。
連作しなければいけない時は接ぎ木苗を使用してください。
接ぎ木の苗で1苗150円~200円ぐらい。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 5.5~7.0
2週間前に苦土石灰を普通に(目安:100~150g/m2)。
1週間前に元肥をやや少なめに。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
キュウリの根は浅く広く伸びるので、元肥を広範囲に入れ余裕があれば畝幅も広めに確保を。
春蒔きの時は黒マルチで地温を上げてやります。

キュウリ

支柱の立て方により畝の確保数が変わります。
上のようにネットを垂らす簡単なタイプなら1畝。
下の写真のようにアーチ支柱や合掌タイプの支柱なら2畝で両側から登るように育てます。
1株だけなら円柱状のトレリスを使うのもあり。
アーチ支柱だとキュウリのトンネルが出来上がります。

キュウリ支柱

ロゴ_種蒔き・定植

キュウリの種

<種蒔き時期> 春蒔き:3月下旬~4月中旬  夏蒔き:6月中旬~7月上旬
<株間> 40~60cm前後、広いほうが後々管理しやすい
直蒔きでも育ちますが、ウリハムシ対策のためにポット蒔きで苗を育てた方が良いです。
キュウリの種は高いためケチって1ポット1粒にし、予備ポットをいくつか作っておくぐらいで。
春と夏の2回に分けると長期収穫できます。
特に夏蒔きはウリハムシにやられないよう、室内窓際や寒冷紗をかけた苗床で育苗するのをお勧めします。
↓は発芽して子葉が出た状態。

キュウリ苗

一ヶ月ほどポットで育苗して苗が大きくなってきたら畑に定植します。
植え付けたら仮支柱を斜めに立てネットへ登るように誘引してください。
定植後からウリハムシの猛攻撃が始まります。
子蔓が伸び出すと葉の増えるペースが勝りますが、それまではいかにしてウリハムシから苗を守るかが勝負所。
そのためにもポットで大きめに育ててから定植した方が被害は減ります。

春二期キュウリ

ロゴ_追肥・水やり
追肥は3週間に1回。
株が大きく育ちキュウリの収穫が忙しくなる最盛期には2週間に1回ペースでこまめに追肥したいところ。
少ない量をこまめに追肥して肥料切れを防ぎます。
肥料切れすると変形果になりやすいです。

そして重要なのが水やり。
梅雨明け以降はマルチや敷藁など乾燥防止処理が必要です。
乾燥防止できなければ1~2日に1回は水をやりたいぐらい(真夏の場合)。
過湿はもちろんダメですが、くれぐれも乾燥には気をつけてください。
真夏の時期は昼間を避け朝早くに水やりします。

ロゴ_栽培管理
・整枝
キュウリは放置すると子蔓・孫蔓が好き放題に伸びてしまうため整枝します。
定植した苗がある程度育ってきたら、5節目(最初の本葉が出るところが1節目、以降葉が出るごとに2節目、3節目)までの子蔓は全て摘み取ります。
ここからは好み次第。

[収量は少なくていいから質を重視する場合]
親蔓1本で育て子蔓は2節目の先で摘心。
子蔓に1~2本生る実を収穫する。
これが種苗メーカーも推奨する本来の育て方。

[ある程度の収量を確保したい場合]
6節目~8節目ぐらいの子蔓1本か2本を親蔓と共に伸ばす。
以降の親蔓から出る子蔓と、伸ばした子蔓から出る孫蔓を2節目の先で摘心。
ねっこの育て方。
質も全然問題ありません。

・摘心と摘葉
放置すると親蔓はどんどん伸びていってしまうので、手が届く高さぐらいで伸ばしている親蔓と子蔓を摘心します。
また風通しを良くするために混み合っている箇所は摘葉してください。
混み合ってなくても古くなった葉は下から順に摘葉します。
蔓は巻きひげを出して自分でネットを登っていきますが、ネットから離れて育ってしまった蔓は随時麻紐でネットに結びつけてやります。

キュウリトンネル1

・敷藁
根が浅く乾燥に弱いので、稲藁がある場合は夏場に株元へ敷いてやってください。
黒マルチをしている場合はマルチで乾燥防止になるけど、今度は地温が上がりすぎて根がやられてしまいます。
そんな時は黒マルチの上から敷藁。
これでマルチによる雑草防止と乾燥防止をしつつ地温を抑制できます。

ロゴ_収穫

キュウリ収穫

<収穫時期> 6月上旬~10月下旬
収穫は6月上旬頃から随時。
種蒔きを2回に分けていれば10月下旬まで収穫できます。
キュウリの実はとても生長が早いので、最盛期には朝夕2回収穫してください。
まだ小さいと思って1日空けてしまうと大きくなりすぎてしまいます。
朝と夕方で目に見えて違いが判るほどの生長スピード。

実のトゲトゲは新鮮さの証です。
大体20cmぐらいが収穫適期。
放置するとどんどん大きくなってしまいます。
ヘチマのように大きく育ってから収穫すると種有りキュウリに。

ロゴ_その他
・キュウリの花
キュウリの実は最初雌花が咲き、その根元にできる小さなキュウリが育って実になります。
でもこの花、キュウリの場合はあまり重要ではありません。
通常野菜は花が受粉することで実が育つのですが、キュウリは受粉しなくても実が育ち収穫できるのです。
このように受粉しなくても結実する性質を単為結果性と言います。
人工授粉や虫に頼らなくても実が生るのでとてもお手軽。

キュウリの花

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
初期からアブラムシが付きやすいので葉の裏をこまめにチェック。
葉が白っぽく感じたらハダニの可能性が高いです。
そして何よりウリハムシ。
特に子蔓が勢いよく伸び始めるまでは、生育が葉の食害速度に負けないよう注意してください。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
かなり病気に弱い野菜です。
うどんこ病、ベト病、炭そ病、モザイク病、つる枯病、つる割病、黒星病、灰色カビ病などなどいろんな病気にかかります。
病気を媒介するアブラムシ防除を徹底し、風通しや水はけに注意してください。
品種を選ぶ時も病気に抵抗性のある品種を選ぶことをお勧めします。
「夏すずみ」の場合はベト病とうどんこ病に抵抗性あり。

キュウリ炭そ病

・炭そ病(↑の写真)
ベト病に似ているが病斑の形が円形になります(ベト病の病斑は葉脈で囲った多角形)。
最初は葉から始まり病状が進むと茎や実にまで症状が広がることも。
過湿で発生しやすいので風通しに注意してください。
特に梅雨時に注意が必要。

モザイク病2

・モザイク病
最初新葉に緑と黄緑色のモザイク柄が出始める(上の写真)。
そして葉が縮れはじめ最終的には株が枯れてしまう。
モザイク病にかかるとキュウリの実も表面がでこぼこになります(下の写真)。
一度感染すると治療は不可。
アブラムシが媒介するのでアブラムシ防除を徹底しましょう。
症状が出た場合は他の株に感染しないようすぐに株ごと抜き取り、放置せず焼却するかゴミに出すこと。

モザイク病キュウリ

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さつまいもの育て方

■■■ さつまいもの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:さつまいも(かんしょ)>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_さつまいも

ロゴ_野菜紹介
アイコン_さつまいも <野菜科目> ヒルガオ科
 <参考価格> 1苗30円前後
 <栽培適温> 20~30℃

肥料もいらず手間もかからず痩せ地で育つので戦時中にも大活躍したさつまいも。
農薬などには「かんしょ」の名前で載ってることもあります。
芋の部分はもちろん、調理次第で蔓の部分まで食用可。
耐暑性はとても強いが、逆に耐寒性はかなり弱いです。

どこでも手に入る代表的な品種は「紅あずま」でしょうか。
ねっこの畑では「紅あずま」と「安納芋」を育てています。
ほくほくした焼き芋なら紅あずまだけど貯蔵性はやや悪し。
一方の安納芋は蜜芋と呼ばれるしっとりした甘みの強い芋です。
収量の目安は1株あたり4~6本ぐらい。

ロゴ_連作障害
連作可能な野菜の代表格。
同じ場所で続けて栽培可能です。
ただし何年も同じ場所で続けると質も落ちてくるので、畝に余裕がある時は場所移動を。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 5.5~6.5
酸性土に強く、畑として使ってきた土地なら苦土石灰は要りません。
元肥も土作りを兼ねた堆肥を少量だけで化成肥料の追加は不要。
窒素成分が多いと蔓ばかり伸びて芋が育たない「蔓ボケ」になってしまいます。
陽当たりと水はけの良い砂地を好み、排水が悪い所では乾燥気味に育てられるよう高畝にしてください。
また生長すると蔓が広範囲に広がるため(↓の写真)畝の両端は広めのスペースを確保してください。

さつまいも蔓

ロゴ_種蒔き・定植

さつまいも定植1

<定植時期> 4月下旬~6月下旬
<株間> 30cm前後の一条植え
さつまいもは苗を購入してゴールデンウィーク前後に植え付けます。
苗と言っても上の写真のように蔓の一部を切った物。
これを植え付けると新たに根が出て育つようになります。
挿し木みたいなもんですね。
種芋を植えてそこから伸びた芽を切り取って苗としますが、家庭菜園では苗の状態で売られている物を植え付けるのが一番確実です。

さつまいも苗2

売られている苗は入荷直後だと青々とした元気な状態で売られています。
でも実は、少し日にちを置いて萎れてきてから植えた方が根付きはいいんですよ。
急ぎじゃないなら新聞紙にくるんで水をかけて数日置いておきましょう。
日にちは置くけど乾燥しすぎないようにするのがコツです。
数日後に葉柄(茎と葉を繋ぐところ)の付け根から新しい根が出てきたら植え付けます。

さつまいも定植1

葉柄の付け根部分に新しい根が生えるため、付け根が3~4箇所ほど土に埋まるぐらいの位置で定植してください。
ここから伸びた根が太ってさつまいもになります。
埋める部分を水平にして5~6cmほど埋めます。
残りの部分と埋めた葉柄の葉も出せるようなら土の上に。
地温を上げつつ後述の蔓起こしと草抜きの手間を軽減するために、黒マルチを張るとなお良し。

ロゴ_追肥・水やり
基本的に追肥は必要ありません。
葉色が悪く少し肥料が欲しいと思った時は、蔓ボケにならないよう窒素が少なくカリが多い肥料を与えてください。
草木灰がお勧め。
水やりは植えた直後、新しい根が付くまでは土が乾かないように水やりを。
根付いて葉が広がり始めた後は、よほど乾燥してる時以外は水やり不要で雨任せで構いません。
↓は新しい根がしっかり根付いた状態。

さつまいも根付き

ロゴ_栽培管理
基本的に水も肥料も不要で手間いらず。
剪定も要らないし害虫や病気も深刻な物は少ないのでお手軽な野菜です。
唯一の栽培管理は蔓起こしのみ。

さつまいも蔓起こし

・蔓起こし
蔓が生長し畝の外にはみ出すようになってきたら定期的に行う作業。
蔓が伸びると地面に付いた葉の付け根部分から新しい根が出てきます。
写真の白くちょろっと出てるのが蔓から伸びた新しい根。
これを放置すると根付いてそちらに養分が分散されるので株元の芋が太りません。
そこで行うのが蔓起こし。
月に1回ぐらい蔓を持ち上げて根付いた根を引き抜いてやります。
蔓が外へ広がりすぎてる時はそのまま全部畝側へ折りたたんでしまってok(蔓が折れないように注意)。

ロゴ_収穫

さつまいも収穫2

<収穫時期> 8月下旬~10月下旬
収穫は植え付け後100~120日ぐらいが目安です。
試し堀りで芋の大きさを確認してから収穫してください。
収穫時は先に蔓を切って片付けておきましょう。
上手く育てば縦に伸びている芋がたくさん出てくるはず。
子供に手伝わせてあげると喜んで芋掘りしてくれますよ。
収穫後は短時間天日干しにして乾燥させます。

ロゴ_その他
・保存法
収穫直後よりも三週間ぐらい経ってからの方が甘みが増します。
長期保存時は収穫後表面をよく乾燥させてから保存してください。
水気があると腐るのが早くなります。
寒さに弱いため保存する時は10℃ぐらいの環境で、新聞紙にくるんだり籾殻に入れたりして保存。
5℃以下になるような場所は避けてください。

さつまいも種芋2

・苗作り
上の写真は保存芋から芽が出てきたところ。
基本的に苗を購入して植えますが、前年収穫して保存していた芋を種芋として苗を作ることもできます。
3月頃に傷みの無い芋を48℃のお湯に40分間浸します。
よく乾かしたら4分の3ほど地面に埋め、ビニールトンネルをかけて保温。
2ヶ月ほどで苗が取れるようになります。
苗を切り取る際に根元を2~3節残しておくとそこからさらに苗を増やせますよ。

・アリとの共生
野菜作りにおいてアリは敵であることが多いです。
イチゴなどを食べてしまうし、アブラムシの味方をするし。
しかしさつまいも栽培の場合はアリが味方になってくれます。
さつまいもは蜜を供給してアリを呼び寄せ、アリはコガネムシの幼虫などを退治する共生関係にあります。
さつまいもの栽培地でアリを駆除してしまうと害虫被害が増える可能性があるので、殺さずそっとしておいてあげましょう。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
葉の食害は主にナカジロシタバとイモキバガ。
ただし葉の増えるスピードが速いためよほど多発しなければ放置でも大丈夫です。
問題はコガネムシの幼虫で、せっかく太った芋を削り取る感じに大きな穴を開けます。
土の中にいるため発見し辛く悩みの種。
植え付け前から多発しているようなら対策が必要です。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
黒斑病があるが、病気には比較的強くそれほど心配は無い。
苗購入時にウィルスフリーの苗を購入するとさらに安心。

※あくまでねっこ流の育て方です。
プロ農家ではないので間違ってても笑って許してね!



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ししとうの育て方

■■■ ししとうの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:ししとう>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_ししとう

ロゴ_野菜紹介
アイコン_ししとう <野菜科目> ナス科
 <参考価格> 1苗80円前後
 <栽培適温> 20~25℃

ナス科一年草でアメリカ原産。
唐辛子の仲間で、唐辛子の甘味種の中でも中サイズの種類をピーマン、大サイズをパプリカ、小サイズをししとうと分けられていますが明確な定義は無いようです。
漢字で書くと「獅子唐」で獅子唐辛子が元。
先端が獅子の口に似ている唐辛子の仲間だから獅子唐となったんだとか。
でも似てるように見えませんよね?(笑)

収穫期間が長く、1株で数え切れないほど採れる採算性の高い野菜です。
ごく普通に「ししとう」として売られている物は5~6cmぐらいのサイズで収穫する物。
「伏見甘長」や「万願寺」などの長形種は10cm前後の長さになります。
我が家で育てているのは伏見甘長。
病害虫にも強く初心者でも育てやすい野菜です。

ロゴ_連作障害
連作にとても弱い。
4年はナス科を作っていない所で育ててください。
ナス・ピーマン・トマト・ジャガイモ・ししとう・唐辛子・パプリカなどがナス科です。
どうしても連作する時は接ぎ木苗で。
接ぎ木苗は大体200円弱ぐらいで購入できます。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 5.5~6.5
2週間前に苦土石灰をやや多めに(目安:150~200g/m2)。
1週間前に元肥を普通に。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
大きめのプランターを使えばプランター栽培も可。

ロゴ_種蒔き・定植

ししとうの苗

<定植時期> 4月下旬~5月中旬
<株間> 50cm前後
ししとうは育苗期間が2ヶ月近くかかる上、寒い時期に高い育苗温度を保たないといけないため苗作りは難易度高し。
家庭菜園では必要株数も少なく値段も安いので苗を購入しましょう。
ゴールデンウィークの連休中に植え付けを片付けちゃうのがベスト。
黒マルチにすると地温を上げつつ夏の雑草も乗り切れます。

ピーマンあんどん

茎が弱いので植え付けたらすぐ仮の支柱を立てます。
気温次第では植えてすぐあんどん囲いにして保温と防風をしてください。
ある程度育ったら本支柱と交換。
枝を吊り下げることも考えると1.5mか1.8mぐらいの支柱を使うといいかも。
終盤結構大きく育ちます。

ロゴ_追肥・水やり
月に1回ペースで収穫終了まで追肥を続けます。
肥料切れには注意が必要だが、窒素肥料はあまり多すぎると悪影響が出るので控えめに。
やや乾燥に弱いので水やりは土の表面が乾いたらやるぐらいで。
特に夏場は乾燥防止の対策をして水切れに注意してください。
水切れすると後述する激辛ししとうの割合が増えます。

ロゴ_栽培管理

パプリカ一番花

・三本仕立て
苗が生長して一番花を付けたら、伸ばす枝を3本に絞って他の脇芽を取り除きます。
これが三本仕立て。
一番花のすぐ下にある脇芽から選んで3本にします。
ししとうは花が咲いたところで枝分かれするので、手を加えなくても勝手に三本仕立てになる場合も結構あり。
三本仕立てより下の脇芽は全部取り、上の脇芽は混み合ってきたら剪定します。

ししとうの花

・初生り
上の写真はししとうの花です。
そして三本仕立ての基準となる一番花にできる実を初生りと言います。
せっかくの最初の実で惜しいですが、初生りは実が生り始めたところですぐに摘み取ってください。
初生りを収穫まで育ててしまうと株自体の生長が後れます。

大量ししとう

・剪定と枝吊り
枝が伸びて葉が混み合ってきたら風通しが良くなるよう剪定します。
古くなりすぎた下葉も切ってしまいましょう。
枝が伸びた先に実が付きはじめると重さで枝が垂れ下がります。
枝が下がってきたら紐を支柱に繋いで支えてあげてください。
秋頃にはどんどん育って広がってくるので、横に広がりすぎた枝もばっさりと切り落とします。

ししとう敷藁

・敷藁
稲藁がある場合は夏場に株元へ敷いてやってください。
過乾には弱いので藁で乾燥防止をしてやります。
黒マルチをしている場合はマルチで乾燥防止になるけど、今度は地温が上がりすぎて根がやられてしまいます。
そんな時は黒マルチの上から敷藁。
これでマルチによる雑草防止と乾燥防止をしつつ地温を抑制できます。

ロゴ_収穫

ししとう収穫

<収穫時期> 6月中旬~11月下旬
収穫は6月中旬頃から随時。
11月下旬頃まで楽しめます。
とにかく収量が多く、特に秋頃涼しくなってきてからさらに収量が増えます。
あまり実を大きくしすぎると株に負担がかかるので早めの収穫を。
また収穫せずに放置すると後述の完熟赤ししとうになってしまいます。

ロゴ_その他

ししとう赤

・完熟赤ししとう
通常緑で収穫している実は未熟な状態で、採らずに完熟まで放置すると赤くなります。
こうなってしまっても収穫自体は可能。
しかも栄養価は緑の状態よりも高いようです。
ただし食味が落ちるのと、種が目立つようになるのでやはり早めに収穫した方が美味しいです。
赤くて見た目は唐辛子になりますが辛くはありませんよ。

ししとう黒

・黒ずみ
秋口になってくるとししとうの表面が黒ずんでくることがあります。
これは涼しくなってきた頃に過剰の太陽光が当たると、ししとう自身が実を守るためにアントシアニンを生成して黒くなるんだとか。
確かに陽の当たる外側でよく見かけます。
もちろん食べても大丈夫で味も変わりありません。

・激辛ししとう
ししとうを食べているとたまに激辛のししとうに当たることがあります。
元々唐辛子の仲間なので本来の野生を取り戻すんでしょうか?(笑)
残念ながら完全に見分ける方法はありません。
水切れや肥料切れになると多発しやすいのと、変形果に注意するぐらいでしょうか。
夏場の水切れには特に注意してください。

また、普通の唐辛子を近くで育てると交配して激辛率が上がるとよく言われます。
正しくは交配してできた実から採った種を育てた翌年の株だと思いますけどね。
実証データが無いので詳しいことは判りませんが交配は避けた方が無難。
同じナス科なので同じ畝で作りたくなる所ですが、唐辛子だけは距離を離して育てましょう。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
アブラムシ、タバコガ、ハダニ、ヨトウムシなど。
気をつけたいのはタバコガ類。
実に穴を開けて中に侵入し中身を食い荒らします。
食べ終わると次々と実を移動していくので、実に穴が開いているのを見つけたら早めの駆除を。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
疫病、炭そ病、青枯病、うどんこ病、軟腐病、灰色かび病、モザイク病などなど。
アブラムシの対策と風通し・水分管理に気をつければ特別病気に弱いわけではありません。

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ピーマンの育て方

■■■ ピーマンの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:ピーマン>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_ピーマン

ロゴ_野菜紹介
アイコン_ピーマン <野菜科目> ナス科
 <参考価格> 1苗80円前後
 <栽培適温> 25~30℃

ナス科一年草でアメリカ原産。
実は唐辛子の仲間で、唐辛子の甘味種の中でも中サイズの種類をピーマン、小サイズをししとうと分けています。
夏野菜で耐暑性は強いが寒さに弱いので早植えは禁物。
収穫期間が長く、1株あたり50個以上採れます。

一般的な緑ピーマンの他、赤・黄・紫・白・黒などいろんな色のピーマンがあります。
ねっこの畑では緑ピーマンの「京みどり」を育てています。
ピーマンをそのまま大きくしたようなパプリカも育て方は同じ。
パプリカは色付いた後の完熟した実を収穫します。
ピーマンと比べるとやや寒さに弱く、収穫終了時期が早いのと収量が少ない(1株15個くらい)程度の違いです。
↓は黄色パプリカ。

パプリカ黄

ロゴ_連作障害
連作にとても弱い。
4年はナス科を作っていない所で育ててください。
ナス・ピーマン・トマト・ジャガイモ・ししとう・唐辛子・パプリカなどがナス科です。
どうしても連作する時は接ぎ木苗で。
接ぎ木苗は大体200円ぐらいで購入できます。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 5.5~6.5
2週間前に苦土石灰をやや多めに(目安:150~200g/m2)。
1週間前に元肥を普通に。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
特に陽当たりと高温を好みます。
大きめのプランターを使えばプランター栽培も可。

ロゴ_種蒔き・定植

ピーマンの苗

<定植時期> 4月下旬~5月中旬
<株間> 50cm前後
ピーマンは育苗期間が2ヶ月ほどかかる上、寒い時期に高い育苗温度を保たないといけないため苗作りは難易度高し。
家庭菜園では必要株数も少なく値段も安いので苗を購入しましょう。
ゴールデンウィークの連休中に植え付けを片付けちゃうのがベスト。
黒マルチにすると地温を上げつつ夏の雑草も乗り切れます。

ピーマンあんどん

茎が弱いので植え付けたらすぐ仮の支柱を立てます。
寒さにも弱いため気温次第では植えてすぐあんどん囲いにして保温と防風をしてください。
ある程度育ったら本支柱と交換。
枝を吊り下げることも考えると1.5mぐらいの支柱を使うといいかも。

ロゴ_追肥・水やり
追肥は月に1回ペースで収穫終了まで追肥を続けます。
肥料切れには注意が必要だが、窒素肥料が多すぎると尻腐れなどの悪影響が出ます。
窒素分は控えめに。
やや乾燥に弱いので水やりは土の表面が乾いたらやるぐらいで。
特に夏場は乾燥防止の対策をしてください。

ロゴ_栽培管理

パプリカ一番花

・三本仕立て
苗が生長して一番花を付けたら、伸ばす枝を3本に絞って他の脇芽を取り除きます。
これが三本仕立て。
一番花に近い所にある脇芽から選んで3本にします。
ピーマンは花が咲いたところで枝分かれするので、手を加えなくても勝手に三本仕立てになる場合も結構あり。
三本仕立てより下の脇芽は全部取り、上の脇芽は混み合ってきたら剪定します。
支柱の数に余裕があるなら三本仕立ての各枝に支柱を立てると効果的。

ピーマン花

・初生り
上の写真はピーマンの花です。
三本仕立ての基準となる一番花。
この花にできる実を初生りと言います。
せっかくの最初の実で惜しいですが、初生りは実が生り始めたところですぐに摘み取ってください。
初生りを収穫まで育ててしまうと株自体の生長が後れます。

ピーマン終盤

・剪定と枝吊り
枝が伸びて葉が混み合ってきたら風通しが良くなるよう剪定します。
花が咲いたところで二股に枝分かれしていくので、剪定する時はその片方を切っていくイメージで。
古くなりすぎた下葉も切ってしまいましょう。
枝が伸びた先に実が付きはじめると重さで枝が垂れ下がります。
枝が下がってきたら紐を支柱に繋いで支えてあげてください。
栽培後期になって株が育つと花数が多すぎて実の質が落ちるため、花が多すぎると感じたら摘花して調整します。

・敷藁
稲藁がある場合は夏場に株元へ敷いてやってください。
過乾には弱いので藁で乾燥防止をしてやります。
黒マルチをしている場合はマルチで乾燥防止になるけど、今度は地温が上がりすぎて根がやられてしまいます。
そんな時は黒マルチの上から敷藁。
これでマルチによる雑草防止と乾燥防止をしつつ地温を抑制できます。

ロゴ_収穫

ピーマン収穫

<収穫時期> 6月中旬~11月中旬
収穫は6月中旬頃から随時。
11月中旬頃まで楽しめます。
大体花が咲いて2~3週間経ったら収穫時。
パプリカの場合は完熟まで待つので1ヶ月半近くかかります。

手頃なサイズの物からどんどん収穫してください。
あまり実を大きくしすぎると株に負担がかかるので早めの収穫を。
また収穫せずに放置すると後述の完熟赤ピーマンになってしまいます。

ロゴ_その他

ピーマン赤

・完熟赤ピーマン
カラーピーマンやパプリカではなく普通のピーマンの話。
通常緑で収穫している実は未熟な状態で、採らずに完熟まで放置すると緑ピーマンでも上の写真のように赤くなります。
こうなってしまっても収穫自体は可能。
しかも栄養価は緑の状態よりも高いようです。
ただし本来のピーマンの味とは違ってしまうので、普通は緑の時に収穫して赤は食べませんね。

ピーマン尻腐れ

・尻腐れ果
ピーマンを育てていると上の写真のように実に黒い凹みのような部分ができることがあります。
これは病気と言うよりは生理障害の一種。
カルシウム不足か窒素過多により起こり「尻腐れ」と呼ばれます。
ピーマンやパプリカだけでなくトマトにも出る症状。
このあと症状が広がって腐ってきます。
カルシウム不足が解消すれば、その後からできる実は通常の状態に戻ります。

窒素過多でなければ原因はカルシウム分の不足なので、対策は苦土石灰を撒くなどカルシウムを追加すること。
またカルシウムを消費する無駄な下葉も摘葉してください。
より効果的なカルシウム補充として、葉面に直接吹き付ける葉面散布剤も売られています。
しかしカルシウム不足になる原因が単純に不足しているだけでなく、根が弱って充分に吸収できていない場合もあります。
過乾、高温、害虫被害による根へのダメージなど原因がさまざま。
カルシウムの補充と吸収できる環境を整えることが大切です。



ロゴ_害虫・病気
<害虫>
アブラムシ、タバコガ、アザミウマ、ハダニ、ヨトウムシ、コナジラミなど。
気をつけたいのはタバコガとオオタバコガ。
実に穴を開けて中に侵入し中身を食い荒らします。
食べ終わると次々と実を移動していくので、実に穴が開いているのを見つけたら早めの駆除を。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
疫病、炭そ病、青枯病、うどんこ病、軟腐病、灰色かび病、モザイク病などなど。
アブラムシの対策と風通し・水分管理に気をつければ特別病気に弱いわけではありません。

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レタスの育て方

■■■ レタスの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:レタス>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_レタス

ロゴ_野菜紹介
アイコン_レタス <野菜科目> キク科
 <参考価格> 種1袋、たくさん入って300円前後
 <栽培適温> 15~20℃

キク科一年草でサラダのメイン素材。
暑さ寒さ共に弱めで、特に夏場は栽培ができません。
市場に出回っている夏のレタスは高原レタスなど涼しい地域で栽培した物。
一般的な玉レタスの他、半結球レタス、茎レタス、リーフレタス、カキチシャなど色々なタイプがあります。

ここでは他のタイプよりやや難易度の高い玉レタスについて説明をしていきます。
時期や管理を間違えると結球しなくなるのでその分だけ難易度アップ。
一番難易度が低いのはリーフレタスです。

ロゴ_連作障害
連作にはやや弱い。
2年はキク科を作っていない所で育ててください。
レタス、ゴボウ、フキ、春菊などがキク科です。
リーフレタスやチマサンチュなどなら1年でも可。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 6.0~7.0
2週間前に苦土石灰をやや多めに(目安:150~200g/m2)。
1週間前に元肥を普通に。
水はけの良い場所を選んでください。
陽当たりについては多少の日陰耐性がありますが、それなりに陽の当たる場所の方がいいでしょう。
西日がきつい場所は避けた方が無難です。
リーフレタスならプランター栽培も可。

ロゴ_種蒔き・定植

レタス種

<種蒔き時期> 春蒔き:2月下旬~4月上旬 秋蒔き:8月下旬~10月上旬
<株間> 30cm前後
まず品種について。
ねっこの畑では「カイザー」と「シスコ」の2種類育てています。
カイザーは生育期間の短い極早生種で、育てやすく早くから食べられるのでお勧め。
玉レタスの中では比較的暑さにも強い方です。

しかし寒さには弱く冬の栽培ができません。
そこで冬場には寒さに強い中生種のシスコを併用。
秋蒔きではカイザーを8月下旬~9月中旬に蒔いて正月頃までの収穫、シスコを9月中旬~10月上旬に蒔いて春先の収穫用にしています。

レタス発芽

↑は発芽直後の様子。
暑さに弱いため種蒔きは早春か夏の終盤に行います。
一晩種を水に浸してから種蒔きしますが、発芽適温が15~20℃ぐらいと低めなため、暑い時期には濡らしたキッチンペーパーなどに移して冷蔵庫で発芽させます。
冷蔵庫で2~3日経つと白い芽が出てくるので、芽が見えたらセルトレイかポットに種蒔きを。
涼しい時期なら浸水後すぐ種蒔きでも構いません。
好光性の野菜なので種蒔き後の覆土はごく薄く。

レタス苗

セルトレイなら上の写真のサイズ、ポット蒔きなら本葉4~5枚ぐらいまで育てて畑に定植します。
深植えにすると結球に失敗しやすいので植える深さに注意。
レタスの苗は根元がとても弱く、風に振り回されて千切れたりするので管理に気をつけてください。
↓ねっこの畑ではある程度育つまでビニールを巻いて風除けしています。

レタス風除け

この時期がレタスの栽培で一番気を遣いますね。
下の写真のサイズまで無事育てば一安心。
ここまで問題無く行けば成功率はぐっと上がります。

レタス生長

ロゴ_追肥・水やり
追肥は栽培期間の中頃に1回のみ。
窒素を主体とした肥料を与えます。
水やりは土が乾燥してきたらやる程度で。
過湿にやや弱く水をやりすぎると病気になります。

ロゴ_栽培管理
・ヨトウムシ対策
害虫の被害も少なめな野菜ですが、ヨトウムシだけは別格。
玉レタスに限らず結球野菜はヨトウムシの被害がかなり痛手になります。
結球した後に内部に入り込まれると、以降は土に潜らずずっと中に居座ってきます。
中身を食い荒らされるだけでなく、糞で残ってる葉まで傷んでしまい台無しに。
結球前にはこまめに見回りをしてヨトウムシ対策をしてください。

レタスビニールトンネル

・寒さ対策
カイザーは霜が降りると葉が傷みます。
冬場は寒さに強いシスコに切り替えますが、やはり真冬は生育が鈍ります。
寒さが厳しい時はビニールトンネルで保温してください。
ビニールトンネルの注意点は換気できるようにしておくこと。
換気できないと病気が発生します。

ロゴ_収穫

レタス収穫

<収穫時期> 春蒔き:5月上旬~6月中旬 秋蒔き:10月中旬~4月頭
極早生のカイザーで種蒔きから2ヶ月半ほど、冬のシスコで4ヶ月ぐらい経つと収穫になります。
結球した頭を押さえてみて締まっていたら収穫時。
根元から包丁で切って結球部分だけを収穫します。
外葉も食べられないことはないけど硬め。
収穫が遅れると硬くなり苦みが出るので適期収穫をしてください。
春蒔きの場合はとう立ちの可能性もあるので注意が必要です。

二股レタス

↑は結球失敗してなぜか2個に分かれて結球してしまったレタス。
売り物としては無理でも食べる分には普通のレタスでした。
おまけの知識としてレタスの葉は包丁で切ると変色しやすく苦みが出ます。
サラダに使う時は手で千切って使いましょう。

ロゴ_その他

レタス徒長

・徒長
写真で葉の根元と地際との間が長く伸びてしまっているのが判るでしょうか?
これが徒長。
葉が出た後の茎部分が伸びる場合もあります。
原因は育苗期の高温や過湿、日光不足、密植などがありますが、レタスの場合は高温が一番可能性高いと思います。
写真の状態ならまだセーフですけど、もっと徒長した苗は育てても結球しません。
種蒔き時は苗を余分に作っておき定植時に徒長苗を外して植えてください。

レタス白い液

・白い液
レタスを収穫すると断面から白い液体が出てきます。
これはラクチュコピクリンというポリフェノールの一種らしいです。
白い液体が出るのは新鮮な証なので、葉はそのまま食べても全く問題ありません。
ただし白い液が葉について時間が経つと茶色くなってくるので、心配なら拭き取っておいた方がいいでしょう。
生育途中で葉や茎を傷めると病気になりやすいので切って実験はしないでくださいね。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
アブラムシ、ヨトウムシ、オオタバコガ、ナメクジなど。
比較的害虫には強い野菜です。
しかし結球した後のヨトウムシ侵入が怖いのでそこには注意が必要。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
ベト病、軟腐病、灰色かび病、根腐病、菌核病など。
過湿により葉が腐るタイプの病気が多いです。
水のあげすぎにはご注意を。

※あくまでねっこ流の育て方です。
プロ農家ではないので間違ってても笑って許してね!



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落花生の育て方

■■■ 落花生の育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:落花生>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_落花生

ロゴ_野菜紹介
アイコン_落花生 <野菜科目> マメ科
 <参考価格> 大粒落花生の種1袋250円前後(40粒入っていた)
 <栽培適温> 20~35℃

マメ科一年草で南アメリカ原産。
おつまみとしてお馴染みのピーナッツです。
粒の大きさにより、そのまま食べるのに向く大粒と調理用に向く小粒に分けられます。
また育ち方でも3種類あり、茎が上に伸びる立性、地面を這うように横に広がるほふく性、その中間の性質の半立性が有り。
ねっこは半立性の大粒落花生を育てています。

南米原産だけあって暑さには強く寒さには弱いです。
意外と知られていないのは豆の出来方。
落花生は他のマメ科野菜と違い、根菜類のように土の中に実ができます。
その特殊な実の出来方も写真を使って詳しく紹介していきます。

ロゴ_連作障害
連作にとても弱い。
4年はマメ科を作っていない所で育ててください。
枝豆、インゲン、えんどう、黒豆、ソラマメなどがマメ科です。
また前作で窒素肥料を大量に入れた所も避けた方が無難。
マメ科は根粒によって窒素を作り出せるので窒素は少なめに。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 5.5~6.5
2週間前に苦土石灰をやや多めに(目安:150~200g/m2)。
1週間前に元肥を少なめに。
特に日光と乾燥した土を好みます。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
また豆の育ち方の都合上、土の表面が柔らかい砂地の方が上手く育ちます。
ほふく性、半立性種は結構広がるためプランター栽培は難しいです。

落花生生長

ロゴ_種蒔き・定植

落花生種

<種蒔き時期> 5月上旬~6月上旬
<株間> 20cm(立性)~40cm(ほふく性)
発芽に少しコツがいる野菜。
移植にはあまり強くないので可能なら畑に直蒔きします。
5月上旬~6月上旬、遅霜の心配も無くなり十分に暖かくなってからが種蒔き時期。
過湿を特に嫌うため植え付け日は雨降り後を避け、土が乾いた晴れた日に行います。

土をよく耕し土の表面を柔らかくしてから、一箇所に2粒ずつ10センチほど離して蒔いていきます(下の写真)。
1箇所1株でももちろん問題ないけど、密度的に2株いけるのでスペース節約。
一箇所2株で育て間引きはしません。
植える時は種を横向きに植えてください。

落花生種蒔き

教本なんかには種を一晩水に浸けて種蒔きと書いてあることがありますが、あれはお勧めできません。
発芽前に腐る率が上がります。
始めて間もない頃は水に浸けていましたが、途中から浸水無しに切り替えました。
発芽に失敗しているようなら早めに追加蒔きを。

酸素が無いと上手く発芽しないため、2cmほど覆土して土を押さえすぎないようにします。
種蒔き後に軽く水撒き。
あとは発芽まで水は与えません。
くれぐれも過湿にはご注意を。
種蒔き後は鳥に種を狙われないよう不織布で覆うなどの対策をしてください。
↓は発芽後の苗。

落花生苗

ロゴ_追肥・水やり
追肥は花が咲き始めた頃に1回。
自分で窒素を作り出せる野菜なので窒素を控えた肥料を与えます。
草木灰がお勧め。
水やりについてはほとんど雨任せで構いません。
雨が降らずに土が乾きすぎたらやる程度に。

落花生の花

追肥で補う窒素・リン酸・カリとは別に、豆を作るためには石灰分を必要とします。
そのため花が見え始めたら石灰分を補充してください。
上の写真が落花生の花。
中耕土寄せをする際に有機石灰を撒きます。
有機石灰が望ましいですがどうしても用意できないようなら苦土石灰で代用可。

ロゴ_栽培管理
・中耕、土寄せ
落花生の実は他のマメ科と違い土の中で育ちます。
詳しくは後述しますが、「子房柄」という根のような物が地面へ突き刺さっていき、その先端に豆の入ったさやが出来る仕組み。
そのため子房柄が土に潜り込めるよう畝の表面を柔らかく保つ必要があります。
最初にいくら耕しても雨で表面が固くなっていくため、根を傷めないよう表面だけ耕して柔らかくするのが中耕。
根への酸素供給と雑草防止にもなります。
落花生の花が咲き始めたら忘れずに中耕をしてください。

ロゴ_収穫

落花生収穫時期

<収穫時期> 9月下旬~11月上旬
種を蒔いてから135日前後経ち葉が枯れてきたら収穫時期。
いくつか軽く掘ってみて、さやがしっかり出来てるようなら株ごと抜き取ります。
株を抜くと下の写真のように子房柄にぶら下がって大量のさやが見えるはず。
この後は調理法により対応が変わります。

落花生収穫

掘りたてならではの楽しみ方は塩茹で。
この場合はすぐ調理するので収穫したらさやを全部採って調理します。
煎って食べたりする場合は乾燥処理が必要。
抜いた株ごと上下ひっくり返して10日ほど天日干し乾燥させます。
種を取って保存するならさらに乾燥が必要で一ヶ月ほどしっかり乾燥させてください。

ロゴ_その他

落花生開
落花生閉

・葉の開閉
落花生の葉を観察していると開閉しているのが判ります。
夕方になると葉を閉じて休眠し、朝になるとまた葉を開きます。
上の写真で1枚目が昼、2枚目が夜の様子。
何故葉を開閉するんでしょうね?
実の出来方といい、落花生はほんと変わった野菜です。

子房柄

・子房柄
落花生最大の特徴はマメ科野菜なのに地中にさやが出来ること。
その秘密は「子房柄(しぼうへい)」にあります。
地上で花が咲いた後、上の写真にある釘のように真っ直ぐ伸びた根のような部分が伸びてきます。
これが子房柄。
この子房柄が地中に突き刺さり、その先端で豆が育つため地面の中にさやが出来ます。
だから子房柄が土に潜り込めるよう土の表面を柔らかく保つのが重要になります。
↓は子房柄の先端で育ち始めた未成熟さや。

枯れ落花生2

・根粒
マメ科野菜は根に根粒という部分があり、ここで窒素を作り出すことができます。
下の写真でこぶ状になってるのが根粒。
そのため追肥でさらに窒素を与えると葉ばかりが茂って実が育ちません。
追肥をする場合はリン酸とカリ主体で窒素は控えめにしてください。
草木灰が効果的。
マメ科以外で根にこぶがある場合は根こぶ病やネコブセンチュウの可能性があります。

根粒

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
表面上はあまり害虫被害の無い野菜。
アブラムシやヨトウムシの大量発生に気をつける程度です。
しかし地中ではコガネムシ幼虫やヒョウタンゾウムシ幼虫によりさやを食害されます。
卵を産み付けられないよう成虫を見かけたら要注意。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
褐斑病、白絹病、黒渋病など。
過湿に気をつければ病気に弱いわけではありません。

※あくまでねっこ流の育て方です。
プロ農家ではないので間違ってても笑って許してね!



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シソの育て方

■■■ シソの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:シソ>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_シソ

ロゴ_野菜紹介
アイコン_シソ <野菜科目> シソ科
 <参考価格> 種1袋、たくさん入って150円前後
 <栽培適温> 20~30℃

シソ科一年草で中国原産。
日本を代表するハーブの1つで、葉の他に実や穂まで食べられます。
大きく分けると青シソと赤シソの2種類あり。
耐暑性は強いが耐寒性は弱く春から秋が栽培期。
病害虫に強く栽培も容易で初心者にもお勧めです。
2年目からは落ちた種が勝手に発芽してきて、田舎の方に行くと雑草扱いされてたりします。

ロゴ_連作障害
連作可能な野菜です。
種が落ちて翌年勝手に発芽するぐらいなので連作障害を心配する必要はありません。
他のシソ科野菜もセージ・バジル・ミント・ローズマリーなどハーブ類がほとんど。
質を重視するなら自然発芽株よりも、良質の株を選んで採種した種か購入した種を使った方が良いでしょう。
青シソと赤シソ両方育て種も採るなら交配しないよう距離を離してください。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 6.0~7.0
2週間前に苦土石灰を普通に(目安:100~150g/m2)。
1週間前に元肥を普通に。
陽当たりの良い場所の方がよく育つが、半日陰でも栽培可能です。
プランターでも育てられます。

ロゴ_種蒔き・定植

シソの種

<種蒔き時期> 4月中旬~5月上旬
<株間> 20cm(密植)~50cm(大株)
4月中旬から5月上旬、暖かくなってから種蒔きします。
直蒔きで栽培可。
移植にも強いので寒さが心配だったり早く育てたい時はポット蒔きで。
半日陰栽培の場合もポット蒔きで苗を育ててから植え付けてください。
好光性のため種蒔き時の覆土はごく薄くし、発芽までは土が乾かないようにします。

シソ発芽

↑発芽したシソの苗。
徒長しやすいので芽の間引きは早めに。
間引いた芽も芽ジソとして食べられます。
株間は狭くても育ちますが、しっかり育てると2メートル近い大きさに。
可能なら広めの株間にした方がいいでしょう。
大株に育てる場合は風に弱いので支柱を立ててやると安心です。
寒さにも弱く早蒔きの場合はある程度の寒さ対策も。

シソ定植

ロゴ_追肥・水やり
追肥は月に1度。
生育期間が長いので生育を見ながら追肥します。
根が浅く広がるため乾燥にはやや弱く、夏場は水やりを少し多めにして乾燥に注意。
水分不足になると葉が固くなってしまいます。
↓シソの根は細く細かい根が浅く広がります。

根シソ

ロゴ_栽培管理
・生育途中の管理
肥料切れと乾燥にだけ注意しておけばほとんど手間がかからず育ちます。
脇芽かきなども特に必要なく、混み合いすぎたら剪定する程度でok。
とても育てやすい野菜です。

あまり背を高くしたくない時は摘心して脇芽を増やします。
初期生育は遅いですが7月頃からぐんぐん伸びていきます。
夏場はオンブバッタに葉を食べられやすいのでそこだけ気をつけましょう。
秋になると穂が出てきて鈴生りの花が咲きます。

シソの穂

ロゴ_収穫

シソ生長

<収穫時期> 6月下旬~11月上旬
収穫は6月下旬頃から。
草丈が30cmぐらいになった頃から下葉を順次収穫していきます。
株が小さいうちは生長が遅く収穫できる葉も少ないですが、夏場からどんどん葉が増えて大量収穫可能に。
寒さで葉が傷みだす頃まで収穫できます。
葉があまり古くなると固くなるので柔らかい葉を狙って収穫してください。
10月後半からは葉ではなく穂や実の収穫に移ります。

シソの穂アップ

秋になって出てくる花穂。
この花穂も食べることができます。
さらに花が咲いた後の実も実ジソとして収穫可能。
シソは葉だけでなくいろいろな利用方法があります。

ロゴ_その他

シソ採種2

・シソの種
11月頃になると穂が枯れてきます。
実ジソとして収穫しなかった物は種ができ、これを自家採種することで来年の種として使うことができます。
トレーなどを穂の下に持って穂を叩けば種が落ちてくるはず。
種を採らなくても自然に落ちて翌年勝手に発芽しますが、他の場所で育てるために種を採りたい場合はこの時期に採っておきましょう。
質の良い株を選んで種を採ってください。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
アブラムシ、ベニフキノメイガ、バッタ、コクロヒメハマキ。
葉の先端付近を糸で綴られていたらベニフキノメイガです。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
斑点病、青枯病など。
病気には比較的強い野菜です。

※あくまでねっこ流の育て方です。
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カボチャの育て方

■■■ カボチャの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:カボチャ>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_カボチャ

ロゴ_野菜紹介
アイコン_かぼちゃ <野菜科目> ウリ科
 <参考価格> 1苗80円前後
 <栽培適温> 20~30℃

ウリ科の蔓性一年草でアメリカ原産。
ハロウィンで大活躍の野菜です。
1株あたりの収量は3~4個が目安。
放置するともっと増やせますが増やしすぎると味が落ちてしまいます。
逆に1株1個採りにして高品質なカボチャを作っている農家さんもいます。

夏野菜で耐暑性は強いが耐寒性は弱いです。
一般的なカボチャは大きく分けて西洋カボチャと日本カボチャの2種類あり。
西洋種と日本種で若干育て方や収穫時期の違いがあります。
その他にミニカボチャや特殊な形のカボチャの他、大きさを競う競技用のジャイアントカボチャなんて物まで。
ねっこの畑では店でもよく見かける西洋種の「栗えびす」を育てています。

丈夫で育てやすい野菜ではありますが、難点は蔓が広がる点。
かなりの栽培面積を必要とします。
そこでねっこの畑ではカボチャの空中栽培をしています。
蔓を金網棚に登らせて実を上からぶらさげる栽培方法。
このページでは空中栽培で説明をしていますが、通常の地這い栽培でも基本の管理方法は同じです。

カボチャの森

ロゴ_連作障害
連作にやや弱い。
連作可能とも言われる野菜ですが病気対策のためにも1年空けた方がいいでしょう。
1年はウリ科を作っていない所で育ててください。
キュウリ・カボチャ・スイカ・ズッキーニ・ゴーヤ・メロン・トウガン・ヘチマなどがウリ科です。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 5.5~7.0
2週間前に苦土石灰を普通に(目安:100~150g/m2)。
1週間前に元肥を少なめに。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
乾燥気味の土を好むのでやや高畝に。

吸肥力が旺盛で、窒素肥料が多いと茎葉ばかりが茂って実が育たない「蔓ボケ」になります。
元肥の入れ方にはご注意を。
また蔓が広がるため、空中栽培できない場合は畝周りのスペースをかなり広く取ってください。
黒マルチにすると地温上昇と雑草防止になります。

ロゴ_種蒔き・定植

かぼちゃ苗

<定植時期> 4月下旬~5月中旬
<株間> 80cm~100cmぐらい、広い方が良い
種から育てる場合は3月下旬~4月上旬頃にビニールポットへ種蒔きします。
まだ肌寒さが残る時期なので保温して育苗してください。
家庭菜園では必要株数も少なく値段も安いので苗を購入した方がお手軽です。
ゴールデンウィークの連休中に植え付けを片付けちゃうのがベスト。
暖地では8月に定植して11月頃収穫することも可能です。

かぼちゃあんどん

寒さに弱いので気温次第では植えてすぐあんどん囲いにして保温と防風をしてください。
植え付けてしばらくするとウリハムシの攻撃が始まりますが、ウリハムシは上下方向へ飛ぶのが苦手なためあんどん囲いにするのはウリハムシ対策にもなります。
ある程度育ったら空中栽培の場合は支柱を立て、蔓が伸びていくごとに支柱に巻き付けるよう麻紐で縛って誘引します。
地這い栽培なら支柱は不要で、伸びていく蔓の下に敷藁をしてやると病気の防止にもなります。
↓棚へ向かって登らせていく空中栽培カボチャ。

カボチャ天井到達

ロゴ_追肥・水やり
狙った数の実が着果して8cmぐらいまで育ったら追肥します。
この時も窒素は控えてリン酸とカリ中心の肥料を。
水やりもやや控えめで土が乾燥したら与えます。
また収穫10日ぐらい前からは水やりを止めて実に水分が行かないようにした方が甘くなります。
↓着果して追肥時期のカボチャ。

かぼちゃ着果

ロゴ_栽培管理
・整枝
ねっこ流では西洋カボチャの場合、親蔓+子蔓2本の3本仕立てで育てます。
子蔓が4本ほど選択できるまではそのままのばし、ある程度伸びたら生育の良い子蔓2本を残して他の子蔓は全て切り落とします。
以降の親蔓に出る子蔓もすぐに剪定。
3本の蔓だけに養分を回します。
日本カボチャの場合は親蔓を本葉6枚ぐらいで摘心し、子蔓3本で育てるのがいいみたい。

かぼちゃ雌花

・雄花と雌花
カボチャの花には雄花と雌花があります。
この両方が咲いて受粉しないと実が生りません。
ある程度虫任せでも受粉はできるけど、人工受粉するためには花の見分けが必要になります。
でも見分けは簡単で、上の写真のように花のすぐ下に小さなカボチャが付いてたら雌花。
付いて無かったら雄花です。

・摘花
カボチャの雄花は株元近くからすぐ咲きだし、たくさん咲くのでこれは放置で構いません。
雌花は何節か蔓が伸びた頃から咲きだし、こちらは摘花の必要があります。
一般的なカボチャの場合、実を生らせるのは1蔓に1個で計3個か、親蔓だけ2個にして計4個ぐらいで止めるのが吉。
そのため実を生らせた以降の雌花は摘花してやります。
ただし狙った花が着果してないと困るので、確実に着果成功と判るまでは残しておいた方が良いでしょう。
着果位置についても親蔓で14節目以降、子蔓で10節目以降ぐらいが理想とされるので、それより早く咲いた雌花は摘み取ります。

かぼちゃ花

・人工受粉
蔓を三本仕立てにし、狙った着果位置に雌花が咲いたら人工受粉をします。
ミツバチが蜜を集めてるようなら自然に受粉しますが、確実に着果させるためにも人工受粉した方がいいでしょう。
人工受粉と言っても難しいことはなく、雌花が咲いた日の朝7時~8時頃に雄花を摘み取り、花びらを取って雄しべを雌花の中の雌しべにこすりつけるだけ。
これで人工受粉完了。
あとは受粉した日付のタグを付けておくと収穫時期が判るので重宝します。

注意したいのは朝早くでないと受粉能力が弱くなってしまうこと。
遅くとも朝9時までには完了してください。
着果予定場所に花が咲く頃になったら、大変だけど毎朝チェックを。
慣れてくると次の日に花が咲きそうなつぼみが判るようになります。
あと、雨の日は受粉失敗しやすいので次の雌花にも人工受粉しておいて様子を見たほうがいいです。

かぼちゃネット

・着果後の管理
無事受粉が成功すれば花が落ちた後、雌花の付け根にあった実がどんどん大きくなってきます。
カボチャのヘタは丈夫なのでそのままでも構いませんが、空中栽培では念のためネットで吊してやると安心です。
地這い栽培の場合は実が土に付かないよう厚めに敷藁をします。
また地這い栽培の場合、陽の当たらない実の下側だけ黄色くなってしまいます。
気になる場合は靜かに実を動かして陽が当たるように移動させてください。
空中栽培の場合はそのままで全面綺麗に色付きます。

ロゴ_収穫

カボチャ収穫

<収穫時期> 7月下旬~8月下旬
7月下旬頃から収穫が始まります。
西洋カボチャの場合で受粉後40~45日ぐらいが収穫の目安。
収穫時期を判りやすくするためにも受粉日タグは忘れずに付けておきましょう。
日本カボチャやミニカボチャは日数が変わってくるので品種に合わせて調べてください。

かぼちゃヘタ

もし受粉日が判らなくなってしまった場合はヘタで判断します。
上の写真のように縦に白い線がたくさん入りコルク状になってきたら収穫時。
あとは皮表面のツヤも無くなってしっかり固くなります。
適期前に収穫してしまうと甘みが無くなってしまうので収穫時期には要注意。

ロゴ_その他
・収穫後の甘み
カボチャは収穫してすぐ食べるよりも時間を置いたほうが甘くなります。
収穫後にデンプン質がゆっくりと糖分に変わっていくからだとか。
食べてみたいのをぐっと我慢して時間を置きましょう。
風通しのいい日陰で10日ほど待てば甘みが出てきます。

かぼちゃ黄変

・着果不良
上の写真は受粉して着果し始めた頃に黄色く変色してしまった実。
雌花が咲く前の根元がまだ小さな状態で黄色くなることもあります。
こうなるともう実は育たず腐り落ちるだけ。
原因は受粉失敗でなければ、追肥時期の失敗や元肥が多すぎるなど肥料管理によるものです。

野菜の生長課程には茎葉が生長する段階の「栄養生長期」と実をつける「生殖生長期」があります。
カボチャの場合はこの2つが同時進行で進むため、花が咲いて実を付けつつも蔓や葉も伸びていきます。
実を付け始めた時に養分過多になると栄養生長に偏るため、生殖生長である実を育てる部分が止まってしまい黄変してしまうのです。
養分いつでも貰えるから種を残すこと優先するより自分が育った方がいいやーとなっちゃうわけですね。

追肥時期を着果後8cmぐらいに育ってからとしてあるのもそのため。
しっかりと実が育ち始めて黄変の心配が無くなるまで余計な養分を与えないようにしています。
窒素過多により茎葉ばかりが伸びて実が付かなくなる「蔓ボケ」も栄養生長に傾いてしまったってこと。

甘龍生長1

・変わり種カボチャ
上の細長く伸びてる物も立派なカボチャ。
「甘龍」という品種です。
「宿儺(すくな)カボチャ」系統の品種で、ヘチマのような形になり長さ50cm以上に育つのが特徴。
糖度が高く輪切りにして使いやすいカボチャです。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
ウリハムシ、アブラムシ。
幼苗期のウリハムシが一番の敵です。
子蔓が勢いよく伸び始めれば葉の生育速度が勝るようになるので、それまでは食害速度に負けないよう注意してください。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
うどんこ病、ベト病、疫病。
うどんこ病にかかりやすいぐらいで病気には比較的強い部類です。
↓うどんこ病にかかったカボチャの葉。

カボチャうどんこ病

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ジャガイモの育て方

■■■ ジャガイモの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:ジャガイモ>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_ジャガイモ

ロゴ_野菜紹介
アイコン_ジャガイモ <野菜科目> ナス科
 <参考価格> 春の男爵1kg250円前後 秋のデジマ1kg500円前後
 <栽培適温> 15~25℃

ナス科一年草で南アメリカ原産。
馬鈴薯(ばれいしょ)とも呼ばれます。
日本の一大産地は北海道で年に1回の栽培。
しかし暖かい地域なら春作と秋作の2回栽培することができます。
品種も男爵、デジマ、農林一号、メークイン、アンデスレッド、インカのめざめ、キタアカリなど多くの種類が出回っている。
ただし春作向きや秋作向きで分かれるので品種選定時は注意が必要。

耐暑性が弱く夏の栽培はできません。
あまり高温になると芋自体が育たなくなります。
耐寒性はそこそこ強く、霜が降りる手前ぐらいまでなら耐えられます。
1株あたりの収量目安は大きい芋が大体5~6個。
ねっこの畑では春に男爵、秋にデジマを育てています。
秋作の方が難易度が高く、同じ品種なら収量も少なめ。

ロゴ_連作障害
連作に弱い。
2年はナス科を作っていない所で育ててください。
ナス・ピーマン・トマト・ジャガイモ・ししとう・唐辛子・パプリカなどがナス科です。
少量なら大きめのプランターで作ることで連作回避できます。
また、大きめの袋に土を入れそのまま育てる袋栽培も可能。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 5.0~6.0
2週間前に苦土石灰を少なめに(目安:50g/m2)。
やや酸性寄りの土を好むので、前作でしっかり酸度調整している時は苦土石灰無しでもいいでしょう。
あまりアルカリ寄りの土だと「そうか病」が発生します。
元肥は種芋定植時に一緒に入れるため、一ヶ月前の土作り時に堆肥を入れるだけで構いません。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
後で土寄せが必要になるので、定植時の畝は低く広く取って土寄せ分の土を確保しておきます。

ロゴ_種蒔き・定植
<定植時期> 春作:2月下旬~3月上旬 秋作:8月下旬~9月上旬
<株間> 30cm
暑さと霜と梅雨を回避しつつ、100日ほどの栽培期間を確保しないといけません。
そのため暖地の年2回栽培は定植時期がかなりシビア。
春作は霜が終わる頃に植えて梅雨前に収穫、秋作は暑さがピークを過ぎてから植えて霜前に収穫です。
各地の気候に合わせて日数を計算してください。

ジャガイモ定植1

植え付け時期になると種芋が出回るのでそれを購入して植えます。
秋作の種芋は売りに出てる期間も短いです。
時期を過ぎると手に入らないためこまめにチェックを。
腐りや傷が無く芽がある程度出ている種芋を選びます。
ちなみに秋作の種芋の方が値段は高め。

ジャガイモ定植2

基本的に種芋は1個そのまま植え付けますが、60g以上の種芋は2等分、120gを越えるようなら4等分して種芋を増やすことができます。
種芋を切る場合はできるだけ断面が小さくなるように切り、切り分けたそれぞれの種芋に芽が2個以上残るようにしてください。
逆に芽が多すぎるようなら少し減らしておくと芽かきの労力を減らせます。

切ったら断面に「ジャガイモシリカ」(下の写真)や草木灰を付け、日陰で2~3日ほど乾かしてから植え付けます。
ただし種芋を切ると腐る可能性も高まるので、種芋に余裕があれば切らない方がいいでしょう。
また暑い時期に植える秋作では切ると大半が腐ります。
秋作では大きすぎる種芋でも切らずにそのまま使ってください。

ジャガイモシリカ

定植時の株間は30cm。
種芋の上面から5cm覆土する深さに植え付けます。
切った種芋を使う場合は断面を必ず下にして植えてください。
この時、種芋を置く前と置いた上からジャガイモシリカをふりかけると腐り防止に効果的。
種芋を植えたら株と株の合間に化成肥料を少量埋めます。
種芋に触れないよう必ず株間に埋めてください。

ジャガイモ定植2

秋植えで暑すぎる場合は、定植後に敷藁をして地温を抑制すると種芋の腐りを減らせます。
芽の状態や覆土の厚さ、気温により大きく変わりますが、地表に芽が出るまで大体2週間ちょっとぐらいでしょうか。
結構時間がかかるので辛抱強く待ちましょう。
地上に芽が出始めたら敷藁を撤去します。

ジャガイモ萌芽

ロゴ_追肥・水やり
追肥は後述の「芽かき」直後に行います。
芋に肥料があたらないよう株元から少し離れた位置へ。
↓はジャガイモの花。
この花が咲く頃になると地中で芋が太り始めています。

ジャガイモの花

水やりは時期により変わってきます。
過湿に弱いので基本は土が乾いたらやる程度。
水をやりすぎると腐ってしまいます。
種芋定植から地上に芽が出るまでは雨任せのほとんど無しで。
萌芽から花の蕾が出る頃までは土が乾燥したら。
花が咲く頃、芋が太り始める時期は水やりを少し増やします。
そして収穫が近付いてくる栽培後期はまた少なく。

秋野菜途中経過ジャガイモ

ロゴ_栽培管理

ジャガイモ芽かき

・芽かき
芽が地上に出て草丈15~20cmほどになったら行うのが芽かき。
ジャガイモ栽培では収量に関わる重要な作業です。
芽の多い種芋からは何本も芽が伸びてくるので、生育の良い2本を残して他は全てかき取ります。
芽を1本にすると芋は太るけど数が減り、3本以上にすると数は増えるけど芋が小さくなります。
だから2本に調整するのが一般的。

ジャガイモ芽かき

芽かきをする時は根元から引き抜きます。
種芋まで動かないよう土をしっかり押さえ、茎部分をもってまっすぐ引き抜き。
ズボッって感触でしっかり抜ければ成功。
上の写真のように種芋の根元から抜けます。
失敗すると茎が途中で切れてしまいますが神経質になる必要はありません。
芽かきをしたら追肥と土寄せをします。

ジャガイモ土寄せ

・土寄せ
芽かきと共に重要なのが土寄せ。
ジャガイモは種芋の上に新芋が広がるため、土が足りないと露出して陽の光が当たってしまいます。
そうなると芋は緑化し食べられなくなるのでしっかり土寄せが必要。
1回目の土寄せは芽かき直後に行います。
畝の端から土を集めて中央を盛り上げる感じに。
新芋のスペースを確保しつつ残した2本の芽の倒伏防止にもなります。
2回目の土寄せは花芽が出てきた頃、芋が露出する心配がありそうな場合だけ。

ジャガイモマルチ栽培

・マルチ栽培
ジャガイモ栽培を省力化する手としてマルチ栽培する方法もあります。
雑草を防止し土寄せの手間を省く方法。
種芋を深めに植えておき、土をかぶせたら畝ごと黒マルチで覆ってしまいます。
芽が出てくるとマルチを持ち上げるので、そこだけ穴を開けて葉を出してください。
芽かきをしたら土寄せは無しでそのまま育てます。
マルチで日光を遮ることで、土寄せ無しでも芋が緑化するのを防ぐやり方。

ジャガイモ花芽

・花芽取り
株が育ってくると花芽が出てきます。
ジャガイモは花と新芋とに関連性は無いので、花が咲こうが咲くまいが新芋は育ちます。
関係無いなら花に無駄な養分を使わず、蕾の段階で摘み取って芋に養分を回そうってこと。
ただ、この作業はやってもやらなくても大きな差は無い作業。
プロ農家では膨大な作業になるので行っていません。
家庭菜園レベルならそれほど手間でもないため、特に無施肥農法とか有機農法の場合にやってみるのもありって程度です。

ロゴ_収穫

ジャガイモ収穫1

<収穫時期> 春作:6月上旬 秋作:11月下旬~12月上旬
植え付けから100日前後、春作の男爵は梅雨入り前の収穫。
秋作のデジマは霜が降りる頃に収穫をしています。
梅雨に入ると掘る機会が無く、霜が降りると一気に枯れてしまうので植え付け時期との兼ね合いで調整してください。

ジャガイモ収穫時期

栽培後半に茎が倒れ、葉が黄色くなってきたら収穫の合図です。
ただし土の養分状態などによっては黄色くなるまで待つと育ちすぎる場合もあります。
目安の時期が来たら試し掘りをし、充分育っていたら茎葉が枯れる前でも収穫しましょう。
特に梅雨入り前は小さくても掘ってしまう決断が必要。

ジャガイモ乾燥

収穫したら1時間ほど日陰で表面を乾燥させます。
直射日光にあてたり長時間明るい場所に置くと緑化してしまうので、特に6月の収穫時は注意。
土寄せが足りず露出して緑化した芋はこの時に避けておきましょう。
表面が乾いたらコンテナや箱にいれて風通しが良く暗い冷暗所で保管します。

ロゴ_その他
・保存方法
ジャガイモの保管はコンテナや箱に詰めて、風通しの良い冷暗所に置いておくだけで長期保存できます。
明るい場所だと緑化してしまうのでそこだけ注意。
蛍光灯の明かりレベルでも緑化します。
芽が出て芋が萎びてくるまで4ヶ月ぐらいは保存できるでしょう。

ジャガイモの休眠期間は品種にもよりますが、春男爵と秋デジマなら収穫後3ヶ月間強です。
休眠期間を過ぎると芽が動き始め、芽に養分を取られて芋がしわしわになってきます。
一般家庭で芽を抑えるのは難しいですが、リンゴを一緒に入れておくとリンゴから出るエチレンガスの効果で多少は芽を抑えられるそうです。

ジャガイモの芽

・芽の毒
休眠期間を過ぎると出てくる芽。
栽培する上では必要な芽ですが、食用にする場合は害になります。
ジャガイモの芽にはソラニンという物質が含まれていて、これが食中毒の原因になります。
芽が出た芋も食べることはできますが必ず芽の部分は取り除いて使用してください。
緑化した部分も同様に危険です。

・空洞症
ジャガイモを栽培しているととても大きな芋を収穫できることがあります。
収量が増えて喜びたいところですが、あまり大きすぎる芋は空洞症の恐れがあります。
芋の内部に穴ができる症状。
高温や肥料の効き過ぎなどで急激に芋が太ると起こる生育障害です。
品種によっても差があり男爵は空洞症が出やすい品種。
空洞部分を取り除いて食べられますが、外見からは判断できないので大きすぎる芋にはご注意を。

・検定種芋
年2回いつも園芸店で購入している種芋。
特に秋ジャガの種芋は高く、何倍にもなって取り戻せるとは言っても痛い出費ですよね。
でもよく考えると自分で収穫した芋や市販の芋でも芽が出てきます。
これを種芋として使えないのでしょうか?

結果だけ言えば自作の種芋でも育てることは可能。
ただし病気になりやすいのです。
食用のジャガイモは育てる段階でアブラムシなどがウィルスを媒介して、食べるには問題なくても病気に感染してたりします。
これを種芋として育てると病気が発症しやすく、栽培失敗しやすいって訳。

対して園芸店で種芋として売られている物は、病気をしっかり管理された検定イモ。
なので毎回種芋を購入した方が安心ということです。
あと市販の食用芋は発芽抑制処理されてたりする場合もあるのでさらに不向き。
出費は痛いけど病気で全滅は怖いですからね。
できるだけ購入した種芋を使いましょう。

ジャガイモストロン

・ストロン
ジャガイモについての知識で間違いが多いのが芋のできる場所。
根の先にできると思ってる人が多いと思います。
実はあれは根じゃなく地下茎の一種なんですよ。
上の写真で芋が繋がってる白く太い根のような物がそれでストロンと呼ばれています。
ストロンの先端が太ってジャガイモができる訳です。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
アブラムシ、ニジュウヤホシテントウ、ヨトウムシ。
ニジュウヤホシテントウとヨトウムシによる葉の食害が出るので多発するようなら駆除を。
アブラムシは病気を媒介するので注意が必要です。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
やや病気に弱い野菜です。
モザイク病、疫病、夏疫病、そうか病、軟腐病、黒あざ病など。
疫病と夏疫病は別物で、疫病は過湿により、夏疫病は過乾燥により発病します。

ジャガイモ病気1

・モザイク病
↑の写真はモザイク病の症状の一種。
モザイク病はウィルスの型ににより数パターンあり、そのうちの一つとして葉に小さな斑点状の壊疽が生じています。
葉が縮れるタイプの症状もあり。

他のジャガイモ株だけでなく、他の野菜に感染する場合もあるので早めに抜き取って焼却処分しましょう。
栽培終盤で既に芋ができているならば食べることはできます。
アブラムシが媒介するのでアブラムシ防除を忘れずに。

ジャガイモ病気2

・疫病
ジャガイモの病気の中でも特に怖い病気の1つ。
初期は葉の一部分が黄色くなりその箇所が枯れてきます。
上の写真左寄りの葉がその状態。
そして株そのものが腐って枯れてしまいます。
栽培後期で芋ができていても芋にまで症状が出ることも。

怖いのはその感染スピードで、症状が出始めて数日で枯れ始め周りの株にもどんどん広がります。
対応が遅れるとあっさり全滅の恐れもある怖い病気。
発病株を見つけたら早急に抜いて焼却処分してください。
農薬を使えば予防できるけど無農薬栽培では注意しなければいけない病気。
低温時の過湿により発病するので雨の多い時期には要注意です。

※あくまでねっこ流の育て方です。
プロ農家ではないので間違ってても笑って許してね!



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里芋の育て方

■■■ 里芋の育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:里芋>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_里芋

ロゴ_野菜紹介
アイコン_里芋 <野菜科目> サトイモ科
 <参考価格> 種芋1kg(10個ぐらい)で850円前後
 <栽培適温> 25~30℃

一般的な野菜では里芋のみと言ってもいいサトイモ科野菜でインド原産。
しかし品種は様々で、大きく分けると3つに分けられます。
 ・子芋だけを食べる子芋専用種
 ・親芋と子芋両方食べられる親子兼用種
 ・親芋だけを食べる親芋専用種
茎部分を食べられる品種もあるけど食べたことがないのでそこは割愛します。
同じ仲間でも地方によって名前が変わったりと種類が豊富。

耐暑性はとても強いが寒さは苦手。
また、家庭菜園向けではあまり多くない多湿を好む野菜です。
田んぼ転換畑の我が家にはとても相性のいい野菜。
里芋の大きな葉は株元を日陰にして乾燥から守る役割もあるんだとか。

1年目は種芋を購入する必要がありますが、2年目以降は自作の種芋を使えます。
それでいて1株辺りの収量は多く数ヶ月保存も可能ととてもお得。
とうもろこしと並んで自作の方が美味しく作れると思う野菜でもあるので是非挑戦してみてください。
ねっこの畑では子芋専用種の「愛知早生」と「八名丸」を育てています。

ロゴ_連作障害
連作に弱い野菜です。
3年はサトイモ科を作っていない所で育ててください。
連作すると腐りやすくなります。
とは言ってもサトイモ科はほぼ里芋のみなので、里芋の連作にさえ気をつければok。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 5.0~6.5
2週間前に苦土石灰を少なめに(目安:50g/m2)。
1週間前に元肥を普通に。
酸性土に強めの野菜なので石灰は控えめにします。
あまりアルカリ性に寄せすぎると病気の元にも。
陽当たりの良い場所を選んでください。
また多湿を好み、砂地よりも粘土質の方がいい出来になります。
大きく育つため充分な畝幅も確保してください。

ロゴ_種蒔き・定植
<定植時期> 4月下旬~5月中旬
<株間> 30cm~60cm、広い方が収量が増えるため極力広く
1年目は種芋を購入してゴールデンウィーク前後に植え付けることになります。
細長い芋よりもふっくらと丸くふくらんだ芋を選んでください。
2年目以降は自作芋を種芋としますが、切り口に赤い斑点やすじの無い物を選んでください。
赤いすじがある物は後述の乾腐病に感染しているため種芋には使えません。

早い時期からそのまま植え付けて萌芽を待っても育てられますが、萌芽までかなりの日数がかかりその途中で芋が腐ることも珍しくありません。
畝が歯抜けになりスペースも無駄になってしまうため、芽出しをしてから植え付けることをお勧めします。
種芋が3月中旬頃から店頭に並び出すので、それを購入して一ヶ月ほど芽出ししましょう。
芽出しの方法については「その他」の項目で詳しく説明しています。

里芋芽出し結果3

↑芽出しをした種芋。
種芋の上から根が生えてるのが特徴的ですね。
もう少し待って葉っぱが完全に開いてからの方がいいかもしれません。
もし1つの芋から芽が複数出る場合は1つに絞って他は掻き取ってください。

里芋定植2

畝が用意できたら植え付け前に土を端に寄せて中央を窪ませます。
これは後でかなりの土寄せが必要になるため。
普通に植えると土寄せする土が足りなくなり、山にして無理に土寄せしても雨で流れてしまいます。
その対策で深めの位置に植えておき、苗が育って1回目の土寄せする時に平らになるようにしてあります。

里芋定植3

定植用の穴掘り。
株間が広いほど収量も増えるので、できれば60cm間隔を空けたいところです。
種芋の上面から5cm覆土できるぐらいに穴を掘って植えます。
覆土する時は葉になってきてる所には土をかぶせないようにしましょう。
完全に土をかぶせてしまっても伸びてはきますが念のため。
まだ芽が小さい時は覆土を薄めにしておいて後から土寄せします。
小さいからといって浅植えにしてしまうと後の土寄せで苦労するので注意。

里芋定植4

植え終わって覆土したら黒マルチをかぶせます。
寒さに弱く多湿を好むので黒マルチはとても有効。
黒マルチ有りと無しでは収量も違ってきます。
是非黒マルチをかけてください。
ただし後から土寄せが数回あるので、写真のように中央を切っておいて両開きできるようにしておくと後が楽です。
↓は定植完了苗。
水滴がいい味出してます。

里芋定植5

ちなみに赤芽系の里芋(写真は「セレベス」)は赤い芽が出てきます。
下の写真が赤芽の萌芽したところ。
芽は赤いけど育って葉が開く頃には緑色になってきます。

里芋赤芽

ロゴ_追肥・水やり
植え付けが終わってから月に1回ずつ、3~4回追肥します。
株と株の間に肥料を入れてください。
そして重要なのが水やり。
里芋はとにかく乾燥に弱く、夏の水分量により収量が変わってきます。
梅雨前は土が乾いたらやる程度で構いませんが、梅雨を越えたら水やりを増やしてください。
黒マルチをしていない場合は敷藁などの乾燥防止措置が必須です。

ロゴ_栽培管理

里芋土寄せ2

・土寄せ
里芋は種芋の上に新芋が広がるため土寄せが重要になります。
忘れずに土寄せをしてください。
1回目は本葉が2枚開いて畝を平らにしても大丈夫なくらい芽が育ってきたら、端に寄せてあった土を平らに。
あとは株が大きく育ち脇芽が出てきたらしっかり土寄せをします。
株の根元から円を描くように子芋・孫芋が広がっていくので、ある程度の幅は確保してください。
以降はもし芋が露出しそうなら土寄せを追加。

里芋脇芽

・脇芽
株元から出てくる葉は親芋から伸びてる葉。
そしてある程度株が育つとその周りから脇芽が出てくるようになります。
これは親芋の周りにできた子芋から出てくる葉です。
子芋専用種の場合は脇芽をそのまま残してください。

葉が伸びた子芋は若干繊維質になって食味が落ちると言われますが、子芋専用種の場合主力となるのは数の多い孫芋。
孫芋を育てるためには子芋の葉も使って光合成させた方が良いってことで残しています。
実際両方で実験してみたところ、脇芽を残した方が収量も増えました。
もちろん葉を伸ばした子芋も問題無く食べられますよ。

親子兼用種の場合は賛否両論分かれるところ。
孫芋の数が少ないので脇芽は取り除くって人もいます。
ただ、脇芽は何度も生えてくるので毎回取り除くのは結構な手間。
そのまま伸ばしても繊維質になるのは大差無い気もするし、気分の問題でお好きな方を選んでいいかと。

・敷藁
稲藁がある場合は夏場に株元へ敷いてやってください。
とにかく乾燥に弱い野菜なので藁で乾燥防止をしてやります。
黒マルチをしている場合はマルチで乾燥防止になるけど、今度は地温が上がりすぎて芋がやられてしまいます。
そんな時は黒マルチの上から敷藁。
これでマルチによる雑草防止と乾燥防止をしつつ地温を抑制できます。

ロゴ_収穫
<収穫時期> 9月上旬~11月末
早生種で9月上旬頃から収穫できます。
ただし10月まで待った方が収量は上。
また芋は小さめで量も少なくていいなら8月下旬頃から早採りすることも可能です。
晩生種なら11月まで待ちましょう。
寒さに弱いため霜が降りる頃には掘り終えるか寒さ対策をする必要があります。

里芋テスト掘り2

収穫時はまず葉を切り落とします。
マルチや藁を除けたら穴掘り開始。
芋を傷つけないよう注意しながら片側だけ掘ってください。
ある程度掘ったら逆側にスコップを深く入れ、株を掘った穴に転がすように倒せば収穫できます。

里芋収穫1

↑掘り起こした里芋の塊。
芋のできかたは種芋の上に大きな親芋ができます。
その親芋の周りに子芋が6~8個ぐらいでしょうか。
そして各子芋に孫芋が3つ前後。
育ちが良ければ孫芋の外にさらにひ孫芋ができています。
長期保存せずに食べるなら掘り起こしてすぐ芋をばらして可。
長期保存する場合は芋を取らずにそのままにします。

里芋収穫2

上の株で採れた孫芋とひ孫芋。
子芋専用種の場合は孫芋が一番品質が高く数も多い主力になります。
子芋ももちろん食べられるけど、孫芋と比べると若干繊維質?
味噌汁とかに使うといいかもしれません。
実は親芋も調理次第で食べられるらしいですが普通は子芋以下のみ収穫します。

里芋テスト掘り4

↑おまけで親芋を下から撮った写真。
まだ種芋が残っていました。
これを見ると種芋の上に親芋ができるってのがよく判ります。
しっかり土寄せしないといけないのはこのため。

セレベス収穫

こちらはセレベスを収穫した写真。
セレベスは赤芽系の里芋なので芋にも赤い部分が目立ちます。
中身は白いですけどね。
親子兼用種なので子芋だけでなく親芋まで食べられるんですよ。

ロゴ_その他

里芋芽出し1

・芽出し
里芋の種芋はそのままでも使えますが、確実に育てたいなら芽出しをするのが一番。
ということで、ねっこ流の芽出し方法を紹介します。
通常は畑の一部を使って芽出ししますが、水はけの良い空きスペースが無いので室内で芽出ししています。
用意するのは透明な衣装ケース。
あとは籾殻と園芸土を適当に(1:1ぐらい?)ブレンドした土。
籾殻を混ぜるのは持ち運びできるよう土の軽量化と湿度調整のため・・・と言いつつ本音は園芸土にお金かけたくないからです(笑)

里芋芽出し2

衣装ケースに7~8cm程度ブレンド土を入れ、その上に種芋を並べます。
種芋は芽の出る方向が決まっているので芽の出る側を上にしてください。
芋を切り離した反対側の先端からですが、判りにくいようなら小さな芽がふくらみ始めてから芽出しでok。
間隔が広いほど取り出す時が楽だけど、ある程度詰めても大丈夫です。
種芋を並べたらさらに芋の上面から5cmほど覆土して軽く水やりします。

里芋萌芽

↑萌芽してきた里芋の芽。
芽が地上に出るまで約一ヶ月。
陽の当たる窓辺など暖かい場所に置いておいてください。
呼吸ができるよう蓋は一部開けておきます。

里芋芽出し3

水やりは土が乾燥しすぎたらやるぐらいであまり必要ありません。
水をやりすぎるとすぐ種芋が腐ります。
透明衣装ケースにしたのはこのためで、横から見れば湿った土の深さがすぐに判ります。

里芋芽出し結果2

↑植え付けのために種芋を取り出すところ。
ほとんどの種芋からしっかり芽が出てくれました。
このぐらいのサイズになると根もかなり広がっています。
種芋を詰め込みすぎると太い根が絡まって取り出す時がちょっと大変です。
根を切らないように注意してください。

・保存方法
里芋は霜が降りる前に収穫して春まで保存することが可能。
大量生産して野菜の少ない冬場の食費を浮かせたいところです。
しかし寒さに弱い里芋は保存にもちょっとした手間が必要。
農家などでは畑に60cmぐらいの深い穴を掘り、稲藁と一緒に埋めて温度変化から守るそうです。
この時芋をばらしてあると切り口から腐ってしまうので、株ごと掘り出した状態のまま上下をひっくり返して(葉のあった方を下にして)保存します。

しかし水はけが良く、深く掘れる場所を確保できないと難しいですよね。
仕方ないのでうちでは段ボール箱に籾殻を詰めて室内保存しています。
葉を切り落とし芋をばらさないまま数日日陰で乾かします。
上下逆さまにするのは同じで、洗わずに芋の表面に土が少し付いた状態のまま籾殻の中へ。
上からもしっかり籾殻をかけ、あとは内部温度10℃ぐらいをキープします。

里芋ドラム缶1

種芋に使う物は籾殻段ボールで室内保存ですが、これで全部を保存しようとすると部屋が埋め尽くされてしまいます。
そこで食用の物は室外でドラム缶保存もしています。
ドラム缶に籾殻を詰めて後の要領は同じ。
雨や北風のあたらない場所に置いて、断熱マットとビニールを巻き付けて防寒。
これでほとんど腐ることなく春まで保存できました。

10℃以下にならないよう温度維持が理想ですが、籾殻をたっぷり入れておけばそれなりに耐えてくれます。
まぁ畝に埋まったままでも土と稲藁とビニールをしっかりかけておけばある程度耐えられるんですけどね。
寒さを乗り越えられれば春まで保存可能で、春には新しい種芋として使えます。
自家製種芋のために1株だけでも残しておきたいですね。

親里芋2

・親芋種芋
種芋には通常子芋や孫芋を使いますが、実は親芋を種芋に使うこともできます。
食べずに捨ててしまう親芋を使えるのがメリット、通常より広い畝が必要になるのがデメリット。
子芋とは芽出しの仕方が結構違うので簡単に紹介します。
まず芽の出てくる上側を4分の1ぐらいスパッと切り取ります。
使うのは残した4分の3の方で、頂点の側は廃棄。

親里芋3

この後は通常の芽出しと同じように、籾殻のブレンド土に埋めて芽出しします。
草木灰があれば断面に付け乾かしておくと腐り防止になります。
埋める時のポイントは上下逆にすること。
切った断面を下にします。

親里芋4

↑一ヶ月ほど芽出しをした結果。
頂点ではなく側面から芽が複数出てきます。
芽が4つ以上ある場合は、芽と芽の間隔ができるだけ空くように3つに減らします。
あとは通常より広い畝に深めに植えるだけ。
育つと株間を狭めに植えた子芋種芋3株と同じような状態になります。

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
セスジスズメ、ヨトウムシ、アブラムシ。
葉の裏にアブラムシが集まりやすいので要注意。
そして葉を食害する大半はセスジスズメによるものです。
9cm近くなる大きな黒い芋虫。
黒なので見つけやすいですが放置すると葉を丸坊主にされてしまいます。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
乾腐病、モザイク病、軟腐病、黒斑病、汚斑病など。
種芋を選ぶ際に赤いすじなどの症状が出ていない物を選ぶこと。

里芋乾腐病

・乾腐病
上の写真は保存中に乾腐病にかかった里芋。
切り口に赤い斑点や赤い筋が出てきます。
これが初期症状で、この後内部が赤褐色のスポンジ状に腐ってしまいます。
フザリウム菌とやらが原因らしく、感染した種芋を使うと生育途中で芋が腐って枯れてしまうため、赤い筋のある物は種芋として使わないようにしましょう。
芋に赤い筋があっても食べられないことはないですがゴリゴリと固く美味しくありません。

里芋汚班病

・汚斑病
汚斑病にかかった里芋の葉。
保存中の乾腐病と生育中の汚斑病がよく見かける病気だと思います。
葉に円形の病斑ができ、葉が傷んでくる病気。
見た目がいかにも病気って感じで嫌ですが実害は比較的少なめ。
生育後期ならそのまま放置して収穫まで待ちましょう。

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