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大根の育て方

■■■ 大根の育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:大根>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_大根

ロゴ_野菜紹介
アイコン_大根 <野菜科目> アブラナ科
 <参考価格> 種1袋400円前後
 <栽培適温> 15~20℃

アブラナ科一年草で地中海地方原産。
生産量・消費量ともにトップクラスの人気野菜です。
春の七草の一つ「スズシロ」は大根の葉のこと。
太った根の部分がメインの根菜類ですが葉も食べられます。
実は根の部分より葉の方が栄養価も高かったりします。

日本全国で栽培されているため品種がとても多く、長さ、太さ、形、大きさなど様々。
ねっこの畑では「耐病総太り」を育てています。
現在は品種改良が進んで春採りや夏採りできる品種もありますが、暑さ・病害虫・とう立ちの問題があり秋冬栽培より難易度が高い。

耐寒性は強く、秋蒔きで冬の収穫もできるが耐暑性は弱い。
30℃を越えてくると生理障害が発生します。
害虫被害に遭いやすく生理障害も多いため、市販されているような綺麗な大根を作ろうと思うとそれなりの努力が必要になります。
畝での外見ok → 引き抜いても綺麗 → 切ってみたら食用不可なんて罠もたまにあります。

ロゴ_連作障害
連作に少し弱い。
1年はアブラナ科を作っていない所で育ててください。
キャベツ・白菜・大根・ブロッコリー・カブ・小松菜・水菜などがアブラナ科です。
アブラナ科は種類が多いのでご注意を。
連作できないこともないですが病害虫被害が増えます。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 6.0~6.5
2週間前に苦土石灰を普通に(目安:100~150g/m2)。
1週間前に元肥を普通に。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。
あまりアルカリ性に傾きすぎると生理障害が出ます。

セクシー大根

↑セクシーな脚線美・・・ただの股根大根。
「大根十耕」という園芸用語があるぐらい土作りが重要な野菜です。
地中で長く伸び、石や土の塊があると股根になるため、栽培前に深くしっかりと耕してください。
肥料が直接根にあたった場合も股根になります。
プランターではかなり深型のプランターが必要になるため、ミニサイズの品種を選ぶことをお勧めします。

ロゴ_種蒔き・定植

大根の種

<種蒔き時期> 春蒔き:3月末~4月下旬 秋蒔き:8月末~10月中旬
<株間> 30~35cm
春蒔きと秋蒔きがあります。
育てやすいのは秋蒔きで8月末~10月中旬が種蒔き時期。
一箇所4粒ずつくらい直蒔きします。
大根は直根性で移植に弱いため基本的にポット蒔きはできません。
栽培時期が寒くなる時は黒マルチにしておくと生育が早まります。

春蒔きは秋蒔きと比べて難易度高し。
必ず春蒔きできる品種を選んでください。
種蒔き時の気温にも注意が必要。
本来は1月や2月からの種蒔きもできるのですが、ある程度苗が育った後に低温にあたると花芽が分化し、後々とう立ちするので暖かくなってからにします。
しかし充分暖かくなるまで待つと今度は栽培後期に高温で生理障害が出ることに。
無事育っても秋蒔きの大根と比べて品質は落ちてしまいます。

大根発芽

発芽したら良い芽を残して順次間引き。
本葉が1~2枚出る頃には一箇所2本に絞ります。
ここからは間引き菜の要不要で対応が変わります。
間引き菜を要らない場合は葉が混み合う前、本葉4枚ぐらいで一本立ちにしてしまいましょう。
間引く時は抜くのではなく根元からハサミで切ってください。
大根の根はとてもデリケートなので、引き抜くと残す苗にも悪影響が出てしまいます。

大根間引き前

間引き菜を使う場合は本葉6枚まで2本残したままで育てます。
上の写真がその状態。
本葉6枚になったら根元からハサミで切り、残す葉を傷つけないよう丁寧に取ります。
葉が折れやすいので要注意。

大根間引き菜

この時取った苗が大根の間引き菜。
味噌汁に入れたりして食べます。
本来はハサミで切らないといけないのですが、試しに1本抜いてみたのが上の写真。
既に大根になる兆しが見えてますね。
直根性野菜なのでこの根を傷つけると枯れてしまいます。

ロゴ_追肥・水やり
追肥は本葉6枚で一本立ちにした時に1回のみ。
根に触れないよう株と株の間に肥料を少量埋めます。
基本はこの1回のみで構いませんが、生育状況を見て葉色が悪いなど養分が足りてないと思えばもう1回。
カリ分主体の肥料を与えます。
ただしあまり遅い追肥は保存性が落ちるのでご注意を。

秋野菜途中経過大根

水やりは種蒔きから発芽までは土の表面が乾かないように。
発芽後は水やりを減らしていき、根元が太り始めたら土が乾いたらやる程度で構いません。
水をやりすぎると根腐れを起こします。
1回目の追肥時と根が太って地上に出てきたら土寄せをしてください。

ロゴ_栽培管理
・根の生長箇所
大根は土の中で伸びますが、ニンジンのように全て土中で生長するわけではありません。
地上部分でも伸びてどんどん上に出てきます(一般的な青首大根の場合)。
収穫時には元の畝上面から20cm以上上に出ることも。
根が地表に出てきたら土寄せをして陽が当たる部分を減らしてやってください。
ただし土寄せするのは根の部分だけ。
葉には土がかからないよう注意が必要です。

大根とう立ち2

・害虫対策
大根はかなり害虫に弱い野菜です。
アブラナ科を狙う害虫群が大量に押し寄せるので、無農薬栽培なら初期から寒冷紗によるガードが必須。
12月に入れば寒さで害虫被害は減りますが、それまでは充分に注意してください。

特に厄介なのはシンクイムシ(ハイマダラノメイガの幼虫)とキスジノミハムシ。
シンクイムシは葉の成長点に潜り込み、放置すると株ごと枯らされてしまいます。
キスジノミハムシは成虫が葉を食害しますが怖いのは幼虫。
地中で大根の表面を食害するため、せっかく収穫できたのにぼろぼろでがっかりなんてことにも。
↓がキスジノミハムシ幼虫に食害された大根です。

キスジ被害

ロゴ_収穫

大根収穫

<収穫時期> 春蒔き:5月下旬~6月中旬 秋蒔き:11月頭~2月中旬
春蒔きはとても短い期間の収穫。
とう立ち・暑さ・梅雨にやられる前に早め早めの収穫をしてください。
秋蒔きの場合は11月からの収穫。
遅めに蒔いた物は冬を越して2月中旬頃に採ることができます。
冬なら肥料管理に気をつけていればある程度畑に植えたままで保存可能。
ただし多肥などで肥大しすぎると中身がスポンジ状になるス入り大根になります。

ロゴ_その他

大根葉切り

・葉切り
大根は収穫期を越えて植えたままにしておくと生長を続けてしまいます。
そうなると中にスが入りすかすかの大根に。
そんな時は葉切りをしてください。
根元から葉を落とすことで大根の生長を止めることができます。
育ちきったけど収穫までの時間を稼ぎたい時にどうぞ。

大根とう立ち1

・とう立ち
秋蒔きは心配ありませんが春蒔きで怖いのがとう立ち。
上の写真のように花芽が伸びてしまいます。
こうなると摘み取っても次々と花芽が出てきて養分が取られてしまいます。
大根も固くなってしまうので、とう立ちしたら大根の収穫は諦めましょう。
↓はとう立ちして咲いた大根の花。

大根の花

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
アブラムシ、ヨトウムシ、シンクイムシ、アオムシ、コナガ、キスジノミハムシ、ナノクロムシ、ダイコンサルハムシなどなど。
アブラナ科野菜を狙う害虫群の格好の的です。
特にシンクイムシとキスジノミハムシによる被害が大きいので注意してください。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
炭そ病、ベト病、萎黄病、バーティシリウム黒点病、菌核病、モザイク病、軟腐病、白さび病など。
病気の種類が多いので病気耐性のある品種を選びましょう。
他に生理障害として芯腐れ、わっか症、黒芯症、ス入り、空洞症、マグネシウム欠乏などがある。
高温、多肥、過湿、過乾燥、酸性度違い、収穫遅れなど原因が様々で難しいです。

大根芯腐れ

・芯腐れ
猛暑の時に育てると一見綺麗な大根のように見えても、切ると中が腐ったように穴が空いている時があります。
上の写真のような状態で、これは病気ではなく生理障害の一種。
芯腐れと言われています。
直接の原因はホウ素の欠乏。
高温やアルカリ寄りの土で発生するので夏蒔きは注意が必要。
外見は全く問題無く見えるのが厄介なところです。

※あくまでねっこ流の育て方です。
プロ農家ではないので間違ってても笑って許してね!



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テーマ : 家庭菜園
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ナスの育て方

■■■ ナスの育て方 ■■■

<野菜別栽培方法:ナス>

※中部地方太平洋側(夏:暖地 冬:中間地)基準です。
栽培カレンダー_ナス

ロゴ_野菜紹介
アイコン_ナス <野菜科目> ナス科
 <参考価格> 1苗50円前後
 <栽培適温> 25~30℃

ナス科一年草でインド原産。
一般的なナスの他、長~いナス、丸いナス、白いナスなど形や色も様々。
家庭菜園でのお勧めはごくごく一般的な千両二号です。
夏野菜で暑さには強めだが寒さに弱い。
収穫期間が長く、上手く育てれば1株50個ほどと驚くぐらい収穫できます。

ロゴ_連作障害
連作にとても弱い。
4~5年はナス科を作っていない所で育ててください。
ナス・ピーマン・トマト・ジャガイモ・ししとう・唐辛子・パプリカなどがナス科です。
どうしても連作する時は接ぎ木苗で。
→ 野菜科目一覧へ

ロゴ_土作り
<適正pH> 6.0~7.0
2週間前に苦土石灰をやや多めに(目安:150~200g/m2)。
1週間前に元肥をやや多めに。
陽当たりと水はけの良い場所を選んでください。

ロゴ_種蒔き・定植
<定植時期> 4月下旬~5月中旬
<株間> 60cm前後
種から育てる場合は1月~2月に種蒔きになります。
しかし育苗期間が2~3ヶ月かかる上、冬の寒い時期に高い育苗温度を保たないといけないため苗作りは難易度高し。
家庭菜園では必要株数も少なく値段も安いので苗を購入しましょう。
ゴールデンウィークの連休中に植え付けを片付けちゃうのがベスト。

ナス苗

植え付けたらすぐ仮の支柱を立てます。
寒さに弱いので気温次第では植えてすぐ下の写真のようにあんどん囲いにして保温と防風をしてください(写真はメロンですが)。
黒マルチにすると地温を上げつつ夏の雑草も乗り切れます。
ある程度育ったら本支柱と交換。
秋ナス終盤にはかなり大きくなるので長く丈夫な支柱を使ってください。
枝を吊り下げることも考えると1.8mぐらいの支柱を使うといいかも。

あんどん

ロゴ_追肥・水やり
追肥は実が生り始めたら3週間に1回ペースで収穫終了まで続けます。
かなり肥料を必要とする野菜なので肥料切れに注意。
また水分も多く必要なので、実が生り始めたら水やりを多めに。
苗のうちから多すぎるのはダメですよ。
水分が不足するとナス表面のツヤが消えてしまうツヤ無し果になります。

ナスの花

ナスは花でも栄養状態を知ることができます。
中央に雌しべがありその周りに雄しべがあるのですが、肥料不足だと雌しべが短く雄しべの中に隠れてしまいます。
雌しべが長く雄しべの外に出るように肥料管理してください。

ロゴ_栽培管理

ナス3本仕立て

・三本仕立て
植えたナスが生長して一番花を付けたら、伸ばす枝を3本に絞って他の脇芽を取り除きます。
主枝を1本と脇芽2本で育てるのが三本仕立て。
一番花に近い位置の脇芽2本を育ててください。
うちでは一番花のすぐ下2箇所の脇芽を伸ばしてますが上の脇芽でも可。
三本仕立てにした所より下の脇芽は全て摘み取ります。
上は基本放任で混み合ってきたら剪定するぐらいでok。

・剪定と枝吊り
ナスの枝が伸びて葉が混み合ってきたら風通しが良くなるよう剪定します。
葉数を減らし余分な枝を剪定。
古くなりすぎた葉も切ってしまいましょう。
ナスは枝が垂れ下がり水平よりも下になると実の育ちが悪くなります。
なので枝が下がってきたら紐を支柱に繋いで支えてあげてください。

ナスつぼみ重複

・摘花
株が育ってくると一箇所から2つも3つも花が咲いてしまうことがあります。
こんな時はつぼみの段階で一番丈夫な花だけを残して摘み取ります。
このまま育てれば実が3つ付くけど養分が分散して微妙なできに。
一枝に花が多すぎる時も調整してやってください。

夏ナス最盛期

・敷藁
稲藁がある場合は夏場に株元へ敷いてやってください。
ナスは水分を多く必要な野菜なので藁で乾燥防止をしてやります。
黒マルチをしている場合はマルチで乾燥防止になるけど、今度は地温が上がりすぎて根がやられてしまいます。
そんな時は黒マルチの上から敷藁。
これでマルチによる雑草防止と乾燥防止をしつつ地温を抑制できます。

ロゴ_収穫
<収穫時期> 6月中旬~10月下旬
収穫は6月中旬頃から随時。
後述の更新剪定をすれば10月下旬頃まで楽しめます。
つやつやのナスがどんどん採れだすと楽しくて仕方ありません。
新鮮なナスはヘタの部分にトゲがあるので注意してくださいね。
あまり実を大きくしすぎると株に負担がかかるので早めの収穫を。
また一番花については花が咲いて実が生り始めたところですぐに摘み取ってください。
一番花を収穫まで育ててしまうと株自体の生長が後れます。

ナス収穫

ロゴ_その他

ナス剪定後

・更新剪定
6月中旬頃から収穫してきたナスも8月近くになると夏の暑さで株がバテてきます。
実の質もだんだんと悪くなってしまうので、そんな時に行う奥の手が更新剪定。
一度株をばっさりと切り戻してリフレッシュしてあげるナス栽培の奥義です。
時期は7月末~8月中旬頃。
2株以上育てているなら、収穫を継続できるよう剪定時期をずらすと良いです。

やり方は太い枝を半分ぐらいに切り詰め、細い枝は切り落とします。
葉も古い物は全て落とし比較的元気な葉だけをある程度残せばok。
上の写真のようにかなり派手に剪定しても(ちょっと切りすぎたけど)下の写真のように復活してきます。

また株元から25cmぐらいの円を描くようにスコップを深く突き刺して根を切断してください。
剪定と根切りの両方セットでやらないと意味がありません。
あとは肥料と水やりをすれば完了。
一ヶ月ほどで美味しい秋ナスが採れるようになります。

ナス復活

ロゴ_害虫・病気
<害虫>
特別に注意しなければいけない害虫は無し。
アブラムシやハダニの対策をしておけば、あとはニジュウヤホシテントウぐらいです。
多発でもしなければ神経質になる必要はありません。
→ 害虫図鑑へ

<病気>
褐紋病や灰色かび病、半身萎ちょう病などがあるが、苗からの栽培で風通しに気をつけていれば特別病気に弱いわけではありません。

※あくまでねっこ流の育て方です。
プロ農家ではないので間違ってても笑って許してね!



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テーマ : 家庭菜園
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ビニールマルチ

■■■ ビニールマルチ ■■■

<ビニールマルチの解説と使い方>

第二菜園マルチ張り

畑を眺めているとよく見かけるのが農業資材のビニールマルチ。
黒いビニールで畝を覆ってあるあれです。
ビニールマルチには野菜を育てる上で助かる様々な効果があり、これを上手く使うことで手間を大幅に減らしたり生育を良くしたりすることができます。
よく見かける黒以外にも白、銀、白黒、透明など目的によって種類も豊富。
今回はこのビニールマルチについて解説してみます。

ちなみにマルチングというのは土の表面を覆うことを指します。
ビニールマルチに限らず、紙だったり稲藁や籾殻で表面を覆うのもマルチング。
落ち葉や刈草でもマルチングになります。
今回取り上げるのはビニールマルチになりますが、ゴミが出ず使用後はそのまま畑に鋤込むことができる有機物のマルチングも便利ですよ。
↓はミョウガの乾燥防止に籾殻のマルチングをしてある例。

ミョウガ開花ラッシュ

●ビニールマルチの効果
プロに限らず家庭菜園でも出番の多いビニールマルチ。
値段も比較的安価で入手も容易なため活用しない手はありません。
まずはビニールマルチを使うことによりどんな効果が出るのかを挙げてみましょう。
個人的な一押しの効果は「断然畑っぽく見える」ですけどw

1.雑草防止
恐らくこれが最大のメリット。
光を遮断するため、植え穴を開けた所以外は雑草が生えてきません。
畝を側面まですっぽり覆うようにすれば夏場の草抜きで泣かなくてすみます。
しっかり遮光する黒マルチが一番効果大。
光をそのまま通してしまう透明マルチでは雑草防止効果はありません。

2.乾燥防止
土の表面を覆うため蒸発を防ぐ乾燥防止の効果。
水やりの回数を減らせます。
夏場の水やりを減らせるのはありがたいですね。
冬なら水やりほとんど不要になります。

3.地温調整
種類を選ぶことで地温を調整できます。
春先や冬場など地温を上げたい時は透明マルチで地温アップ。
逆に光を反射する銀マルチなら地温を若干下げることができます。
黒が一番地温を上げると思われがちですが、マルチ表面が熱くなるだけで地温上昇効果は透明マルチの方が上。

4.泥はね防止
野菜が病気になる原因の一つに泥はねがあります。
雨で畝表面の土が跳ね、葉に付くことで病気が発生します。
マルチをしてあれば土が雨に叩かれないため泥はねの心配がありません。

5.土や肥料の流出防止
せっかく高畝を綺麗に整えても雨が何度も降るうちに土が流れてしまいます。
またこの時に肥料分も流されてしまうためせっかく撒いた肥料が無駄に。
マルチで土を守ることで土と肥料の流出防止になります。
栽培終了まで綺麗な形のまま畝の維持が可能。

6.畝表面の保護
土の流出防止とかぶる部分もありますが、今度は土表面の話題。
細かく耕してふかふかの畝を作っても、雨に叩かれるうちに表面が固くなってしまいます。
マルチで雨を防ぐことでいつまでも柔らかい状態で維持が可能。
マルチ栽培終了後に畝を耕してみると土が良くなってることに気付くと思います。

●ビニールマルチのデメリット
メリットの多いビニールマルチですが当然デメリットもあります。
メリットとデメリットを天秤にかけて使用するかどうか検討を。
デメリットあっても使った方が便利ですけどね。

1.コストアップ
マルチを買う分当然お金がかかります。
95cm幅の50メートル黒マルチで700円ぐらいでしょうか。
僕が使用してる135cm幅200メートル黒マルチで2000円弱。
メーター10円程度ですが多用するとそれなりの金額に。

2.作業性の悪化
マルチで畝を覆ってしまうため、栽培開始してから行う作業の邪魔になります。
主に土寄せ、追肥、水やりの3つ。
特に土寄せが困難になるため土寄せの多い野菜には不向きです。
土が表に出ていないため追肥や水やりも工夫が必要。
↓うちでは支柱で穴を開けジョウゴを使って追肥しています。

黒マルチ肥料2

3.高温障害
上手く使えば地温を調整できるマルチですが、夏場は高温障害が出やすいです。
真夏の暑い時にビニールですっぽり覆ってしまうわけだから、地温が上がりすぎて根に悪影響が出てしまうんですね。
一番使用率が高いであろう黒マルチは熱くて表面触れなくなるほど。
でも夏場の雑草抑えるために黒マルチは使いたい。
そんな時はマルチの上に稲藁を敷いてやりましょう。

敷藁

4.過乾燥
水分の蒸発を抑え乾燥防止になるビニールマルチ。
しかし一度乾燥してしまうと水の入る場所が少ないため逆に過乾燥になってしまいます。
畝間通路に大量の水を流し込んだり、マルチにところどころ雨水の入る穴を開けたりして対処が必要。

5.処分に困る
使用後は当然ゴミがでます。
少量ならともかく、畑全体に使うようになると結構な量に。
また耕耘機で引っかけたりして破れると、分解されずいつまでも土の中に残ることになります。
畝間通路の除草耕耘したりする時は要注意。

●ビニールマルチの種類
ビニールマルチは用途によっていろんな種類があります。
選ぶ時に考慮するのはサイズ、色、穴の有無でしょうか。
センターラインが付いてると便利とかおまけ的な要素はとりあえず置いておきます。

[サイズ]
特殊な用途を除き、一般的なビニールマルチの厚さは大抵0.02mmです。
長さは自分の畑の広さを考慮して使いそうな分あれば良し。
重要なのは幅ですね。
手軽に入手できる幅は95cm、135cm、150cm、180cmぐらいになります。
畝幅はもちろんですが、畝をすっぽり覆いたいなら畝両側面の高さと土に埋め込む裾の分も計算して余裕のあるサイズにしましょう。

[色]
黒、白、透明、銀、白黒(表と裏で色が違う)などがあります。
僕は見たことなくて効果判りませんが緑もあるみたい。
効果によって色を選択することになります。
とりあえず最初は黒を使って、さらに使い分けをするようになったら他の色を選べばいいと思います。
色別の主な効果は以下の通り(複数の効果があるのでこの色じゃないとダメって意味ではありません)。

黒:雑草防止
白:地温抑制
透明:地温上昇
銀:防虫
白黒:白マルチの効果に黒マルチの遮光性を追加

[穴の有無]
マルチは通常穴は開いておらず、下の写真のようなマルチ穴開け器で穴を開けて使います。
しかし数が多いと結構な手間。
そこで野菜に合わせて最初から穴の開いているマルチが売られています。
10cm間隔でたくさん開いてる物から、大物野菜用に株間を広く取ってあるものまで様々。
タマネギのように大量に穴を開けて使う野菜は穴開きマルチを使うと手間が省けます。

マルチ穴開け器

●ビニールマルチの張り方
ビニールマルチの張り方を紹介します。
と言ってもあくまでねっこが実践してる張り方。
プロ農家では機械で張ってしまうし、手間かけたくない人は適当に引っ張ってマルチ押さえで止めるだけって人もいます。
マルチングの効果を維持さえできればいいので、手間と仕上がりのバランスを取って自分なりにアレンジしてみてください。

マルチ張り1

1工程目。
まずは土の準備。
マルチを張ると耕せなくなるので、深耕して堆肥など有機物を鋤込み。
期間を空けて石灰と肥料の鋤込みも終わらせておきます。

マルチ張り2

2工程目。
畝幅と畝間通路を考えつつ畝の形を整えます。
ここが一番疲れる作業。
僕は神経質なため、きっちり畝ができてないと野菜植える気にならないのです(ノ∀`)
スコップで側面の土を畝に上げ、大雑把に形を作ったら足で側面を踏み固めていきます。
鍬で削りながら綺麗に形を整えてトンボで上面をならしたら出来上がり。

マルチ張り3

3工程目。
すぐにマルチを張ると土が沈んでゆるゆるになってしまうため、2工程のあと数日置いて土が自然に沈むのを待ちます。
その後畝の上面を板などで軽く叩いて平らにします。
2工程の状態だとところどころ土の塊が出っ張ってて、そこだけビニールが伸びたり破れたりしてしまうため。
軽く叩いて出っ張りを埋め込むわけです。
細かいことを気にしなければ飛ばしてもいい作業。

マルチ張り4

4工程目。
畝の周りにマルチの裾を埋め込む溝を掘ります。
軽く溝ができればok。
掘った土は横に残しておきます。

マルチ張り5

5工程目。
いよいよマルチの出番(写真は畝が違うけど気にせずに)。
角にマルチ押さえを刺して仮止めしておきます。

マルチ張り6

6工程目。
そのまま引っ張ってマルチ張り。
マルチの筒の中に園芸支柱を通しておくと引っ張りやすいです。
終点側もマルチ押さえで仮止めして、上にばたつき防止の重しを適当に載せておきます。

マルチ張り7

あとはマルチの裾を掘った溝に埋め込めば完成。
片足でマルチの裾を踏み、マルチをピンと張った状態のまま鍬で土をかける感じで。
これで綺麗にマルチが張れます。
ただきっちり張ったつもりでも風でばたつくので、重しは載せたままの方がいいです。

ちなみに黒マルチは熱で結構伸びます。
綺麗にぴしっと張りたいなら裾を埋めるのは晴れた昼間がおすすめ。
陽の当たらない涼しい時間に張ると、綺麗に張ったつもりでも昼間ゆるんできます。

マルチ張り

どうしても重しになる資材が無い時は土をかけておきます。
プロ農家ではこれをよく見ますね。
でも当然泥跳ねで病気になるリスクも増えるので、できれば他の重しにしたいところ。



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肥料

■■■ 肥料 ■■■

<肥料について>

野菜が育つ上で無くてはならないのが肥料。
養分が無ければいい野菜は作れません。
最近では○○の肥料といった感じで野菜別の専用肥料もありますが、割高だし少量多品種の家庭菜園にはやはり不向き。
自分で適切に扱えるよう肥料の知識を持っておくに越したことはありません。
というわけで今回は養分を補給する肥料のあれこれ。

●肥料の三要素
植物が吸収できる養分のうち最も重要な成分は3種類あります。
窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)の3つで、これらは肥料の三要素と呼ばれています。
化成肥料を買うと袋に8-8-8などの数字が書いてありますよね?
あれは三要素の含有率が示してあるもので、8-8-8なら三要素がバランスよく含まれた肥料、10-5-6なら窒素をメインに補給する肥料ってことになります。
この三要素の働きを理解し、野菜の状態に応じて適切に補給するのがレベルアップした野菜作りへの第一歩。
まずはこの三要素について説明していきましょう。



[窒素]
葉や茎を作るのに必要な栄養成分。
キャベツ、小松菜、ほうれん草など葉物野菜で重要になります。
窒素が不足すると葉の色が薄くなったり黄色くなったりして生育が悪くなります。
逆に過剰になると葉ばかりが茂って実が付かなくなる「蔓ボケ」状態になったり、病気に対して弱くなることも。
害虫も付きやすくなります。
特に豆類や蔓物野菜では窒素を控えめに。

[リン酸]
花や実に働く栄養成分。
ナス、トマト、ピーマンなど果菜類で重要になり、味も良くなると言われます。
リン酸が不足すると花の数が減り実付きが悪くなる他、根も弱くなってしまいます。
リン酸過剰の症状はあまり出にくいですが、やりすぎれば逆に収量が減ることも。
実をたくさん付けたくてもやりすぎは良くないですね。

[カリ]
漢字で書くと加里。
根の発育を促進する栄養成分で病気にも強くなります。
ジャガイモ、大根など根菜類で主力となる栄養素。
不足すると根の状態が悪くなり根菜類の収量も減ります。
過剰になっても根の状態が悪くなり、養分や水分を上手く吸収できなくなることも。

[その他の栄養素]
野菜作りで注意すべきは上の三要素ですが、野菜が生育する上では他にも必要な成分はあります。
カルシウム、マグネシウム、マンガン、ホウ素、硫黄などなど。
カルシウムとマグネシウムは三要素に続いて重要な成分ですが、これは酸度調整を兼ねて苦土石灰を撒くことで補充できるのであまり気にすることはありません。
石灰の主成分がカルシウムで、苦土とはマグネシウムのこと。
それ以外の微量元素補充はプロの領域。
家庭菜園レベルで調整する機会はほとんど無いです。

●有機肥料と無機肥料
最近流行りの有機農法。
この有機農法ってのはいくつか栽培方法に縛りがあり、その中の一つに有機肥料を使わなければいけないってのがあります。
対して一般的によく使われる化成肥料は無機肥料。
この有機肥料と無機肥料の違いや種類を紹介します。

[有機肥料]
自然界で作られた有機物を材料とした肥料のこと。
土の中で分解されて効果が出るのでゆっくりと効き元肥に適する。
肥料分を補充するだけでなく、土作りや野菜の味にも良い効果が出ます。
材料となる素材が様々なので種類もたくさんあり。

 ・堆肥 : 有機物を発酵分解させた物で材料や効果成分は様々
 ・家畜糞 : 牛、鶏、豚、馬などの糞を乾燥処理した物
 ・米糠 : 米を精米した時に出る粉、ぬか床の元
 ・草木灰 : 草木を燃やした灰、窒素を押さえてカリ分補給
 ・魚粉 : 魚を乾燥させて粉状にした物
 ・骨粉 : 動物の骨を粉状にした物、超遅効性だが長期効果
 ・油かす : 菜種や大豆の絞りかす、窒素が豊富
 ・バットグアノ : コウモリの糞が堆積した物、リン酸が豊富 
 ・腐葉土 : 落ち葉が分解された物、栄養成分は少ない

[無機肥料]
必要な栄養素を化学的に合成した肥料。
化学肥料とも呼ばれます。
字面から悪いイメージを持たれがちですが、元は天然由来の材料。
窒素は空気中の窒素、リン酸は鉱石、カリは岩塩から作られています。

狙った栄養素を素早く補充でき使い勝手も良好。
ただし無機肥料だけで野菜を作り続けると土が痩せていきます。
1種類の栄養素だけを含んだ単肥と複数の栄養素を含んだ複合肥料がある。
よく使われる化成肥料とは複合肥料の一種。
一般的な粒状・粉状の化成肥料の他、液肥や葉面散布剤なんてのもあります。

家庭菜園で化成肥料を使う場合は8-8-8の普通化成が一般的だと思います。
これは窒素・リン酸・カリがそれぞれ8%ずつ、計24%の栄養成分が入っているという意味。
そして14-14-14など三要素の合計比率が30%以上の物は高度化成と呼ばれます。
普通化成より値段は高いですが散布量が少なく済むので、割安で保管場所の節約にもなります。
ただし散布量をしっかり管理しないと肥料が効きすぎてしまうため扱いには注意が必要です。



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連作障害

■■■ 連作障害 ■■■

<連作障害とは?>

畑の中でも同じ場所、同じ土で何年も同じ野菜を作り続けると品質が極端に落ちたり病気になったりします。
これが「連作障害」。
菜園計画を立てる時に一番注意しなければいけない項目です。
連作障害が起きる原因としては、

1.前年度の病害虫が土の中に残り同じ野菜に付く。
2.野菜によって必要な栄養バランスが違うので、同じ養分ばかり使ってバランスが悪くなる。
3.根から分泌される成分の濃度が一定以上高まると生育に影響を与える。

などがあります。
また野菜によって連作障害に強い・弱いもあります。
野菜の連作障害耐性と対策法を知ることで回避できる問題なので、菜園計画を立てる時には必ずチェックしましょう。

1つ注意したいのは、連作障害は野菜科目で分類されます。
トマトを作った次の年もトマトを作るのはもちろん連作障害でアウト。
しかしトマトの次にナスを作るのもアウトです。
これはトマトもナスも同じナス科野菜だから。
連作障害を考える時は野菜科目に注意してください。
ただし同じ科目でも多少の強い弱いはあります。

●連作障害対策
どうすれば連作障害を回避できるのか。
基本的な対策から力業までいくつか対策法を紹介。

[輪作]
連作障害対策の基本中の基本。
同じ畝で同じ野菜を作らないことです。
1番畝でナスを作ったら、翌年は2番畝で作るなど毎年位置をずらしていくだけ。
一番簡単で確実な対処法です。
ある程度の広さがあれば毎年ローテーションすることで解決できるけど、狭い畑や同じ野菜を大量に作る時は他の対策を考えないといけません。

[土の入れ替え]
同じ土で作ることがダメなので、土そのものを入れ替えてやる方法。
プランターなどではこれが一番いいでしょう。
露地栽培でも客土してやればいいけど、現実的にはなかなか難しいですね。
そんな時は天地返し。
深い位置と浅い位置の土を入れ替えてやることである程度は連作障害を軽減できます。

[接ぎ木苗]
種からの栽培では難しいですが、苗から育てる野菜なら接ぎ木苗を使う手もあります。
接ぎ木苗とは他の野菜の根を土台として、その上に育てたい野菜の苗を繋いだ物。
自根苗より割高にはなりますが連作障害をある程度回避できます。
根が別の植物なので連作障害を回避できるわけですが、泥はねで葉に土が付いてしまうことによる病気などは回避できません。

[土壌消毒]
土そのものを消毒する方法。
いろいろな手法があるがコストのかかるプロ農家向けが多く、家庭菜園ではせいぜい太陽熱か水を利用するぐらいしかできません。
太陽熱は夏場にビニールなどをかぶせて熱で消毒する方法。
水は田んぼのように一度水に浸からせて病害虫を殺してしまう方法です。

[その他]
連作障害対策としての効果は微妙でもやらないよりはマシなこと。
堆肥や腐葉土などの有機物を入れる土壌改良をして少しでも土を良い状態に持っていく。
微生物の力で病害虫の発生を抑えます。
あとは複数の野菜を混作するなどして成分の偏りを減らすのもいいみたいです。
コンパニオンプランツなどもありですね。

●連作障害耐性
野菜別の連作障害耐性一覧。
一度作ったら何年連作期間を空ければいいかの表です。
大雑把な分類なのであくまで連作に強い・弱いの目安程度にどうぞ。
連作可能な野菜でもある程度経ったら他の野菜に切り替えた方が良い結果が出ます。

[4~5年以上連作禁止]
ジャガイモ以外のナス科全般(ナス・ピーマン・ししとう・トマト・唐辛子など)
マメ科全般(さやえんどう・落花生・ソラマメなど)
スイカ
メロン
ゴボウ

[3~4年は連作禁止]
里芋
山芋
キュウリ
生姜

[2年は連作禁止]
アブラナ科の結球系(キャベツ、白菜、ブロッコリー、カリフラワーなど)
ジャガイモ
レタス
オクラ

[1年は連作禁止]
アブラナ科の非結球系・根菜系(小松菜・水菜・大根・カブなど)
ほうれん草
カボチャ

[連作可能]
ユリ科全般(ネギ・タマネギ・ニンニク・ワケギなど)
ニンジン
さつまいも
とうもろこし
シソ

[植えっぱなしなら問題無し]
アスパラガス
イチゴ
ミョウガ
ニラ



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野菜科目一覧

■■■ 野菜科目一覧 ■■■

<野菜の科目別分類>

連作障害を考える時に重要なのが野菜の科目。
目的の野菜がどの野菜の仲間なのか知ることが必要になります。
連作障害の対策をしていれば自然と覚えてくるものですが、初めての野菜で判らないことも多いはず。
ゴボウがキク科だなんて見た目からは予想つかないですよね。

そんなわけで有名所からマイナー野菜まで野菜の科目別一覧表を作ってみました。
菜園計画を立てる際の参考にしてください。
どこまで野菜に含めるべきか悩む物もあるので、「これ野菜か?」って細かいツッコミはご勘弁を。
間違ってる所見つけたらご連絡ください。

●野菜の科目一覧表
[アオイ科]
・家庭菜園ではほぼオクラ専門のアオイ科。
オクラ、マロー

[アカザ科]
・ほうれん草が代表格アカザ科。
ほうれん草、オカヒジキ、スイスチャード(フダンソウ)、ビート

[アブラナ科]
・害虫被害に遭いやすいアブラナ科、とても種類が多いです。
キャベツ、白菜、大根、カブ、小松菜、からし菜、水菜(キョウナ)、ミブナ、高菜、野沢菜、芽キャベツ、ラディッシュ、カイワレ大根、ワサビ、ブロッコリー、カリフラワー、チンゲンサイ、ケール、コールラビ、タアサイ、コウサイタイ、ルッコラ(ロケット)、クレソン

[イネ科]
・穀物扱いの多いイネ科。
トウモロコシ(ヤングコーン)

[ウリ科]
・蔓物野菜の多いウリ科。
キュウリ、スイカ、メロン、カボチャ、ズッキーニ、マクワウリ、ゴーヤ(ニガウリ、ツルレイシ)、トウガン、シロウリ、ハヤトウリ、ヘチマ

[キク科]
・野菜科目に悩む野菜が多いキク科。
レタス、春菊、サラダ菜、ヤーコン、チマサンチュ、フキ、ゴボウ、エンダイブ、アーティチョーク、トレビス、チコリー、キクイモ

[ゴマ科]
・小さくても立派な野菜のゴマ科。
ゴマ

[サトイモ科]
・そのまんま里芋が主力のサトイモ科。
里芋(タロイモ)、こんにゃく芋

[シソ科]
・東西のハーブが中心シソ科。
シソ、ミント、セージ、バジル、ローズマリー、レモンバーム、タイム、チョロギ

[シナノキ科]
・栄養満点モロヘイヤのシナノキ科。
モロヘイヤ

[ショウガ科]
・薬代わりにも使われるショウガ科。
生姜、ミョウガ、ウコン

[スイレン科]
・ハスの地下茎レンコンのスイレン科。
レンコン

[セリ科]
・アゲハの大好物セリ科。
ニンジン、パセリ、ミツバ、セロリ、セリ、アシタバ

[ツルムラサキ科]
・文字通りのツルムラサキ科。
ツルムラサキ

[ナス科]
・連作禁止期間の長いナス科。
ナス、ピーマン、パプリカ、ししとう、唐辛子、トマト、ミニトマト、ジャガイモ(ばれいしょ)、ハバネロ

[バラ科]
・花だけでなく野菜もありますバラ科。
イチゴ、サラダバーネット

[ヒルガオ科]
・さつまいもが代表格ヒルガオ科。
さつまいも(かんしょ)、エンサイ(空芯菜)

[マメ科]
・文字通り豆類のマメ科。
枝豆、落花生、エンドウ(さやえんどう、スナップえんどう、グリーンピース)、ソラマメ、大豆、黒豆、もやし、インゲン、ササゲ、アピオス、四角豆、ナタマメ

[ヤマノイモ科]
・山芋類全般のヤマノイモ科。
山芋類(自然薯、長芋、ねばり芋、つくね芋、銀杏芋など)

[ユリ科]
・香味野菜の多いユリ科、球根を形成する物が多い。
タマネギ、ネギ、ワケギ、アサツキ、ニンニク、ニラ、ラッキョウ、エシャロット、チャイブ、アスパラガス

●逆引き一覧表
野菜名からの逆引き一覧。
ある程度別名でも探せるようにしてみました。
<ア>
アサツキ:ユリ科
アシタバ:セリ科
アスパラガス:ユリ科
アピオス:マメ科
アーティチョーク:キク科
イチゴ:バラ科
銀杏芋:ヤマノイモ科
インゲン:マメ科
ウコン:ショウガ科
エシャロット:ユリ科
枝豆:マメ科
エンサイ:ヒルガオ科
エンダイブ:キク科
エンドウ:マメ科
オカヒジキ:アカザ科
オクラ:アオイ科
<カ>
カイワレ大根:アブラナ科
カブ:アブラナ科
カボチャ:ウリ科
からし菜:アブラナ科
カリフラワー:アブラナ科
かんしょ:ヒルガオ科
キクイモ:キク科
キャベツ:アブラナ科
キュウリ:ウリ科
キョウナ:アブラナ科
空芯菜:ヒルガオ科
グリーンピース:マメ科
クレソン:アブラナ科
黒豆:マメ科
ケール:アブラナ科
コウサイタイ:アブラナ科
ゴボウ:キク科
ゴマ:ゴマ科
小松菜:アブラナ科
ゴーヤ:ウリ科
コールラビ:アブラナ科
こんにゃく芋:サトイモ科
<サ>
ササゲ:マメ科
さつまいも:ヒルガオ科
里芋:サトイモ科
さやえんどう:マメ科
サラダ菜:キク科
サラダバーネット:バラ科
四角豆:マメ科
ししとう:ナス科
シソ:シソ科
自然薯:ヤマノイモ科
ジャガイモ:ナス科
春菊:キク科
生姜:ショウガ科
シロウリ:ウリ科
スイカ:ウリ科
スイスチャード:アカザ科
ズッキーニ:ウリ科
スナップえんどう:マメ科
セリ:セリ科
セロリ:セリ科
セージ:シソ科
ソラマメ:マメ科
<タ>
タアサイ:アブラナ科
大根:アブラナ科
大豆:マメ科
タイム:シソ科
高菜:アブラナ科
タマネギ:ユリ科
タロイモ:サトイモ科
チコリー:キク科
チマサンチュ:キク科
チャイブ:ユリ科
チョロギ:シソ科
チンゲンサイ:アブラナ科
つくね芋:ヤマノイモ科
ツルムラサキ:ツルムラサキ科
ツルレイシ:ウリ科
唐辛子:ナス科
トウガン:ウリ科
トウモロコシ:イネ科
トマト:ナス科
トレビス:キク科
<ナ>
長芋:ヤマノイモ科
ナス:ナス科
ナタマメ:マメ科
ニガウリ:ウリ科
ニラ:ユリ科
ニンジン:セリ科
ニンニク:ユリ科
ネギ:ユリ科
ねばり芋:ヤマノイモ科
野沢菜:アブラナ科
<ハ>
白菜:アブラナ科
バジル:シソ科
パセリ:セリ科
ハバネロ:ナス科
パプリカ:ナス科
ハヤトウリ:ウリ科
ばれいしょ:ナス科
ビート:アカザ科
ピーマン:ナス科
フキ:キク科
フダンソウ:アカザ科
ブロッコリー:アブラナ科
ヘチマ:ウリ科
ほうれん草:アカザ科
<マ>
マクワウリ:ウリ科
マロー:アオイ科
水菜:アブラナ科
ミツバ:セリ科
ミニトマト:ナス科
ミブナ:アブラナ科
ミョウガ:ショウガ科
ミント:シソ科
芽キャベツ:アブラナ科
メロン:ウリ科
もやし:マメ科
モロヘイヤ:シナノキ科
<ヤ>
山芋:ヤマノイモ科
ヤングコーン:イネ科
ヤーコン:キク科
<ラ>
落花生:マメ科
ラッキョウ:ユリ科
ラディッシュ:アブラナ科
ルッコラ:アブラナ科
レタス:キク科
レモンバーム:シソ科
レンコン:スイレン科
ロケット:アブラナ科
ローズマリー:シソ科
<ワ>
ワケギ:ユリ科
ワサビ:アブラナ科


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酸性度

■■■ 酸性度 ■■■

<土の酸性度>

子供の頃に学校で習った酸性やアルカリ性の話を覚えてますでしょうか?
ph(ペーハー)ってやつでph数値が低いほど酸性、高いほどアルカリ性に近いってあれです。
ちなみにph7.0が中性。
畑の土にも酸性度があり、野菜が育つにはph6.0~6.5ぐらいの酸性度が一番適していて(野菜によって適正なphは異なる)、あまり酸性度が違っていると上手く育ちません。
土の酸度調整は土作りの重要な要素の一つ。

●酸度の判定
自分の畑の土がどれくらいの酸度なのか知るためには酸度測定器具を用います。



土を水に溶かして試験紙で測定するタイプ、試験液を使うタイプ、電極を差し込んで測定するタイプなどがあり、おすすめは電極を使うタイプ。
酸度計を土に差し込むだけで測定できるので気軽に測定できます。
安い物で3000円ぐらいから。
試験液タイプは安いのですが測定の仕方にコツがいるので、慣れないと正しく測定できないかもしれません。

酸度計2

一坪菜園などの小さな菜園で、わざわざ酸度計を買うのはもったいない・・・って時は適当でもなんとかなるかも?
だいたい1㎡辺り100~200グラムぐらいの苦土石灰を撒いておけば無事育つ場合が多いです。
ただし強い酸性やアルカリ性を好む野菜では失敗しやすいので、野菜によっては石灰の量を多め少なめに調整して、あとは経験則で昨年よりも増やすか減らすかって感じに調整していくしかないと思います。
近所に酸度計を持ってる人がいたら最初だけ測定してもらって目安だけでも知りたいところですね。

また、生えている雑草によってある程度判断することもできます。
スギナ・オオバコ・ヨモギなどは酸性の土を好む雑草。
これらを見かけたら多めに石灰を撒いてやる必要があります。
スギナは根も非常に強く根絶が難しいので畑で見かけたりしたら大騒ぎ。
アルカリを好む雑草は何でしょうね?
日本の土で何もせずにアルカリ性ってのはあまり無いのでこっちは心配しなくていいかも。

●石灰の種類
雨が多い日本では何もしないと土が酸性に傾いているので、中和して適正値に近付ける必要があります。
ではどのようにして土の酸性度を調整するのか。
野菜作りでは石灰を使います。
強い酸性になっている土を石灰のアルカリ成分で中和して目標のphに近付けます。

家庭菜園で土の酸度調整として使う石灰は主に3種類。
ホームセンターや園芸店で手に入ります。
家庭菜園で使うなら扱いやすく必要な成分を1つで補える苦土石灰がおすすめ。
有機栽培にこだわる人、いつも種蒔き前に石灰撒き忘れに気付く人は有機石灰。
また、石灰には粒状と粉状の2種類あります(有機石灰は粉状しか無いかも?)。
値段は粉状の方が安いのですが、風が強い日は使えず吸い込むと体にも良くないので粒状の物をお勧めします。

[消石灰]
酸度の調整に特化した菜園用石灰で中和力は3種類の中で一番強い。
少量でph調整ができ速効性だが、野菜に障害が出やすいので種蒔き前にしっかり期間を空ける必要がある。

[苦土石灰]
苦土とはマグネシウムのこと。
酸度の調整をしつつ、野菜作りに必要な微量元素も補ってくれる。
種蒔き前に数日空けた方が良い。

[有機石灰]
かき殻石灰や貝石灰と書いてあるかもしれません。
貝殻などをつぶして粉末にした物。
野菜への影響が少なく種蒔き前日でも使えるのが特徴、ただし値段高めで遅効性。

●酸性に強い野菜、弱い野菜
家庭菜園でよく作られる野菜の中で特に酸性に強い・弱いと思われる物を挙げてみました。
酸性に弱い野菜は石灰を多く、強い野菜は前年度の状況次第では石灰無しで調整します。
特に強い弱いの無い野菜ならph6.0合わせで。
酸度計が無くても前年に問題無ければ1㎡辺り100~150gの苦土石灰を撒けば維持できるんじゃないかなと思います。

[酸性に弱い] 適正ph:6.0~7.0
ほうれん草、枝豆、えんどう豆、ニンジン、アスパラガス、タマネギ、ネギ、ニンニク
[酸性に強い] 適正ph:5.0~6.0
ジャガイモ、さつまいも、山芋、里芋、スイカ

酸度調整の基本は苦土石灰を撒くってことは判ったと思いますが、問題は土がアルカリ性だった場合ですね。
これは石灰のように簡単に調整できる資材がありません。
雨で酸性に傾くまでじっと待つか、ピートモスなどの酸性の強い資材を混ぜるかぐらい?
元に戻すのが大変なので石灰の撒きすぎには注意しましょう。



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接ぎ木苗

■■■ 接ぎ木苗 ■■■

<接木苗について>

園芸店で苗を選ぶ時に「接ぎ木苗」と「自根苗」の2種類あるのを見かけると思います。
自根苗はごく普通に種を蒔いて育てた苗。
それに対して接ぎ木苗は少し特殊な作り方をした苗になります。
今回はこの接ぎ木苗について紹介したいと思います。

接ぎ木苗

●接ぎ木苗のメリット、デメリット
接ぎ木苗は他の植物の苗に目的の野菜苗を繋ぎ合わせた物です。
写真はスイカの接ぎ木苗ですが、双葉が2組4枚出てるの判りますでしょうか?
下の大きい双葉が台木となるカボチャ部分、上が穂木のスイカ。
カボチャの子葉から上を切り、その上にスイカの苗を繋ぎ合わせてあります。

こうするとカボチャの根でスイカが育つことになり、これが接ぎ木苗3つのメリットに繋がります。
1つ目は違う野菜を使っているので連作障害を軽減できること。
2つ目は病気に強い台木を使うことで特に土壌病害のリスクを減らせること。
3つ目は台木の耐寒性や根張りの良さにより育ちが良くなること。

逆にデメリットとしては自根苗の3倍近くする値段でしょうか。
あとは接ぎ木は手間がかかるため苗の自作が難しくなるってことも。
台木の選択を間違えると悪影響が出る場合もあるようです。
要するにお金かけてもいいなら接ぎ木苗の方が簡単に育てられるってことですね。

接ぎ木苗台芽

●接ぎ木苗の注意点
接ぎ木苗を使う場合は注意点が2点あります。
1つは台芽。
2枚目の写真もスイカの接ぎ木苗ですが、これは台木のカボチャから新しい葉が出てきています。
これが台芽で、これはしっかり取り除かないといけません。
台木の方が強いため、台芽を残したままにしておくとそちらに養分が取られてしまいます。

もう1点は定植深さ。
台木の根だけでなく接いだ部分から穂木の根も出てきます。
あまり深く植えすぎると穂木の根が土に付いて育ってしまい、そうなると台木ではなく穂木の根で育つので接ぎ木の意味がありません。
接ぎ木苗を使う時は深植えしないように注意しましょう。

あんどん1

●あんどん囲い
接ぎ木苗を購入するのはほとんどが夏野菜苗。
そして夏野菜苗を植える時に活躍するのが「あんどん囲い」とか「あんどん仕立て」とか呼ばれる仕立て方。
ついでにこのあんどんについても解説しておきます。
あんどん仕立てと言っても蔓性植物を育てる円柱状の支柱のことではないですよ。
写真のようにビニールの袋で苗を守ってやるあんどんです。

4月から5月頃には畑でよく見かける姿です。
夏野菜苗にとって4月はまだ朝晩の寒さが厳しいので、こうすることで保温しつつ弱い苗を風からも守ってやります。
5月中旬ぐらいに暖かくなってから植え付けるなら不要なんですけどね。
またウリ科野菜苗については保温と防風以外に防虫の効果もあり。
ウリ科の宿敵ウリハムシは横に飛べても真下には上手く飛べないので、あんどんに入り込みにくく被害をかなり減らしてくれます。

あんどん2

あんどんの中の様子。
中身はスイカの苗です。
こんな感じに四隅に棒を立てて、上下を切った袋をかぶせるだけ。
育ち方を考えても、ウリ科はナス科野菜よりも大きめの袋を使ったほうがいいです。
このために肥料などの丈夫で大きい袋を残しておくのが一番いいけど、無ければゴミ袋とかでも構いません。



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■■■ 土 ■■■

<土について>

野菜を作る上で最も重要な要素は土です。
同じように育てても土の良し悪しで収量・品質その他に大きな差が出ます。
野菜作りを成功させるためには土を理解することが一番の近道。
そこで今回は土についてのあれこれ。

●土質
土質は土の粒子の状態により
  砂壌土(すなじょうど) > 壌土(じょうど) > 植壌土(しょくじょうど)
に分類され、粒子の大きいさらさらと砂っぽいのが砂壌土、粒子が細かく粘土っぽいのが植壌土です。
野菜作りに最も適しているのは壌土で、握ると固まるけど押せば崩れる絶妙な土具合で野菜全般に応用可能。
家庭菜園の土作りで目指したいのはこの壌土の状態です。
それぞれの特徴は以下の通り。

砂壌土:保水性・保肥性が悪い、排水性・通気性が良い。
    水やりが多く必要、雨・水やりで養分が流されやすい。
植壌土:保水性・保肥性が良い、排水性・通気性が悪い。
    根腐れしやすい、雨が降るとぬかるんでぐちゃぐちゃ。
壌土:砂壌土と植壌土の中間の性質で、周りの人がうらやむ土w

壌土を目指すには土壌改良資材を入れて土質を改善するのが近道。
堆肥、パーライト、籾殻燻炭、腐葉土、鹿沼土、ピートモスなどなど用途に応じていろんな種類の物がホームセンターで売ってます。
また、野菜によっては砂壌土を好んだり植壌土を好む物があるので、逆の発想で土質にあった野菜を選ぶってのも手ですね。

[砂壌土向きの野菜]
 ジャガイモ、ニンジン、さつまいも、生姜など
[植壌土向きの野菜]
 ニンニク、タマネギ、里芋など

●土の構造
誰が見ても野菜に良さそうだなーと思うふかふかの土ってありますよね。
あれは土の構造が「団粒構造」(だんりゅうこうぞう)になってる土です。
土ってのは高い倍率で見ていくと、岩石や鉱物などの小さな粒子で構成されてます。
この粒子が微生物の出す粘着性のある物質などで団子状に固まり、それが集まることで土を形成しています。

この時の団子が小さく、団子同士が密集するため土の中に隙間が無いのが「単粒構造」(たんりゅうこうぞう)。
団子が大きく団子と団子の間に隙間を保たれるのが団粒構造です。
土の中に隙間があるため排水性や通気性が良く、しかも肥料持ちの良いふかふかの団粒構造。
土作りではこの団粒構造を目指したいところです。

ではそんな団粒構造の土にするにはどうしたらいいのか?
微生物や腐植(有機物が分解された物)によって団粒が作られるので、それを補ってやればいい。
つまり堆肥や腐葉土を入れてやればいいんですね。
堆肥が土作りの基本と言われるのはこのためです。
ちなみにせっかく団粒構造の土になっても雨降り直後などに耕耘機をかけてしまうと単粒化してしまいます。

●良い土の条件
壌土、団粒構造が良いという土の基本が判った所でもう少し細かい条件を見てみましょう。
畑の土として好まれる条件は、
 ・保水性が良い
 ・排水性が良い
 ・通気性が良い
 ・保肥性が良い
 ・肥えている
 ・柔らかい
 ・有用微生物が豊富
 ・酸度が適当
 ・清潔

って感じでしょうか。
こんな条件の良い土があったら分けてほしいものです。

保水性、保肥性、肥えているの条件は判りやすいですね。
充分な肥料分があり、野菜に必要な水と肥料をしっかり蓄えることができる土。
根が生育するためには空気も必要なので通気性も重要。
また根がずっと水に浸かった状態では根腐れをおこしてしまうので排水性も必要です。
柔らかい土の方が根が張りやすく、病気の原因菌や害虫がいない清潔な土の方が良いのも当然。
そして有用微生物が豊富ってことは団粒化を促進し有機物の分解も進むのでこれも大事。
酸度については「酸性度」のコーナーで詳しく語ります。

ここで疑問に思う人がいるかもしれない点が保水性と排水性。
良い土ってのは保水性と排水性がいい土だってことはよく耳にすると思いますが、このセットにされた2つの要素はどう両立するんでしょう?
僕も最初の頃これに首をかしげてました。
答えは上に書いた団粒構造にあるんですね。
団粒構造化することで土に隙間ができて排水性が良くなり、かつ団子の中で水分をしっかり保持するってこと。
素晴らしき哉、団粒構造。

●土作り
では実際土作りはどうしたらいいのか。
家庭菜園でもできることを簡単にまとめると以下の通り。

1.まずは予算と相談で土壌改良資材を入れる。
特に堆肥は野菜を作る季節の前に毎回。
2年以上野菜を作る予定が無い土地なら生の籾殻を大量に鋤込むのもお勧めです。
生籾殻は分解に時間がかかりその間は野菜の根に良くないので、すぐに野菜を作る予定の土地へはお勧めできません。

土作り燻炭

うちの畑では牛糞堆肥・籾殻堆肥・米糠・籾殻燻炭・腐葉土の5種類を春作と秋作前の毎年2回投入しています。
春は全面に、秋は春秋通年栽培している以外の畝単位で。
籾殻堆肥・籾殻燻炭・腐葉土は自作。
牛糞堆肥は近場の牛舎から貰える時に無料で、米糠はコイン精米機を回って集めてます。
頑張ればお金かけなくても対処は可能!

2.よく耕す。
土の塊が出来ないよう細かく深く耕す。
深い所まで酸素を送り込んでやりましょう。
耕すタイミングは土に適度な水分があり乾きすぎず湿りすぎずの状態。
雨が降った直後の耕耘は団粒構造を壊してしまうので厳禁です。

天地返し2

3.天地返しをする。
土を深く掘り起こし上の方の土と下の方の土を入れ替えること。
野菜を作ることが少ない冬場に行います。
掘った土は塊のまま放置で構いません。
寒さで凍ってそれが溶ける時にぼろぼろと崩れて細かくなっていきます。
目に見えて土がほぐれていくので観察してると楽しいです。
土をほぐすとともに寒さで土の中の病害虫も死んでくれます。

4.ミミズを増やす。
ミミズは良い土のバロメーター。
ミミズの分泌物によって土が団粒化されるし、土の中を掘り進むので通気性が良くなり土も柔らかくなります。
ミミズを増やしたかったら米糠をたまに鋤込んでやってください。

ただし最初からミミズが逃げ出すような土ではダメですけどね。
多少なりともミミズがいるなら米糠をたまに撒いておくと、1年後にはミミズが増えてるのを実感できると思います。
ミミズは雌雄同体の生き物で最低2匹はいないと効果ありません。
多少いる状態で米糠を撒いておけば、春に卵からかえった赤ちゃんミミズをたくさん見られると思います。

5.野菜を作る。
そのために土作り調べてるんだろうがこら!と思うかもしれませんが、土が悪くても野菜を作ってください。
条件の悪い土でも野菜を作っていれば自然と畑の土に近付いてきます。
個人的にはジャガイモをお勧め。
騙されたと思って上の4項目を守りつつ1年野菜を作ってみてください。
きっと土の変化を実感できると思います。

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害虫図鑑

■■■ 害虫図鑑 ■■■

<野菜作りで出会う害虫達>

野菜作りをする上で避けては通れないのが害虫対策。
比較的害虫に強い野菜もありますが、何も対策をしないとまともに収穫できない野菜も多いです。
対策をするためにはまず敵を知ること。

このコーナーでは家庭菜園でよく出会う害虫達を写真付きで紹介していきます。
名前が判れば対策法を探すこともできるので図鑑として役立ててください。
五十音順になっていて、要注意度は家庭菜園における駆除の優先度です。
(★:緊急性低め ~ ★★★:必ず対策が必要)。



アオバハゴロモ

●アオバハゴロモ  <要注意度:★>
野菜や花など種類を問わず発生する害虫。
写真はアオバハゴロモの幼虫で、白い綿に混じって見分け辛いですが中央付近に一匹います。
この幼虫が出す白い綿状の分泌物が野菜の茎などに付着しているのをよく見かけます。
白い綿を取り除こうとすると綿の一部が飛んでくる(これが幼虫本体)ので驚くことも。
吸汁性の害虫ですが実害はあまり無く、大量発生しなければ放置してても問題ありません。



アオムシ

モンシロチョウの卵

●アオムシ  <要注意度:★★>
チョウの幼虫の中でも毛がなく緑色の個体を指しますが、家庭菜園で一般的なのはモンシロチョウの幼虫。
主にアブラナ科の野菜を狙ってきます。

モンシロチョウがアブラナ科野菜の周りを飛んでいたら要注意。
葉の裏に楕円形の小さな卵を一粒ずつ産み付けています(写真2枚目)。
葉の葉脈のみを残して食い荒らすので、寒冷紗など卵を産み付けられないようにする対策が重要。
↓はキャベツの中でぬくぬくと生き延び蛹化したアオムシ。

アオムシ蛹



アザミウマ

●アザミウマ  <要注意度:★>
作物を吸汁して組織を傷つける害虫。
体長1mm以下と非常に小さく肉眼では見え辛い。
家庭菜園では写真のネギアザミウマをよく見かけます。
被害を受けた箇所は葉の表面が白くなってくるので、そこで初めてアザミウマにやられてると気付きます。



アゲハ

●アゲハ  <要注意度:★★>
アゲハチョウの幼虫。
ニンジンやパセリなどの葉を好んで食べます。
食欲旺盛で放置するとすぐに葉が丸坊主に。
キアゲハが一番多く、葉に黄色い粒が付いていたら卵なので要注意です。
駆除の際に触るとオレンジ色の触角を出して臭いで威嚇してきます。



アブラムシと脱皮殻

●アブラムシ  <要注意度:★>
害虫の基本とも言うべきアブラムシ。
葉の裏側に大量に発生します。
最初は少ない数が飛来してきてそこから単為生殖で一気に増殖。
アブラムシと共存するアリが集まってくるので、株にアリが登ってるのを見かけたらご注意を。
ちなみにアブラムシと一緒に写ってる白い細かいのはアブラムシが脱皮した抜け殻です。

葉が弱ったりしますが野菜自体を直接食害することは少ないです。
しかし数々の病気を媒介するので放置すると大変なことに。
農薬なら多くの薬が対応してる他、ストチューや牛乳スプレーなどの自然農薬対応、天敵であるテントウムシ利用など対処法もいろいろあります。
↓の黒いアブラムシはワタアブラムシ。

アブラムシ



アメリカミズアブ幼虫

●アメリカミズアブ  <要注意度:★>
成虫は蜂に似た姿ですがハエの仲間で人を刺したりはしません。
畑で関わるのは写真の幼虫で、堆肥場やコンポストなど生ゴミがある場所に大量発生します。
直接の被害はありませんが、大きめのウジ虫がたくさん沸くため非常に気持ち悪い。
冬にはいなくなるものの、夏場堆肥場を開けたらこれが大量にいたりすると泣きたくなります。
生ゴミの分解能力はミミズ以上のため悪いことばかりではないのですがやはり不快害虫。



アワダチソウグンバイ

●アワダチソウグンバイ  <要注意度:★>
キク科野菜やサツマイモに発生する3mmほどの小さな害虫。
作物を吸汁して組織を傷つけるため葉が白くかすれてきます。
名前の由来は羽根の形が相撲の行司が持つ軍配に似ていることから。
北米からの侵入害虫で近年生息域が拡大してるとか。
名前の通り本来はセイタカアワダチソウに付いていた害虫が野菜を食害するようになったようです。



アワノメイガ食害

●アワノメイガ  <要注意度:★★★>
とうもろこしの主要害虫にして最大の敵。
とうもろこしの栽培はこのアワノメイガをどう対処するかどうかで決まります。
駆除をしていないと実の中に入り食い荒らす他、茎の中も食い進むので株ごと枯れる場合もあります。
虫の痕跡を見つけた時には既に入り込まれてることも多く、無農薬では対処が難しい害虫。
苗を保温しての早採り栽培ならアワノメイガの発生時期前に収穫することも一応可能。



イモキバガ

●イモキバガ  <要注意度:★>
さつまいもの葉を食べる害虫でイモコガと呼ばれる場合も。
写真のように糸を吐いて葉を二つ折りにしてその中に居座ります。
中から薄皮一枚残して葉の表面だけを食べる器用なやつ。
被害葉は目立つが葉の増えるペースの方が速いため実害は少ない。



●イモコガ  →イモキバガへ



イラガ

●イラガ  <要注意度:★>
野菜ではなく果樹に多い害虫。
葉の裏に数匹集まってたりします。
葉を食い荒らされてたらゴム手袋などでしっかりガードしてから調査と駆除を。
トゲに毒があるため素手で触ると激痛が走り、数日赤く腫れてかゆみが続きます。
痛みが強いため電気虫と呼ばれたり、地方によって多数の呼び名があります。



●ウスカワマイマイ  →カタツムリへ



ウリハムシ

●ウリハムシ  <要注意度:★★>
キュウリ、カボチャ、スイカなどウリ科野菜の主要害虫。
大量に飛んできては葉を食い荒らす他、実の表面を囓ることも。
追い払ってもすぐにまた飛んで戻ってきます。
特に小さい苗の頃には葉を全て囓られ枯らされることも多々あり。
また株元に卵を産み付け、幼虫が根に対しても加害します。



ウワバ

●ウワバ  <要注意度:★>
ヨトウムシやアオムシなどと間違えやすい害虫。
葉物野菜なども食べるため被害は出るが、多発しないので厄介度は低め。
ヨトウムシとの違いはヨトウムシが後ろ足4対に対してウワバは2対のみ。
またシャクトリ状に歩くためアオムシとも判別できます。
↓はウリ科野菜に付くウリキンウワバ。

ウリキンウワバ



ウスカワマイマイ

●カタツムリ  <要注意度:★>
みなさんご存じカタツムリ。
種類が多いので一纏めでカタツムリとして扱います。
子供が喜ぶカタツムリも野菜を食害する種類があり畑では立派な害虫。
白菜やレタスなど葉物中心に食害します。
上の写真はウスカワマイマイ。
育っても直径2cm前後の小さいカタツムリで、畑の害虫としてのカタツムリでは一番よく見かける種類だと思います。



●カブラハバチ  →ナノクロムシへ



●カブラヤガ  →ネキリムシへ



テッポウムシ

●カミキリムシ  <要注意度:★★>
畑で問題となるのはカミキリムシの幼虫で、果樹に大きな被害を与えます。
幼虫が幹の中を食い進み、場合によっては木そのものを枯らせてしまうことも。
うちの畑ではハッサク・みかんなど柑橘類の天敵です。
幼虫の状態ではテッポウムシとも呼ばれていて、木の幹に丸い穴が空いていたら侵入された可能性あり。
成虫を見かけたら卵を産み付けられないよう駆除し、幹に穴が空いてないか確認しましょう。
↓はご存じカミキリムシ成虫。

カミキリムシ



カメムシ

●カメムシ  <要注意度:★>
非常に種類の多いカメムシ。
大きさや色・形も様々です。
「カメムシ」ってのはカメムシ科の総称で正式名称がカメムシって虫はいません。
触るときつい臭いを出すことでも有名ですね。
オクラや枝豆など一部の野菜の実を吸汁して被害を与える他、果樹の実に大きな被害を与えます。
↓はフタスジハリカメムシの卵

フタスジハリカメムシの卵



キスジノミハムシ

●キスジノミハムシ  <要注意度:★★>
アブラナ科を狙ってくる難防除害虫。
体長2mmほどで寒冷紗を抜けてくる上、人が近付くと飛び跳ねて逃げるので捕殺も困難。
しかも世代交代が早く油断すると大量発生します。
家庭菜園用の農薬では対象になっている物もあまり無く対策が大変。
成虫は葉を囓るので小松菜や水菜に大打撃となる他、幼虫は地中で大根やカブを囓って傷だらけにします。



ホソチビオオキノコムシ

●キノコムシ  <要注意度:★>
椎茸やヒラタケなど茸類を食害する甲虫の総称。
色や模様違いなど種類は多いが、ほとんどは5mm前後の小さな虫です。
成虫が茸を囓る他、幼虫のウジ虫も内部を食い荒らしてすかすかにしてしまいます。
上の写真はホソチビオオキノコムシ。
体長4mm程度でオレンジの頭部が特徴です。



クワゴマダラヒトリ

●クワゴマダラヒトリ  <要注意度:★★>
基本的には果樹の新芽や葉を食い荒らす害虫。
しかし果樹に留まらず、そこらに生えている雑木から野菜まで物を問わず被害を与えます。
野菜へは移動してきた単独で見かけることが多いですが、果樹では卵を産み付けられて大量発生する場合もあるので注意が必要。
いかにも危険そうな毛虫だけど毒はありません。



コオロギ

●コオロギ  <要注意度:★>
雑食性のコオロギ。
バッタを食べるという点では益虫だが苗を囓るのでやはり害虫。
敷藁をしているとその下に集まりやすいです。
子供の頃は平気で捕まえてたけど今はどうも苦手です。



コガネムシ

コガネムシ幼虫

●コガネムシ  <要注意度:★★>
1枚目は成虫、2枚目は幼虫。
成虫はオクラや枝豆の葉を囓るけど被害は比較的少なめ。
問題は幼虫で根に大きなダメージを与えます。
植えた苗の外見は特に問題無いのにぐったりしてる時は一度掘り起こしてみてください。
コガネムシの幼虫が根を囓って養分や水分を吸収できなくなっている可能性が高いです。
またさつまいもを食害して穴だらけにすることも。



コナガ

●コナガ  <要注意度:★★>
プロ農家でも防除に苦労するらしい難防除害虫。
写真は成虫で1cm弱と小さな蛾です(後ろの寒冷紗の目が1mm)。
野菜に被害を与えるのは幼虫で、5mmほどの小さなアオムシがアブラナ科野菜の葉を薄皮だけ残して食害。
触ると激しく動き回ったり糸を吐いてぶら下がったりします。
世代交代がとても早く、一度発生してしまうと大量発生に繋がります。



コメツキムシ幼虫

●コメツキムシ  <要注意度:★>
写真はコメツキムシの幼虫。
表面を殻に覆われたミミズのような姿をしています。
この幼虫が地中で根菜類を食い荒らして被害を出します。
幼虫の段階での別名はハリガネムシ。
ただしコメツキムシとは違う別の生物でハリガネムシという名前のものもいるのでややこしい。



マメシンクイガ2

マメシンクイガ1

●シロイチモジマダラメイガ  <要注意度:★★>
枝豆などのさやに2枚目の写真のように小さな穴を開け中へ侵入する害虫。
侵入後は豆を食い荒らします。
体色が緑から紫がシロイチモジマダラメイガ、乳白から赤味を帯びているのがマメシンクイガ。
一度中に入られると駆除できないため、穴が開いてるさやは処分するはめに。
穴に気付かず茹でて食べてしまうと・・・うわぁ(´Д`;
豆類で最も面倒な害虫です。



●シンクイムシ  →ハイマダラノメイガへ



セスジスズメ

●セスジスズメ  <要注意度:★>
スズメガの一種の幼虫。
真っ黒な芋虫です。
里芋の主要害虫で、食欲旺盛なため成長すると9cm近くなる大物。
色が判りやすいのですぐ見つかりますが放置すると里芋の葉が無くなります。



ダイコンサルハムシ

●ダイコンサルハムシ  <要注意度:★>
名前に大根と付いてますが、大根だけでなくアブラナ科全般を食害する害虫。
夏の終わりから秋頃に発生します。
写真では黒く見えるけど光の具合で青~紺色に見える甲虫。
農薬以外では地道に捕殺するしかなく大発生しやすい害虫です。
雑草があると越冬して翌年も発生するため、発生した場合は畑周りの雑草管理を念入りに。



タバコガ

●タバコガ  <要注意度:★★>
トマトやピーマンなどの実に大きな穴をあけ中を食い荒らします。
中身を食べ終わるとまた次の実へとどんどん移動していくので、特にトマトでは早めに駆除したい害虫。
ヨトウムシに似てるけどよく見ると細かい毛が生えているので見分けがつきます。
同じ仲間で親となる蛾の違いによりタバコガとオオタバコガの2種類あり。
タバコガは主にナス科を、オオタバコガはナス科以外にもウリ科やキク科など広範囲に荒らします。



●テッポウムシ  →カミキリムシへ



●テントウムシダマシ  →ニジュウヤホシテントウへ



トビムシ

●トビムシ  <要注意度:★>
野菜ではなく椎茸に付く害虫。
傘裏のひだひだ内に見える小さな黒点がトビムシです。
とても小さく肉眼ではゴミか何かと勘違いしやすい。
露地の原木栽培では避けては通れない害虫です。
放置すると椎茸を食害されますが、早めに収穫してトントンと叩き落としてやると大部分は落ちます。



ナカジロシタバ

●ナカジロシタバ  <要注意度:★>
さつまいも、エンサイなどヒルガオ科の葉を食害する害虫。
5本ほどある黄色の縦線が特徴です。
葉を穴だらけにするが被害が目立つようになるのは幼虫が育った9月頃から。
ヒルガオ科は生長が早く9月過ぎには充分葉を増やしている場合が多いため、大量発生しなければそれほど問題にはなりません。



ナシケンモン

●ナシケンモン  <要注意度:★>
ヤガ科の蛾の幼虫。
基本は樹木の葉を食べますが野菜にも付くことがあります。
褐色型の他に黒色型もあり。
うちの畑ではイチゴとシソでたまに見かけます。
頭部後ろの猫背が特徴。



ナノクロムシ

●ナノクロムシ  <要注意度:★>
アブラナ科の葉を食害する真っ黒な芋虫。
見た目からナノクロムシと呼ばれていますが、正しくはカブラハバチの幼虫です。
体長1~2cmほどと小さめだけど緑の葉に黒い虫なのでとても判りやすい。
葉に張り付いて食事をしてますが、触ると体を丸めてぽろっと落ちます。
捕殺する時はしっかり捕らえないと地面に落ちて見失ってしまうことも。



ナメクジ

●ナメクジ  <要注意度:★>
カタツムリが進化したナメクジ。
主に夜間に活動し野菜の葉や新芽を食べてしまいます。
イチゴとかは特に注意したい害虫。
黒マルチをしてあると這った跡が白く残るのでナメクジが原因だと判ります。
多発する所では結構な被害が出るようですが、うちの畑はカエルがとても多いせいかナメクジ被害はほとんどありません。



ニジュウヤホシテントウ

●ニジュウヤホシテントウ  <要注意度:★>
28個の斑点があるテントウムシ、別名テントウムシダマシ。
ナナホシテントウがアブラムシを食べる益虫なのに対して、このニジュウヤホシテントウは野菜の葉を食べる害虫です。
ナスやジャガイモなどナス科野菜が標的。
↓は幼虫で昔服に付けて遊んだオナモミのような姿です。
この幼虫がたくさん出てくると被害が酷くなるので、成虫を見かけたら早めに対策を。

ニジュウヤホシテントウ幼虫



ネギコガ蛹

●ネギコガ  <要注意度:★>
写真はネギコガの蛹。
ネギコガを見かけるのは大抵この蛹の状態です。
蛹の後ろのネギ側面が白くなってるの判るでしょうか?
ネギコガの幼虫はネギ内部へ入り込み、このように内側から表皮だけを残して食害します。
その後表に出てきて蛹へ。
名前の通り狙われるのはネギ属の野菜のみです。



ネキリムシ

●ネキリムシ  <要注意度:★★★>
一匹当たりの被害度ではトップクラスの害虫で、カブラヤガなどヤガ類の幼虫。
夜間に行動し、苗の根元を囓って丸ごとダメにしてしまいます。
朝畑を見て根元から千切れてる苗があったらネキリムシの仕業。
被害を受けた翌朝ならその場所を掘ると土の中から出てきます。
次々と苗を倒していくので被害が出た時には確実に見つけ出したい害虫。
株が大きく育ち根元が太くなるとネキリムシが居ても被害は受けなくなります。



シンクイムシ

●ハイマダラノメイガ  <要注意度:★★★>
シンクイムシは俗称で正式名称はハイマダラノメイガ(の幼虫)。
大根や白菜などアブラナ科の一部を狙ってきます。
特に大根で被害が多発。
葉の茎部分に侵入し、株元の芯の部分(成長点)へ食い進むのがシンクイムシの名の由来。
侵入された所から先の葉は枯れてしまい、成長点を食べられると株ごとやられます。
芯の奥に居るので駆除し辛いのに被害はかなり大きいので厄介度は高め。



オンブバッタ

●バッタ  <要注意度:★>
こまかい分類はやめてバッタ類まとめて。
野菜の葉を食害します。
イナゴの大発生なんて起きたら全滅コースですよね。
家庭菜園だと被害を一番受けやすいのは写真のオンブバッタ。
発芽して間もない苗全般を攻撃する他、シソの葉によく付いてます。



●ハマキムシ  →ワタノメイガへ



ハモグリバエ

●ハモグリバエ  <要注意度:★>
成虫のハエは野菜を食害することはありません。
加害するのは幼虫のウジ虫。
葉の中に入り込み蛇行しながら葉を食い進みます。
食い進んだ白い食害痕が筆で書き殴ったように見えるので別名「絵描き虫」とも呼ばれています。
マメ科、ナス科、ウリ科など多くの野菜で被害が見られるが、野菜の生育に致命的なダメージを与えることは少ない。



ヒメエグリバ

●ヒメエグリバ  <要注意度:★>
雑草の合間などでたまに見かける黒い芋虫。
幼虫の食性はアオツヅラフジで、野菜に影響を与えたりはしません。
しかし成虫になると葡萄、梨、桃など果樹の実を吸汁して被害を与えます。
成虫の蛾は羽根部分が枯葉を模した立体的な形になってるのが特徴的。



フタスジヒメハムシ

●フタスジヒメハムシ  <要注意度:★>
体長4mmほどで背中の2本のラインが特徴。
大豆や小豆など豆類の葉やさやを食害します。
葉の食害で致命的なダメージを受けることは少ないが、さやを囓られると変色し品質が落ちることに。
また幼虫は地中でマメ科特有の根粒部分を食害します。



フタトガリコヤガ

●フタトガリコヤガ  <要注意度:★>
ハマキムシと共にオクラでよく見かける害虫。
葉の裏に隠れたりせず普通に葉の上に居たりします。
多発はしないので厄介度は低め。
葉を見回って見かけたら捕殺で間に合います。



ベニフキノメイガ

●ベニフキノメイガ  <要注意度:★★>
シソやバジルなどシソ科の葉を好んで食い荒らす害虫。
食い荒らされた新芽辺りが蜘蛛の糸で綴られたようになっていたらこいつの仕業です。
写真はまだ小さいので判りにくいけど、背中のライン横には黒い斑点が並んでます。
シソの株が小さいうちに放置すると成長点を全てダメにされることもあり。
動きがかなり素早いので、捕まえる時は近付いたら一気に仕留めてください。



●ホソチビオオキノコムシ  →キノコムシへ



●マメシンクイガ  →シロイチモジマダラメイガへ



メンダカスズメ

●メンガタスズメ  <要注意度:★>
不自然なほど鮮やかな色の芋虫。
スズメガの仲間のためサイズもとても大きく10cm近くになります。
触覚と側面の模様が特徴的。
色・大きさ・模様と三拍子揃ってるので、野菜の手入れ中にいきなり発見するとかなり驚きます。
主にナス科野菜の葉を食害。

上の緑色の個体をよく見かけますが、黄色型や褐色型もいます。
下の写真は黄色型。
種類が違うのではなく生育環境の違いで色が変わるんだとか。
初めて見るとどっちが頭か判りにくいけど、角がある方が尻尾側です。

メンガタスズメ黄色型



ハスモンヨトウ

シロイチモジヨトウ

●ヨトウムシ  <要注意度:★★>
野菜作りをする上で誰もが敵対するであろうヨトウムシ。
ヨトウムシってのは総称で、ハスモンヨトウ・ヨトウガ・シロイチモジヨトウなど複数います。
1枚目がハスモンヨトウ、2枚目がシロイチモジヨトウ(シロシタヨトウかも?ちょっと自信無い)。
後ろ足は4対で、頭の後ろに黒い大きめの斑点があるのがハスモンヨトウ、無いのがヨトウガ。
シロイチモジヨトウは緑色の個体が多いです。

夜盗虫の名前の通り、夜間に出てきていろんな野菜の葉を食い荒らします。
大量発生しやすく特に結球野菜では大きな被害が出ます。
下の1枚目がヨトウムシの卵。
場合によってはもっとたくさん産み付けて孵化すると大量のヨトウムシが沸きます。
下の2枚目は蛹で冬に耕すとよく出てきます。

ヨトウムシの卵

ヨトウムシの蛹



ヨモギエダシャク

●ヨモギエダシャク  <要注意度:★>
ニンジンなどでよく見かける害虫。
葉を食害します。
茎や枝に似ているのでぱっと見だと見落としがち。
名前の通り歩くときはシャクトリ状に歩きます。



ハマキムシ

●ワタノメイガ  <要注意度:★>
オクラでよく見かける害虫、通称ハマキムシ。
写真のように葉を丸めて中に隠れてるのですぐ見つかります。
見つけたら虫を捕殺し、次の被害を見つけられるよう丸まった葉は除去しておくのがいいでしょう。
ハマキムシ類の中には葉を丸めるのではなく折りたたむタイプもあり。



写真撮影待ちリスト
・コナジラミ
・ハダニ





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籾殻燻炭の作り方

■■■ 籾殻燻炭 ■■■

<籾殻燻炭製作講座>

黒畑

畑一面に籾殻燻炭投入の図。
籾殻燻炭(もみがらくんたん)は籾殻を炭化した物でとても優秀な土壌改良資材です。
土に鋤込むことで土の排水性・通気性を改善させる他、土を良くしてくれる微生物の住処にもなります。
さらに土壌を消毒したり、酸度調整する中和剤の役割をしたり、野菜の耐病性を高める効果まであると言われています。

マルチがわりに敷けば雑草防止にも。
肥料分はありませんがミネラル成分の補給も出来、育苗土としても使える良い事づくめの資材。
使い勝手も非常に良く軽くて扱いが楽、有機資材とは異なり種蒔き当日や定植後に使っても大丈夫と、とても使いやすい資材でもあります。
こんな優秀な資材を使わない手は無い!

しかしこの燻炭、買うと結構な値段します。
ホームセンターで見ても一袋500円~1000円近い値段。
上の写真のように畑全面に撒いたりしようものなら数万円かかってしまいます。
しかしよく考えると材料は無料で手に入る籾殻のみ。
ならば自分で作ってしまえばいいじゃない!
と言うわけで籾殻くん炭製造講座です。

●材料
・籾殻

●必要な道具
・籾殻燻炭器

燻炭器

これが籾殻燻炭器。
三角錐の部分と煙突のセットで一組。
ホームセンターや農業資材を扱ってる園芸店で購入できます。
ブリキ製とステンレス製があり、ステンレス製は1000円ほど高くて3000円前後。
しかし購入する場合はステンレス製をお勧め。
燻炭を焼く度に熱と水にさらされるのですぐに錆びだらけになります。
ステンレス製なら一度買えば長年使えて安心です。

燻炭製造1

いざ燻炭焼き工程へ。
晴れた日にやるのは当然ですが、翌日も晴れ予報で風の弱い日を選びます。
一応火を扱いますし煙も出るので住宅街は避けましょう。
まず燻炭器の円錐部に入るぐらいの枯れ枝を用意します。
火が回りやすいように新聞紙も少々。

燻炭製造2

枯れ枝に円錐部をかぶせ、周りを籾殻で軽く覆います。
丸めた新聞紙に火を点け、円錐部の上の穴から投入。
中の新聞に燃え移るのを確認したらすかさず煙突を立てます。
かなり熱いので火傷に注意。

燻炭製造8

しばらく経つと籾殻の上の方、燻炭器と接している部分が焦げ、煙突から白い煙が出始めます。
そのまま5分ほど様子見。
円錐の中に入れた木の燃え方が悪いと、籾殻が焦げ始める前に温度が下がって煙りも弱くなります。
少し待っても煙が弱まらないのを確認したら籾殻を作りたい分だけ投入。

燻炭製造3

この写真でガラ袋7袋(420リットルぐらい)です。
煙突についている空気穴が埋まるぐらいまで山にしてもok。
煙は以降ずっと出続けます。
もし途中で煙が止まってたら失敗なのでやり直しましょう。

燻炭製造4

しばらく放置してると、籾殻の山に焦げの斑点が出来てきます。
黒い斑点が広がってきたらスコップで焦げてない籾殻と混ぜ返し。
混ぜずに放置しすぎると表面が白くなってきて炭ではなく灰になるので注意です。

燻炭製造5

火入れから3時間半経過。
だいぶ炭化が進んできました。
炭化すると容積も減ってくるので、残り時間と相談して籾殻追加投入。
さらにガラ袋5袋追加で計720リットル相当入れました。

燻炭製造6

上手に焼けました~♪
約7時間で全面焼き上がり。
見事に真っ黒です。
風の強さや籾殻の量次第では10時間以上かかることも。
中身もよくかきまわして焼け残りがなければ消火作業に入ります。

燻炭製造7

これでもかってほど念入りに水撒きして消火。
しっかり濡らしたようでも中の方は濡れずにくすぶってたりします。
完全に消火できてないと燃焼が進んで翌朝真っ白の灰になった姿を見るはめになるので、広げながらがっつりと水撒きします。
うちは農業用水の水圧が低いこともあって一時間水撒いてました。
あとは翌日しっかり乾燥させれば完成です。

野菜を作っている季節にも畝表面に撒いたりして使いますが、一番使用量が多いのは冬から春前にかけての土作りの時期。
この時に土に鋤込むため大量に必要になるので、籾殻が手に入る秋のうちに作り貯めしておきたいところです。
春からは育苗や芽出しに使い、夏は雑草防止のマルチにと一年中欲しい資材なのでせっせと貯め込みましょう!



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ペットボトル風車の作り方

■■■ ペットボトル風車 ■■■

<ペットボトル風車製作講座>

コンテンツ風車

今回はペットボトルを利用した手作り風車の作り方を紹介します。
風車が回る時の振動が地面に伝わることで、効果範囲は狭いけどモグラ避けになるこの風車。
その他火を扱う時に風向きを見たり、光るテープを貼れば鳥避けにもなるかもしれない一品。
畑のアクセントとしてもお勧めです。
もちろん風の方を向いて回る風見機能付き。
簡単に手に入る材料で作れるので一度お試しあれ。

●材料
・500mlの空きペットボトル
・針金。無ければ安い柔らかめのハンガーを解体した物
・ビニールテープ

●必要な道具
・ハサミ
・カッター
・はんだごて。無ければキリ

ペットボトル風車1

使用するのは500mlのペットボトル。
うちではサントリーの伊右衛門を使ってます。
転がってたペットボトルの中で一番風車作りに適した形をしてたのがこれだったので。
他のペットボトルで作る時は適当にアレンジしてください。

ペットボトル風車2

キャップの中央と底の中央にそれぞれ穴をあけます。
ハンダゴテで溶かしてあけると楽です。
キリでも出来るけど固いのでちょっと苦労するかも。

ペットボトル風車3

次に本体と底の部分を分離します。
1枚目の写真の①のラインですぱっと分断。
カッターナイフをぎこぎこするよりも、突き刺したらカッター固定でペットボトルを回すようにすると上手く切れます。

ペットボトル風車4

本体の側面、②のラインを③の位置まで切って折り曲げ。
これが風車の羽根部分。
このペットボトルの場合は8枚羽根になります。

ペットボトル風車5

上で作った羽根を根元近くで直角に折り曲げます。
曲げる方向はどちらでも可。
この折り目で風を受け流すので、折った方向によって風車の回転する方向が決まります。

ペットボトル風車6

8枚とも折り目を付けた状態。
大体の位置が合ってれば少しぐらいずれてても特に問題なし。
折り具合も適当でいいです。

ペットボトル風車7

続いて分離した底側。
大体8等分ぐらいになるよう一番底側の溝まで切れ目を入れます。
これも適当で大丈夫。

ペットボトル風車8

最初に分離した本体と底部分を再結合。
伊右衛門のペットボトルだと上側と下側に2つずつ溝の凹凸があるので綺麗にはまります。
さっき底に切れ目を入れたのはこれが入りやすくするため。
他のペットボトルで上手くはまらない場合はボンドでくっつけるなりアレンジしてください。

ペットボトル風車9

羽根の端が尖ってて危ないので丸めました。
ついでにビニールテープで目印追加。
透明で遠くからだと回ってるか判りづらいため、こうして羽根に目印を付けておけば黒い輪が見えて回転してるのが判りやすいです。
マジックで羽根にカラフルな色付けると回った時に綺麗に見えるかも。
キラキラ光る反射材を付ければ鳥避け効果も?

ペットボトル風車10

キャップの側から針金を通し、底を通したら図のように曲げます。
曲げた余りの部分の針金がペットボトル底面にあたって、針金を丸めた部分が針金を通した穴に当たらないぐらいに調整。
お金かけるならベアリング入れたりするとよく回りますが、安上がりの針金で充分です。

ペットボトル風車11

キャップ側の針金を少し余裕もたせて曲げればこれで完成。
下に伸ばした針金をパイプか何かに刺せばちゃんと風の方を向いてよく回ってくれます。
うちでは細い塩ビパイプを切って風車を刺し、そのパイプごと支柱にくくりつけてます。
一枚目の写真がその状態ですね。
もぐら対策に使うなら、地面に震動が伝わりやすいよう地面に直接刺した棒に付けた方が効果的。
棒の途中を固定したりしてると振動がそこで弱まってしまいます。
畑はもちろん、庭のアクセントやお子さんの工作にもお一ついかがっすか!



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籾殻堆肥の作り方

■■■ 籾殻堆肥 ■■■

<籾殻堆肥製作講座>

土作りをする上で一番基本となる資材が堆肥。
肥えた土を作るためには必須の資材です。
毎年春作と秋作で野菜を作る前に入れるわけですが、牛糞堆肥の場合で1㎡あたり2~3kgが目安。
うちの広めの畑で全面鋤込みをしようと思うと1トン以上必要になってしまいます。
ホームセンターを見ると40L入りで400~500円前後とお金がかかりすぎ。
近場にある有機肥料センターでトラック買いしても5000円以上します。
毎回この出費は痛いのでなんとか自作できないものかと考えてみました。

まずどんな種類の堆肥を作るか、つまりベースとなる有機物材料を何にするかを決めます。
バーク堆肥、牛糞堆肥、豚糞堆肥、鶏糞堆肥などは個人だとまず材料が手に入りません。
稲藁なら多少手に入るけど稲藁は他の用途で使いたい。
落ち葉は堆肥にするほどの量を集めるのはなかなか難しい。
お金をかけずに大量入手となると、やはり家庭菜園の強い味方籾殻先生に頼ることになりました。
そんなわけで籾殻堆肥の作り方です。

●材料
籾殻材料

・籾殻たくさん
・米糠
・収穫時に出る野菜屑、野菜系生ゴミ
・鶏糞
----- 以下はあった方が良いけど無くても可 -----
・牛糞堆肥や前年度の堆肥
・籾殻燻炭

●必要な道具
・大きいスコップ
・ホース(で引いた水)
・ブルーシート

籾殻堆肥を作るのでベースの有機物材料が籾殻。
それに発酵菌となる米糠、肥料分となる野菜屑の3種がメインの材料になります。
野菜屑は畑で収穫する際に出る外葉など(枝、固い茎は除く)の他に、家庭で出る生ゴミも使えます。
一応生ゴミならなんでも大丈夫なはずですが、虫が沸いたりするので野菜系の生ゴミだけにしておいた方が無難。
そして窒素分の補充のために鶏糞。
あとは籾殻燻炭や牛糞堆肥もあれば混ぜてやります。

堆肥場正面出口

まずは堆肥場を作ります。
堆肥は材料を発酵させて作るため、山に積み上げた時に温度が下がりにくい内部ほど発酵が進みます。
つまり大量生産して内部の容積を増やした方が良い堆肥になるので広めのスペースを確保。
少量だけだと熱が逃げて堆肥化が上手く進みません。

壁で囲ってありますが壁無しで山に積み上げるだけでも構いません。
長期間堆肥を積み上げておいても大丈夫な状態にします。
壁を作る場合は結構な圧力がかかり水にも濡れるので丈夫な物を使ってください。
写真は石膏ボードで作った1代目の堆肥場ですが当然のごとく壊れました(ノ∀`)
2代目は耐水塗装したコンパネで作ってあります。

堆肥材料積み込み

材料の一部をどかっと投入。
籾殻・米糠・鶏糞・燻炭・牛糞堆肥を入れてよくかきまぜます。
しっかりと混ぜたら水をたっぷりとかけて全面をよく濡らします。
籾殻は水を弾いてなかなか濡れないので、これでもかってほどしっかりと水撒きしてください。
充分に湿らせたらその上に野菜屑をばらまき、その上にまた籾殻その他の材料を入れて同じ事を繰り返し。
籾殻その他の材料で野菜屑を挟んで層を作っていくイメージです。

これを堆肥を作りたい量だけ繰り返します。
堆肥化してくると若干量が減るのでその辺も考慮して。
作りたいだけの材料を積み上げて水撒きも終わったら、ブルーシートをかけて何日かそのまま放置します。
これ以降野菜屑や生ゴミが出る度に、穴を深めに掘ってそこへ埋めていってください。
夏場なら翌日、冬でも3日もすれば発酵が始まって熱をもってきます。
少し掘ってみて内部が温かくなっていれば成功。

堆肥コロニー

一週間もすると表面に白いカビが生えてきます。
これは米糠のおかげで発酵が盛んに進んでる証拠。
籾殻の堆肥化が進んでいる証です。
しかしこのまま放置すると発酵に必要な酸素と水分が無くなってしまうので「切り返し」を行います。

スコップで全体をよく混ぜて空気を送り込み、ホースで水をしっかり撒きます。
これを一週間置きに3回ほど。
その後は月に1回水を撒かずに切り返してやります。
ブルーシートは常時かけっぱなしで。

二色籾殻堆肥

堆肥化が進むと色が焦げ茶色に近付いてきます。
写真の右側が入れたばかりの籾殻、左側が二ヶ月経過した籾殻。
この後も野菜屑をずっと追加していって夏場でも最低四ヶ月、冬なら半年以上発酵させます。
籾殻がぼろぼろと崩れるようになってさらに色が濃くなればでき上がり。
上記の期間はあくまで最低の期間なので、質の良い堆肥に仕上げたいならそこからさらに半年寝かせてください。

もう少し厳密に説明すると、籾殻を分解させるためには水・窒素・酸素が必要。
籾殻は炭素率(C/N比)が70前後と高く、堆肥化するためには炭素率を20程度まで下げる必要があります(受け売りです)。
そのために窒素が必要でそれを補うのが鶏糞。
そして発酵分解させるためには60%程度の水分量が必要になります。
また堆肥を作る際は酸素を必要とする好気発酵がメインになるので空気を送り込む必要もあるってこと。
これらを難しく考えず大雑把にやってるのが解説している作り方です。

籾殻堆肥投入

出来上がった一年物の籾殻堆肥を畑に投入の図。
これぐらい黒に近い色になれば良質の堆肥として使えます。
籾殻堆肥は牛糞堆肥などと比べて肥料分は低いのですが、土壌改良の効果が高く粘土質の畑にはとても効果的。
自作堆肥で金額を気にせずガシガシ使いましょう!

ちなみに堆肥の中に入れた野菜屑は発酵が盛んな時なら一週間で消えてなくなります。
畑をやっていると野菜屑の処理に困るのでその問題も合わせて解消。
家庭から出る生ゴミの量も減らせます。
それでいて堆肥の肥料分が増すんだから一石二鳥。
窒素不足を補うためにも野菜屑はどんどん投入してください。



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ストチュウ(自然農薬)

■■■ ストチュウ(自然農薬) ■■■

<ストチュウ製作講座>

ストチューキット

家庭菜園をやっていると必ず直面するのが害虫問題。
白菜などは何も対策無しだと害虫に葉を食べ尽くされスケルトン白菜が出来上がります。
しかし農薬は出来るだけ使いたくないですよね。
そこで出番となるのが自然農薬。
化学薬品を使わず天然の素材で作られたスプレーで、ホームセンターなどでも売られています。
しかし毎週使おうと思うとすぐに無くなってしまいお金がかかって仕方ない。
ならば自作してしまおう!

と言うことで今回は自然農薬の中でも有名なストチュウの作り方です。
ストチュウ?ストチュー?
酢と焼酎で作るからストチュウ?
自作の野菜を原料に使い、一度作れば一年後にまた材料を収穫するまでずっと使えます。
ちなみにEM菌を使ったEMストチュウとは別物なのでご注意を。
身近な材料で簡単に作れるストチュウの作り方紹介です。

●材料
・焼酎(アルコール度数25度以上、ペットボトルか瓶入りの物)
・酢
・唐辛子
・ニンニク
・黒砂糖(無くてもよい)
・木酢液

●必要な道具
・ティーパックかお茶パック(中身は不要)
・はかり
・ハサミ
・散布時に噴霧器やハンドスプレー

ストチュー作り

容器も兼ねるのでペットボトルか瓶入りの焼酎を用意します。
今回は2.7リットル入りの物を用意。
唐辛子の成分を溶かし出すためにアルコール度数の高い物が理想。
25度以上の物を探してください。
ここから他の材料を入れるために適当に減らします。

次に主成分となる唐辛子とニンニクを用意。
量は多いほどいいけど適当で構いません。
畑で自作した野菜の余りです。
今回の場合で唐辛子を手で目一杯鷲掴み1杯、ニンニクを1個半入れました。
唐辛子をハサミで適当に切り刻み、ニンニクは皮を剥いて粒ごとに分けます。
これをティーパックかお茶パックに入れて容器に詰め込んでいきます。

あとは家庭にある食酢を適量追加。
容器に入る分だけ適当で、今回は150cc入れました。
あれば黒砂糖を少量入れます。
これはストチュウの成分が葉に付きやすくなる展着剤の代わり。
無ければ無しでも大丈夫です。
これを二ヶ月以上じっくりと漬け込んで唐辛子とニンニクの成分をしっかり抽出したら出来上がり。

ストチュー経過

二ヶ月漬け込むとこんな感じの色になってきます。
唐辛子とニンニクの成分がしっかり溶け出した証拠。
いよいよ散布です。
ただしこれだけでは足りません。
このストチュウに木酢液を加え、水で薄めてから使います。

木酢液

木酢液は燻炭を焼くときに出る煙を集めて冷やすと自作できます。
が、ちょっと大がかりになって大変なので購入した方がいいでしょう。
安い物なら1.5Lを300円ほどで買えます。

ストチュウと木酢液の希釈割合はそれぞれ100倍~200倍程度
うちでは通常100倍で使用しています。
噴霧器が3L容量なのでストチュウを30cc、木酢液を30cc、あとは水を入れて3Lにすればそれぞれ100倍。
濃い方が効果は高いと思いますけど、初めて使う時は念のため薄めで試して異常ないかテストしてください。
100倍で使っても特に問題出たこと無いので大丈夫とは思いますけどね。

ストチュウ、木酢液、水の混合液が作れたらあとはたっぷり野菜にかけるだけ。
葉の裏もしっかり濡らしてやってください。
ストチュウは自然農薬なので薬の効いている期間は短いです。
雨が降らなくても数日。
なので頻繁にかけるようにしてください。
手間を惜しむならやはり農薬には遠く及びませんね。

肝心の効果ですが、まずアブラムシに対して若干の殺虫効果があります。
成分が効くと言うよりは乾いてアブラムシの表面覆うことで呼吸を止めてるのかな?
大量発生すると殺しきれないのであくまで初期の予防的措置。
毎週かけて早期駆除してください。
アブラムシに直接かかるよう葉の裏を念入りに。

害虫として一番厄介なヨトウムシやアオムシなどについては・・・残念ながら効きません。
しかし害虫の親である蝶や蛾は寄らなくなるので、卵を産み付けさせない効果はあります。
またアブラムシ退治をメインとするなら食用油を入れると効果が上がるらしいです(試したことないですが)。
大量発生してるなら牛乳スプレーの方がいいでしょう。

あとは病気への効果。
実際どれくらいの効果があるか評価は難しいですが、木酢液やストチュウの材料は病気の予防になると言われてるのでそちらも少しは期待できるかも?
酢なんかは特定農薬に指定されてますしね。

ストチュウは単独使用で害虫を完封できる物ではありません。
あくまで無農薬へ向けた手段のうちの一つ。
寒冷紗などの被覆資材、反射材、コンパニオンプランツなどと組み合わせることで、農薬に頼らない対策を進めていってください。
さぁ無農薬栽培への第一歩始めてみませんか!



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■■■ 竹 ■■■

<竹についてのあれこれ>

丸竹

お金をかけずに家庭菜園をやろうと思うと竹が大活躍します。
キュウリ棚の骨組み、野菜の支柱、柵にしたり荷物置き場の土台にしたりなどなど。
流しそうめん器や竹馬を作ったりもしました。
ホームセンターで売ってる園芸支柱は長い物になると200円以上するので、苗一つに一本と考えると結構な値段になります。
なので近場に竹藪があるなら活用しない手はありません。

竹を選ぶ時はまず品種を気をつけたいところです。
よく見かける孟宗竹なんかは骨組としてなら有効だけど、野菜の支柱に使うにはちょっと不便。
細めの太さが均一に育つ竹の方が向いています。
近場の竹林をよく観察して用途にあった竹を探してみましょう。
もちろん切る時は地主さんに許可を取ってから。

竹解説

普通の木と違って竹は結構簡単に切れます。
両手鋸じゃなくても片手で使える竹引き鋸なんかでギコギコすれば10秒ぐらいで切れちゃうかと。
まず竹そのものについて簡単に説明すると、竹には節目があって枝はそこから生えてます。
一つの節目に同じところから二本の枝。
それが節ごとに交互に180度反対の側に出てきます(違う品種あったらすいません)。

で、ポイントは枝の落とし方。
枝を落とすのにノコギリや枝切り鋏を使う必要はありません。
鉈の背などで二本の枝を一緒に、①のように上から付け根をスコンと叩くだけ。
これで楽に枝が落とせます。
若干竹の表面も剥がれるので、それも綺麗にしたい場合は斜め下(②の位置)から枝の根元に切り込みを先に入れて上からスコン!
鉈じゃなくても重さがあって先が細めの物ならなんでも構いません。

また、竹の上下を切って支柱として使う時は切る位置に注意。
支柱の上側は節目のすぐ上で切ってください。
節から離れた位置で切ると中に雨水が溜まりそこから腐ってきます。
切り落とした竹の上端や枝は冬越し野菜の北風除けにしたり、さやえんどうを絡ませるネット代わりにも使えます。
とにかく用途が広く便利な竹。
安上がり家庭菜園には必需品なので是非活用してみてください。




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ペットボトル活用

■■■ ペットボトル活用 ■■■

<ペットボトルの有効利用法>

デジカメ室内撮影

ペットボトルはゴミじゃなく資源。
リサイクルとして資源ゴミに出すのが普通ですよね。
でも僕に言わせればペットボトルを資源ゴミに出すなんてもったいない!
手軽に貯まる資材、畑に応用しない手はありません。
今回は家庭菜園でのペットボトル利用法あれこれです。

●風車
もぐら避けその他に使えるペットボトル風車。
詳しくは「ペットボトル風車」のコーナーで紹介しています。

●苗カバー

コンテンツペットボトル1

ペットボトルの苗カバー。
苗の保温や風避け、虫避け鳥避けとして売られている苗ドームの代わりです。
小さな苗用ですが苗を守る効果は変わりません。
換気用にハンダゴテで溶かして穴を開けています。
かぶせただけだと風で飛んでしまうので軽く埋めるのがコツ。


●あんどん

コンテンツペットボトル2

畑でよく見る「あんどん」。
苗の四隅に支柱をたてて米袋や肥料の袋などをかぶせてあるあれです。
これも苗の保温や風避けとしての効果があり、そのペットボトルバージョン。
苗カバーでは蒸れて暑すぎる状況ではこちらを使います。
四隅に竹串を刺して固定すれば苗カバーよりも風に強くなります。

●ジョーロ、霧吹き
100円ショップの園芸コーナーに行くと、ペットボトルに取り付けてジョーロや霧吹きになる便利グッズが売っています。
ベランダ菜園やプランター菜園など小規模菜園の小道具に。


●自動給水器
ペットボトルの頭に付け、逆さに地面に刺すだけで自動給水器に早変わり。
旅行に出る時などプランターに刺しておけば水やりも安心。
ひもを使って毛細管現象を利用した自動給水方式も出来ます。


●プランター、植木鉢

コンテンツペットボトル3

手作りペットボトルプランター。
ペットボトルを半分に切り、上部を逆さにして突き刺しただけです。
鉢底ネットを敷いて土を入れればそこが菜園に早変わり。
水やりをしてもキャップ部分から漏れて下のペットボトルで受けることができます。
ペットボトルプランターでパセリなどを室内に飾っておくと欲しい時にすぐ収穫できて便利かも。

●その他
自分で作ったことはないけど、米糠を入れてネキリムシトラップになるって話も聞いたことがあります。
アイデア次第で活用方法は無限大。
他にいいアイデアがあったら是非教えてください。
ちなみによく猫避けとして水の入ったペットボトルを置いてるのを見かけますが、あれは全く効果ありません。
我が家も猫害に悩まされてるので試して効果無いことは実証済(ノ∀`)
科学的根拠も何も無いのに何故広まったんでしょうかね?

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米の副産物

■■■ 米の副産物 ■■■

<米作りの副産物三点セット>

日本人の主食お米。
この米作りが家庭菜園にも恩恵をもたらします。
秋に稲刈りの季節を迎えると、米の他に稲藁・籾殻・米糠の副産物が出回ります。
この三点セットが野菜作りにとても有効なのです。
上手く集めれば無料で入手可能なので節約菜園的にもありがたい資材達。
是非活用したい資材なのでそれぞれを細かく紹介します。

●稲藁(いなわら)

稲藁入手

稲刈りをして穂を取り除いた余りの部分。
野菜作りではいろんな所で活躍します。
野菜の周りに敷けば雨による泥はね防止や乾燥防止に。
直射日光を防いで地温を下げることもできるので、黒マルチの上に敷けば夏場でもマルチによる雑草防止が可能。
冬場の防寒資材にしたり日除け資材にしたり何かと活用できます。

年中欲しい物なので秋に大量入手して積み上げて保存しておくのが一般的。
もし余っても堆肥の材料にしたり、刻んで畑に鋤込めば土壌改良も見込めるので困ることはありません。
ちょっともったいないけど燃やして草木灰にすればカリ分を補給できる肥料にも。
刈草でも一応代用は可能ですが、腐りにくさや使い勝手などやはり稲藁には遠く及びません。
是非とも手に入れておきたい一品です。

敷藁

・入手方法
3つの資材の中では一番入手困難です。
乾燥させて縛ってと手間がかかる上に、米農家さんが自分で使ったり売ったりできるので手に入れにくいのも仕方なし。
プロ農家ではなく自家用の米を作ってる小規模な所にお願いすると譲ってもらえることもあります。
知り合いや近所の方にお願いしてみるしかないですね。

米の機械収穫の場合、藁をそのまま倒して残すのと細かく砕いてしまう二通りの方法を選ぶことになります。
必要ない藁は砕いてそのまま鋤込んでしまう事が多いので、交渉するなら稲刈り前に。
ホームセンターで買うと非常に高く一抱えで1000円以上します。



●籾殻(もみがら)

籾殻解禁2

米を守っている殻の部分。
応用次第でいろんな姿に変えて活躍します。
主な使い道は 1.籾殻堆肥 2.籾殻燻炭 3.マルチング 4.保存資材 でしょうか。

1の籾殻堆肥では堆肥を作るメイン有機物材料として籾殻を使います。
お金をかけずに自作堆肥が作れてしまう!
作り方は籾殻堆肥の作り方を参照で。
2の籾殻燻炭は籾殻を炭に変えてやる使い方。
とても有効な土壌改良資材になります。
籾殻燻炭の作り方で紹介しています。

3のマルチングは野菜の株元にそのまま籾殻を撒くだけ。
乾燥防止や泥はね防止になる他、冬越し野菜の防寒用途にも。
4の保存資材は主に冬場の使い方。
冬を越して長期保存する野菜は籾殻を使うと上手く保存できます。
この他にも畝間に撒いてぬかるみ防止にしたり、人によってはそのまま土に鋤込んだりする人も(僕はお勧めしませんが)。
使い方次第でいろんな事に応用できます。

・入手方法

籾殻解禁1

JAのライスセンターやカントリーエレベーターのある施設にいくと無料で貰えます。
個人でも規模の大きな農家さんでは自前の籾摺り設備を持ってたりして、お願いすれば好きに持って行っていいよーと言ってくれます。
大量に出て廃棄するのにもお金がかかるので無料でくれる所がほとんど。
ただしJAでは施設が稼働してる収穫期しか入手できないので注意が必要です。



●米糠(こめぬか)

米糠撒き

米を精米した時に分離した粉状の物。
漬け物に使うぬか床の元です。
畑の養分となる資材で有機肥料として使われます。
また堆肥を作る際の発酵菌としても必須アイテム。

粉状ですが水分を吸うと固まって分解されにくくなります。
使う時は土が乾いた状態で使い、撒いたらすぐに耕して鋤込んでください。
有機肥料として撒く物ですが、おまけの効果としてミミズが増えます。
ミミズが餌として好んで食べるんですかね?
畑の土としてはミミズが増えるのは大歓迎なので二度お得。

・入手方法

コイン精米機

コイン精米機を探せば無料で貰えます(持ち出し不可の精米機もあります)。
ただ競争率も高めなので、ぬかハウスが空になってることもしばしば。
新米の季節には大量の米糠が入ってます。
米屋やJAの窓口で買える所もありますがもちろん有料。



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モグラ対策

■■■ モグラ対策 ■■■

<モグラの生態と駆除方法>

モグラ捕獲

野菜作りをしているとカラス・猫・タヌキ・猿・ヌートリアなどなどいろんな害獣に悩まされる場面が出てきます。
そんな中でも被害を受けている人が比較的多いと思われるのがモグラ。
一度畑に入られると毎日被害が続き、直接姿が見えないため対策もなかなか大変な害獣です。
ねっこの畑でもモグラなんて居ないし~と甘く見てたら突然出没するようになり、野菜に多大な被害を受けました。

そして2週間の格闘の末モグラの退治に成功。
上の写真はその時に捕獲したモグラです。
このページではモグラと格闘した際に得た知識と対策方法をまとめておきたいと思います。
モグラは生態をよく知らないと駆除が難しい害獣です。
もしみなさんの畑にモグラが出没するようになったら参考にしてみてください。

●モグラの痕跡
みなさんご存じの通り、モグラは地中にトンネルを掘って生活しています。
たまに地上に出ることもありますが基本は常にトンネルの中。
そのため姿を直接見ることはあまりありません。
畑でモグラ被害に気付くのはトンネルの痕跡が見られるようになってからだと思います。

モグラ塚

1つ目の痕跡がモグラ塚。
上の写真で赤く囲ってあるのは全てモグラ塚です。
トンネルを掘る時に排出した土でできていて、小さな山のように土が盛り上がっています。
最初居なかったのにモグラが出没するようになったら、このモグラ塚を探すと進入方向が判るかもしれません。

モグラトンネル

2つ目の痕跡がトンネル跡。
地中にトンネルを掘った時に土が盛り上がるため地表にひび割れが見られます。
捕獲する上ではこのトンネル跡がとても重要。
深いトンネルでは地表に変化が現れないため、全部のトンネルが判るわけではありません。
浅い部分を掘った時にのみ痕跡が判ります。

●モグラの被害
ではモグラが出没すると具体的にどんな被害が出るのでしょうか?
モグラは野菜は食べませんので直接野菜が減るような被害はありません。
しかし畑にとって大切なミミズを食べまくります。
そして野菜の根元を掘り進められると根菜類などに大きなダメージが出ます。
ニンジンや大根など根がデリケートな野菜の幼苗時に掘られると、枯れてしまい全滅の恐れも。

それ以外の野菜でも根が伸びるスペースに空洞ができるため、根が張れずに生育に悪影響が出ます。
せっかく整えた畝も崩されるし、風に飛ばされないよう裾を埋めた黒マルチをめくられる場合もあります。
排水路や田んぼなどでは水漏れの原因になるし、トンネル跡はネズミの住処にもなりそのネズミにより野菜が食べられる被害も。
穴に足を取られて怪我する可能性も否定できません。
行動範囲もかなり広く、これらの被害が毎日のように畑中に広がるのでたまったもんじゃありません。

●モグラの生態
捕獲するためには敵を知ることが重要。
モグラの生態について軽く調べてみましょう。
モグラは冬眠をしませんので基本的には一年中捕獲できることになります。
しかし冬場は地面が凍ると活動しなくなったり深く潜ったりするらしく、捕獲に適する季節は春~秋。
春には繁殖期を迎え4~5匹の子供を産むので、冬を迎える前に仕留めたいところです。

トンネルには2種類あり、1つは巣から餌場へと繋がる本道。
メインの通り道となるため何度も通るトンネルになります。
もう1つは支道。
餌を取るために掘り広げた道のため、その場限りで以降使われない場合もあります。
つまり支道に罠を仕掛けても意味がなく、対策をするなら本道を探し当てる必要があります。
↓はモグラの本道を掘り起こした所。

モグラ退治3

モグラの活動サイクルは8時間。
4時間餌を食べ続け、4時間睡眠を繰り返します。
1日の食事量は自重の半分に達するらしく、畑のミミズが食べ尽くされてしまうのも納得。
逆に半日餌を取れない状況が続くと死んでしまいます。

●モグラ駆除方法
個人向けのモグラ対策用品は主に3種類あります。
 ・振動でモグラを寄せ付けないようにする物。
 ・臭いでモグラを寄せ付けないようにする物。
 ・直接モグラを捕獲する物。
振動や臭いで最初から侵入させないのが一番ではありますが、効果範囲が狭く確実ではありません。
侵入されてしまったらやはり捕獲するのが一番。



モグラ退治1

モグラの捕獲には筒状の捕獲器を使うのが一般的です。
下の写真のように押すと開く返しの扉が付いていて、モグラが中に入り込むと出られなくなり捕獲できるって仕組み。
この捕獲器をトンネルに仕掛けてモグラが入り込むのを待ちます。
トンネルのどちら側から来るか判らないため、両向きに仕掛けられるよう2本で1組になっています。
長めの1本で両穴式の物もありますが、トンネルがまっすぐじゃないと設置できないので使いにくいかも。

モグラ退治2

生態のところで説明したように、捕獲器は何度も通る本道に仕掛けないと意味がありません。
ではどのようにして本道を特定するか?
本道は巣から繋がるメインの通り道のため、土が崩れてトンネルが塞がってもモグラは本道を掘り直して復旧させる習性があります。
だからトンネルの痕跡を見つけたら一度トンネルを踏みつぶしてその場所をメモしておきます。
翌日同じ場所にまたトンネル跡ができてればそこが本道。
2,3回繰り返して本道を確実に特定します。

モグラ退治4

本道を特定したら掘り起こして捕獲器を仕掛けます。
どちらから来てもいいようトンネルの左右両方に設置。
返し扉が重力で閉まるように向きを合わせてください。
残っているトンネル穴からできるだけまっすぐ繋がるように仕掛けます。

この時に注意しないといけないのが臭い。
モグラは振動の他に臭いにもとても敏感。
捕獲器を素手で触って人間の臭いが付くと中には入ってきません。
ゴムなどの付いていない軍手を土で汚して取り扱ってください。
捕獲器自体にも土をよく付けて、できれば一週間ぐらい土に埋めておいてから使う方がいいでしょう。

また捕獲器の中にミミズを入れておくのも効果的。
餌を見つけてモグラの警戒心が薄らぎます。
仕掛けが終わったら土を埋め戻してセット完了。
後はモグラが罠にかかるまで丸1日待ちます。

モグラ捕獲器回避

モグラは警戒心が強いので一発で成功とはなかなかいきません。
違和感を感じて仕掛けた本道を通らなくなる場合があります。
上の写真のように捕獲器のすぐ横に新たに道を掘って迂回する場合も。
これをやられるとほんと悔しい(ノ∀`)
2日待ってもモグラの被害が止まらないようなら仕掛けは失敗、他の本道へ罠を移しましょう。
捕獲できるまで根気強く繰り返します。

捕獲器を仕掛けてから2日経っても被害が止まってるようなら恐らく成功。
捕獲器を掘り起こして確認してみてください。
半日餌を取れないと死んでしまうので大抵死んでると思いますが、生きている時は要注意。
噛みついてくるので気をつけて取り出しましょう。
死ぬまでそのまま放置しておくのが一番安全ですけどね。

モグラは基本縄張り内に一匹ですが、餌の豊富な場所や繁殖期には複数いる場合もあります。
被害が無くなるまで引き続き罠を設置して撲滅を狙いましょう。
モグラが居なくなったらペットボトル風車や忌避剤で予防も忘れずに。
繁殖期に活動範囲を広げてくるので春は再侵入を気をつけたい季節です。



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白菜漬け

■■■ 白菜漬け ■■■

<白菜の漬け物の作り方>

秋から冬にかけて自作できる白菜。
鍋などに大活躍のうえ、春先まで畑での保存も可能なので栽培している方も多いと思います。
我が家でもたくさんの白菜を育てていて、鍋だけでは食べきれないほどあります。
そこで他に白菜を活用できないかと考えて始めたのが白菜の漬物作り。
野菜の少ない季節の貴重な保存食でもあります。

今回は家庭でもできる白菜漬けの作り方を紹介します。
浅漬けや一度漬けではなく、手間はかかるけど美味しく保存も可能な本格二度漬け。
白菜が採れる時期には是非挑戦してみてください。
以下では秋から冬にかけての寒い時期を前提に話を進めていきます。
冷蔵庫を使ったりして一応暖かい時期でも可能ではありますが、そもそも白菜の採れる季節じゃないし漬け物作りには向いてないのでやはり冬場がお勧め。

●材料

白菜漬け03素

・白菜
・粗塩
・白菜漬けの素
・昆布、唐辛子、ゆずの皮など

主役となるのはもちろん白菜。
それと塩をたくさん使います。
精製塩でもできないことはないけど粗塩がベスト。
あとは上の写真のような白菜漬けの素を使うと簡単にできます。
昆布・唐辛子・ゆずの皮などはお好みで。
白菜漬けの素にも入ってるので、無ければ無しでも構いません。

●必要な道具

白菜漬け02樽その他

・漬け物樽
・漬け物袋
・重し用の石

まずはなんと言っても樽。
ホームセンターで購入できます。
秋過ぎになると漬け物の特設コーナーをよく見かけるのですぐ見つかるでしょう。
大きさは作りたい量に合わせて5リットル~60リットルなんて大きな物まであります。
写真の物で10リットル、白菜5kgぐらいを漬けることができます。

樽と一緒に買っておきたいのが漬け物袋。
1枚30円ぐらいで買えます。
樽よりも1サイズ上の物を用意しましょう。
10リットルサイズ(0.5斗樽)なら1斗用の袋でok。
あとは漬け物石として石を白菜の2倍の重さ分。
市販の漬け物石なら便利ですし、大きめな石があれば煮沸消毒して使ってもいいでしょう。

●白菜漬けの作り方

白菜漬け05天日干し

まずは白菜を天日干しします。
白菜6kg分を用意。
我が家では10リットル樽を使っていて限界まで詰め込めばこれぐらい入ります。
最初は4kgぐらいで作るのが無難かな。
白菜を8等分して1~2日乾燥させます。
こうすると甘みが増すんだとか。

うちの白菜はとても大きいので8等分してますが、小さな白菜なら4等分や2等分でも構いません。
後々樽に詰め込みやすいサイズにします。
包丁で全部切るよりも根元側3分の1ほどに切れ込みを入れ、手で引き裂くようにすると細かい破片が出なくていいですよ。
固すぎる芯周りも少し取り除いておきましょう。

白菜漬け06ビニール

天日干しが終わったら軽く水洗いし、ざるに上げて水を切っておきます。
続いて樽の用意。
漬け物樽に漬け物袋をかぶせて準備したらいよいよ下漬けに入ります。
本格二度漬けの白菜漬け作りは、塩だけで漬ける「下漬け」と全ての具材を使う「本漬け」の2回の工程があります。
まずは下漬け。

使う塩の量は白菜の2.5%~5%。
塩が多いほど保存性が上がりますが塩辛くなります。
樽から取り出した時に水洗いすればいいんですけどね。
この辺は何度か挑戦して調整してみてください。
今回は白菜6kgの3.5%として粗塩210gを用意しました。

白菜漬け08外葉

白菜に塩をすり込んで樽に詰めていきます。
塩のすりこみは葉の一枚一枚をめくって間に塩を入れていきます。
均等に入れるのではなく、芯寄りを多めにする感じで。
均等にすると漬け終わった時に葉の部分が辛く芯は薄味になるため、バランス良く漬けるには芯の方に塩を多めにしてやりましょう。
1束塩をすりこんだら樽に詰め、これを8等分した8束全部に行います。

白菜の束を詰め込む時は隙間のないようしっかり詰め込みましょう。
10リットル樽は小さいのでちょっとやり辛いですけどね。
白菜の芯側を交互に入れるようにして詰めていきます。
一段目を詰め終わったら、二段目は一段目と直角になるよう90度回転させてまた詰め込みます。
段と段の間にも軽く塩を振っておいて、全部詰め終わったら最後に上からまた塩を振ります。
ここまで使った全部の塩の総量が210gなので配分に注意。

白菜漬け09重し

塩をすりこんで詰め終わったら、中蓋を入れ漬け物石を載せます。
石の重さは白菜元重量の2倍、今回なら12kgです。
石1個で12kgではなく、6kgずつに分けられるようにしておいてください(写真の量は少ない時のですが、実際は白菜も石ももっと多いです)。
最後に袋の蓋を軽く縛って埃が入らないようにし、陽の当たらない冷暗所に置いておきます。
多少の空気穴は残しておきましょう。
1サイズ大きな袋を使ったのは、ここで石の上まで包めるようにするため。

白菜漬け10水

少し見辛いけど中蓋の上まで水が張ってるの判りますでしょうか?
下漬けをして一晩経つとこんな感じに水が上がってきます。
これは白菜自身が持ってた水分で、後から水を足したわけではありません。
一晩経ってこうやって中蓋の上まで水が上がれば成功。
2日待っても水が上がってこなければ失敗しています。

失敗の原因は主に3つ。
 ・塩の量が足りない。
 ・石の重さが足りない。
 ・葉と葉の間に塩がすり込まれていない。
もし水が上がってこない時は塩を追加し、石の重さを増やしてください。

コンテンツ白菜漬け1

下漬け期間は4日間。
下漬けが終わったら軽く絞ってざるに上げて水を切ります。
水洗いはしないでください。
この時点で白菜もしんなりしています。

白菜漬け13本漬け具材

ここからは本漬けの作業。
本漬け具材を用意します。
白菜漬けの素を40g、粗塩を白菜元重量の0.5%、今回なら30g用意してよく混ぜます。
この辺は使用する白菜漬けの素の説明に合わせてください。

あとは昆布、唐辛子、ゆずの皮などを適当に準備。
味の好みで調整してください。
白菜漬けの素を使っているなら無くても作れます。
逆に昆布と唐辛子を準備すれば白菜漬けの素無しでも作れます。

白菜漬け14本漬け

下漬けの時と同じ要領で本漬け具材をすり込み樽に詰めていきます。
昆布を追加する時は段と段の間に散らしておきましょう。
詰め終わったら中蓋を入れ、石を2倍量(今回なら12kg)を載せて冷暗所へ。
また一晩待ちます。

白菜漬け11容積

樽一杯に詰めた白菜もこの時点でこんなに容積が減ります。
家族が多いとかたくさん食べたいって人は大きめの容器の方がいいですね。
本漬けして一晩経つとまた中蓋の上まで水が上がってきます。

水を確認できたら重しの量を半分にしてください。
今回なら6kgに減らして後はしばらく冷暗所で放置。
石を半分にした状態で中蓋の少し上まで水がある状態が理想です。
あまり水が多すぎるならちょっと減らしてください。
本漬け期間5日経ったぐらいから美味しく食べられます。

コンテンツ白菜漬け2

本漬け5日経過して取り出したところ。
いい感じに漬かっています。
あとは食べたい時に一束ずつ取り出して使いましょう。
樽から取り出すと数日で酸っぱくなってくるので食べる分だけ少しずつ。
常に中蓋が水に浸かってる状態をキープしてください。

白菜漬け15

肝心の保存期間ですが・・・実は判りません。
うちの場合だと6kg漬けても一ヶ月で無くなってしまうので(ノ∀`)
もう1サイズ大きな樽を買うべきでした。
冬場で一ヶ月経った時点では問題無く保存できてました。
保存性は塩の量と気温で決まってきます。

買ってくる漬け物と比べて格安に作れる自家製白菜漬け。
冬場には毎日食卓へ出せるので是非挑戦してみてください。



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ワラビ or ゼンマイ

■■■ ワラビ or ゼンマイ ■■■

<ワラビとゼンマイの見分け方>

春は山菜採りが楽しい季節。
ワラビやゼンマイなど身近で採れる山菜も結構ありますよね。
しかしワラビとゼンマイの見分け方はご存じでしょうか?
見比べると形が全然違うのですが、意外とどっちがどっちか知らない人も多いはず。
今回は両方の写真が撮れたので見分け方をご紹介。

ゼンマイ

これがゼンマイ。
写真のように先端の丸まってる部分が一つで、綺麗に丸まってます。
収穫せずに放置するとどんどん伸びて大きくなります。

ワラビ

そしてこちらがワラビ。
つぶれた感じに丸まった部分が複数あるのが特徴です。
こうやって見比べると全然違いますね。

ワラビ2

ワラビを採らずに放置するとシダのように広がってしまいます。
こうなってはもう収穫遅れ。
伸び始めたばかりの小さい頃が食べ時です。

どちらの山菜も調理する前にはアク抜きが必要です。
特にワラビはアク抜きしないと体にも良くないんだとか。
アク抜きの方法は大きな鍋にワラビと灰を一握り入れ、熱湯をワラビが全て浸かるまで入れて一晩放置するだけ。
これでアクはしっかり抜けると思います。
アク抜きは漢字で書くと灰汁抜き。
なるほど灰を使うってのは納得です。

正しく調理すればとても美味しく、しかも無料で入手できる山菜。
山の近くや田んぼのあぜ道にもよく生えてるので、春になったら山菜探しにも挑戦してみてください。
写真を撮った時はワラビがたくさん採れたのでおひたしと山菜うどんでいただきました。

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もやい結び

■■■ もやい結び ■■■

もやい結び

畑をやっていると紐を結ぶ機会がよくあります。
一番多いのが野菜や果樹を支柱で支える時。
基本的には茎と支柱の間を八の字にして結びます。
しかし場合によっては輪っかの大きさを固定して結びたい時があります。
例えば支柱からの距離が離れた位置で締め付けない程度の大きさを保ちたい時。
そんな時に僕は「もやい結び」を使っています。

もやい結びは固定した輪っかを作る結び方。
普通に縛り付けると茎が生長した時に締められて生長できなくなってしまうので、写真のように輪っか状にして生長する余裕を持たせておくんですね。
しかももやい結びなら支柱からの距離に関係なく輪っかの大きさを保てます。
畑はもちろん日常生活でも覚えておくとなにかと便利。
通常の八の字結びは説明するまでもないので、今回はもやい結びの紹介をします。

もやい結び方1

AとBを両端として緑の棒に輪っかを通す図で説明。
紐が長い場合はA側に余りを集めておきます。
まずA位置は固定しBをくるっと回して小さい輪っかを作ります。
そしてBを目的の棒を囲うように移動。

もやい結び方2

棒の外を回したBを先ほど作った小さな輪っかの下からくぐらせます。
水色の部分が新たに動かした箇所の紐。

もやい結び方3

輪っかをくぐらせたBをAから繋がる紐の下を通し、今度は上から下へ小さい輪っかをくぐらせます。
ここが図だと少々複雑だけど実際にやってみれば簡単。
輪下、A下、輪上の順に通るだけです。
あとは各紐を引いてやれば出来上がり。
先にBだけ引っ張れば目的の輪の大きさも調整でき、結び目をしっかり締めた後は輪の大きさが固定されます。
一度やってみれば簡単に覚えられるので是非お試しあれ。

もやい結びの他に、滑りやすい支柱にずれ落ちないようしっかり固定する時に「二重巻き結び」を使っています。
ロープワークとか全然知らないけどこの2つだけは畑で使うために覚えました。
解説図作るのがめんどいので二重巻き結びも気になる方は適当にググってくださいw
茎を支柱に止める専用の道具とかもあるのでお金に余裕がある人は別に必要ないんですけどね。
家庭菜園レベルなら覚えておいて損はないと思います。

畑で実践する際にお手軽なタフロープを使うのは止めておきましょう。
風雨にさらされて予想以上に早く切れます。
しかも劣化してぼろぼろになると化学物質の繊維を畑に撒き散らすので後が大変。
うちも最初タフロープを使っていましたが今は麻紐に変えました。



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タマネギの縛り方

■■■ タマネギの縛り方 ■■■

タマネギ吊し2

品種を選べば長期保存が可能なタマネギ。
大量生産して長い期間買わずに済ませたいものです。
タマネギの保存法は雨と直射日光の当たらない風通しのいい場所に吊すこと。
農家の軒先とかで見かける光景ですね。
そこで今回はタマネギの縛り方を紹介します。
プロ農家の方はもっとしっかりした縛り方をしてるかもしれませんが、家庭菜園向けに簡単で実用的な結び方です。

タマネギ縛り1

まずはタマネギを4個用意。
最終的に吊す時が4個単位で、縛る時は2個単位で使います。
撮影用に茎のしっかりしたタマネギを使ってますが、葉が倒れて枯れ始めた物でもやり方は一緒。
葉の部分をある程度残してそこから上は切ってしまいます。

タマネギ縛り2

使う紐は安いタフロープ。
耐候性に問題あるけど雨と日光の当たらない場所なので大丈夫でしょう。
品種ごとに色を使い分けられる点も便利。
心配ならもう少し丈夫な紐を使ってください。
長さ60cm程度に切って2つに折り曲げます。

タマネギ縛り3

タフロープを2つ折りした状態でタマネギ2個を巻き付け。

タマネギ縛り4

先端が切れてる側を2本とも輪っかに通します。

タマネギ縛り5

そのままきゅっと縛り上げて固定。

タマネギ縛り6

紐部分を結び目の下からタマネギの間を通すように反対側へ回します。

タマネギ縛り7

そのまま紐部分を持ち上げれば一組出来上がり。
ね、簡単でしょう?

タマネギ縛り8

反対側から見るとこんな感じ。
これを二組作ります。

タマネギ縛り9

二組できたらそれぞれの紐部分を本結びで結べば完成。
この縛り方をすると茎が枯れて細くなってきても、タマネギ自体の重さで結び目が締められ滑り落ちにくくなります。
絶対落ちないってわけではなく、とう立ちした茎の固い物だと抜けやすくなるので注意。
仕方なく茎が固いままで縛る時は結び目の上で茎を折り曲げてやってください。
少量ならタマネギネットに入れて吊しとけばいいんですけどね。

タマネギ吊し1

雨と直射日光が当たらず風通しのいい場所に物干し竿やロープを張って吊せば保存完了。
これで長期間保存ができます。
我が家では駐車場の天井裏に鉄パイプを通してそこに吊しています。
吊す時に根も切っていますが、ここは賛否両論で残す方が良いって人もいるみたい。

タマネギ縛り10

ちなみに二組を結ぶ時の結び目は本結びにしてください。
固結びとか横結びって呼ぶ人もいるかも。
同じ所で2回結ぶ一番ポピュラーな結び方。
結び目は上の写真のようになれば正解。

タマネギ縛り11

たまに本結びではなく縦結びで覚えてる人がいます。
2回目の結びの前後関係を逆にするのが本結び、1回目と同じ結びを繰り返すのが縦結び・・・ですが文字で説明は難しいですね。
縦結びをすると結んで余る部分が縦になります。
この結び方は強く引っ張ると抜けてしまう場合があるので要注意。
詳しくはロープワークとかのページを探してみてください。



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家庭菜園のすゝめ

■■■ 家庭菜園のすゝめ ■■■

今ではすっかり身近な言葉となった家庭菜園。
食の安全の問題や不景気などの影響からか、自分で野菜作りを始める人が増えているようです。
園芸店だけでなくホームセンターなどでも菜園関連を大きく扱うようになり、一過性ではないブームと言っていいほど。
しかし「家庭菜園に興味はあるけど難しそう」と敬遠してる人もまだまだ多いと思います。

そんな方々のために家庭菜園の基礎から学べるページを作ってみました。
野菜作りはやってみると意外と簡単で、誰でも収穫の喜びを味わえるもの。
ど素人状態から始めた僕自身の経験を元に、初挑戦の方でも判りやすいよう写真も交えて説明していきます。
さぁあなたも一緒に家庭菜園を始めましょう!

コンテンツ始めよう


<家庭菜園のメリット>

●安全安心な野菜を食べられる
市販されてる野菜って綺麗ですよね。
でもその綺麗な野菜を作るためにはかなりの農薬漬けが必要になります。
例えば大根一つとっても10種類以上の農薬が使われてることもざら。
農家の方々は基準を守って使っているし、そうしないと野菜が買えない値段になってしまうので必要なことではあるのですが、やはり心配に思うのも確か。

ましてや中国産など食の安全のニュースを何度も聞く度に、やはり安全安心な野菜が欲しくなります。
そんな時こそ家庭菜園!
一から自分で作るのだから育てる経過が判って安心。
努力次第で無農薬の野菜だって作れちゃいます。

●抜群の新鮮さ
欲しい時に採ってきて食べる。
この新鮮さは家庭菜園ならでは。
採りたての新鮮野菜は本当に美味しいです。
とうもろこしや枝豆などはまさに鮮度が命の野菜で、分単位で味が落ちていくと言われてます。
家庭菜園なら採ってきてすぐ調理はもちろん、畑で採ったその場で食べるなんて贅沢なことも。
新鮮な野菜が欲しければ家庭菜園での自作に限ります。

●食費の節約に
この理由で始める方も多いかと思います。
不景気の中で野菜の高騰は家計に響きますよね。
でも自分で野菜を作れば店で買う量も減って食費の節約になります。

ただしこれは全ての野菜にあてはまるわけではないので、採算性を重視するならある程度ターゲットを絞ることも必要。
キュウリやナスなど一株からたくさん収穫できる物、ワケギ・ニラのように何度も収穫できる物、ジャガイモのように旬以外にも長期間保存可能な物などは採算性が良い野菜。
こういった野菜の自作はお得で食費の節約に繋がります。

●運動不足解消に
野菜作りは結構体を動かします。
家庭菜園を始める前は家に籠もり気味で運動不足だったのですが、僕も家庭菜園を始めてから明らかに体調が良くなりました。
太陽の下で汗をかいての運動、健康に良くないはずがありません。
ポイントは楽しみながら自然と運動できること。
野菜を育てる楽しみを味わってるうちに自然と体力がついてきます。
土日だけ畑に出る週末菜園でも体調が全然違ってくると思いますよ。

●楽しめる趣味
これといった趣味がない人にもおすすめ。
最初は小さな畑で簡単な野菜だけでもいいんです。
やり始めると野菜が育っていく楽しみ・収穫の喜びを味わえてどんどんはまっていきます。
しかも奥が深い。
週末に野菜の生長具合を見に行くのが楽しみになってきたら立派な趣味の出来上がりです。

●会話がはずむ
家庭菜園は日々変化していくので野菜の話題で家族の会話も弾みます。
僕自身両親と会話する時間が何倍にも増えました。
両親や子供達と一緒に家族ぐるみの家庭菜園ならなおさらお勧めできます。
共通の話題を持てるのはいいことですね。

またご近所さんとの会話量も増えます。
以前はほとんど話したこともないような方々も、畑の横を通りがかった時に声をかけられたり野菜の話題で盛り上がったり。
ちょっと大げさな言い方ですが、家族の輪・地域の輪が広がりますよ。

こんな感じに家庭菜園のメリットは盛りだくさん。
最初は小さな畑で、それこそ庭の片隅で一坪菜園やプランター菜園でも構いません。
最初の一歩を踏み出せば上のようなメリットをきっと感じられるはず。
さぁ家庭菜園始めてみましょう!



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我が家の畑紹介

■■■ 我が家の畑紹介 ■■■

畑全景手前から
見取り図

僕が家庭菜園を始めたきっかけは近所の方の紹介から。
家の裏手にあった田んぼが十数年前から耕作放棄地になっているので、草刈りなどの管理を条件に使わないか?という話をいただいたことが始まりでした。
目の前だし暇つぶし程度に始めたのが数年前。

それが現在の第一菜園で上の写真と図は始めた当初の状態。
開墾が終わり最初の野菜を作り始めた時の記録です。
振り返って見ると畑の進歩具合が判って感慨深いものがあります。
家庭菜園を始めるならこうやって記録を残すのも楽しみの一つになりますよ。

見取り図ver010

その後どっぷりと家庭菜園にはまりこみ、いろんな野菜に手を出すようになって少しずつ規模を広げていきました。
そして今では上の見取り図の状態に。
菜園を第一~第四の4箇所、果樹園も作り、堆肥場なども整備しました。

始めた頃には想像もしてなかった充実具合です。
家庭菜園の魔力ですね。
今にして思えば野菜の生長だけでなく、畑そのものの成長も楽しみの一つになってます。
以下は畑の細部を写真で紹介。

風景2012年6月下旬第一菜園

第一菜園。
メインとなる畑で14列構成になってます。
広さは80坪ほど。
元田んぼだけあって粘土質と水はけの悪さがたまに傷。

風景2011年5月上旬第二菜園

第二菜園。
広さ60坪ほど。
旧ぶどう畑だったため、上に金網棚があるのが最大の特徴。
金網棚を利用して蔓物野菜を中心に作ってます。
下り斜面のため段々畑のようにブロックごとに段差が付いてます。
斜面を吹き上がってくる風の通り道で強風が最大の弱点。

風景2010年4月下旬第三菜園

第三菜園。
駐車場の後ろにあったスペースを利用して作った小さな菜園。
広さ5坪ほど。
狭く陽当たりも良いとは言えないが、うちの菜園唯一の砂質の土が特徴の菜園。
水はけは最高に良いです。

風景2012年5月中旬第四菜園

第四菜園。
一番後に開墾した菜園で、広さはあるけど畑としての利用は一部分。
土作りだけしておいて予定外の野菜が増えた時に急遽畝を作ったりする場所です。

風景2011年3月中旬第一果樹園

第一果樹園。
耕作放棄されたみかん畑から生きてた木を救い出して作った果樹園。
みかん2本、ブルーベリー2本、梨2本、ハッサク5本の果樹が植えてあります。
その他に10年植えっぱなしとなるアスパラガスの専用畝も有り。

風景2012年9月下旬日陰地帯

日陰栽培地帯。
防風林の影で陽当たりの悪い場所に、遮光ネットを追加して日陰を最大限利用しようと作った場所。
椎茸やなめこ等の本伏せ場、日陰に強いミョウガやニラの専用畝があります。
日陰の方が有利な野菜だってある!

風景2010年4月下旬堆肥場

堆肥場。
籾殻で堆肥自作にも挑戦してます。
その他に稲藁を置いておく場所や腐葉土を作る場所、焼却場なども。

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マイ畑を作ろう!

■■■ マイ畑を作ろう! ■■■

家庭菜園を始めたくなりましたか?
野菜が育ってく姿を想像してワクテカが止まりませんか?
ならば実践あるのみ!
早速家庭菜園を始めましょう。

家庭菜園を始める上で最初に必要になるのは野菜を植えるスペース。
まずはそのスペースを探すところからスタートです。
広い土地を使える人、庭で始めたい人、マンションなどで庭も無い人、始められる条件は人それぞれ。
もちろん広い方が良いわけですが、自分の手に余るような広さでは意味がありません。
最初は狭い範囲から、自分の条件に合ったスペースを探してみましょう。

<畑の形態>

●個人畑
元々畑として使われている土地があればそれに越したことはありません。
長年畑をやっている土地では土の状態も良く、すぐに野菜作りを始められます。
畑が無くても近くに空き地は無いでしょうか?
耕作放棄地などの荒れ地は地主さんとしても綺麗にしてくれた方が嬉しいので、相談してみると貸してくれることもあります。

土のある土地が借りられるなら、そこから開墾するのも畑作りの第一歩。
うちの畑もプロ農家さんから畑にするのは無理だときっぱり言われた荒れ地を頑張って畑に作り替えました。
まずは畑として使えるまとまった土地を探してみましょう。

●共同菜園
一人では無理でも近所の方達と共同で土地を借りるって手も。
複数人集まって土地を探す場合もあれば、一人が土地を借りたはいいが広すぎるので周りの人に話を持ちかける場合も。
近所で家庭菜園をしている人、始めたがってる人を探してみましょう。
家庭菜園を始めたいと相談してみると有用な情報をもらえることが多いですよ。

実はうちも大元はこの形態。
一反の元田んぼを一人では広すぎるので半分使わないかとお隣さんから話が来たことが始まりです。
共同菜園なら一人で作り辛い野菜・食べきれない野菜を一緒に作って分けたりも出来るのがいいですね。

●市民農園
少しお金がかかりますが市民農園という手もあります。
市町村やJA(農協)などが年契約で畑を貸し出すタイプです。
広い畑の区画を小さく区切って一人一人に貸し出しています。
地元の市民農園を調べてみたら年間5000円で10坪を貸し出していました。

畑として整備されているし、場所によっては道具なども貸してくれるのがメリット。
年契約で希望者が多い場合は抽選になってしまうのがデメリット。
最近は個人や企業が商売として畑を貸し出すレンタルファームもあります。

コンテンツ市民農園

●一坪菜園
庭があるならそこを畑にしてしまいましょう。
狭い庭でも一坪あればそこがマイ畑。
庭の一坪菜園は常に目が届く範囲で育てられ、欲しい時にすぐ採れるので初心者には一番のお勧めです。

うちは広い畑があるにも関わらず、玄関の隣りにも一坪菜園を作っていたり。
シソやワケギなど、食事時にちょっと薬味が欲しいなんて時にすぐに採ってこられるので重宝してます。
スペースはあるけど土が無い・・・って場合も諦める必要は無し。
板やブロックで囲って土を入れればそこで育てることもできます。



●ベランダ菜園
アパートやマンションで庭がない!借りられる土地も無い!
って場合も諦める必要はありません。
ベランダを畑にしてしまいましょう。
発布スチロールの箱や木箱に土をいれたり、プランターを使ったり、容器に土を入れて並べればベランダでも野菜作りは可能。
袋入りの土を買ってきて袋のままジャガイモやトマトを育てるなんてこともできます。

●プランター菜園
ベランダも無理!って人は室内で陽が当たる場所を探しましょう。
育てられる野菜は限られてしまいますが、プランターや植木鉢を出窓に置いてインテリア感覚で育てることも。
洒落た容器で育てれば観賞用にもなります。

コンテンツプランター菜園



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畑の条件とは?

■■■ 畑の条件とは? ■■■

マイ畑は決まりましたか?
自分の畑が用意できればすぐにでも苗を植えてみたくなりますね。
でも少し待って!
実際に野菜を作り始める前にまずはインフラ整備。
これをやっておかないと後々大変になります。

畑の条件として必要な要素を調べて自分の畑を採点してみましょう。
初期条件は悪くとも努力と工夫次第で改善は可能。
苗を植える前にできる範囲で最善の状態に近付けてやります。
なお、ここからは路地栽培(土のある野外の畑での栽培)の畑基準で話を進めます。
ベランダ菜園やプランター菜園の人は自分の畑の条件に合わせて考えてみてください。

<事前に調べたい(ねっこが勝手に決めた)畑の10要素>

1.土質
野菜作りで無くてはならないのが土。
土の状態次第で野菜の出来映えが大きく左右されます。
土質は土の粒子の状態により
  砂壌土(すなじょうど) > 壌土(じょうど) > 植壌土(しょくじょうど)
に分類され、粒子の大きい砂っぽいのが砂壌土、粒子が細かく粘土っぽいのが植壌土です。

野菜作りに最も適しているのは壌土で、握ると固まるけど押せば崩れる絶妙な土具合で野菜全般に応用可能。
最初からそんな土が手に入れば苦労しないんですけどね(ノ∀`)
野菜によっては砂壌土や植壌土を好む野菜もありますし、反対の性質の土や土壌改良資材を入れて改良することもできます。
まずは畑の今の土質を把握することから始めましょう。

2.水源
野菜を育てることをイメージすると思い浮かぶのが水やりですね。
夏場になると頻繁に水やりが必要になってきます。
だからこそ水源があるかどうかが畑の重要なポイント。
雨水だけが頼りだと育てるのが厳しい野菜も出てきます。
近くに農業用水や共同の水源が無いかをまず探しましょう。

無さそうなら自宅からホースで引っ張れませんか?
近くに川や池があるならポンプでくみ上げるって手もあります。
どうしても水源が無いならドラム缶などを置いておいて雨水を貯めておくしかありません。
水源は畑を採点する上で大きなポイント。

コンテンツ水源

3.陽当たり
野菜が育つのに必要な日光。
その陽当たりも重要です。
朝・昼・夕方と畑に出て日照時間を調べてみましょう。
夏と冬では陽当たりも変わってくるので要注意。

可能なら周りの木などを切って陽当たりを改善させるといいですね。
逆に西日はマイナスになることもあるので木陰を作ってやると良いこともあります。
もしどうしても陽当たりが改善できなくても諦めるのはまだ早い。
日陰で育つ野菜、半日陰でも耐えられる野菜もあるのでターゲットを絞ってみましょう。

4.排水
畑は水はけの良さが重要です。
水はけが悪いと根腐れや病気の原因にも。
田んぼは水を貯めることを重視した作りなので、田んぼからの転換畑などは水はけに悩まされることになります。
地面を深く掘ってみて粘土層が続くようなら地下への水はけは期待できません。
排水路などを作って水の逃げる道を作ってやりましょう。

コンテンツ排水

5.風
野菜が育ち始めてから気付くのが風の影響。
苗がぽっきりと折られたり、実が落とされたりしてせっかくの苦労が台無しになることも。
風が強い畑は野菜作りにはあまり向いていません。
風の通り道になっていないか調べておく必要があります。
また夏と冬では風向きが違うのでそのあたりも注意が必要。
風が強い場所では防風林を植えたり防風ネットを張ったりして風対策をしましょう。

第二暴風ネット

6.温度
地域や標高による気温の差がどの野菜を栽培可能かどうかに影響を与えます。
栽培スケジュールの種蒔き時期や収穫時期なんかが書いてあるものは、大抵の場合関東以南の中間地を基準に書いてあります。
暑い地方寒い地方ではスケジュールもずれるし、育てられない野菜も出てくるので要注意。
ビニールをかけて保温したりの準備も考えてみましょう。

7.広さ
広い畑なら問題ないですが、市民農園や一坪菜園なんかでは限られたスペースを有効に使わなければいけません。
キャベツや白菜のような土地効率の悪い野菜は諦める必要も出てきます。
また忘れてならないのが通路。
間に入って作業する通路分のスペース次第で育てやすさが大きく変わってきます。
野菜を植えてなくて畑内を自由に歩けるうちに、畑の広さを正確に知っておくと後々便利です。

8.動物
自然が多い所ほど面倒が増えるのが害獣の類。
猿が出るようなところは畑の条件としてはかなり悪条件ですよね。
アライグマが出没したりはしませんか?
近くに池がある所ではヌートリアが畑を荒らしに来るかもしれません。
うちの畑ではカラスが飛び交ってるので鳥害も心配です。
畑の周りにやってくる動物を観察してみてください。

9.畑へのアクセス
畑までの所要時間。
これが意外と重要で、やはり近ければ近いほどいいです。
すぐに行ける距離ならこまめに様子を見に行く気になりますし、収穫も欲しい時にさっと行けて便利。
気軽に畑へ行けるとモチベーションも上がります。
あとは道具類を畑まで運び込む手間もありますし、あまり離れた場所では盗難などの心配も出てきます。
この辺は市民農園がちょっと不利ですね。

コンテンツアクセス

10.畑の周りの様子
これは実際に野菜を作ったことがないと盲点になりやすい所。
自分の畑のすぐ隣りに他の畑はありませんか?
自分の畑だけならいいのですが、隣り近所がある場合は野菜作りにも注意が必要。

例えばとうもろこしなんかは風媒花と言って、風で花粉を遠くまで飛ばして受粉する野菜。
近所で違う品種のとうもろこしを作っていると異種交配して変な育ち方をしたりします。
また住宅地がある場合は煙や臭いにも注意が必要です。
野菜を作り始める前に畑回りの立地も調べておきましょう。

以上事前に調べておきたい畑の10要素、自分の畑と比べてみていかがでしたでしょうか?
各項目10点ずつで採点したらどれくらいになるかな?
文句無し満点の畑はそうそうあるもんじゃありません。
うちの畑も粘土質、風の通り道、水はけ最悪、カラスたくさんと悪条件に悩まされてます。

でもあらかじめ問題点が判っていれば対策もできるはず。
敵を知り己を知ればってやつですね。
できる限りの改善をしてから野菜作りを始めましょう!

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必要な道具類

■■■ 必要な道具類 ■■■

土と種さえあれば野菜ができる!
という訳にはいかず、家庭菜園には道具や資材がいろいろと必要になります。
ホームセンターの園芸コーナーに行くとその種類の多さに驚くほど。
これは必要!って物からあると便利な物、自己満足の趣味品まで様々。

でも初期投資はできるだけ抑えたいですよね。
このコーナーでは、最初の野菜チャレンジで最低限あった方がいい物だけリストアップしてみました。
園芸コーナーに行ったら探してみてください。
しばらくすると用も無いのに園芸コーナーを見て回るようになりますけどねw

●鍬(くわ)
畑の万能道具の一つ。
土を耕したり畝(うね)を作ったり慣れればいろんな事に使えます。
耕すために耕耘機を買う予定の人でも鍬は一本あった方がいいでしょう。
深く耕すためには先の割れた備中鍬が便利だけど、とりあえず一般的な平鍬があれば大丈夫。
刃の部分が長いのはプロの農家用で、初心者は小さめの刃が使いやすいです。
一坪菜園レベルならシャベルで代用可。


●スコップ、シャベル
呼び方の違いが何で違うのかはよく判りません。
必要なのは2種類で、1つは土を掘ったりする大きなスコップ。
先の尖った剣スコと先が平らな角スコ両方あると便利だけど、一本だけで済ますなら剣スコ。
畝立てで土を上げるのは鍬だと慣れるまで難しいので、最初は大きなスコップの方がやりやすいかもです。

もう1つは苗を植えたりする時に使う小さなスコップ。
移植ゴテと言った方がいいでしょうか。
取っ手との繋ぎ目が壊れやすいのでそこが丈夫な物を探しましょう。


●軍手
畑仕事で素手作業は物理的にも衛生的にもなにかと危険。
軍手をはめましょう。
ただの軍手よりも手のひら側全面をゴムでコーティングしてある物がいいです。
トゲなどから守ってくれるし濡れた物を触る機会も多いのでこちらをお勧め。


●黒マルチ
これは必須ではないけどあった方が後々助かる品。
畑でよく畝の上にかけてある黒いビニールのことです。
地温を上げて生長を早める、乾燥を防ぐ、雨による土や肥料分の流出を防ぐ、雑草が生えるのを防ぐなど助かる効果がいろいろ。
なんと言ってもこれを使うとぐっと畑っぽく見えるのがいいですねw


●支柱
大きく育つ野菜が風で倒れるのを防ぐために使います。
ここで言う支柱とは真っ直ぐ棒状の物。
トンネル支柱やアーチ支柱はまだ必要ありません。

店に行くと緑色でイボイボのついた園芸支柱が1本100円前後で売ってます。
育てる野菜によって大きさを選んでください。
近場に竹をもらえる所があるなら細くて真っ直ぐな竹で代用も可。
背の高くならない野菜では必要ありません。


●麻紐
支柱に結びつける時に使ったり、畝を作る時の目印にしたりいろいろ。
農作業では紐の出番が多いです。
ホームセンターはもちろん100円ショップでも安く手に入ります。
タフロープでも代用は可能ですが、日光や風雨にさらされてすぐにぼろぼろになります。
もちろん麻紐でも劣化しますが、タフロープは劣化すると化学物質の繊維を畑にばらまくことになるのでNG。
畑で無くしてしまってもいずれは土に還る麻紐が望ましいです。


●ジョーロ
ジョーロ、ジョウロ、漢字だと如雨露だからジョウロが正しいんですかね?
水やりの定番。
水源が遠いと何度も往復するはめになるので容量の大きな物の方がいいです。
畑の中までホースを引っ張っているなら不要。

野菜に水をやる場合、特に背の高くなる物は葉全体にかけてしまうより根元だけにかけた方がいい場合があります。
そんな時はハス口を下に向けて使いましょう。
最初は使いませんが寒冷紗(かんれいしゃ)や不織布の上から水やりする場合もハス口を上手く利用した方が便利です。


●堆肥(たいひ)
土作りの基本となる有機物肥料。
肥料になるとともに土を野菜作りに適した肥えた土に変えてくれます。
化学肥料だけだと土がどんどん痩せて野菜作りに向かない土になってしまうので忘れずに入れましょう。
ホームセンターに行けば袋入りで売ってます。

種類がたくさんあるけど最初は牛糞堆肥を選んでおけば大丈夫。
知識が増えたら土質に合わせて他の種類も検討してみるといいですね。
買う時の注意点は「完熟堆肥」を選ぶこと。
完熟とか完全発酵とか書いてあると思います。
未熟堆肥は知識が無いと扱いが難しいので注意。


●苦土石灰(くどせっかい)
「野菜が育つまで」のコーナーで詳しく書きますが、畑の酸性度を整えるための中和剤です。
粉状と粒状の2種類があって、家庭菜園で使うなら粒状がお勧め。
粒になってて撒きやすくした物です。
粉状の方が値段は安いけど風で舞うため使い時を選ぶし、吸い込むと体に悪いので粒状を選びましょう。
消石灰(しょうせっかい)とは別物なので苦土石灰を選んでください。
どちらも中和剤ですが苦土石灰は畑に必要な微量元素も補ってくれるのでこちらを使います。


●化成肥料
化成肥料は無機質肥料の一種で、窒素・リン酸・カリの3要素を集めた物です。
ここで細かい説明しても始まらないので詳細は「野菜作りの基礎知識」のコーナーで語ります。
要するに野菜に必要な栄養分だけ固めて撒きやすくした粒状の肥料。
野菜を植える前に堆肥と合わせて栄養分を土に持たせる他、育てている途中での養分補給に使います。
袋に書いてある8-8-8とか14-14-14とかは3要素の含有比率。
難しいことは考えず最初は8-8-8の普通化成と書いてある物にしておけば間違いないです。


●その他家庭にある小物
ハサミ、カッター、ピンセット、メジャー。
紐を切ったりマルチに穴を開けたり。
ピンセットを害虫の捕殺に使います。
割り箸でもいいけど小さな虫が掴みづらいのでピンセットを一つ畑専用にした方がいいですね。
メジャーは畝幅を測ったり株間の距離を測ったり。
可能なら畑の最大幅を測れる長さのメジャーが欲しいところ。

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デビュー野菜選び

■■■ デビュー野菜選び ■■■

畑も用意した、道具も揃えた、それじゃ何か作ってみよう!
と思うのは当然のこと。
難しく考えるよりもまず挑戦して体験してみるのは大事なことだと思います。
次のコンテンツ「野菜が育つまで」ではとにかく何か作りたいって方のために野菜作りの流れを書いています。

しかしその前にやらなければならないのが野菜選び。
まず何を作るかを決めないと始まりませんからね。
このコーナーでは代表的な野菜の中から初心者でも挑戦しやすい野菜、難しい野菜を分けて初チャレンジのターゲットを決めてもらいたいと思います。

<難易度別デビュー野菜選び>

●お勧め度:☆
[ 収穫まで時間のかかる野菜 ]
[ アスパラガス、ニラ、軟白ネギ、タマネギ、さやえんどう ]

てっとり早く野菜作りの楽しみを味わおうって話なのに、収穫まで1年以上かかるような野菜は論外ですよね。
アスパラガスなんかは種を蒔いてから3年目でやっと収穫です。
タマネギやさやえんどうはもう少し短いけど、秋に植えて冬越しで春から夏にかけて収穫する野菜。
やはりいきなり初挑戦する野菜としては不向きですね。
ニラは種蒔きから1年かかるけど、株分けしてもらったニラを植えるなら収穫は早いです。

アスパラ生長

●お勧め度:☆☆
[ 害虫の被害が大きい野菜 ]
[ 大根、キャベツ、白菜、とうもろこし ]

害虫の被害が大きく、農薬なり農業資材なりで適切に防除しないとまともに収穫できない野菜。
害虫対策について勉強してからでないと難しいです。
特に狙われやすい野菜はアブラナ科で、大根・キャベツ・白菜・ブロッコリー・小松菜など。
ほっとくと葉脈だけのスケルトン野菜ができあがります。

ハクサイ虫食い

●お勧め度:☆☆☆
[ 病気に弱い野菜 ]
[ トマト、メロン、キュウリ ]

育て方に気をつけないとすぐ病気になってしまう野菜。
やはり初挑戦向きではありません。
露地栽培のトマトは雨避けをしてやらないと病気になりやすいだけでなく実が割れてしまうことも。
メロン・キュウリなどの蔓物野菜も病気になりやすいです。
ちなみに普通のトマトではなくミニトマトはかなり病気に強いです。
同じトマトなのに何故なんでしょうね?

キュウリ霜被害

●お勧め度:☆☆☆☆
[ 栽培が難しい・手間のかかる野菜 ]
[ ほうれん草、里芋、イチゴ、レタス、ニンジン、山芋 ]

湿度管理が大変だったり土作りが大変だったり発芽や間引きに手間がかかったり。
イチゴはこまめに世話をしなければいけません。
レタスは結球に失敗してしまう玉レタスのことで、リーフレタスは栽培が簡単な部類。
栽培が簡単な野菜としてほうれん草がよく挙がるけど、これは間違いだと僕は思います。
最初順調に見えても途中から失敗しやすいのがほうれん草。

春収穫イチゴ

●お勧め度:☆☆☆☆☆
[ 広いスペースを占有する野菜 ]
[ カボチャ、スイカ、さつまいも ]

蔓が大きく広がりスペースが必要な野菜。
一般的とは言えませんがトウガンなんかは一株で2~3坪くらい占有するらしいです。
場所を取りすぎるだけで、土地に余裕があるならカボチャやさつまいもは育てやすい野菜。

さつまいも収穫1

●お勧め度:☆☆☆☆☆☆
[ 上の項目に含まれない比較的育てやすい野菜 ]
ミニトマト:丈夫で病気になりにくい。雨避けをするとなお良し
ピーマン:手間もあまりかからず育てやすい。ししとうも同類
シソ:養分と水分さえあれば勝手に育つ。2年目からは落ちた種が自然に発芽します
非結球レタス:チマサンチュやリーフレタス。栽培期間も短めで害虫にも強い
ワケギ、葉ネギ:苗からなら手間もかからずお手軽。収穫後また生えてきます
オクラ:収穫時は毎日チェック必要だけど元気に育ちます。長い支柱が必要
ジャガイモ:植え付け・芽かき・土寄せの勉強は必要だがあとは作りやすい。収穫が楽しい

ジャガイモ収穫1

大体こんなところでしょうか?
個人的に一番簡単だと思うのはシソかワケギかな。
ニンジン・ほうれん草・大玉トマト・タマネギの4種類をしっかり育てられるようになったら家庭菜園初級者卒業だと思ってます。

もちろんお勧め度が低い野菜でも挑戦しちゃダメってことはないです。
自分の欲しい野菜にチャレンジするのが家庭菜園ですからね。
最初だから簡単に作れる野菜にしたい時はお勧め度の高い野菜を、しっかり勉強するから大丈夫!と思えばお勧め度の低い野菜に挑戦してみてはいかがでしょうか。
ターゲットを決めたらいよいよ野菜作りへ!



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野菜が育つまで

■■■ 野菜が育つまで ■■■

畑を用意し、道具を揃えてターゲットの野菜が決まりましたでしょうか?
そこまで準備できればいよいよ野菜作り!
本当はみっちり勉強してから始めるのがいいけど、やはり畑ができたらすぐにでも作ってみたいですよね。
何はともあれまずは挑戦してみましょう。
これも家庭菜園の醍醐味の一つ。
前準備から野菜が育つまでの基本的な流れを書いてみます。
写真はうちの畑の規模でやってますが、最初は一畝からチャレンジでいきましょう。

●種蒔き一ヶ月以上前、思い立った日
草刈り・深耕・石拾い。
まずは畑として使えるよう土を耕す作業から。
草を刈って鍬でせっせと耕します。
深耕ってのは文字通り深く耕すこと。
根が深くまで生長できるよう深く耕して土を軟らかくします。
この時に石なども取り除きます。

一斉耕起

●種蒔き一ヶ月前
有機物の鋤込み。
堆肥や米糠、腐葉土などを土に鋤込みます。
鋤込み(すきこみ)ってのは耕して土に混ぜ込むことです。
堆肥などの有機物肥料は土に馴染むのに時間がかかり、入れた直後では根を傷めたりします。
なので一ヶ月前には鋤込んでじっくりと馴染ませます。
完熟堆肥を理解して使うならもっと遅くてもいいんですけどね。
最初よく判らなければ店で袋売りしている牛糞堆肥を混ぜるだけで大丈夫。
牛糞堆肥なら1㎡あたり2~3kgが目安。

籾殻堆肥撒き

●種蒔き二週間前
苦土石灰撒き。
子供の頃に学校で習った酸性やアルカリ性の話を覚えてますでしょうか?
ph(ペーハー)ってやつでph数値が低いほど酸性、高いほどアルカリ性に近いってあれです。
中性はph7.0。

畑の土にも酸性度があり、野菜が育つにはph6.0~6.5ぐらいの酸性度が一番適していて(野菜によって適正なphは異なる)、あまり酸性度が違っていると上手く育ちません。
雨が多い日本では何もしないと土が酸性に傾いているので、中和して適正値に近付ける必要があります。
そこで苦土石灰を土に混ぜて酸性度をアルカリ寄りに近付けてやります。
専用の測定具が無い家庭菜園なら大雑把でいいかな。
最初は1㎡あたり150gぐらい混ぜてやってみましょう。

●種蒔き一週間前
肥料撒き。
肥料を撒いて表面を耕します。
流行りの有機栽培は長年野菜を作って肥えた土にならないと難しいです。
畑の土らしくなるまでは化成肥料を使うのがいいでしょう。
野菜によって溝施肥やら方法はいろいろあるけど、とりあえず畝全体に撒いて土と混ぜこんでおけばなんとかなります。
苦土石灰と一緒に撒いてしまうと化学変化を起こす場合があるので一週間空けた方が無難。

●一週間前~種蒔き当日
畝立て。
土を盛り上げて野菜を植える畝(うね)を作ります。
畑の姿と言えばこれですね。
あまり畝立てが早すぎるとせっかく作った畝にまた草が生えてしまうのが難点。

野菜によって大きさや形もいろいろありますが、最初は適当で構いません。
断面が台形になる形で高さ10cm、上面の幅50cmぐらいにしておけばとりあえず困ることはないんじゃないかな。
気になる人は野菜ごとに調べてから畝立てでも。
あらかじめ紐で囲って目印にすると綺麗に作れます。
土を盛り上げるために土を取ったところが畝間の通路になるので、歩いて通れる幅を確保しましょう。

第三菜園畝完成

●畝立て後~種蒔き当日
黒マルチ掛け。
これは必ずしも必要ってわけではありませんが使ったほうが後々助かります。
地温を上げて生長を早める、乾燥を防ぐ、雨による土や肥料分の流出を防ぐなどの効果があり。

そして一番ありがたいのが雑草を防ぐ効果。
毎週草抜きだけに追われて嫌になったーなんてことにならないよう黒マルチお勧め。
これも野菜によっては合わない場合もあるんですけどね。
使い方は畝に散水して土を湿らせてから畝全体にかぶせ、端をマルチ押さえや土で固定。
マルチの上にもばたつき防止で重しを乗せておくとなお良し。

マルチ張り

●種蒔き当日
種蒔き or 定植(ていしょく)。
いよいよ待ちに待った種蒔きです。
定植とは苗を畝に植え付けること。

店で苗を売ってる野菜なら、最初は種から育てるより苗を購入して植える方が簡単で確実です。
種の袋の裏には種の蒔き方が書いてあるのでそれに従って蒔きましょう。
マルチに穴をあけ種を蒔いたり苗を定植したら土をかぶせてたっぷり水やり。
特に発芽するまでは乾きすぎないようにこまめに水やりを。

コンテンツ種蒔き

●苗が育ったら
支柱立て。
大きく育つ野菜では風で倒れないよう支柱を立てます。
根元から少し離れた位置に支柱を立て、麻紐などで茎を縛り付けて固定。
茎が生長して太くなるので固く結びつけず、生長する余裕をもたせてゆったりと縛るのがコツ。

コンテンツ支柱結び

●生長に合わせて随時
水やり、追肥、中耕、虫捕り。
水やりは毎日やるのではなく、回数を減らしてその代わりに水をやる時はたっぷりとやるのがポイント。
マルチがしてあるなら乾燥防止になるので水やりの手間を減らせます。

生育期間の長い野菜では追肥(ついひ)と言って肥料の追加も必要。
根に直接あたらないよう株元から少し離れた位置に混ぜこんでやります。
中耕は雨などで固まった土の表面をほぐしてやること(黒マルチ無しの場合のみ)。
こうして根が張りやすく酸素や水分が中まで浸透しやすいよう軟らかい土の状態を保ってやるとともに、雑草防止にもなります。
あとは野菜によっては害虫が出てくるので見つけたらピンセットでつまんで駆除しましょう。

●野菜が育ちきったら
いよいよ収穫。
野菜作りの醍醐味ですね。
手間暇をかけて丹精込めた分だけ立派な野菜になって応えてくれるはずです。
採れたて新鮮な野菜本来の味を楽しんでください。

ニンジン収穫

以上が野菜作りの基本的な流れになります。
野菜作りは非常に奥が深いので、突き詰めていくと作業の一つ一つにも大変な知識と技術が必要になります。
が、基本さえ押さえておけば素人でも作れるのが家庭菜園の楽しみ。
まずは何か作ってみて野菜を育てる楽しみと収穫の喜びを味わってみてください。
きっと病み付きになると思いますよ!

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家庭菜園マニュアル春夏編。初心者の最初の一冊に。

家庭菜園マニュアル秋冬編。春夏編とセットでどうぞ。
リンク集
チャレンジ野菜・果樹 2013
― 全53種類予定 ―

[一年野菜]
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  かぼちゃ
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